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模倣犯



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模倣犯の評価: 4.01/5点 レビュー 405件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.01pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全405件 81~100 5/21ページ
No.325:
(3pt)

模倣犯2

続きで読みたくて注文しました。満足しています。全部Amazonでgetです
模倣犯2 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.324:
(3pt)

模倣犯4

Amazonさんですべて購入です。まとめて読みたかったので良かったです。
模倣犯〈4〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈4〉 (新潮文庫)より
4101369275
No.323:
(5pt)

小説の展開の仕方がめちゃめちゃうまい

圧巻のストーリー展開というにふさわしい小説。

 1巻は正体のわからない、不気味で凶悪な犯人に翻弄される被害者家族と警察を描き大きなインパクトを与えた。犯人の正体が気になると大きく気持ちが膨らんだところで、2巻は犯人の側から物語を書き直す。同じ時間のストーリーを別の登場人物の眼から描く手法は『桐島部活止めるってよ』みたいな感じ。また狂気の犯人のトラウマや人の精神をいたぶって喜ぶ様はトルーマン・カポーティーの『冷血』を想起させられた。

 もしかりに1巻の不気味さがなく、2巻の犯人の側から物語が始まっていたらおそらく読者は飽きて、事件まで我慢して読めないだろうと思う。こういう構造的に読者を飽きさせないうまさは、宮部さんの少女時代からの映画体験が大きく影響しているのではないだろうか。
模倣犯2 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.322:
(5pt)

えげつない話がそろりと始まりました

えげつない話がそろりと始まった。若い女性が連続して拉致され殺される。犯人は愉快犯で被害者の親族に接触して振り回したり、テレビ局に連絡したりと異常な行動をとり続ける。
 
 警察組織の犯罪捜査に対する官僚的対応だったり、マスコミのエゴだったり、事件が起こってかき回される家族だったりと周辺での社会的問題がちりばめられている。この辺が小説のリアリティーを醸成するのはいつもの宮部作品と一緒。しかしいつもの宮部作品同様、この作品もそれら社会問題がテーマの社会派ミステリーではない。結局純粋なミステリーやなぞ解き、それに絡んであぶりだされる人間の業がテーマだったりする。このそろりと始まったえげつないミステリーはどんな形になるのだろう。どんな展開になるのかとても楽しみ。

 一家を惨殺された少年が捨てられた遺体の手の一部の第一発見者になるという設定がまたものすごい。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.321:
(5pt)

善意によるサスペンスの金字塔

最近、テレビ東京でもドラマ化されましたが。原作出版から、これだけ時を経ても尚。

やっぱり面白いです、模倣犯。

宮部さんの善意をベースにした、圧倒的な筆力による、サスペンスの金字塔かと。

もっとダークな宮部さんを読んでみたいと思いつつも、このクオリティで差し出されれば、降参です。

ピースというキャラクターの造形。
最初に読んだ時は、当時の流行りのサイコパスかな、と思いましたが。

2016年のドラマ化でも、十分、生きた人物に感じられました。
宮部さんの感性の賜物だと思います。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.320:
(3pt)

期待しすぎたか

宮部みゆきの熱心な読者ではないけど、最近の「三島屋百物語」シリーズは、構成も人物描写もクオリティが高く、「さすが当代一の売れっ子」だなあと思っていて、書店でふと目に入ったこの作品を手に取ってみた。
他にも書かれているけど、「1」は抜群におもしろい。緻密な描写、スリリングな展開、この先どんなふうにストーリーが転がっていくのかと、期待せずにはいられない。でも「2」からちょっと様子が変わり、「3」になると「?」という部分が多くなる。特急から各駅停車に乗り換えたようで、とにかく話が進まない。進まなくてもおもしろけれればいいが、「ここでこれをくどくどやる意味はなんだろう?」と考えてしまう。で、「4」以降の怒涛の展開を期待して進んでみるが、その気配はない。「んーでも、最後に大ドンデン返しがあるんじゃ?」と思って最後までいったが、それはなかった。
なんだろう。いろんな人の視点から緻密に書き込んでいく、というのは方法としてありだとは思うが、そのせいで「1」のワクワク感が木っ端みじんになってしまった印象。人物も、ある人は後半で突然饒舌になり、相手を論破していく。ある人は突然、探偵ばりに事件の真相にふれる発言をする。そんなキャラだって、まったく伏線はなかったと思うのだが。問題は、いろんな人の視点から描写しながら、肝心のアノ人の部分がないこと。ないことで想像力をかきたてるとかいう狙い? いや、それは無理だろう、この構成でやる場合、真相が判明した後でも、それかあってもいいと思う。さらに、いちばん驚いたのは「模倣犯」というタイトルのオチ。最後「え? まさかそれ?」と思わずに口に出してしまった。
考えてみれば、著者がまだ30代前半のときに作品であって、大作家への道を歩み始めた頃のもの。細かいツッコミはいくらでもいれられるし、星をつけるなら2つが妥当かと思うが、「1」のおもしろさでちょっと加点して星3つです。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.319:
(3pt)

