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模倣犯



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模倣犯の評価: 4.01/5点 レビュー 405件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.01pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全405件 401~405 21/21ページ
No.5:
(4pt)

時をさかのぼることができれば…

後悔をした事の無い人間はいないはずだ。 上巻では登場人物たちが平凡な幸せを奪われる経緯が鮮明に語られている。彼らのもしもあの時…と言う後悔が読者の心に住みついていく。上巻を読み終える頃、読者は完全に被害者の家族になっていることだろう! これ以上の悲劇を起こさないで!と叫びながら、読者は下巻へと巻き込まれていく。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.4:
(5pt)

やっぱりすごい宮部みゆき

”理由”から久々ですが、”火車”を読んだ時の興奮をおもいだしました。なんて時代をキャッチした小説でしょう。サスペンスでありながらちゃんと人間に訴えるメッセージを持っている作品です。電車で読んだのですが最初の方で主人公の彼に引き取ってくれたおばさんが彼の憎むべき犯人に対する気持ちを訴えるシーンと作品のラストのどこにでもいる母親が願いを語るシーンでは目をウルウルさせてしまいました。(そして人物配置のうまいこと!) 教科書にのせてみんなに読んでほしい。みんな愛する人がいて、守りたいと思っている、それが一番大切なんだと・・・
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.3:
(5pt)

とにかく多くの人に読んで欲しい、こんな時代だからこそ

「理由」で失望した人、「蒲生邸」で離れた人、宮部みゆきはやはりすごかった。巧みなストーリー構成はそのままに、厚みや凄み、深みまで増した宮部みゆき。とにかく上巻を読んで、下巻に急げ。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.2:
(5pt)

ミステリ界のノーベル文学賞をあげたい。

軽い文庫本10冊分くらいの分量で、読み終わるまで一苦労だけど、それだけの値打ちはあります。とりわけ高井兄妹の切ない運命など、ここまで書き込んだからこそ「やっと受け入れられた」ような気がします。一口で言えば、作家的膂力を感じさせる大作、大作にもかかわらず とても”引き”の強い 愛すべき物語です。 犯罪者、被害者、犯罪者の家族、被害者の家族、ジャーナリスト、社会の空気、警察までが書き込まれ、様々に対決し、波紋を広げていくミステリなんて今まで あったかしら?しかも信じがたいことに、このお話はきれいに収束する。ラスト近くに、犯罪者の娘と被害者の息子が対峙して、息子の方が「俺は、おまえのこと、やっぱり許せない」「‥だから、誰かほかに、おまえを助けてくれる人を探しなよ」というあたり背筋が逆立ちました。言葉にすると「殺人に取り返しなどつかない。だがお前は生きろ」という息子の赦しの言葉なんですけど、作者には、この超大作に取り掛かったとき、このエンディングが見えていたのかしら?そうね~、あえて欠点を挙げると、このお話を お説教くさく感じる人、さすがに長すぎると感じる人はいると思う。けれども、読まずに語ることなかれ、本作は10年に一度の傑作かもしれない。「火車」に引き続き2度までも、このレベルの傑作を物した作者は賞賛に値する。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.1:
(5pt)

名人芸!

宮部みゆき久しぶりの現代ミステリー。でも待っただけのことはある。上下巻合わせてかなりのボリュームだが、ラストが近づくにつれ「あ~もう終わっちゃうよ~」と叫びたくなるほどの宮部ワールドが広がっている。宮部ファンはもちろん、そうでない人にも絶対オススメ!
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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