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模倣犯



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模倣犯の評価: 4.04/5点 レビュー 411件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.04pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全411件 341~360 18/21ページ
No.71:
(4pt)

内容はよし。でも・・・

とりあえず読み終わりました。夏休みだからというのもあってか、読むのにかかった時間は上下巻あわせて20日。約1400Pです。内容は、描写の仕方がとてもリアルで臨場感がありました。ただ、長いのと登場人物が多いのとで、フッと名前がでてきても「アレ?この人誰だっけ?」と思ってしまうところがしばしば。読み進んでいくうちに「あぁ。はいはい。ここででてきた人か。」と思い出すんですがやっぱり脇役が多すぎかな、と思います。内容はホントにすごくおもしろいけど時間がないと一生読めない気がします。1400Pといっても1Pを上と下に分けてあるので、実質は2500Pぐらいあるんじゃないかな。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.70:
(3pt)

長い

面白いことは面白いのですが、長いですね。
ちょっと読み疲れます。
犯罪者側のやることは気味が悪く、また憎たらしい。読んでてそう感じさせるだけの筆致力は十二分ある。物語に入っていくのも割とすんなり入れたと思います。
しかし、あそこまで長いストーリーにした意味はよく分かりません。
もう少し適当に端折っても同じような話は書けたと思います。
その意味で、少しテンポの悪い部分があるように思います。
ちなみに模倣犯というタイトルの意味は、読んでる途中では余り考えない方がいいと思います。どうせ分からないので(笑)。
読み終わればもちろん分かりますが。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.69:
(3pt)

とても大きな本!

流行型推理小説―――登場人物を縦割りで書き分け、伏線を大切にし、カタルシスの美しさを競い合う―――を読みなれている人がその観点から見ると、この本は物足りないと思います。しかし、これは推理小説的な「逆算」ではなく、純文学的な「順送り」によって書かれたものでしょう。やろうと思えば何千何万ページでも書けたわけで、つまりは、問題は結末ではなく過程にあると思いました。で、その過程で言っているのは何かというと、<欠点を補おうとしないくせに「個性」ばかりを主張する、最近の青年に対する厳しめの叱咤激励>だと感じました。そういう点から読んでみると、身につまされる人も多いのではないでしょうか。「悪」と「善」の位置関係を考えると面白いかもしれません。「悪」がデッかく中心にあって「善」が逃げ回っているという序盤の位置が、過程によってどのように変わるのか。ところで「独自性」はゴールではなくスタートとするものです。その意味でこそ、この犯人は子どもですが、そこは書かれていないように思いました。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.68:
(5pt)

長いけど。。。

 手放しでおもしろかった! 「作者はどうやってこの犯人の心理をリサーチするのだろう??」と思うほど、リアルで生々しい心理描写が素晴らしい。かなり分厚いハードカバーで上・下巻ありますが、時間をかけても読む価値ありと思います。 「長すぎる」「無駄な部分が多すぎ」「結末が拍子抜け」等の意見もあるようですが、、、。人間形成って、とても複雑なものですよね。その人がなぜそういう人間になったのか、なんて説明できるものじゃない。それを極力伝えようとしたのが、この作品なのではないか?と思います。結末が拍子抜け、という意見に対しても、伏線としての真犯人の人間形成過程が鮮明に描かれているからこそ、違和感なく感じられました。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X
No.67:
(3pt)

距離感の違い

宮部世界の魅力は、登場人物たちを包む視点の温度にある。「保健室の先生」である。本書でもみんな懸命に生きている。微笑ましいそれは宮部ワールドの住人である。しかし、今度の相手(犯人)はそんな共和国法にお構いなしに、見たこともないフットワークで圧倒する。中に飛び込みショートアッパー、外からはロングフック。主人公(犯人以外)がついていけない。そもそも距離が違うのだ。こういう相手と試合することは、大きな困難ではあるが、自らの限界に挑み自らを超えるチャンスでもあろう。しかし、作者は自分のスタイルに自信があるために、自分を崩すことなく忠実に戦った。果たしてその結果やいかに。私は、作者が自分のワールドの中に、トピックの全てを咀嚼して取り込めていないのがそもそ!もの問題だと思う。「意思」が新聞の社会面から抜け出せていない。KO決着、しかし、タイプが違うために試合としては噛み合わなかった、そういう違和感、そういう印象。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.66:
(5pt)

