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模倣犯
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模倣犯の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全411件 81~100 5/21ページ
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| 人物像の描写がすごい。 まだこの一巻しか読んでいませんが、全巻読んでから一巻目のコメントをするのと、今コメントをするのとではきっと変わってくるだろう、と思ったので、一巻読了の時点で口コミます。 特に被害者の祖父の描写が良かった。 この一巻ではかなりの重要人物として登場しています。 「鞠子、鞠子、俺の宝だったのに…」 の声に出ない一言に涙が止まりませんでした。 伏線が張られている感がすごいので、早く2巻目以降を読まないと忘れてしまいそうです。 1巻目読了時点では、ハテナだらけです。 チープなミステリーだったらここで終わる可能性もあるくらいだと思いますが、恐ろしいことに5巻まであるとのこと。 ここからが宮部みゆきさんの本領発揮でしょうか。 続きが楽しみです。 | ||||
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| この著者の作品はこれが初めてです。 5巻まである長い話のようですが、全体の5分の1とは思えないボリューム感、そして引き込まれ感を感じました。かなり面白くなりそうな予感! | ||||
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| 犯人視点で何が起こったかを追っていく2巻。 「真犯人が誰なのか」という部分はどうでもいいタイプの作品のようなので、今後どのような内容にページ数が割かれていくのか、非常に楽しみですね。 | ||||
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| 引き続き、犯人視点での経過を辿っていく3巻。 今更ながら、非常に凶悪で悲しい事件だと思いました。。。 やっぱりこの手の事件の犯人ってのは、家庭環境ひいては両親に問題の根源があることが多いのかなと感じました。 | ||||
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| 事件を巡る様々な人の様々な想いと邂逅…嵐の前の静けさを思わせる淡々とした展開ですが、続きが気になることには変わり無し。 何よりも、真犯人がこれをどう決着させる気でいるのか、気になります! | ||||
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| シリーズ読了。 最後の前畑さんの作戦には恐れ入りました!見事、犯人にクリーンヒットしましたね。 そして義男さんが電話で犯人に語った内容こそが、この犯人を最も的確に表現したものだと自分も感じました。いや~実に面白かった! | ||||
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| 長らく積読のままだった『模倣犯』を、やっと読んだ。文庫にして全5巻という長さにためらっていたのだが、読み始めると一気呵成だった。その圧倒的な現代の語り部としての才には、舌を巻かざるを得ない。ということを100%認め、★を最高点の5つにした上であえて物申したいのだけれど、やっぱり長いのは長いよなあ…。『火車』『理由』といったほどよい作品と比べると、どうしてもそう思ってしまう。 ※※ここからはネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。※※ この作品は、広大無辺の大河だ。主要な流れのほかに無数の傍流が広がったり、絡み合ったりしながら形成される大河。だからこそこの長さなのだが、正直「ここはなくてもよかったんじゃない?」という傍流がなくもない。例えば、犯人捜査の決め手になるような、思わせぶりなエピソードの数々(ラジオの電話相談がどうしたとか、携帯電話を拾った子どもが高熱出してこうしたとか)。一瞬「ここから事件が発覚するのかな?」と思わせるのだが、それらはまったく伏線として回収されず、モヤモヤ…。まあ、読んでる間は楽しかったので、それでいいじゃんと言われればそうなんだけど。 悠揚迫らぬ態度で5巻まで話を進めながら、ラストの店じまいが妙に慌ただしかったのも残念だ。犯人の落とし方に、僕は思わず本書に向かって「刑事コロンボかよ!」とツッコミを入れてしまった。と、ここで話が飛ぶようだが、この作品は2016年にテレビ東京でドラマ化されており、僕はこれを録画しておいて、小説読了後に鑑賞した。そこで思ったのは、慌ただしい印象のエンディングを回避するために、ドラマではピースVS.前畑滋子の構図を前面に打ち出したのではないか、ということだ。もちろん、濃密な小説世界を映像にする際の陳腐化も感じたのだけれど、一方で早々に後半を倒叙ミステリ風にしてしまったことには、なるほどと感心した。 ドラマのことをついでに言えば、キャストは全般的に原作のイメージによく合っていたと思う。とりわけ有馬義男(橋爪功)、塚田真一(濱田龍臣)はピッタリだった、と個人的には思う。ピースの坂口健太郎も良かったのだけれど、ちょっと可愛すぎたかもしれない。しかし、4時間以上をかけてドラマにしても、まだまだ足りないくらい『模倣犯』という作品は長い。そういえば『ソロモンの偽証』はもっと長いんだっけ? ほかにまだ長いのあったっけ? よくわからないが、とりあえずしばらくはお腹いっぱいだな宮部みゆき。 | ||||
