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模倣犯
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模倣犯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全405件 161~180 9/21ページ
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宮部みゆき大ファンの私ですが、宮部ファン以外の方にも是非お読みいただきたい。そんな作品です。 こともあろうか、その頃は宮部みゆきを知らず(今思えばそら恐ろしい)、話題だから見てみようと映画を見てしまいました。某SMAPの方が主人公を演じ、終始暗い、静かな雰囲気。何故か最後は爆発?......なんだこりゃって感じでした。 それから火車、理由、レベル7を読んで、宮部大ファンとなり、全て読み終わってから、ああ、あの映画も宮部みゆき原作かあ。と言うところで、あんまり面白くなかったけど、読んでみるか。と言う軽い感じでした。 大間違いでした。もともと600ページくらいの長編が好きで、長さは全然苦にならないのですが、それでも大長編。それが、あっという間に読み終わってしまいました。シドニーシェルダンを初めて読んだときのあの感覚でした。 文体は飽くまで静か。しっかりとした重い感じの、本来の宮部みゆきの文章です。いつも不思議なのですが、文章が重いのに何故かしっかりと読まされてしまう。読まされているから、時間がかからない。 他の作家では、伏線がほんの少し描かれている、と言うケースが多いのに、宮部作品は、違います。後になればなる程、あの文章はここで活きるんだ。と実感するのです。 私はハードカバーで読んだので、ベースになる上巻と、そこから発展する下巻と言う構成。ベースの部分ですら、一つの作品となりえると思います。それを更に発展させる構成力。と言うより、発展させるためのベースの描き方。理由で見せた一つ一つのパーツの描き方と、結果描き出される人物像。そんな構成力が最終的な宮部みゆきの凄さの本質ではないでしょうか。 書き込みが多い。描写に手間暇がかかりすぎ。と言った一見自信のない姿に、とんでもないパワーを含む宮部作品。その中でも圧倒的です。 絶対読むべきです。本当に損します。 | ||||
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長かった。それが第一印象です。 連載ものだったらしいので仕方ない気もしますが、 このラストなら文庫3冊程度にまとめて欲しかったというのが読み終えたあとの率直な思いでした。 この小説は、犯罪者たちを追い詰める爽快な推理小説ではありません。 被害者側からの視点で事件が進展していく「1巻」。 事件の結末を知りながら犯人側からの視点で読んでいく「2・3巻」。 犯人を知りつつも捜査は難航し、むず痒いが、確実に解決へと進んでいく「4・5巻」。 その合間に描かれている、被害者・加害者の家族たちの地獄の思い、希望への切なる願いが悲しいほどに伝わってきました。 他のレビューでもありますように、事件の展開での尻つぼみの印象は拭えませんが、心情表現に関してはまさに圧巻でした。 被害者、加害者の家族の人たちの心情を緻密に描き、読者に犯罪について再考してもらうことこそが宮部みゆきさんの目的だったのではないでしょうか。 以上を踏まえ、この小説全体での評価は☆4 しかし、有馬家族の言動描写や事件の進展で肩が震えるほど衝撃を受けた「模倣犯1巻」は、文句なしの☆5つです。 背表紙のあらすじは絶対に読まないでください。 あれは、一冊全ての要約ですよねw | ||||
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長いっていうだけではなく、ちょっと休憩ははさんで落ち着かなきゃって思う場面がたくさんありました。 せつないというか、心がザワザワするというか、悲しみや怒りがいろんな場面で込み上げてきました。 映画化もされていて、そちらは観てませんがこの込み上げてくる感情をきちんと映像にできてるんでしょうかね。 有馬さんが山崎努さんが演じてらっしゃるのを見てほっとしましたが。 | ||||
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小説自体はすばらしいです。 ただ善良な一家高井家への仕打ちが酷すぎて 真っ向から読むことができませんでした。 一巻二巻・三巻までは寝るのも惜しんで徹夜して読み耽たものの・・・ 四巻、あまりにあまりな仕打ちに真犯人への怒りと、苛立ちで 四巻・五巻はとにかく結果を追うだけの作業読書となってしまいました。 読み飛ばしてしまったページがかなりあります。 もし読み飛ばさなければもっと達成感を覚えることができたのでしょうか、 あの可愛らしいお蕎麦屋さんの一家は、もう戻って来ることはないのだ、と 思うと辛くて悲しくて、許せません。 楽しい読書ではありませんでした。 不愉快さのシミが残る読書になりました。 読み進ませる引力と得体の知れない魅力はすさまじい小説であることは確かです。 フィクションをもってこれほど心に影響を及ぼされる 宮部みゆきさんは本当に凄いと思いました。 でも高井一家が・・・ | ||||
