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モンテ・クリスト伯
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【この小説が収録されている参考書籍】
モンテ・クリスト伯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全166件 41~60 3/9ページ
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私のような精読家を五週間余りで一気に読み切らせる程の波乱万丈な筋立てがこの大河小説にはある。 初めの第一巻、二巻は面白く、明治時代に早くも『 巌窟王』として翻案され、ひろく読まれる理由がわかる。 しかし大団円で終結する第六巻、七巻まで読むには少し努力を要するかもしれない。かと言ってこれまでの巻が 退屈であるということでは全くない。パリ社交界にデビューした億万長者の巨人モンテクリスト伯爵はその仇敵および友人達を同じ様に遇し前者を冷徹に観察して復讐の機会をうかがう。その面白さは、例えば、検事総長まで出世したヴィルフォールの一人娘ヴァランティーヌとダンテスの恩人モレルの長男マクシミリアンとの純愛、ヴァランティーヌの一人娘ユージェニーとその家庭教師ルイーズとの逃避行、メルセデスの息子アルベールとの決闘に激しく悩むモンテクリスト等々思いつくまま挙げてもそのごく一部にすぎない。だから巻末の二巻までのストリーは決して退屈ではないのである。余談だが、海洋用語や商取引の訳出に訳者はずいぶん苦労したと思う。ここまでの記述からだけでもこの小説の面白さを理解してくれると思う。 さて恩義あるひと達に手厚く報いてから、いよいよ主人公の復讐劇は始まる。貴族議員フェルナンを家庭崩壊に導き 自殺に至らしめる。検事総長ヴィルフォールの家族を追い詰め夫人並びにその子エドゥワールを死に至らしめ、彼を発狂させる。 大銀行家に出世したダングラールを頭脳的に経営危機に陥れ破産させる。まさに息をもつかせぬ大団円である。 読書の歓びここに極まる。なお古い翻訳だが鑑賞には充分耐える。これを読まずして何とする。 | ||||
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描写が古風です。 「岩窟王」で小学生の時分に読みました。 あれは、ダイジェスト版ですね。 この1巻の最後で、ダンテスさんはまだ牢窟にいます。 ある程度のストーリーを知らなければ、普通なら2巻を買う気は起きないだろうという場面で終わります。 そういった点でも古典です。 2巻に期待。 | ||||
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復讐劇って面白いけど胸苦しいものなのだなぁ。真っ赤な罪を雪のように白くさせたかのごときエンディング。うーん、うーん | ||||
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復讐が次々に完成したのみならず、それら事象にまつわる人間たちの画策も日の元にさらされてゆく。ここまで来たら最後まで読まずにいられるものか。 | ||||
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物語がいよいよ各方面一気に動きだし、展開して行く5巻本書は、これまでにもまして面白く、読み手を惹き付けてやみません。 | ||||
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ドラマ化されたとき、毒殺やら不倫のあげくの嬰児殺しやらが、まさか原作にあるとは思っていなかった。しかしこれらは原作通りだった。やはりこれは日本で言えば「講談」になるとんでも話だ。おもしろいわけだ。 | ||||
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巻末に向けて論じる場面、あの程度で済ませてくれてよかった。カラマーゾフみたいになったら、もう読まんつもりだった... | ||||
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いよいよモンテ・クリスト伯爵ことエドモン・ダンテスが復讐を遂げる巻です。 劇的な展開と感動のラストは間違いなく素晴らしいのですが、一つだけ気になった点が… それは、カドルスが「あのウィルモア卿だ」という場面です。 前の部分にカドルスがウィルモア卿に会うシーンは無く、「あれ?」と思ってしまいました。 多分、この本は抄訳のためにその場面がカットされてしまったのでしょうが、 そこだけ気になりました。 | ||||
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話の流れをぶちきるように、全然知らない人々の物語が挿入され、それがなかなか長丁場なので、多少イライラしながら進む本書。これからがさらに楽しみになってきた | ||||
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長さのせいで腰が引けていたが、読んでみると多少の難読漢字はあるものの、台詞だらけで読みやすいことを発見。いやー面白いです。 | ||||
