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慈雨



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【この小説が収録されている参考書籍】
慈雨
慈雨 (集英社文庫)

慈雨の評価: 3.53/5点 レビュー 150件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全150件 1~20 1/8ページ
No.150:
(5pt)

読者を飽きさせないストーリー展開

著者の作品は、構成ストーリー展開がしっかりしているせいか、いつも一気読みである。ミステリー作家とのレッテルであるが、背景に家族、絆が描かれている。この点が著者作品の魅力なのだろうか。
本作は、警察から見た冤罪が覆せない理由も書かれ、この点染井為人の正体に共通すると言えようか。
犯人、容疑者の絞り込みのリアルやトリックの解決などあり、読者を飽きさせない、期待を裏切らない作品だと思う。
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No.149:
(4pt)

OK

楽しめる
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No.148:
(2pt)

【超ネタばれ】ミステリ小説ではありません

序盤で早くもこの本の結末が想像できてしまいます。
これは冤罪なんだな。新しい事件は昔の本当の犯人がやらかしたんだな。この母ちゃんはどこまでも父ちゃんについていくんだろうな。などなど。
ただ、ミステリ小説ではありませんので、過程を楽しんでください。
自分は楽しめませんでしたが。
あえて凄惨な事件をもってこなくてもいいのになあ...とは思いました。
登場人物が皆んなクセのない優等生ばかりでつまらなかったです。

神場さんはすべての財産を冤罪犠牲者と被害者遺族に渡すって?
それはさすがに恣意的すぎるんじゃ...?
挙句の果てに夫婦でお手てつないで慈雨だ...とか。もはや救済のしようもありません、、、
これはミステリ小説ではなくヒューマンドラマかと思いましたが、
どうやらお遍路ガイドブックと割り切って読むべきかもしれません。
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No.147:
(5pt)

不覚にも...

いい年して泣いた。ここ最近に無くいい本に出会った。
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No.146:
(5pt)

警察の正義とは?懊悩する刑事の矜持に感動!

●四国遍路の濃密な情景描写と40年に及ぶ刑事人生の思い出。刑事としての矜持と冤罪の懊悩が交錯す
る心象風景が深い人間ドラマを感じさせる。巧みなストーリー構築が読む者の心を揺さぶります。
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No.145:
(1pt)

駄作

自分がお遍路に行くのでみ始めたが、全然面白くなかった。
たしかにお遍路と殺人事件を絡めた作品としては教科書的な作品だが、刑事の悔恨、巡礼者の過去の告白、たまたま見かけたことからトリックに気づくとか、ワンパターンであきれてしまった。
この程度のアイデアから一本の作品に仕上げる筆力はさすがだが最後まで面白くなく、駄作。
時間の無駄
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No.144:
(2pt)

なぜこんなにも評価が高いのでしょう?

組織のトップが下した決断に対し、一担当刑事がそこまで責任を感じ、長年悩み続けるものなのか。
この物語の根幹となる部分に共感出来ませんでした。
そんなの警察の捜査だったら思いつくのでは?という内容のトリックがあたかも物凄い閃きとして
後半のクライマックスに登場し一気に進展するという雑な展開。
ラストにはきっと何かあるはず、と思い読み進めて行ったら、そのまま何も起こらず終わってしまった。
なぜここでの評価が高いのか理解出来ません。
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No.143:
(3pt)

ストーリーは面白いのだが

この作者さんは文章力もあり、どの作品のストーリーの展開も面白いと思います。ただ、瀬戸内地方以外の方言がいい加減だったり、Nシステムの「映像」といったおかしな表現が出てきたり、所々で覚めてしまう点がありますね。私が好む作家さんは作品を作るときに膨大な資料を読み込んで勉強されている方が多いのですが、この作者さんはそういった傾向にはないようで、人情を主体とするストーリー展開には引き込まれるだけに残念です。
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No.142:
(4pt)

圧巻

思いが読み応えがある
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No.141:
(3pt)

流石の柚木先生、だけど…

半分は警察(犯罪)ノベルではなくロードノベルっていう感じですね。
柚木先生らしく重厚な作品になっていると思います。
ただ、神場(達)の心の重しとなっている過去のできごとが、どう考えても過剰反応としか思えなくて、その部分でいまいち物語に入り込むことができませんでした。
だって現場担当としてはやるべきことはやっていて、もし非があるとすれば間違いなく神場の上司達でしょうから。
神場がなんらかの重要情報の報告を控えた…とかの状況のほうがよかったように思われます。
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No.140:
(2pt)

予想外以上の

内容的になんでもない変哲のないものでした。感動も無けりゃ心揺さぶらされるもの有りませんでしたね。
飛ばし読みしましたもん。
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No.139:
(1pt)

退屈で平坦な物語すぎてつまらなかった

なんか、いろーんなことを詰め込みすぎてどれも深くほれなかった印象。お遍路の話は、情景描写の多さに退屈し、秘匿情報を漏らす後輩に辟易とし、ラストの雑さに閉口した。

お遍路の途中で出会った母親を殺めた男性の話も、不憫な未亡人の話もいる?そこから何かしら主人公が教訓を見出して、新たな考えが心に芽生えたとかならわかるけど、結局全財産被害者と冤罪の犠牲者にあげる、って感じでうーん。微妙。

1人の刑事としての心情もなんだか、平坦であきる。それに、意を決して妻に16年前のことを伝えるところは描かないんかい!そこずーっとダラダラ引きずってたのに!重要なところやーーん。読まなきゃよかった。

こんな登場人物であってほしい、っていう作者の理想がひしひしと伝わってきて、なんだか人間としての厚みと魅力がない登場人物ばかりだった。
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No.138:
(5pt)

お遍路探偵 誕生

安楽椅子探偵物の変わり種、お遍路探偵かな? 
さては、お寺を回りながら、数々の難事件を解決するんだな?と読み進めると、全然違った

凄いぞ コノ重厚感のあるストーリー
現在発生している幼女誘拐殺人事件と、過去の過ちがリンクしていき、苦悩していく主人公
筋が通っていて、カッコイイ

登場人物、みなカッコイイ 芯が通ってる

冤罪疑いに苦悩し続ける主人公の姿を読んでると、
今この日本に、ここまで自分の仕事に責任を持って、働いてる人っているのかしら?って思ってしまった
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No.137:
(5pt)

これは小説を借りた告発だ!