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念のために述べておく。五巻の紹介文には「真犯人は一体誰なのか?」と書かれてはいるが、この物語はそうした「犯人当て」ものではない。むしろ犯人と被害者の周辺を巡る人間ドラマである。であるからいっそう、読み進めていく側の負担は大きい。特に三巻・四巻の展開は時間軸が逆行して結末を知らされたあと、そこに至るまでの経緯が執拗に描かれていて、それはつまりは1ページ毎に悲劇的な結末へと近づいていくということになるわけで、この山を越えるのには相当のエネルギーが必要であるだろう。事件そのものの実行部分も、ごくあっさりと書かれてはいるが、それだけに「行間を読ませる」手法であり、この上なくやりきれない気持ちになる。むしろ内容的にはかなり直截的かつ破壊的な我孫子武丸『殺戮にいたる病』の方が楽に読める気さえするくらいだ。 ところで近代社会以降になって、「社会」が発見され、「大衆」が見出される。デュルケームは「社会」を「社会的事実」として「物のように」扱うことを提唱し、その実践においてコントの命名になる「社会学」を確立した(『社会学の根本概念』)。オルテガ・イ・ガセットは「大衆」という無名の権力を「社会」の直中に見出した(『大衆の反逆』)。一方、リースマンはそうした「大衆」の指向性について鋭い考察を投げかけた(『孤独な群衆』)。“真犯人X”は、そうした集合性、無名性、他者指向性を特性とする「大衆」を操る術に長けた人物として設定されている。それに対抗するのは、日常生活においてお互いに触れ合い、言葉を交わす共同体としての「世間」である。観念的な「社会」と経験的な「世間」。被害者の祖父が“真犯人X”に向かって投げつける最後の台詞により、「世間」は「社会」に対し、自らの勝利を高らかに告げる。『模倣犯』とは敗北者の名前である。 文句なく、現時点での宮部みゆきの最高傑作。 | ||||
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私が小説に再び小説の面白さを思い出したのがこの本でした。 大学までの通学時間に暇つぶしに読む本を探していて、図書館で「なんか聞いたことがあるな」と思って何気なく手にしたのがこの本「模倣犯」。 久しぶりの小説だったしかなりの長編だったので、読み切れないかも、と思ったりもしたけれど、ストーリーが進むにつれてこの人物はどうなってしまうんだろう、この人物は…?と気になって気になって、全然読破するのが苦じゃありませんでした。 ストーリーの流れ的に決して幸せな結末が待っていないことは明らかで、話に入り込み過ぎて暗い気持ちになったりもしましたが、それは物凄くリアルに一人一人の人物の心情や受け入れがたい現実が描かれているからで、やっぱり宮部みゆきさんは凄いなと改めて感じた一冊です。 実は以前、映画をちらっと見たことがあって、何となく覚えている結末が「は?」って感じだったので大したことない印象を抱いていたのですが、小説は映画とはレベルが全っっっっったく違います。 この本は色々な意味で読む価値のある本だと思います。 | ||||
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上下通じての感想です。 宮部さんの小説には必ず救いがある。いつもそう感じていて 安心して読んでいたが、この作品にはそれがなかった。 「地に足を付けて、毎日丁寧に生きる。そうしてさえいれば きっと悪いようにはならない。」 宮部作品の通奏低音のような、この約束がなかった。 そのことがつらかった。 宮部さんらしい丁寧な人物描写で、登場人物の息吹を感じさせる。 もっとも私の心に残ったのは、『由美子は商売屋の娘である。・・・』 で始まる一連の文章だった。 自営業者でありながらその経営状態を把握できなかった ある家族への手厳しい指摘は爽快だった。 同時に、何の罪もない善良そのもの、助け合いながらつましく生きていた 高井家の人々がなめた苦しみが読後の私をさいなんでやまない。 | ||||
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ここまでの傑作にはなかなか出合えるものでありません。 日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。 その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。 そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。 悪というものを切々と語るのがこの3巻です。 まともな神経では読めないほど「悪」一色です。 幼馴染の声が携帯から聞こえてくるだけで「いまいましい」と感じる。 思い出のエピソードを聞きだして、被害者とその家族を不幸に陥れる。 著者の精神は正常なんだろうかとさえ疑います。それほど真に迫る描写力です。 文句なしに★5つです。 作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。 文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。 | ||||