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上中下全て、5日間で完読しましたよ。通勤時間、就寝前と。この長編を3巻にまとめた短縮版とはいえ、翻訳者の力量ですか?。無実な罪で、残酷な運命の前半から復讐劇を達成までの早いテンポ展開が読み手には最高でしたね。そして、さわやかなラスト。是非皆様にも読んでほしい秀作。巌窟王(岩)のタイトルは知っていましたが、これほどの内容とは、、是非完全版(値段次第?)もトライしてみたいのですが。登場人物の名前が、日本でいう「姓」で書かれたり、「名前」で書かれたりが交差されて、分かりずらい場面もありましたね。 以上でえす。 | ||||
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アレクサンドル・デュマ って確か三銃士の著者でもあるんだよね~ | ||||
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後半に行くにつれて、読む速度は加速します。だんだん色々な伏線が、解きほぐされようとしていて、次の2巻ではとうとう、、、 書きませんがw 文章、言い回しなどが古めかしくて なかなか進まずイライラするシーンも多いので、よっぽどの読書家⁈活字中毒の人でない限りおススメしません まあ、次の2巻から更に面白くなりそうな予感なのですが、 単価が高いのがたまにキズですね。 あと、こんだけ面白いんだから もう少し文章を現代風に近づけて新しい翻訳家さんにやり直して新刊で出せば現代っ子や小中学生も読んでくれるんじゃないかな? もっと多くの人に読んで欲しいから星☆5で。 | ||||
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初めて知ったのは草刈正雄の「日本巌窟王」。面白いなぁと感じました。幼い頃の思い出です。 それがモンテクリスト伯と知ったのは数年後。でも、小学生の私にとっては長すぎた。そのまま30年以上近づくことはなかった。 しかしフジテレビのモンテクリスト伯で、一気に興味が再燃。それでも、途中での挫折することに保険をかけ、一巻だけ購入。やべ〜っ。すぐに読破しちゃった。すぐに残りをamazonで発注しちゃった。 とにかく今まで手に取らなかったことを後悔。 たしかに、表現は古い上に作中の貨幣価値も不明だし、尺貫法表記で分かりにくい。それでもスマホで調べることが全く気にならなかった。 一介の一等航海士エドモン・ダンテスが人生の幸福を手にしようとした刹那、時代と欲望に翻弄され投獄される。そしてファリア司祭との出会い。 ジェットコースターのようだ。そう1956年に第1刷だから表現こそ前述した通り古いが、それを差し引いても、19世紀に書かれたものとは思えないくらい面白い。 2巻以降が届くのが待ち遠しい。 | ||||
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ドラマとは少し違いますが、昔「岩窟王」をよんだことがおもいだされます。 きれいな本で、新品同様でした。新品を買うよりもお得ですね。また購入したいです。 | ||||
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まず世の中には不幸や悲劇があふれているだろうから、復讐を面白おかしく語るのは不謹慎などという道徳的な意見は無視します。 社会的には善人と思われる主人公が冤罪で投獄され、地獄の苦しみを体験したのならば 自分を陥れた連中を奈落の底に叩き落としてやろうとするのは当然のことです。 しかも、その連中が富や権力や名声を獲得した成功者として認知されているならば、あらゆる手段で転落させてから引導をくれてやりたい。 そのためには、入念な調査を行い、敵の欠点や弱点を握りながら復讐計画を練り上げる。 同時に莫大な財力を活用して人脈を作り、仲間を集め、己自身も磨き上げていく。 復讐という名の演劇を壮大な舞台で華麗に成し遂げることこそ、我々が求めるものである。 ただし、獄中生活に14年、さらに復讐完了まで10年以上もの年月が経過したのはいかがなものであろうか? 19世紀に書かれた作品であるから、現代の常識や価値観で判断するのは筋違いかもしれないが、個人的には長すぎると思った。 復讐の発端になった事件が起きてから20年以上も経過していれば、当事者たちにとっては別でも社会的には大半の人々が忘れてしまい すでに終わった事件になってしまう。 | ||||
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予定よりも早く届き嬉しかったです。状態も良いの評価でしたが個人的には非常に良いでした。大変満足しています。ありがとうございました。 | ||||
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状態、非常に良く満足してます。中古とは思えないのでいい買い物しました。ありがとうございました。 | ||||
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子供の頃 子供向けのものを読んで、ストーリーは分かっているつもりだったけれど、判っている結末に向かって これ程夢中で読んだことは久しぶりです。 | ||||
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読むほどにバンバン扉が開くエンターテイメント要素たっぷりの小説です。 賛否、別れると思いますが合わせてアニメの「巌窟王」もおすすめです。頽廃・耽美がたまりません。映像美も。 でも、原作には勝てない。 「罪と罰」中村白葉訳(岩波)と並んで一気読みできる長編小説だと思います。 | ||||
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