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模倣犯
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模倣犯の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全411件 121~140 7/21ページ
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| 宮部みゆきの本にはまりにまとめ買い! 毎日続けて読めて楽しいです♪ | ||||
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| 宮部みゆきの本にはまりにまとめ買い! 毎日続けて読めて楽しいです♪ | ||||
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| 上巻下巻と通して読みました。 最初の感想としては、物凄い作品だな....です。笑 なんの脚色もなくそう感じました。 たくさんの立場から視点を変えて描かれる文章、そしてそれぞれの登場人物がリンクして行く様子、どれも読んでいて興奮するものばかりでした。 拾われた携帯電話や女性の証言など、幾つか未回収の事物もありますが、それはそれでいろいろな解釈ができるので、このままで良いのではないかと感じました。 文句無しに人にお勧めできる作品です。ぜひ。 | ||||
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| 皆さんの評価通り!よい本です。読み進めると止まりません。もっと読みたい・・・ | ||||
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| 「模倣犯」というからには、何か深いプロットがあるのかと最後まで読んだが、それはなかった。まさに肩すかし。主人公の少年が一家惨殺の生き残り、という設定と「模倣犯」が関連するとだれもが思うだろうが、それも皆無。犯人ピースの育った環境もいかにもという陳腐さ。何不自由なく育った愉快犯であれば、意外性があったのだが。この小説は推理小説ではない。最後の豆腐屋の老人の廃業も納得がいかない。壮大な失敗作。 | ||||
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| 評判が良い作品だったので期待して読みました。 前半は面白かったです。 ハラハラドキドキでした。 ピースがとても知的な男に見えて、今後の展開に胸を膨らませました。 主人公たちがどうやってピースに迫っていくのか、本当に楽しみでした。 しかし、後半がくどかったです。 くどすぎる。 ダラダラダラダラ・・・ 「いい加減気づけよ!」とアホな主人公たちにツッコミを入れながら読みました。 ピースにたどり着くまで時間がかかりすぎです。 ヒントはいくらでもあったのに最後の50ページくらいでやっと犯人がわかるという鈍感な主人公たちに呆れました。 特に高井由美子には大いに失望しました。 愚かすぎる妹です。 高井由美子視点を読む度にイライラしました。 この小説の欠点はピースと頭脳対決ができるキレ者のキャラがいないことです。 皆アホの集まりで、自分からピースを探すことができない。 だから、途中からピースがしゃしゃり出てくる展開にしたのでしょう。 最後、ピースは自滅して終わりましたが あれだけの知能犯の割には最後があっけなかったです。 なんか、消化不良。 最初が面白かった分、終盤の展開には失望しました。 トータルで評価するなら50~60点の小説ではないでしょうか。 前評判ほど僕は楽しめなかったです。 | ||||
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| 13年前の作品である。一気に読んでしまった。 何が面白いのだろう。陰惨な殺人が続き救いがないのに。 やはり私も大衆の一人、野次馬的興味なのだろうか。 そもそもミステリーに救いを求めること自体が目的が違うのだろう。 素直に異空間を感じるもの、そういった位置付けなのだろう。 | ||||
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| 5巻まで一気読みしました。 展開が気になったからです。でも面白かったかと言うと・・・うーーーん。 宮部さんの作品は初めて読みましたが、あんまり好きじゃないかも・・・。 心情を丁寧に描いている、という感想はそこここで見掛けましたが、心情に重きを置くために冗漫だという意見に賛成です。 ちょっと情緒的すぎるというか、なんというか。 ピースが子供っぽいのも、ちょっとがっかりしました。 私は駄作と評判の映画から見てしまったので、中居くんのイメージが強かったからかもしれません。 原作のほうが確かに面白かったのですが、ピースの最後はなんだか浩美と大差ない気がして、マスコミに登場したあたりから急に知能指数が下がったように感じてしまいました。 ピースが究極の悪について語る描写が浮いてしまった印象です。 理想が高いガキみたいになってしまったのは残念でした。 最後に有馬さんが語る言葉が、どんどんインテリくさくなってしまって、筆者が伝えたかったことを代弁したかったんだろうけれど、人物が変わってしまったように感じました。 途中から完璧すぎるスーパーおじいちゃんになっていましたね。 朴訥な印象が欠けて、スマートになりすぎてなかったかな・・・と。 真一と武上の絡みが冒頭にしかなかったのも残念でした。 もっと二人のやり取りが見たかったな・・・。 登場人物は多いし、心情の描写も丁寧なのに書ききれてないところもあって、微妙に感じました。もっと長くするか短くコンパクトに絞って書くかしてほしかったです。 | ||||
