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傷だらけのカミーユ



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【この小説が収録されている参考書籍】
傷だらけのカミーユ (文春文庫)

傷だらけのカミーユの評価: 4.30/5点 レビュー 64件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 1~20 1/3ページ
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No.52:
(4pt)

騙される快楽。

『悲しみのイレーヌ』では最後の50ページでひっくり返されましたが、本書では3日間構成の3日目で作者に「してやられる」ことになります。3部作読了、イヤァ面白かったです。『その女アレックス』→『悲しみのイレーヌ』→『傷だらけのカミーユ』と翻訳順に読みましたが違和感はありません。
傷だらけのカミーユ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:傷だらけのカミーユ (文春文庫)より
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No.51:
(5pt)

まさか!

翻訳版の刊行順が、作者の本来の出版順ではなくその女アレックス→悲しみのイレーヌ→本作だが、その順で読んでむしろ良かったと感じる。前二作が伏線となりものすごく面白かったし、自分の中でもふっと完結した気持ちになる。
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No.50:
(4pt)

ハライチのネタみたいなタイトルがいい

「音速のパンチ」「毛穴からユッケ」「抑え目のビーム」
ハライチのネタで出てきそうな、この作品のタイトル

『傷だらけのカミーユ』は

カミーユシリーズ3部作の最終作品

前作までの時系列は(発売順は違うけど)

「悲しみのイレーヌ」→「その女アレックス」→「傷だらけのカミーユ」です

やっぱり過去作もハライチ風タイトル

まずは教訓

3部作の最後の作品から読んではいけません

あちらもプロだ
まったく意味が分からないことは無いけれど

犯人を見つけるためにはアイツを使うしかいない!

アイツって誰?

まさか、犯人はお前だったのか!

誰?

って、終盤は畳みかけるように置いて行かれる

だが、何か雰囲気は面白い気がする

人道を外れたまでの捜査はしてないが、
そこそこ上司を無視して社内規則?を無視して犯人を追いかけ、
ガッツリ怒られる、カミーユの落ち込みっぷりがいい 

リアルだわ

最終的にはメンタルボロボロのカミーユ

やっぱり良いタイトル

傷だらけのカミーユ

次回作は、求職のカミーユかな?
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No.49:
(4pt)

随分読み返しました。

その女アレックスには、衝撃を受け警部カミーユは低身長ながら、魅力を感じて一気に残りの二作を取り寄せて一気に読みました。後味は大々円とは言えない物で、色々悲しみのイレーヌでは、はらせなかった恨みをスッキリさせましたが、仲間の一人の葬儀から始まり、[どうして?]と思いながら、少し白けながらも、魅力は十分ありました。スマートで欠点をみつけるのが難しい位のルイが、35歳あたりで、もう老眼鏡をかけているの一行に、彼の勤勉さやそろそろ世代交代なのかなと、考えさせる物があり、見事だなとは思いましたが、カミーユはまだ、50歳だから、まだまだ、キレ味鋭く仕事して欲しかったと、読後感想にとどめます。犠牲になる相手がいるのも悪くないとはありますが、出来ればカミーユ出現する続編があればなと痛切に思っています。展開は他の二作より、緩やかでしたし、読後は侘しく切なかったのですが、読んで良かったとは思えます。不完全燃焼は消えないけど、魅力はあります。流石ルトメールです。
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No.48:
(5pt)

シリーズ通してすごい作品群(※ネタバレあり)

#1『悲しみのイレーヌ』読後、私は「極めて後味が悪い、意味は何なのか?読者の目を引きたくて残虐なものを書いたのでは?しかしこういう事件は現実に皆無ではないだろう」と感じ、そのようなことをレビューで記載したが―――本作はばっちり#1に繋がっていた。作者の頭の中ではシリーズ開始前からプロットができ上っていたとのこと。
……さすがだ。自分の凡人、凡才ぶりを思い知らされた。
途中、警官総動員で移民検挙に走るあたりはちょっと中だるみを感じたが、終盤の展開は見事としか言いようがない。この余韻、充実したものを読んだ満足感。中編#2.5『わが母なるロージー』含めて本シリーズは全てすばらしい。
すっかりルメートルのファンになってしまった。彼の発表されている作品を全て読破する決意をここにした。
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No.47:
(4pt)

カミーユは女性ではなく男性

恥ずかしながらルメートルの名を知らず、前2作も未読のまま本作を読む。さらに恥ずかしいことにタイトルのカミーユという名からすっかり女性と思い込んで読み始めてしまった。カバー記載のあらすじを読んでも、個人の自由が尊重されるフランスだけあると疑いもしなかった。尤も、すぐにカミーユの描写から男性ということが判明したが、Camilleは男性名、女性名、両方あるらしい。
私が女性名と思ったのはカミーユ・クローデルから。いうまでもなく、ロダンの弟子であり愛人だった女性彫刻家である。読後感、やはり、彼女の生涯を描きイザベルアジャーニが演じた映画を思い出した。名前以外の関連はないもののロダンに利用され捨てられボロボロになった姿に本作の“傷だらけのカミーユ”が重なった。

内容説明にその旨書かれていなかったが、本作はハードボイルドではないのだろうか。冒頭の恋人が襲撃されるシーンは執拗な描写に気分が悪くなった。しかしその後は一気に読ませられた。
割と早く犯人の名が上がってくるので、本当にそうなのかと疑心暗鬼になっていたが、第三のパターン。
カミーユの処遇はどうなるのか。懲戒免職か、はたまた事件解決で相殺され減俸あるいは降格処分で済むのか。いずれにせよ警察を辞めそうな気がする。
ところが最新刊では警部として相棒ルイと活躍する姿が描かれているとのこと。半分安堵したが、最新刊で扱う事件は本作と前作の間に起こった事件とのことで、2.5巻に相当するらしい。最後、カミーユが母親を懐かしがるシーンがあるが、次作(内容的には前のことだが)のタイトルは「わが母なるロージー」(カミーユの母ではない)。
折角なので時系列に逆行して読んでいこうかと思う。