木原官房副長官夫人の事件をめぐる、現場の刑事さんの高い志と、それを隠蔽しようとする上部組織とのあまりの対比に愕然とする中でこの小説に出会った。柚木さん、よくぞ書いてくださったと思う。本の最後に「これはフィクションであり」というお断りがあったが、私たちはこの小説を契機に、このような事例に対して強く神経をとがらせる必要があると痛感した。小説の中で現場の刑事が口にする言葉には胸打たれる。「あってはならないことが起こった可能性があるならば、われわれ警察は、なにがあっても、その過ちを正さなければならない。」「いま、十六年前の事件から目を背けたら、俺は警察官である前に、人でいられなくなる。」これ以外にもまだまだあります。それは木原事件で実名会見に臨んだ佐藤誠さんの言葉とぴったり重なり、涙失くして読めませんでした。2016年に第一冊発行のこの本、今私たちが重く受け止めるべき本だと思います。
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No.136:
(2pt)

先が読める

ミステリーとして読むのは間違いだったのかもしれないが、ずっとリズム感のない回想話が断片的に出てきて途中で読めなくなりました。最後の数ページまで飛ばして、あぁ、こういうことねで終わってしまった。30ページぐらいでまとめて欲しいと思う私は現代病だろうか。。。
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No.135:
(1pt)

これはひどい

ミステリーとして評価が高かったので読んでみましたが、お遍路参りの話がずっと続くだけで少女殺害を絡めてはいるものの半分以上読んでもほぼ進展無し。これではマズいと思ったのか突然〈トラックに軽トラを隠したんだ〉という強引な設定を作った挙句これを皆が称賛するという気持ちの悪い展開になりました。沢山の捜査官がいて誰も思いつかなかったのか?という点とそんな大型トラックがいたらそちらの方が目立つでしょ?という点がどうにも納得できないまま物語は娘の出世・恋愛事情にすり替わりハッピーエンドになってしまいます。
なんだこれ?サスペンスでもミステリーでもない、ただの退屈なお遍路参りの話でした。
同じ描写が何度も繰り返される上にお遍路参りの描写も中途半端なので興味が湧かない意味不明な小説でした。無駄な描写を無くせば半分位のページ数で収まるんではないだろうか。
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No.134:
(5pt)

素晴らしい傑作

ミステリーとしてはなかなか話が立ち上がらないんだけど、それにはそれなりの訳がある。後半一気の疾走感、それが終わった後の余韻。その極上の味を味わいたければ、前半から中盤にかけてのお遍路描写を、焦らず、ゆっくりと楽しむべし。本作は深みのある人間ドラマ。そしてそれを支えるのが筆者の傑出した筆力である。ひとつだけ気になった部分、中盤に出てくる福岡刑務所の統括矯正処遇官・丹波という人物は、わざわざ名を記すほどの役割を果たさぬように思うのだが、特別扱いしたのは、取材時に何か受けた恩義などの関係なのだろうか?
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No.133:
(5pt)

ゆっくり進む時間

静かにゆっくり時が過ぎていくような、そんな作品でした。虎狼の血シリーズや佐方貞人シリーズから入った自分ですが、著者の作品は、描かれるテーマが様々であることもあり、作品によって趣が大きく異なるようです。この作品は「静」。タイトルからも受け取れるように、しみ込んでいくような作品でした。
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No.132:
(2pt)

組立てすぎ?書きすぎ?まとめすぎ?

この方の作品を初めて読みました。文章がパツパツすぎて味がないですね。
行間を全部埋めずにもう少し読者の想像力で補わせる書き方もあるのでは?
たぶん実直でサービス精神もある方なんでしょうけど、これでもかとばかりに
書かれていて字面を追うのがだんだん苦痛に感じたような印象があります。

私はバイク遍路で結願しましたが、実際の遍路とイメージが合わないですね。
年間15万人と言われる遍路の数パーセント(4~500人)が歩き遍路で
あまりのハードさに高知県に移る前にかなりの方が脱落されると聞きます。
ケガ、マメ、トンネル、雨、クルマ、野生動物等の苦労も大きいと聞きます。
歩き遍路は黛まどかさんの本を読むと実際の大変さがわかると思いますが、
ここに書かれている遍路の方とはかけ離れているなと思う部分が多いです。

それと歩き遍路をされる方は訳ありの方が多いのは事実のようですが、
自分の事情を他の遍路の方に一気にベラベラ話したりはしないと思います。
少なくとも私が遍路の時お会いした方々はそうであったと思います。
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No.131:
(4pt)

苦しさを伝わってくる

主人公の過去、場面描写に息苦しさを感じ、一旦読むのを中断したほど、自分の中でフィクションと現実が曖昧になる件があった。
だからこそ、最後の落とし所が少し残念。
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