(3)よりはマシ

やっぱり人間不信になってしまう流れです。普通の人のいい蕎麦屋の兄妹が死んでしまう流れは辛いですね。豆腐屋の爺さんがガンバッテいます。
模倣犯〈4〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈4〉 (新潮文庫)より
4101369275
No.318:
(3pt)

やっぱりこんな終わり方

ほんとに後味の悪い作品でした。人はどこまで邪悪になれるのか?とかいうタイトルが(4)に書いてあったと思いますが、普通に怖いですね。宮部さんの狙いだったとしても、間延びしていることもあり、迫力がなくなってしまい、最後はやっぱりこんな終わりかと残念でした。次のものに期待します。
模倣犯〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈5〉 (新潮文庫)より
4101369283
No.317:
(5pt)

模倣犯がまだ見えないけど、5巻まであるからね

最初の書き出しは興味をひきますね。見えない誰かが問題なのかな。先が楽しみです。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.316:
(4pt)

まだ模倣犯の意味が分からない

1巻からの流れがやっと見えてきたのかな。一家を殺された少年がいい感じです。どう変わっていくのかな。もう一つのストーリー(二人の青年が女の子を次々と拉致し殺していく)とどこで直接繋がっていくのか楽しみです。
模倣犯2 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.315:
(2pt)

5巻の中の中だるみ

5巻もあれば、方向が分からなくなったりするのだろうと思います。この3巻は、若い二人の悪人と善良な1青年との精神的なやり取りが交差していて、ページが進まず読んでる方は疲れました。この話をどういう方向に持っていくつもりなのか、あるいは最終は決まっていて、そこまでの引き延ばしなのか、よくわかりませんが、各人の心理描写がしつこい感じがしました。一番の悪者の性格をここまでグロく表現するのは、辛いです。すべて読み終わらないと何とも言えないので、ここまでの感想でした。
模倣犯3 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯3 (新潮文庫)より
4101369267
No.314:
(5pt)

おすすめです

ずっと気になっていたこの作品。 しかし全5巻もあるのに読み切れるだろうか(元々そこまで読者が好きな訳でもなくて)と尻込みしていましたが、読み始めてみるとすぐに引き込まれて、長編であっても読む事が一向に苦にならなかったです。 ストーリーに入り込み過ぎて、現実のニュースで死体遺棄事件があると、栗橋の仕業?と勘違いしそうになったり、 どうして摸倣犯というタイトルなんだろうという疑問が最後にわかって、そこも面白く感じました。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.313:
(5pt)

タイトルは読み終えたときに分かる

上下巻を通しての感想です。

散々書かれているように、贅肉のある作品です。全く本筋に関係ない「街角インタビュー」や
「声優の対談記事」まで盛り込まれたのはいくらなんでもやりすぎかと(苦笑)
焦らされながらも寝不足になりながら読んでしまうのは、やはりお話として面白いからなので、
その点は大満足。

また、被害者や遺族に立ちはだかる、「基本法」制定以前の被害者締め出し状態、
加害者側の家族・親族が受けるリンチ、取材という名のメディアによるプライバシー
暴露合戦など、いくつかの社会的問題について著者が問題提起していた形跡が伺え、
感慨を覚えました。