尚、作者はフランス人だが、主人公の警部カミーユはロマンチストで芸術家肌なところがあるものの至って真面目。私が知っているフランス人のイメージとは異なるため、個人的には作品全体を通じフランスっぽさはあまり感じられなかった。
しかしながら、最後カミーユがウィスキーと迷って口にするのはやはりコニャック。やはりフランスだ。
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No.46:
(5pt)

丁寧に梱包

綺麗な本でした
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No.45:
(5pt)

カミーユ、ホントに傷だらけ・・

前作を読んでいるのでキャラクターに親近感があり、また展開も・・!と面白かったです。
 ただ、関西人の私にとって、低身長のカミーユに池乃めだか師匠のような親近感を覚えてしまったため、読み物とはいえ、感情移入して読んでいて辛くなりましたぁ(笑)。
 これで完結か・・。カミーユには幸せになってほしかったですが。。。
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No.44:
(5pt)

何があっても読みやめられない

久しぶりに寝る時間を惜しんで読んだ。三日目の展開は意外の上に意外が重なり読みやめられない。
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No.43:
(5pt)

傷だらけのカミュウ着ていました

実は感動の名作です。原本をとりよせて完全にみました。翻訳もよかった。
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No.42:
(4pt)

傷だらけというより嘆き

前2作と比べると、中盤までの展開にストレスを感じる。
しかも真犯人の正体が明らかになるとカミーユ本人に
「なぜ、それまでの場面で気付かない?」と思ってしまう。
しかしなんだかんだ言っても魅力的な作品であることは間違いない。
3部作で完結とはいわずに、ぜひカミーユが再び歩き出す物語を紡いで欲しいものである。
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No.41:
(4pt)

三部作の三作目として読みました。より、ひとりの、孤独の哀しさを感じました。

過去2作に比べると、極端に少ない登場人物で、グロテスクな描写も控えめで、
悲惨さも控えめに感じました。

但し、その分、カミーユの孤独が際立ち、より悲しみを感じました。

内容も期待通り、3日目からの展開に驚かされ、怒涛のクライマックスに向けて
読む手を止めることができなくなりました。

やっぱり面白かった。
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No.40:
(5pt)

魅力ある登場人物

事件解決の成り行きも面白いが、なによりこの小説は登場人物たちに魅力がある。各人の設定がユニーク。この著者の3部作を読んだ。もっとシリーズ化してほしい。
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No.39:
(5pt)

面白かった!

全二作に比べてややゆっくり目に話が進みます。グイグイ読ませる文章力はさすがです。ショックングな描写もありますが、面白かったです。
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No.38:
(5pt)

3部作中では一番おもしろい

正直アレックス、イレーヌはそこそこ面白かったけれど、人に勧めようとは思わなかった。これは親しい人に是非読んでみてと勧めたい。最初から最後まで息をつかせぬ展開であるし、何よりアンヌを思うカミーユが切ない。前2作に比べてあっという間に読み終えたし、余韻も残った。
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No.37:
(5pt)

身長145cmの警部カミーユヴェルーヴェン

シリーズ3部作の完結編です。
カミーユだけでなく、彼を取り巻く仲間達にも感情移入していき、まるで映画を観ているように一人一人の姿や仕草が脳内で自分好みに作られる楽しさを味わえました。やはり女性ならばルイを自分好みに想像する楽しみがあると思います。フランス人の皮肉っぽさや、死生観、美観など感じられる本です。
いつもラストが印象的ですが、今回のラストは本を閉じても切ない余韻が残る作品でした。
秋の読書にピッタリです。
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No.36:
(5pt)

良いです!

このコストで良いと思います。しっかり電流も流れ腹筋が引き締められるのが伝わります。.数ヶ月後が楽しみです。
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No.35:
(4pt)

シリーズでは一番面白かった!

ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の最終作。前二作を読んでから読まないと損します。
まぁ、過去の事件を引きずったヴェルーヴェンが新たに恋人を得ているのですが、その女性が強盗事件に巻き込まれ襲われて、その後も命を狙われるという…。
なぜ?犯人の目的は?そして犯人は誰なんだ?というのが謎のまま、話はどんどん進んでいきます。
しかし、ビジュアルのハンデを物ともしないカミーユの刑事としてのかっこ良さ!何も毎回そんなにつらい思いさせなくてもいいのに、というつらい展開の数々。
正に傷だらけのカミーユのタイトルに偽りなしです。
とはいえ、犯人は登場人物一覧を見てすぐ解っちゃいました。話に関係ないのにいるから。出来ればそこは上手くやって欲しかったです。
でもそれでもシリーズで一番面白かったです。
傷だらけのカミーユ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:傷だらけのカミーユ (文春文庫)より
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No.34:
(5pt)

スリル・サスペンス。

先のレヴューの方の薦めにより日本刊行順でなく執筆順に読んで良かったと思う。謎解きは著者により途中で明かされて仕舞うがそこからの緊迫感が面白い。三部作の中で本作品だけが一気に読めた。たぶんその内スピンオフ作品が出るだろう、楽しみだ。
~団塊爺い。
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No.33:
(5pt)

3冊一気に読んでしまいました

読み手もめちゃめちゃカロリーを使う書籍でした。
心配して、泣いて、驚いて、呆然として…カミーユ警部日本の温泉に来ませんか?と心のそこから思いました。
傷だらけのカミーユ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:傷だらけのカミーユ (文春文庫)より
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