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ここ20年のミステリーの最高傑作、だと思います。 日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。 その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。 そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。 1巻の見どころは・・・やはりハンドバックが発見されたことを聞いてしまい事故を起こすまでの、あの場面ですね。 これほどまがまがしく、日常と非日常の交錯を描き切れる作品ってそうないと思います。 そして、なんと1巻で犯人(一味)が早くも死んでしまうんですね。 この「読者をあきさせない」構成力もすごいと思います。 本当に平成に入ってから最高のエンターテイメント小説だと思います。 文句なしに★5つです。 作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。 文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。 | ||||
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日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。 その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。 そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。 1巻の見どころは・・・やはりハンドバックが発見されたことを聞いてしまい事故を起こすまでの、あの場面ですね。 これほどまがまがしく、日常と非日常の交錯を描き切れる作品ってそうないと思います。 そして、なんと1巻で犯人(一味)が早くも死んでしまうんですね。 この「読者をあきさせない」構成力もすごいと思います。 なかなか出合えない水準のエンターテイメント小説だと思います。 文句なしに★5つです。 作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。 文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。 | ||||
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日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。 その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。 そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。 1巻の見どころは・・・やはりハンドバックが発見されたことを聞いてしまい事故を起こすまでの、あの場面ですね。 これほどまがまがしく、日常と非日常の交錯を描き切れる作品ってそうないと思います。 そして、なんと1巻で犯人(一味)が早くも死んでしまうんですね。 この「読者をあきさせない」構成力もすごいと思います。 なかなか出合えない水準のエンターテイメント小説だと思います。 文句なしに★5つです。 作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。 文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。 | ||||
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ここまでの傑作にはなかなか出合えるものでありません。 日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。 その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。 そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。 2巻のほぼ全体を割いて犯人栗橋の人間像が描かれます。 ここまで読んで不愉快になって読むのを止めてしまった方も多いようです。 語り手の冷静な描写力を不快と感じるか、快挙ととるかで本作の評価が分かれるかと思われます。 これは好みの問題でもあるので何が正しいとは言えませんが、僕は後者です。 泣き崩れる父親とそれを醒めた目で見つめる息子の描き方なんて、そうできるものじゃないと思います。 文句なしに★5つです。 作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。 文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。 | ||||
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スピード感が全然無い。 「理由」も余りにもつまらなくて、最後まで読めなかった。 宮部さんは、火車だけやな・・ | ||||
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スピード感が全然無い。 「理由」も余りにもつまらなくて、最後まで読めなかった。 宮部さんは、火車だけやな・・ | ||||