それでも輝く宮部の優しさ

全部を通読しての感想なので,上下巻両方のレビューに同内容で投稿させてもらいました.多くの人が書かれているように,物語世界の全体を俯瞰するためとはいえ長過ぎると思いますし,所謂「犯罪小説」が好みの人には登場人物のキャラクターや最後の真犯人の稚拙さが納得できないかもしれません.また,やはり「火車」を超えていないと言われたら,そうかもしれないとも思います.でも,それなら読むに価しないかと問われたら,やはり読む価値は有ると思うのです.ちょっと甘いかもしれませんが,5つ星にしたのはそのためです.最近巷に溢れる犯罪小説の犯人は頭が良くてスマートな人間が多くなってきました.でも,彼等が散々に猟奇的犯罪を犯した挙げ句に「だから人間の本質は残酷なのだ」みたいな㡊??とを言われても,本当にもう結構という気しかしないのです.いつからか犯罪者がヒーローのように扱われる本が巷に溢れているのに違和感を感じるーーそういう感覚を持っている人になら,この本は絶対にお勧めできます.その意味で,本書の山場は前畑が真犯人と直接対決をするところではなくて,有馬義男と真犯人が電話を挟んで対峙するあのシーンにあると思うのです.連続殺人者でありながら自らの知性と正義に耽溺する真犯人に対し,「それでも犯罪者は愚かだ」と叫び,反駁し,論破してくれる彼の2ページに渡る台詞こそが,作者の書きたかった言葉なのではないでしょうか.最初に述べたような箇所で批判するのは易しいでしょう.それでも私は,特に最後の50ページは,読む価値が有ると思うのです.
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.65:
(2pt)

冗長すぎ

「龍は眠る」「火車」「理由」など、時代物、短編も含め、宮部みゆきさんの著作はほとんど全て読んでいます。が、本作は、その冗長さだけが印象的でした。この本の後、新作を手に取るのにためらいが生まれました。ファンなだけに期待度が高いせいかもしれませんが、ちょっと残念でした。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.64:
(5pt)

もう少し。

しっかりしたストーリーで素晴らしい。だから☆五個なんですが、個人的には途中無意味な長さがあるような感じがします。そしてもう少し被害者の悲しみが欲しかったような。ちょっと偉そうになっちゃったかな。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
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No.63:
(5pt)

凄い!

本当に面白かった。宮部作品の中で最高の作品だ。下巻の初頭に大きな山場がある。大作(ここまででも十分に大作だ)のエンディングにもふさわしい。しかし、その山場を乗り越えポシャリもせずに一気に最後まで読み通させる筆力にはただただ感嘆!なお題名だが,多くの読者は何の違和感もなく読み進むだろう。やがて、なぜ模倣犯なのか次第に不審に思い始めるだろう。しかし、最後の最後で納得させてくれる。宮部作品と限定せずに最高の傑作と断言する。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.62:
(3pt)

ひつこい

話長いです。もっとコンパクトに、一冊にまとまるはずです。映画化もしたし、一、宮部ファンとして期待していただけに残念だった。映画も全くだめでしたね。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.61:
(4pt)

前半で事件が終わってしまった。

 読む前は、こんな分厚い本、読めるかな、と思いました。でも、かなり読まれている本だから、きっとおもしろいんだろうな、とも。 この本の前半部分、第1部の終わりで、あっさりと、事件が終わってしまいます。あれ? ほんと? って感じです。 第2部は、違った視点から、事件を再度、なぞって行くのです。 結構おもしろく読めました。少なくとも、『下』を読みたいと思うくらいにはおもしろい。 『犯人は誰か?』というミステリ性はこの本にはありませんが、何故題名が『模倣犯』なのか?という謎解きは、この本にあります。 私は、主に通勤時間を使って読みましたが、そういう細切れに少しずつ読むような読み方の方が(一気に読むより)、この本には合っているような気がしました。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.60:
(3pt)

再読はしないと思う

風邪æ°-å'³ã§ä¸€äººãã‚Šã®é€±æœ«ã€ä¸€æ°-に読了ã-て思ったのは、いつもと何処かが違うというã"と。とã"ろどã"ろ過剰にå†-長で読みにくいのだ。登å '人物のç"Ÿæ'»é¢¨æ™¯ã‚'片っ端から書いていくという、å†-長とも評される宮部の作å"ã¯ã€ãã©ããªã‚ŠéŽãŽã‚‹å¯¸å‰ã§ã±ãŸã£ã¨æ­¢ã‚€ãã®ã‚¿ã‚¤ãƒŸãƒ³ã‚°ãŒç' æ™'らã-いと思っていたのに、今回はフライングæ°-å'³ã§ã¯ãªã„か。ã"れは、たぶã‚"、個性的な登å '人物が多すぎて、みã‚"なが狂言回ã-になろうとã-たせいだ。語ろうとするテーマも散漫で、ジャーナリズムにおいて型にはまった物の見æ-¹ã‚'行うã"との愚かã-さã‚'強調するよりも、ä¸-é-"に溢れる様ã€...な「模倣」とそれに振り回される人ã€...ã‚'散りばめたæ-¹ãŒã€å...¨ä½"が締まったように思う。それだã'じゃない。下巻の後半で、今までとはæ‰"って変わっã!¦ã€ç•³ã¿ã‹ã'るように事件が解決されていくのだが、上下巻ぶっ通ã-で読むと、前半のå†-長さに引きずられてリズム感が狂う。もともと、ぶっ通ã-で読む読è€...ã‚'想定ã-ていないのではないかと勘ぐってã-まうほどに、バランスが悪い。後半で畳みかã'るような解決ã‚'提供するミステリといえば、東野圭吾の「百夜行」が挙ã'られるが、あちらのæ-¹ãŒãƒªã‚ºãƒ ãŒå®‰å®šã-、ミステリとã-て、スマートで爽快感があったと思う。「模倣犯」は、果たã-てミステリなのだろうか。というわã'で、私は、ã"の本ã‚'もう一度読みたいとは思わない。が、「模倣犯」というタイトル、豆è...å±‹ã®ãŠã˜ã„ちゃã‚"のåŒ...容力、最後の数ページに描かれている、市井の人たちが事件ã‚'消åŒ-ã-ていく件は、とても好きだ。相変わらず、とても宮部らã-くて。私は!、「模倣犯」が読みたかったのではなく、「宮部みゆきのæ-°ä½œã€ãŒèª­ã¿ãŸã‹ã£ãŸã®ã§ã‚るなあと、読み終えて、つくづく思った。評価が難ã-い。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.59:
(5pt)