この作品の最大の美点は、「犯罪者を分析するな」という姿勢にあると思います。
本書の中で、主犯「ピース」は成育歴こそさらっと書かれますが、彼の心に
魔物が棲むようになったのはなぜか、というような問いかけはしません。
実際向き合ってみれば、自尊心肥大症のちっぽけな人間にすぎないとすぐ分かるのに
快楽殺人・愉快犯・劇場型犯罪を起こす人間に、一般大衆は恐れを抱き、
黒いシルエットのなかに「悪魔」や「怪物」を発見しようとする悪癖が、
あるように思われます。
それは想像力のある人間としては仕方ない傾向かもしれませんが
それでも行き過ぎは不健全だと思わされました。犯人像を想像力で
肥大させて、喜ぶのはだれか?考えれば分かることなのに。

少しの不満としては、前述した贅肉の部分をそぎ落として、
「カズ」の名誉回復がどのようになされたかをしっかり描いてほしかった点が
あります。彼と妹こそ純然たる被害者なのですから、ちゃんと救済されてほしかった。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.312:
(2pt)

プロとしてのハードルは達成しているが・・・

最終巻まで一気に読んだね。もちろん物語の展開に引き込まれ、結末を知りたかったから。
その意味ではサスペンス小説としての役割は十分に果たしている作品だ。そこは評価する。

が、しかし、読み終えて思うのは、各登場人物の造形とその描写、事件の流れからそれを取り巻く社会的反応に至るまで、とにかく強い既視感が沸き起こってしまい、それが作者に対する嫌悪にまで発展してしまったことだ。既存の小説のパーツを、いろいろと組み合わせて整合させ、立派な醍醐味のあるジグソーパズルが出来ましたというような・・・それ故に、全体としてものすごく薄っぺらく感じてしまい、登場人物たちの苦悩や葛藤に全く没入できなかった。犯人も、何か重さのないCGみたいな存在にしか思えなかった。

要は、作者自身がドロッとした沼地にいないわけよ、これは。本人の筆のベタつきがどこにもない。松本清張とは対極に位置する作品だね。
率直に言って、宮部みゆきの心というものが、この作品のどこにあるのか、俺には全くわからなかった。

今までいろいろ小説読んできたけど、この作品ほど、読者に対する、市場に対する「用意」と「提供」を露骨に俺の心に直撃させたのは他になかった。
作者自身に巧みなゴーストライターが憑依してるんじゃないのかと思ったぐらいで。

高評価の人、ごめんなさい。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.311:
(5pt)

宮部みゆきの傑作ではないでしょうか。

物語の流れが、スキーをしているようにスピーディーで、とても惹き込まれました。 面白い、の一言です。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.310:
(5pt)

流石の宮部みゆきさん。

面白かったです。 凄い構成力です。 元気が無い時には読み切れないので コーヒーを横に置いて読み始めますね。 この作家の本は。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.309:
(3pt)

ストーリーが、行ったり来たりするのがやや冗長。

話の内容は、大変、面白いが、話が行ったり来たりして、やや冗長。 できれば話の展開をもう少し早くし、短い小説にすると読みやすい。
模倣犯〈4〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈4〉 (新潮文庫)より
4101369275
No.308:
(4pt)

4巻くらいから、物語が動きはじめたが、やや冗長。

物語の動きが遅く、やや冗長な感じ。 特に第3~4巻にかけて、事件と登場人物の関係が複雑。
模倣犯〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈5〉 (新潮文庫)より
4101369283
No.307:
(3pt)

残虐非道の犯罪劇に振り回される人々の心の揺れ動き

宮部みゆきの代表作的な位置づけ故に期待していたのだが、読み進めるにつれイマイチ感が募っていった。登場人物の背景に厚みを持たせるためなのかもしれないが、ちょっと無駄に長すぎる(特に第2巻)。栗橋浩美が幻覚に悩まされるシーンや、ピースこと網川浩一が表に出てきて舞台を仕切るあたりなど、ややマンガ的に軽い印象を受けた。結局文庫5巻を読み切れるわけだからストーリー自体は悪くないのだけど。

個人的には前畑夫妻の会話や、塚田青年と有馬老人の会話などにぐっとくるものが多々あった。と、ここまで書いて、ひょっとしたら本作品の魅力はメインのストーリーそのものではなく、残虐非道な犯罪劇に振り回される人々の心の悲しみや怒り、絶望や葛藤、そして再生に向けた心の揺れ動きにあるのかもしれないと思った。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.306:
(4pt)

タイトルに目を留める

すらっとよむことができた。 一夜ですらっとよむことができた。 goood
模倣犯2 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259

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