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絶対正義
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絶対正義の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 21~40 2/3ページ
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とても読みやすいのであっという間に読み終えることが出来ました。 ドラマがやっていますが、まだ見てません。原作を読んでからにしようかと・・・。 法が絶対という主人公をめぐるストーリー。 正しさをはき違えるとこうなるのか・・・という展開でドキドキ感がたまらないです。 人間の恐ろしさを改めて実感します。 | ||||
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テレビでドラマをやっていて面白そうなので読んでみました。 ラストがドラマと本では違うようですが… 最後まで一気に読みました。 ドキドキハラハラ(汗) 面白かったです。 | ||||
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個人的にドラマより小説の方が最後も良かったと思います。 | ||||
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オトナの土ドラで放送されていますが、非常に面白く考えさせられる題材を扱っていると思います。 正義こそこの世で一番大切な物、正しければ何をしてもいいのか… これが作品のテーマとなっていますが、視聴されている方逹の殆どはそーではないと感じていると思います。 しかし私は正義こそが一番正しいという概念は間違っていないとも思う。 なぜ多くの人に懸念されるのかと言えばそれでは人間は生きられないからだ。 人間だけではなく生があるもの全てに同じ事が言える。 しかし地球からしてみたら、もっと規模を大きくしていったら、人類のせいで壊している物事が多いのもまた事実。 この作品が扱っているテーマというのはとても深く、受けとる側によって幾つもの解釈が出来るのではないかと思います。 | ||||
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秋吉理香子さん好きな作家さんなのですが、これの一つ前に読んだ「聖母」が自分としては期待外れだったので次何読もうか考えてたところ、こちらのテレビドラマ版が大変面白く原作を読みたくなり購入しました。 イヤミスな世界観にブッ込まれたヒロイン高規範子の存在がもはやホラー並みの存在感を放ち、とにかくめちゃくちゃ怖いです。 ヒロインでありながら作中に彼女の心理描写などは一切出てこないのもより恐怖を増幅してるように思いました。 物語は範子が振りかざす正義に翻弄される登場人物の視点で描かれ、終始ネットリ嫌な気持ちにさせてくれます。 しかし途中で読むのをやめられないくらいグイグイ引き込まれました。 ラストは少しゾクッとする終わり方なのも好みです。 | ||||
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テレビドラマを見ていて、どうしても原作を読みたくなり、購入しました。 一気に読んでしまいました。 ああ、そういえばそうだよねって結末でした。 面白かったです。違う作品も読んでみたい。 | ||||
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☆3つにしましたが、これは私がハッピー・エンディング好きなせいで、 イヤミスを愛する方なら、満点をつけると思います。ドラマも面白いです。 秋吉さんは、「よくぞこんな設定を考えついたもんだ…」と唸らされる 着眼点の優れた作家で、なおかつ筆力があります。 まさに、新・イヤミスの女王では? いつか、大逆転に次ぐ大逆転のハッピー・エンディング・ストーリーを 書いていただきたいです。今後の活躍に期待しています!! | ||||
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「私はただ、正しいことがしたいだけ」 そう語りながら、倫理的(優しいこと、共感できること)なことではなく、正義だけで突き進むとどうなるのか? 最後のどんでん返しまで、一気に読める物語です。 キレイゴトだけでは生きられない40手前のの女性たちの人生と高校時代からの回想で話が進んでいきます。 彼女たちと正しすぎる範子とのエピソードとは? 正しいことというのは、最初は素晴らしいように思えても近づきすぎると息苦しくなってくる・・・ 正直な本音が徐々に登場人物から語られていき、じわじわと作品に引き込ませてくれます。 | ||||
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ここまで極端でないにせよ、似たような事例を見たり経験した人も多いのではないでしょうか?自分のミスは仲間うちで隠蔽するくせに、相手のミスは「正義」の名のもとに目をらんらんと純粋に輝かせて過剰に攻撃する人とか…。 「純粋さ=真っ白な狂気」がもたらす恐怖と悲劇を描いた傑作です。荒唐無稽な部分もありますが、「正義」というものがいつも弱者や困った人に利するわけではない、ということを改めて認識させられました。この正義を「セクハラ」「宗教」「社会運動」「コンプライアンス」に置き換えると現実味を帯びてくるようにも思えますがどうでしょうか。純粋に「正義」を遵守しすぎるとかえって不幸になる人が増える。ゆえに「正義」と「善悪」とは別物ではないのか?と考えさせられました。 読み終えてから、鬼平犯科帳の「人間というやつは、遊びながらはたらく生きものさ。善事を行いつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず知らずに善事をたのしむ。これが人間だわさ」というセリフを思い出しました。清濁併吞。私はこちらの方がいい(笑) | ||||
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主人公が怖すぎです。友達になりたくないタイプの主人公だなと思いました。ドラマも楽しみです | ||||
