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緋い猫



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【この小説が収録されている参考書籍】
緋い猫 (祥伝社文庫)

緋い猫の評価: 3.00/5点 レビュー 10件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

緋い猫(祥伝社文庫)

タイトルが気になって購入、初めて読む作者でした。
少々、周りくどい表現や、ここでこのことをスルーしてしまって良いのかなぁ的な物足りなさを感じたのは、読み手が読解力不足だからでしょうか?
緋い猫 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:緋い猫 (祥伝社文庫)より
4396342535
No.3:
(5pt)

結末の衝撃度が大きい

戦後間もない頃の東北の寒村を舞台にした作品。
主人公はかつて恋人であった男を追って男の実家のある寒村に行った場面から徐々にストーリーは盛り上がり終盤には泥沼・衝撃の展開となる。
ストーリー自体には大きな捻りや伏線が全く無いものの、主人公の陥った危機の描写がややグロくもあり、昔愛読した西村寿行の作品を彷彿とさせるものがあった。当然ながら一気読みした。
結末も衝撃的であったことから記憶に残る作品となった。
緋い猫 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:緋い猫 (祥伝社文庫)より
4396342535
No.2:
(5pt)

気が付けば、衝撃的な結末を迎えていた

すらすらと読めました。非常に読みやすい文章に毎回感心です。
さて、物語は終戦直後の日本だからこそ起こりうること、なのでしょうか。主人公の境遇の変化が目まぐるしく、ただひたすら運命の激流に身をゆだね、最後に行きついたところ、気が付けばこんな展開にまでなってしまったんだな、と。確かに結末は衝撃的です。凝ったあらすじとか、どんでん返しとかいうよりも、主人公がとても行動的な女性で、とにかくどんどん話が前に進むので、読んでいても楽しかったです。
久々の一気読みでした。
緋い猫 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:緋い猫 (祥伝社文庫)より
4396342535
No.1:
(4pt)

文庫書き下ろし。珍しく難解な捻りが無い。

浦賀和宏の作品にしては難解な捻りが無く、極めてストレートに描かれたサスペンスであることに驚いた。決して、つまらない作品ではなく、余りにも衝撃的な展開の連続にイッキ読みだった。

舞台は昭和二十四年。高校生の洋子は佐久間という工員と恋に落ちる。共産主義に傾倒する佐久間の周囲で起きた殺人事件をきっかけに佐久間は失踪。洋子は佐久間を追い、彼の故郷である青森の寒村に向かう…

ここまでは物語のほんの触りに過ぎず、この後、予期せぬ展開が続き、結末に衝撃的な事実が待っている。また、これまで読んだ浦賀和宏の作品とは全く異質な作品に少し戸惑いながらも、物凄いストーリーを堪能した。

文庫書き下ろし作品。
緋い猫 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:緋い猫 (祥伝社文庫)より
4396342535

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