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ストーリーとかプロットは重要でないし、感想は人それぞれにあれば良い。俺曰く、一言で表すに、『いけない領域に踏み込んで、敗退した作品』と評する。事件、事故が起こった時に、当事者同士の真実は『一つ』でも、周りの人間にとっては、いくらでも解釈の余地がある幾通りもの真実。それをつまびらかにしようとして、仕切れなかった。つまり、読者は先に『答え』を与えられる訳だけれども、作中の登場人物達は、迷い、信じ、助け合い、罵り合いを繰り返していく。その描写を延々と読まされる事に、苛立ちを感じてくる。将棋やオセロに例えるなら、読者は指し手であって、盤の全景を見渡しているけれど、駒(この場合作中のキャラ)は、駒同士の指し合いに夢中になっている。つまりこの本の最大の特徴は、読者を据える『位置』の目新しさであったと、過去の読書歴の中で感じた決算である。以上。 | ||||
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「火車」「理由」と並ぶ現代ミステリの金字塔! 日本国中を震撼させた未曾有の連続女性誘拐殺人が発生! <本書帯より> 個人的には「理由」を超えるミステリーの最高傑作だと感じています。 重厚な人間ドラマが織り成す現実味ある事件劇は、共感を煽り、心ごとこの作品に入り込んでいきます。 長編小説なのにスラスラと、それでいて色濃く読めるのは、まさに宮部マジックです。 物語は女性の右腕が発見されるところから始まります。 発見者、警察、ルポライター、被害者の家族、あらゆるサイドから展開されていき、複雑に交錯し合っていきます。 第2、第3の犠牲者が現れ、冷静に犯人を分析する警察と、被害者を訪ねるルポライター、そして被害者の家族に接触する犯人。 それぞれの観念から事件を垣間見ることができます。 犯罪捜査に対する警察の鋭い見解、身近な日常生活に影を落とす悲痛な嘆き。 誰もが被害者なら、残された者の敵はどこにいるのか・・・。 第1巻だけでも読み応え抜群。 全5巻を読むと、もうとてつもなく巨大な衝撃を受けます。 人それぞれだと思いますが、私はこれほど現実的で感動的なミステリはないと思っています。 | ||||
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ミステリの枠をはるかに凌駕した衝撃の問題作! 快楽殺人を「演出」し、マスコミを愚弄する現代の怪物の正体は? <本書帯より> 第1巻の続きかと思いきや、犯人側の視点で並行する物語です。 数々の小説を読んできましたが、猟奇殺人犯が育つ様を描いているのはこの本が初めてです。 なぜ彼は人を殺めるのか。 何が彼をそうさせたのか。 幼い頃から宿る罪の意識が、逃げ場のない彼を追い詰める。 そして、手にかけたその子は、死んでいた。 第1巻とリンクする物語は、まったく別の感動を呼びます。 それは悲しみではなく、哀しみ。 一体何が人を殺人犯へと変えるのか。 かつてない異色の物語、解禁。 | ||||
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「現代の闇」を見据えた究極のエンターテインメント! 群馬山中で転落炎上した車。 死亡した二人の若い男が犯人なのか? <本書帯より> 2巻の続きで、時間軸でいうと、1巻と2,3巻がほぼ並行しています。 事故で転落した車から出てきた他殺体。 連続女性誘拐犯が初めて殺した男性。 いったい彼は何者なのか、そしてなぜ彼は殺されなければならなかったのか。 多くの女性が犠牲になった事件。 犯人に捕らわれ、殺される恐怖を、犯人側の視点から描いていく。 そしてすれ違う友情から悲しみの底へと転落していった車に乗る二人の死体。 この二人が真犯人なのか。 新たな動きを見せる事件の予兆が、意外な犠牲者を呼ぶ。 | ||||
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初めて宮部さんの作品を読みました。全五巻と大作でしたが、一気に引きこまれて読み終わりました。一つの犯罪に巻き込まれ、関わる人々の色んな視点から話が進んでいくのですが、不思議と読みやすかったです。色んな伏線がちりばめられて、読者は犯人が分かっているだけに早く気付いて!とじれったい気持ちになりますが、それも早く物語を読み進めたくなる要素でした。ひとつ物足りなかったのが、ヒロミやカズ、真一や滋子など登場人物の過去や人物像が詳しく書かれていたのに、ピースの詳しい内面やなぜあのような歪んだ思想の持ち主になってしまったのか・・・、滋子が調べていますが、もっと深く書いてほしかったなと思います。 | ||||
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今更ですが先入観なしに読みました。文庫本5冊の長編ですが、やはりどなたかの指摘通り第2章の2,3巻あたりが長く、陰鬱過ぎる感じがします。でも5巻まで一気に読ませる力があり、ベストセラーになる作品と頷けました。第2章の長さとやや強引すぎる展開を感じる点で星1つ減です。もう1回はじめから読みたいとは思いませんが、読んで良かったと思える作品です。マスコミ報道ではスポットのあたらない犯罪被害者の視点を丁寧に表現されていると思います。 | ||||
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