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模倣犯



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模倣犯の評価: 4.01/5点 レビュー 405件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.01pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全405件 21~40 2/21ページ
No.385:
(4pt)

小説のタイトルが、なぜ「模倣犯」なのか理解できた。

上下2巻からなる、しかも1ページに上下に書かれている長編小説である。登場人物も多く、メモを作って人間関係を記録して読んだ方が、理解が増すと思う。
 ミステリー小説なので、詳しく書くことを控えるが、犯人と直接対決する、TV局での場面は迫力がある。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.384:
(3pt)

90年代はそうだったのかな

まだ1/5なので、今後に期待の星3つです。

登場人物の行動に疑問を感じては、1990年代の話だったと思い出す
ということを繰り返しながら読みました。
10~20代の方にはまどろっこしく感じるかもしれません。
(電話といえばコードがつながった受話器であり、
スマホはもちろん、携帯電話も普及していません)

上記の引っかかりを流して読めば、
各登場人物の話がどうつながってくるのか、
けっこう犯人に近づいてそうなのに
あと4巻もあるのはどういうことだろうかと
今後の展開を楽しみに読めました。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.383:
(5pt)

読後も完結せずに残り続ける世界。タイトルの意味が秀逸

4巻のラストで執筆を宣言したピースが、真犯人存在説を携え、メディアに颯爽と現れる。
時代の寵児となった彼だが、一方で事件の関係者や彼に接した人々の中には少しずつ不信感を募らせていく者も出始める。

デスク係の刑事・武上の娘が匿名の掲示板で発掘した目撃情報や、子供の拾った携帯電話、滋子が突き止めた別荘のアジトなど、真犯人を追い詰める材料は着々と揃えられていく。しかし完璧に見えた犯罪の幕切れは予想外の形で訪れる。
自身の作った物語を滋子によって猿真似と罵倒され、模倣犯だと糾弾されたピースが自ら罪を認めてしまうのだ。その不用意さはピースの過剰な自意識の裏返しでもあった。初めて、そして唯一、ピースという存在に血が通っていることを思わせるシーンでもあった。

ところで作者は嫁姑の確執を描写するのが妙にうまい(実体験かと勘繰ってしまう)。本作ではライター・滋子とその夫・昭二の衝突が繰り返し描かれ、そこに姑が絡んでくる。嫁姑の対立場面は直木賞受賞作の「理由」でもあった。
登場人物達にとっては非常に重要な問題だが、事件にはまったく関係がない。それでもこの場面を描くからこそ、登場人物が実態のある存在としてイメージできる。その意味で、物語には欠かせないシーンでもあった。
近年、多くの小説ではストーリーに重要な事柄だけが描かれ、余計な描写は省かれる傾向にある。そこに生きる人々は都合の良い紐人形でしかなく、読み終えて本を閉じた瞬間に消えてしまう。
しかし宮部みゆきは事件のみ切り取るのではなく、現代社会そのものを描き、登場人物は確かに生きている人間として存在する。だから読後も世界は完結せず、ずっと続いていくような茫漠たる高揚感に襲われるのだ。

「理由」もそうだが、描かれるすべての登場人物に妙な親近感を覚えた。しかし樋口めぐみだけはどうしても感情移入できなかった。ただただ不快感だけが残る。
由美子の死後、両親やお見合い相手の篠崎刑事の視点でその死が描写されていないため、少し物足りなく感じた。

3500枚という分量はどうしても冗長に感じるが、それに相応しい密度の傑作であり、深く考えさせられることも多かった。火車や理由に惹かれた読者なら必ず楽しめる一作だろう。
模倣犯〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈5〉 (新潮文庫)より
4101369283
No.382:
(3pt)

広げられた風呂敷が少しずつ畳まれていく

1〜3巻で登場した人物が少しずつ絡み合い、2,3巻で停滞したストーリーがようやく進展していく。
1巻で死亡し、ヒロミの説得を試みたカズが犯人の一味として社会に糾弾され、その遺族が受ける理不尽な迫害が描かれる。
読者はカズの無実を知っているが、作中ではそれを知らない人々の身勝手な正義が遺族を追い詰めていく。現実でも蔓延る理不尽が執拗に描かれるが、カズの妹・由美子に同情するとともに、妙な嫌悪感も覚えてしまった。

4巻ではこれまで明かされてこなかったピースの本名がようやく明かされる。これまで徹底して「ピース」としか呼ばれなかったことから、おそらくこの人物の本名はすでに1巻あたりに登場していて、意外な人物なのだろうと思っていたら、まったく知らない人物だった。
遺族の集いにて大立回りを演じた由美子に対し、ホテルの支配人と警備主任が何の権利もなく由美子を断罪しようとするシーンが印象的だった。彼らの正義が身勝手なものであり、さらにその正義の矛先が的外れであることは読者ならわかることであるが、それを真犯人であるピースが庇うという構図が秀逸だった。