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| これを読んだのはかれこれ10年以上前、学生のときでした。 1巻は他の方もおっしゃるようにかなり引き込まれる内容です。 ただ、2巻以降から冗長やくどさがましてきます。 登場人物に対しての背景、描写、心理をこれでもかというくらい 読者に伝えようとしているためでもあります。1巻以降の大半が これなので、読む気力が失せてしまうんですね。 物語が進まないんです。渋滞に巻き込まれてしまった感じです。 この作品は週刊誌に掲載されている漫画と同じく、長期連載小説だった ようで、その人気ぶりから当初あったプロット以上に内容を継ぎ足し、 継ぎ足しを繰り返して完成したのだと推測します。 ワンピースやはじめの一歩など長期連載漫画は 「連載初期のほうがおもしろかった」という言葉をよく耳にします。 それは作者がしっかりしたプロットを元に描いているためです。 この模倣犯も1巻は面白かったと言われるのも同じ理由でしょう。 作者が想定していた以上の長期連載になってしまい、その結果 文章量を増やすために描写や説明をくどくせざるをえなかった。 「丁寧な人物描写」という感想も見られますが、私は連載を長期化させる ための苦肉の策ではなかったのかなと考えています。 終盤の犯人の自滅は「作者の書き疲れ」を露骨に感じました。 長期連載は作品の質を落とすことはよく言われますが、この模倣犯は その代表的作品ではないでしょうか。可能であれば、骨抜きした再編集本を 読んでみたいですね。 | ||||
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| ミステリー小説はヒット作品ばかり買いあさって読んでいます。模倣犯はといいますと買うだけ買って5巻という長さに気が引けて読まずに積んでいました。しかし、昨年9月にドラマがやっていたのでこちらを録画して、観る前に一読と思って読み始めました。そして、少しづつ読み進めて、ようやく読み終わったのですが、感想は「こんな小説があったんだ」「すごい」という驚きと感動でした。私は、どちらかというと海外ミステリーの方が内容が緻密で好きなのですが、この作品はそれらを超えています。最後はものすごい興奮して何か変な涙が出そうになりました。宮部さんの作品はいくつか読ませていただきましたが、その中でも一番ですね。いやー本当に面白かった。 | ||||
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| 宮部みゆき作品を読むのは「火車」に続き2作目、と慣れていない作家なので はじめはヒロミが多重人格で、ピースは実在しないのかと勘繰ったりしましたが これはそういう話ではないのだとわかってからは一気に読めました。 ただ、頭脳明晰とはいえ幼児性も高いピースが 警察や世間を翻弄ながら何年も犯罪を重ねる設定は漫画みたいで無理がある。 ピースは登場させず長寿庵息子の声紋あたりを詳しく解明してくれた方が ミステリーらしくて良かったんじゃないか あとは、登場する女性が、 若い娘はほぼ全員おバカ、被害者家族は壊れたり放心状態で無力、 重要人物の滋子と由美子さえも、性格が悪くドジで間抜けなことばかりしている これが作者の女性観なのか、分身なのか、と不思議な気分になりました。 | ||||
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| 続きで読みたくて注文しました。満足しています。全部Amazonでgetです | ||||
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| Amazonさんですべて購入です。まとめて読みたかったので良かったです。 | ||||
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| 圧巻のストーリー展開というにふさわしい小説。 1巻は正体のわからない、不気味で凶悪な犯人に翻弄される被害者家族と警察を描き大きなインパクトを与えた。犯人の正体が気になると大きく気持ちが膨らんだところで、2巻は犯人の側から物語を書き直す。同じ時間のストーリーを別の登場人物の眼から描く手法は『桐島部活止めるってよ』みたいな感じ。また狂気の犯人のトラウマや人の精神をいたぶって喜ぶ様はトルーマン・カポーティーの『冷血』を想起させられた。 もしかりに1巻の不気味さがなく、2巻の犯人の側から物語が始まっていたらおそらく読者は飽きて、事件まで我慢して読めないだろうと思う。こういう構造的に読者を飽きさせないうまさは、宮部さんの少女時代からの映画体験が大きく影響しているのではないだろうか。 | ||||
