■スポンサードリンク
慈雨
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
慈雨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全87件 1~20 1/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の作品は、構成ストーリー展開がしっかりしているせいか、いつも一気読みである。ミステリー作家とのレッテルであるが、背景に家族、絆が描かれている。この点が著者作品の魅力なのだろうか。 本作は、警察から見た冤罪が覆せない理由も書かれ、この点染井為人の正体に共通すると言えようか。 犯人、容疑者の絞り込みのリアルやトリックの解決などあり、読者を飽きさせない、期待を裏切らない作品だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
楽しめる | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いい年して泣いた。ここ最近に無くいい本に出会った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
●四国遍路の濃密な情景描写と40年に及ぶ刑事人生の思い出。刑事としての矜持と冤罪の懊悩が交錯す る心象風景が深い人間ドラマを感じさせる。巧みなストーリー構築が読む者の心を揺さぶります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思いが読み応えがある | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
安楽椅子探偵物の変わり種、お遍路探偵かな? さては、お寺を回りながら、数々の難事件を解決するんだな?と読み進めると、全然違った 凄いぞ コノ重厚感のあるストーリー 現在発生している幼女誘拐殺人事件と、過去の過ちがリンクしていき、苦悩していく主人公 筋が通っていて、カッコイイ 登場人物、みなカッコイイ 芯が通ってる 冤罪疑いに苦悩し続ける主人公の姿を読んでると、 今この日本に、ここまで自分の仕事に責任を持って、働いてる人っているのかしら?って思ってしまった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
木原官房副長官夫人の事件をめぐる、現場の刑事さんの高い志と、それを隠蔽しようとする上部組織とのあまりの対比に愕然とする中でこの小説に出会った。柚木さん、よくぞ書いてくださったと思う。本の最後に「これはフィクションであり」というお断りがあったが、私たちはこの小説を契機に、このような事例に対して強く神経をとがらせる必要があると痛感した。小説の中で現場の刑事が口にする言葉には胸打たれる。「あってはならないことが起こった可能性があるならば、われわれ警察は、なにがあっても、その過ちを正さなければならない。」「いま、十六年前の事件から目を背けたら、俺は警察官である前に、人でいられなくなる。」これ以外にもまだまだあります。それは木原事件で実名会見に臨んだ佐藤誠さんの言葉とぴったり重なり、涙失くして読めませんでした。2016年に第一冊発行のこの本、今私たちが重く受け止めるべき本だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーとしてはなかなか話が立ち上がらないんだけど、それにはそれなりの訳がある。後半一気の疾走感、それが終わった後の余韻。その極上の味を味わいたければ、前半から中盤にかけてのお遍路描写を、焦らず、ゆっくりと楽しむべし。本作は深みのある人間ドラマ。そしてそれを支えるのが筆者の傑出した筆力である。ひとつだけ気になった部分、中盤に出てくる福岡刑務所の統括矯正処遇官・丹波という人物は、わざわざ名を記すほどの役割を果たさぬように思うのだが、特別扱いしたのは、取材時に何か受けた恩義などの関係なのだろうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
静かにゆっくり時が過ぎていくような、そんな作品でした。虎狼の血シリーズや佐方貞人シリーズから入った自分ですが、著者の作品は、描かれるテーマが様々であることもあり、作品によって趣が大きく異なるようです。この作品は「静」。タイトルからも受け取れるように、しみ込んでいくような作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の過去、場面描写に息苦しさを感じ、一旦読むのを中断したほど、自分の中でフィクションと現実が曖昧になる件があった。 だからこそ、最後の落とし所が少し残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
過去に残した拘りに悩みながら家族とは何か?同僚たちとの交わりを通じて自分の生き方をみつけていく小説です。是非一読ください。人間関係の暖かさが伝わってきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて柚月さんの作品を読みました。警察組織のなかで、冤罪の可能性が隠蔽されていく物語はありがちですが、そのことに苦しみ、悶え続ける主人公を通して、主人公の妻や娘そして同僚や部下などの心情がビビットに伝わってきました。そして個人的には主人公の娘(幸知)の物語のようにも感じました。また柚月さんの作品を読んでみたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多分そうなるだろうという結への導き方に引き込まれてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読める | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
柚月さんの小説は、孤狼の血シリーズではじめて読みました。女性作家とは思えない、男(輩)たちの心情を描いており、たちまちファンになりました。 本作は、約8割はまったりと物語が進行していき、残りの2割でクライマックスに誘われます。正直なところ、途中で何度も読むのを止めようかと思ったのでスピードは上がりませんでした。 ただ、読み終えると、柚月先生の代表的な作品の1つと思いました。 肩の力を抜いて、まったりと読んでみてほしい作品です。いつかまた読み直してみます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
柚木裕子作品はどのジャンルでもハズレ無しです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんでだろう… 柚月裕子作品は 佐方シリーズとかも大好きなので読んでみたけど、これは私にはあまりグッと来なかったです。 主人公の設定(高齢の男性)が苦手な人には向かないかも… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めての柚月作品でした。 結構評価のバラツキがあるようですが、自分としては読みやすくお遍路による主人公の懺悔と事件解決を絡めた進行は最後のエンディングにつながっていて良かったと思います。 ミステリーとして見ると、突っ込みどころはたくさんあります(この作品に限ったことではないし)が、それを目指した作品ではないと思うので、そこは気にせず読める人にはお薦めだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大変丁寧で受け取った商品にも満足しています | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
清水潔の「殺人犯はそこにいる」の警察の側から見たストーリーとしても読めました。警察官の中にも冤罪であることを知っている、そしてそれを解決しようと言う人もいる、発想が新鮮です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!