遺族から金を巻き上げようとする「弁護士」浅井も心に残った。物語にはけして必要不可欠な存在というわけではないにも関わらず、このような人物を登場させて(良い意味の)不愉快さを演出するあたりが作者の憎らしいところである。

4巻は意外な終わり方を迎える。ここまで大きく広げられた風呂敷が少しずつ畳まれていくが、最終巻でどのような終わりを迎えるかとても楽しみ。
模倣犯〈4〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈4〉 (新潮文庫)より
4101369275
No.381:
(3pt)

さらに深く掘り下げられる一方で、さっぱり進まないストーリー

2巻では犯人である栗橋浩美やその幼馴染であるカズやその妹・由美子の時点で物語が進むが、3巻はほとんど栗橋浩美の視点で展開されてゆく。そのためか、いつの間にかこの犯人が物語の主人公のような錯覚に襲われると同時に、妙な親しみも覚えた。

1巻の終わりで犯人らしき2人の男が車ごと崖から転落して死亡するが、その場面に至るまでの経緯が詳細に描かれる。
車で運ばれている途中で意識を取り戻したカズが、計画の全貌を知っても逃げようとせず、助けを求めることもなく死んでしまうのだから本来は不自然な流れなのだが、そこに至るまでのヒロミとカズの生い立ちが丁寧に丁寧に描写それるため、不思議と納得してしまった。

377ページでピースがカズに、「僕は捕まったりしない。」と言い切る場面があり、僕ら、ではなく「僕」という一人称を使ったため、おそらくヒロミはカズとともに殺されるということの伏線だろうと思って読んでいたが、2人の死は普通に事故だったらしく、なんの伏線でもなかったために拍子抜けした。

地の文において、ヒロミは栗橋浩美というフルネームか、カタカナでヒロミという2パターンで記載される。なぜ使い分けるのか明確な理由がわからず、次巻以降の伏線かと期待する。
3巻までのメインキャラクターであるヒロミとカズが死に、いよいよピースについて次巻以降では描かれると思う。
この事件がどのように幕引きを迎えるのか期待したい。
模倣犯3 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯3 (新潮文庫)より
4101369267
No.380:
(3pt)

さらに多角化する視点。メインストーリーの進展はなし。

第1巻は連続女性誘拐殺人事件の犯人と思しき二人組が遺体となって発見されたところで終わるが、2巻ではこの二人を中心に犯人側の視点で事件が掘り下げられる。

1巻で描かれた人物たちはほとんど登場することなく、本筋のストーリーがまったく進まないため、やや退屈に感じる。
一方で、1巻同様にすべての登場人物が丁寧に描写されているため、確かに作品世界の中に生きているのだと感じさせられた。結果、世界の奥行はさらに深くなった。

犯人のメッセージを届ける役目を与えられた女子高生の視点もあり、犯人と接触してから殺害されるまでが60ページ以上に渡って描かれている。
彼女が殺害されることは、すべての読者と犯人が知ってるにも関わらず、この少女だけそれを知らず、最期の瞬間まで生きたいと願い続けている。彼女の運命を知りながらそれを追体験するため、まるで犯人と共犯関係になったような錯覚に襲われた。

多様な視点が入り乱れる上、時系列も意図的にバラバラにされており、各節ごとの前後関係がわかりにくい。犯人・栗橋浩美によって最初に殺害された2名の女性のその後については描かれておらず、本筋とは直接関わりのないところで大きな謎が残されることとなる。
また、事件の鍵を握る「ピース」の正体についてもあえて伏せられ、その正体は3巻以降に持ち越しとなった。
緻密に描かれた世界のリアリティには驚かされるばかりだが、分量に比してストーリーの進みが遅く、やや食傷気味になる。次巻以降に期待したい。
模倣犯2 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.379:
(4pt)

宮部みゆきの代表作にして社会派ミステリの傑作

火車、理由に続いて社会派ミステリである本作を読んだ。
ここでは一巻についてのみ言及するが、連続女性誘拐事件を多角的に捉え、深く広く掘り下げられている。
一般的なミステリが事件を描くのに対し、宮部みゆきは事件ではなく社会全体を描いてみせる。そのため、どうしたって本筋とは無関係な部分についても細かく描写する必要があり、現代人には冗長に映るかもしれない。
だがこれは好みの問題で、個人的にはとても好きである。事件だけを切り取って都合よく作られたフィクションの世界よりよほどいい。

『有馬義雄は途方もない孤独のなかにいた。しかも、それはまだ始まったばかりだった。』という文章が読後に心に残った。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.378:
(4pt)

読み手の語り口がいい

読み手の語り口、声のトーンがいいので落ち着いて聞けるし物語に入っていける。今まで聞いた中では「火車」の三浦友和さんのナレーションが最高すぎたけど、この人も十分及第点。
模倣犯2 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.377:
(3pt)