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| 最近このような事件がニュースで報道されていますが、異常な人間もいるとゆうことでしょうか!この系の本で面白く、わくわくするような作品を紹介して欲しいです。 | ||||
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| 学校時代の同級生の冤罪を晴らすという名目で、真犯人自身が登場するのは無理がある。 冤罪だと主張すればするほど、当然ながら「それなら真犯人は誰だ?」と思われる。 世の中は、「真犯人は自ら姿を現わしたりしない」という先入観を持っている人ばかりではない。 「おまえは犯人の親友だったのに、凶悪な犯行に全く気付かなかったのか?」という疑問を持つ人もいる。そして、そこから自分の犯行が露見していく。 劇場型の愉快犯なら、いっそ「私が真犯人です」と名乗り出た方がスッキリする。 | ||||
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| これほど精神的に疲れる小説は初めてかもしれない。 それでも最後まで読まずにはいられない。 そしてラストでようやく模倣犯というタイトルの意味がわかる。 その意味がわかったとき 実際に起こったいくつかの凶悪事件が私の脳裏をよぎった。 ピースのような人間が現実にいるはずもない、 作り話にしても手が込みすぎている、そんな風に感じたりしたこともあったが 自分の犯した罪をわざわざアピールしたり 犯罪者である自分を神かヒーローのように錯覚していたピースのような人間は確かに存在していた。 高井兄妹の死をはじめ あまりにもやりきれないストーリーがいくつも展開されたが 本当のことはどんなに遠くまで捨てに行っても必ず帰り道を見つけて帰ってくる という有馬義男の言葉は唯一の救いだった。 長い長い犯罪ストーリーのラストを通りすがりの母娘で締めくくるあたりは さすが宮部みゆきさんだな と思った。 塚田真一の成長ぶりにも胸が熱くなった。 この小説を通して 作者が一番伝えたかったことが何なのかは 正直 よくわからない。 しかし 名もなき愚かな大衆の一人である私は これを読んで 改めて誠実に生きることの大切さと美しさを痛感した。本当のことはいつか必ず帰ってくると信じて。 | ||||
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| 私は宮部みゆきさんの小説の中では 火車が一番好きなのだけれど 模倣犯1巻に関しては 火車を越える作品だと思う。 ひとうの殺人事件を軸に 有馬義男 塚田真一 前畑滋子の3人のストーリーが 別々に描かれている。 有馬義男は今回の事件の被害者の祖父である。 なんとか孫娘を助けたい一心で 冷酷きわまりない犯人に振回され 激しい憤りを持ちながらも 冷静に対処しようとする姿に感動した。 塚田真一は過去に両親と妹を殺害された被害者遺族である。 そしてその事件に対して なんらかの重荷を背負っている。その内容はこの巻ではわからない。 今回の犯人にしても 真一に付きまとう加害者の娘 樋口めぐみも ありえないほどの異常人物である。 にもかかわらず どの場面にもリアリティーがあふれているところはさすがだなと思う。 ボイスチェンジャーを使った犯人のキイキイ声は 本当に私の耳に聞こえてくるようだった、。 タイトルの模倣犯の意味はまだわからない。 | ||||
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| 2巻は殺人事件の犯人の一人である栗橋浩美の人生が描かれている。 自分勝手で プライドだけは高い 実にいやな人物である。 しかし そんな彼にも抱えてるものがある。そしてその存在が結果的に彼を殺人鬼へと導いていく。 それでも栗橋は まだ どこかに人間らしさのかけらを残しているが ピースは到底人間とは思えない。 そして高井和明がどんな風に 巻き込まれていくのか 私は2巻あたりから少しずつ この作品にストレスを感じ始めている。 | ||||
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| 1巻の事件の内容と栗橋の犯行に気づいた高井和明の苦悩が見事に描かれている。 和明は 他に類を見ないほどの善良な人間である。 しかも おそらくこの世で唯一の栗橋の理解者でもある。 そんな彼が事件の犯人に仕立て上げられて行く。 作品自体はすばらしいので 星4つを付けたが 個人的に好きな作品かと問われれば否である。 もう読むのをやめようかとも思ったが 最後はきっと カズの無実が証明され ピースに天罰が下ると信じて あと2巻 読んでみることにした。 | ||||
