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(短編集)
人形
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人形の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ダフネ・デュ・モーリアの(幻の?)初期短篇集。20~30頁ほどの14篇の話を収録。解説によると表題作の「人形」は作家デビュー前21歳のときに書かれたものらしい。「レベッカ」のマンダレーを思わせる夢の描写がある話(「幸福の谷」)、シリーズものを意識したのか?同じ名前の登場人物が出てくる短篇など、興味深いものがあるが、全体的にいえることは、習作?というようにも思えてしまうこと。先に「鳥」、「いま見てはいけない」など、後年の小説を読んでいると、ちょっと物足りなく感じてしまう。とはいえ、デュ・モーリアらしさは出ているので、楽しめるとは思う。この短篇集の位置づけとしては、デュ・モーリアをだいたい読んだ人が、こんな初期短篇があったんだ!と幻の発掘感にワクワクしながら手に取るものなのかなと思った。これからデユ・モーリアを読もうという人は、後回しでもいいんじゃないかなと思う。 | ||||
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