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リアリティを無視したキャラ設定で、範子は強烈と言うか、実在するとはとても思えない人物。意図的と思うが彼女だけは心情描写が一切なく、融通の利かないAIのような印象を受けた。一方彼女に翻弄される人物は皆人間的で、好悪は別として感情移入は容易。「正義」と言う行動原理だけで動き、「正義」のためなら、人の幸せを踏みにじっても平気な範子によって私生活をボロボロにされる友人たちの恐怖は、リアリティがあり読み応えがあった。 死者からの手紙と言う大仕掛けなトリックはかなり無理があり、仕掛けがわかってからの後日譚もツッコミ所は満載だが、範子が死んでも恐怖を持続させようと言う狙いは理解出来た。無茶苦茶な設定を許せば、タイトルの意味を考えさせる面白い話として評価出来ると思う。ただ範子の殉する「正義」が、要するに日本の法律であり、彼女の内面の良心だとか、「神」のような人間を超えた絶対的なものでなくて良いのかと言う疑問は残る。もっとも哲学的な議論をせず、エンタメ作としてはこれで良いのだろうけど。 | ||||
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こういう人、実在すると思います。特に、小学生の頃とか。ちょっとしたことを見つけて、指摘したり。大人に褒められて、それが快感でもあるのでしょう。 これが、大人になっても続くとこうなるのですね。恐いです… | ||||
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幽霊でもなく妖怪でもなくやっぱり人間ですね。 曲がったことが嫌いな方ですが、正義のウザさが実感できる内容でした。 そして逃げ場のない絶望感のようなものが感じられるラスト。 この作者の作品は初めてですが、違う作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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全然期待してなかったけど、これは非常に面白い小説であった。範子の行動と言動は流石にやり過ぎかなと思う部分もあったが、登場人物それぞれの立場に立って感情移入が出来、次へ次へと読み進めて行くうちに最後のどんでん返しへ。 構成も非常に練られており、物語の締め方も秀逸であった。 何事も中庸が大事ですねw | ||||
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書評を読んで、面白そうだったので買いました。 面白くて、一気に読みました。 | ||||
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範子は別に正義感があるわけではなく、ただ規則に則っているだけで、他者を思いやる、弱者を守る気持ちは一切ない! 正しいことをしている人=善人ではない。 こんな人が周りにいたら凄く嫌だし関わりたくない。 | ||||
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高校時代の仲良しグループだった女性5人は成人後に同窓会を経て、定期的に食事会を行うようになる。 ところが、食事会の後のドライブで4人の女性が1人の女性を殺してしまう。 殺されたのは『絶対正義』の信念の下、『完璧な正論を実行する事が生き甲斐であり、その結果、誰が破滅しようが一切構わない』という女性だった。 『融通の聞かない正論や正義の危うさ』を、真正面から描いた恐怖のサスペンス作品。 以上、そんな作品です。 『絶対正義』女性は常に正しさを実行する機会を伺っており、周囲の人間は何らかのトラブルが起きた際にすぐ正義を以て解決してくれる『絶対正義』女性を信頼してしまいますが、 彼女にとってあらゆる他者は、知人でも友人でも家族でもなく、単に正義を実行する機会の提供者であり、簡単に友人たちの敵にもなったりします。 そんな身近な恐怖に満ちていて、物凄く恐ろしい作品でした。 ホラーでもサスペンスでも、非現実要素があるからこそ恐怖を楽しめるのであり、 その点この作品は、誰もがこういう人間と関わってしまった場合、トラブルに苦しむ現実性が高く、怖さに関してはトップクラスの作品です(>_<) なので、楽しめる怖さではなかった分、星5ではないものの、いつか読み返したい作品ではあります。 恐ろしさに震える『絶対正義』 恐怖を堪能したい場合にオススメです(^-^*)/ | ||||
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いかにも『イヤミス』らしい、胸がむかつくラストで、楽しめました(笑)。 私は偽善は嫌いだけど、正義を振りかざすのも大嫌いです。この小説を読んだ事で、ますます自称『正義の味方』が嫌いになりましたが(苦笑)。 作中で語られる正義というのは、私達が普段からイメージするような、倫理観や人道的観点ではなく、法律ってのがまた…。 個人的にはアレは『正義』ではなく、『独善』だと思いますけどね。 | ||||
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秋吉理香子さんの作品は、この本で3冊目の読了となりました。(暗黒女子→聖母→本書) 前に読んだ二冊と共に、イヤミス度は高く序盤から嫌悪感を禁じ得ない程でした。 読まれれば直ぐに分かりますが範子と呼ばれる、「正義」(と言うよりかは法律)の塊の様な女性が中心に、物語は展開していきます。 最初は、頼りになる正義感のある人としての描写がありますが、次第に正義(法律)だけでしか物事を判断出来ない人物に変わっていきます。その果てには人間の思いやりや融通と言うものが皆無のアンドロイドの様な存在へと本性を露わにしていきます。 最後に、個人的に思った事は、範子は本当の事を言っていますし間違ってはいません。しかし彼女は「人」として正しい事ばかりしていたのでしょうか。 彼女には「本当の事。正しい事。二つは同じでは無い」と言う言葉を贈りたいです。 | ||||
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最近呼んだ【暗黒女子】を読んで秋吉理香子さんの過去の作品も読もうと思いました。 私はハッピーエンドの作品より嫌ミス的な後味が悪い作品の方が好きなのでとても気に入ってます。 ミステリー的な一人で読んでて背中が冷んやりする作品でした。 | ||||
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