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| 善良な和明は世間からケダモノ呼ばわりされ 兄の無実を訴える由美子は あろうことかピースを心のよりどころにしてしまっている。2巻途中から じわじわと感じ始めたストレスはここに来てピークになった。 事件の被害者遺族 加害者家族 警察 マスコミ 傍観者 作者はありとあらゆる人たちに視点を当て それぞれの感情や本音を見事に描いている。 読者に先に事件の全容を知らせることで 世の中の理不尽さや身勝手さが必要以上に浮き彫りにされてくる。 救いようのない現実ばかりを突きつけられ 自分まで精神的に追い詰められていくような気がしてしまう。 篠崎刑事や有馬義男の優しさに わずかに癒されるものの 作品全体としては 感動や共感には程遠いものがある。 ここまで私を憂鬱にさせてくれる小説は今まであったろうか、と思う。 それだけこの小説には力がある、ということなのだろう。 物語の展開のさせ方や登場人物のわずかな仕草などの表現は見事としかいいようがない。 5巻でこのストレスから心地よく開放されることを願って 今回は星4つにとどめました。 | ||||
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| 無駄な所が多いと感じましたが、それでも滋子が一泡吹かせたシーンは圧巻でした。悪くないけどオススメは出来ない小説ですね。 | ||||
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| 読みたかった本なので満足しています。又この次も読みたいです。 | ||||
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| 模倣犯が全巻そろい、読むのが大変楽しみになりました。満足しています。 | ||||
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| 文庫本5冊分となりますが、一気に読みきった感じです。 読み終わった感想ですが、タイトルのとおり、おそらく作者の宮部さんの中では最初にあったのは真犯人がカミングアウトするシーンだと思います。真犯人は、自分が犯人だと明らかにしてでも守り通さねばならない「犯罪美学」とでも呼ぶべきものがあったんですね。そのシーンに向けて、丁寧に丁寧に伏線を張ったストーリー作りはさすがだと思わされました。 真犯人のその「犯罪美学」が、本当に優れたものであるならば、この作品は大問題作になったと思います。しかし実際は、その「犯罪美学」は、自分以外の人間を、自分の犯罪のための素材としてしか認識できない欠陥人間の妄想に過ぎず、自分が「大衆」とは違う特別な人間だと真犯人が次第次第に思い上がっていき、地に足がつかなくなったところで実にくだらない「カマかけ」に引っかかってしまい、足元をすくわれる…という形で真犯人は馬脚を現します。というわけでこの作品は大問題作にはならなかったわけですが、よく考えて見れば「犯罪美学」と呼ぶようなものであってもまともに物を考えられる人がそれを持つならば、そもそも連続殺人犯などになるはずはなく、従って小説にも当然なるはずはない、ということになります。「犯罪美学」は、「犯罪」の「美学」であるという点で、既に決定的に破綻しているわけです。 私は現実に連続殺人犯に会ったことはなく、それどころか刑事犯を犯した人に会ったこともありません。しかし、極めて法律違反が濃厚な手段で荒稼ぎをしている人物を複数知っています。彼らに共通するのは、大金を生み出す自分の手腕に酔っていて、他人を見ると自分のやっている「仕事」において駒としてどう動かせるか、ということしか考えない点です。自分のやっている行為に酔うあまり、目の前の人間もその人独自の思考・感情・論理を持つ人間だということを認識できないのです。ですから彼らは一様に、目の前の人間が自分の思い通りに動かないことに対して極めて感情的になりやすいです。そういう意味でも、作者の人間観察眼の鋭さに感心させられました。 この作品の主眼は、そういう「犯罪美学」に酔った人間の行動を克明に描き出し、そしてその末路の惨めさを知らしめることだったと思います。なので、不幸にして「被害者」になってしまった人の、その後の悲しみというのは、誤解を恐れずに言えばこの作品にとっては「蛇足」でしかありません。この部分を最小限に抑えていることも、この作者の物語作りのセンスを感じさせます。 長すぎるという意見もあるようですが、私はそういう主題を描き出すために必要な要素が盛り込まれ、かつ無駄な部分がないという意味でタイトなストーリーだと感じました。主題の設定が良かったのだと思います。 | ||||
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| 登場人物に関するディテールの書き込みが素晴らしい。 「単なる被害者」という扱いにはなっていない。 感動というのはおかしいかもしれないけど、 この作品は、逆説的に人々の営みの愛しさや愛を 伝えようとしているように思える。 | ||||
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