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| えげつない話がそろりと始まった。若い女性が連続して拉致され殺される。犯人は愉快犯で被害者の親族に接触して振り回したり、テレビ局に連絡したりと異常な行動をとり続ける。 警察組織の犯罪捜査に対する官僚的対応だったり、マスコミのエゴだったり、事件が起こってかき回される家族だったりと周辺での社会的問題がちりばめられている。この辺が小説のリアリティーを醸成するのはいつもの宮部作品と一緒。しかしいつもの宮部作品同様、この作品もそれら社会問題がテーマの社会派ミステリーではない。結局純粋なミステリーやなぞ解き、それに絡んであぶりだされる人間の業がテーマだったりする。このそろりと始まったえげつないミステリーはどんな形になるのだろう。どんな展開になるのかとても楽しみ。 一家を惨殺された少年が捨てられた遺体の手の一部の第一発見者になるという設定がまたものすごい。 | ||||
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| 最近、テレビ東京でもドラマ化されましたが。原作出版から、これだけ時を経ても尚。 やっぱり面白いです、模倣犯。 宮部さんの善意をベースにした、圧倒的な筆力による、サスペンスの金字塔かと。 もっとダークな宮部さんを読んでみたいと思いつつも、このクオリティで差し出されれば、降参です。 ピースというキャラクターの造形。 最初に読んだ時は、当時の流行りのサイコパスかな、と思いましたが。 2016年のドラマ化でも、十分、生きた人物に感じられました。 宮部さんの感性の賜物だと思います。 | ||||
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| 宮部みゆきの熱心な読者ではないけど、最近の「三島屋百物語」シリーズは、構成も人物描写もクオリティが高く、「さすが当代一の売れっ子」だなあと思っていて、書店でふと目に入ったこの作品を手に取ってみた。 他にも書かれているけど、「1」は抜群におもしろい。緻密な描写、スリリングな展開、この先どんなふうにストーリーが転がっていくのかと、期待せずにはいられない。でも「2」からちょっと様子が変わり、「3」になると「?」という部分が多くなる。特急から各駅停車に乗り換えたようで、とにかく話が進まない。進まなくてもおもしろけれればいいが、「ここでこれをくどくどやる意味はなんだろう?」と考えてしまう。で、「4」以降の怒涛の展開を期待して進んでみるが、その気配はない。「んーでも、最後に大ドンデン返しがあるんじゃ?」と思って最後までいったが、それはなかった。 なんだろう。いろんな人の視点から緻密に書き込んでいく、というのは方法としてありだとは思うが、そのせいで「1」のワクワク感が木っ端みじんになってしまった印象。人物も、ある人は後半で突然饒舌になり、相手を論破していく。ある人は突然、探偵ばりに事件の真相にふれる発言をする。そんなキャラだって、まったく伏線はなかったと思うのだが。問題は、いろんな人の視点から描写しながら、肝心のアノ人の部分がないこと。ないことで想像力をかきたてるとかいう狙い? いや、それは無理だろう、この構成でやる場合、真相が判明した後でも、それかあってもいいと思う。さらに、いちばん驚いたのは「模倣犯」というタイトルのオチ。最後「え? まさかそれ?」と思わずに口に出してしまった。 考えてみれば、著者がまだ30代前半のときに作品であって、大作家への道を歩み始めた頃のもの。細かいツッコミはいくらでもいれられるし、星をつけるなら2つが妥当かと思うが、「1」のおもしろさでちょっと加点して星3つです。 | ||||
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| やっぱり人間不信になってしまう流れです。普通の人のいい蕎麦屋の兄妹が死んでしまう流れは辛いですね。豆腐屋の爺さんがガンバッテいます。 | ||||
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| ほんとに後味の悪い作品でした。人はどこまで邪悪になれるのか?とかいうタイトルが(4)に書いてあったと思いますが、普通に怖いですね。宮部さんの狙いだったとしても、間延びしていることもあり、迫力がなくなってしまい、最後はやっぱりこんな終わりかと残念でした。次のものに期待します。 | ||||
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| 最初の書き出しは興味をひきますね。見えない誰かが問題なのかな。先が楽しみです。 | ||||
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| 1巻からの流れがやっと見えてきたのかな。一家を殺された少年がいい感じです。どう変わっていくのかな。もう一つのストーリー(二人の青年が女の子を次々と拉致し殺していく)とどこで直接繋がっていくのか楽しみです。 | ||||
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