深い人間群像の心象風景が面白い

宮部みゆきさんの小説が「くどい!」とか他にこの小説が中学生レベルの内容だ、とか言う意見も耳にしたことがありますがそんな意見とはうらはらに実際、読み進むとますます深い人間群像の心象風景、事件の解明が気になり、長編小説の活字を追う楽しさの醍醐味がここにありました。「くどい」のではなく長編ゆえの構成として私はくどく感じませんでした。中学生レベルというのはショックですが人気がある小説として様々な意見が噴出するのも仕方ないことでしょうか。上巻では登場人物で「カズ」がなぜかとても身近に思えまし。下巻はまだ途中読みですが、読み終わるのが淋しい気がしてしまうくらい上巻同様、ますます面白いです。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.58:
(3pt)

そんなによいですか

理由などの現代もの、クロスファイヤーなどのエスパー系、ぼんくらなどの江戸ものなどなど種種よんできました。模倣犯はそんななかで、そんなによいのでしょうか?犯人は、すぐにわかってしまうし、犯人がそんな犯罪をする必然性なんてぜんぜん感じなかったし。よけいな書き込みが多いし。ちょっとくどい感じがしてよみました。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.57:
(3pt)

残念。

構成については、著者の意図を理解できる。登場人物全員にそれぞれの人生を与えたい気持ちも判る。…だったら何故ピースに、他の誰よりも深く淀んだ彼だけの‘命’を吹き込まなかったのか。非常に惜しい、です。ピースをもっともっと知りたかったです。割合的には下巻全てがピースでも良かったと思います。ピースの続編書いてくれませんかねェ。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.56:
(4pt)

驚異の物語世界

各賞を総なめにした大作。「これでもか」の書き込み、描き込み。これだけの複雑怪奇な世界を破綻無くまとめあげる宮部みゆき、恐るべし・・・
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.55:
(5pt)

映画の数倍面白いです、特に上巻は

上巻は5つ星、下巻は4つ星。上巻は被害者の家族の目線で、下巻は犯人の目線で描いています。次は一体どうなるのかと思うと、違う場面になり先を読みたいあまりにはまっていくという感じですね。2001年度のこのミス始めミステリーの1位を総ナメにした作品。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.54:
(3pt)

プロローグの盛り上がりはどこに

上巻の手首発見から、様々な事件への展開、犯人像の推測とここまでは読んでいて過去の作品に無い面白さがあった。そこまでは最高傑作かもしれない。しかし、上巻途中からの犯人と取り巻く登場人物側からの描写に代わったところから、冗長さを感じた。また、犯人を冷静沈着・頭脳明晰・冷酷な主犯と激情型・単純な共犯としたところまでは良かったが、結局主犯も『小説を模倣している』と自分の犯罪を批判されたことで激情する単純で子供じみた人格としてしまったところが残念である。もっと、神秘性が欲しかった。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.53:
(2pt)

1冊にまとめたらもっといいのに。

内容はよかったと思います。ただ、話が脱線しすぎた感じがぬぐえません。犯人と主人公そして周囲の人々全てを、あまりにも詳細に表現しすぎていたのではないでしょうか。まさに「今風」の犯罪小説なので、淡々としている方がさらに怖さが増したかも・・。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.52:
(2pt)

微妙・・・

 宮部さんの作品は好きなので今回も楽しみにして読んだのだけど、 正直がっかりした。映画化され、話題にもなっているが、 「なぜこの作品が・・・?」と不思議に思ってしまう。 まったく面白くない訳ではない。登場人物が一人一人心理描写 されているとこなど発想がよく面白かった。しかし、反面で 文章が長くなり、回りくどかった。 今、「模倣犯」を読もうかと迷っている方には前作を薦める。 どうしても、「模倣犯」という方は映画を見た方が良いかも・・。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658

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