良い

よい
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.376:
(5pt)

Apple Watchに何回も呼吸してと言われた

一気読みするくらい面白かった
誰が主人公と言うわけでもなく、たんたんと進んでいって、どんな風に解決するかのかドキドキしながら読んだ
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.375:
(5pt)

宮部みゆきを信じて良かったと、納得する感動のラスト。

やはり宮部みゆきを信じて良かったと、納得する感動のラストだった。由美子の自殺あたりから、涙腺が緩み、有馬老人が真犯人に言葉を投げ掛ける頃には、感涙していた。これだけ沢山の伏線を、納得のいくよう丁寧に回収して見せた手腕には脱帽するよりない。

  タイトルに込められた意味合いが、ラストでようやく解る構成も流石。前巻で疑問を感じた、心理描写のない真犯人の描き方も、最後の最後に馬脚を表す彼の醜さの、効果的な演出になっていたと思う。
模倣犯〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈5〉 (新潮文庫)より
4101369283
No.374:
(3pt)

心理描写が一切ない「ピース」の描き方に疑問

いよいよラストへ向けて、スト-リーが大きく展開する巻だが、個人的には最重要人物「ピース」の描き方に難を感じ、あまり髙く評価できない。

 彼が悪意で由美子を絶望に陥れる恐怖が、ストーリーの大きなポイントと思うのだが、まず由美子が彼をこんな安易に信頼してしまうのは、非常に不自然。彼女が巻き込まれてしまうトラブルも、あまりに作為的で、感心しなかった。

 そして、作者はあえて計算の上書いてるのだろうけど、彼だけは心理描写が一切ない。それが何を考えてるのかわからない、彼の不気味さを演出しているのは確かだけど、私には疑問だ。本作の最大の魅力は、登場人物の執拗な心理描写と思うので。
模倣犯〈4〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈4〉 (新潮文庫)より
4101369275
No.373:
(4pt)

究極の人間愛に涙した。

3巻は2巻に引き続き、栗橋浩美のストーリー。全体のストーリーは全く渋滞したままで、エンタメ小説としては疑問符を付けざるを得ないけれど、高井和明の投入に宮部みゆきらしい優しさを感じた。最後の車中での会話で、栗橋浩美が真相を知らされ、車が転落炎上する場面の描写は圧巻。愚鈍なイジメられっ子が、酷薄なイジメっ子を見捨てず、最後に身を捧げて友人の人間性を取り戻させるー客観的に見ればあり得ないけれど、究極の人間愛に、私は涙した。人間はここまで優しくなれるものか。
模倣犯3 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯3 (新潮文庫)より
4101369267
No.372:
(4pt)

エンタメ小説なのに、冗長な純文学的アプローチを試みた挑戦を評価

2巻を読み始めてまず、いきなりまるで別のストーリーが始まったのかと思った。もちろん繋がってるのは知っているので、しばらくしてやっと、あの犯人達がどのような生い立ちを経て、反社会的パーソナリティを形成したのかを語っているのだ、と気付いた。
  十分な筆力を持って丁寧に描いているので、読み応えは十分だが、ミステリーと言うエンタメ小説としては、冗長と捉えられても仕方ないと思う。あえてこんな純文学的アプローチを試みた挑戦は高く評価したいが。
模倣犯2 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.371:
(5pt)

宮部みゆきの真骨頂を示す、社会派ミステリの大作

社会派と言うのだろうか。宮部みゆきの真骨頂を示す、読み応え抜群の作品だった。序盤からグイグイ引き込まれる、見事なストーリーテリングで、子供っぽい謎の犯人がこれでもかと人の心を踏みにじり、冷酷無比な連続殺人を世間に見せびらかす劇場型犯罪の恐怖と、犯人への嫌悪を強く感じさせられた。一見アッサリ解決したかのように見せて、真相はまだ隠されてると思うと、後を読まずにはいられない。

  吐き気を催すような、人の悪意をクローズアップして見せるので、重く暗鬱な読後感だったけど、良識派の作者なら大丈夫だろうと、この後も読む気にさせるのは、宮部みゆきの信用のなせる業だ。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.370:
(2pt)

テレビが強かった時代を感じた作品。構成がパンケーキよりふわっふわ。

火車がべらぼうに面白かったので模倣犯全5巻まとめ買いしました!
読みました!
日を跨ぎつつチマチマ読んで、字を追って読み終えて思いました。
…これ面白く無くねぇ?
進まない展開にイライラし、興味の持てないつまらん語り手にイライラする。
面白いところもあるんですよ。でも長い。視点がしょっちゅう入れ替わるせいで何が書きたいのかわからない。
多視点でも情報はたいして増えない。
犯人の人格が多面的に見えるなんてこともない。

劇場型犯罪で連続殺人で猟奇でとひとつだけでも本一冊になるような重い流れを大量に詰めたうえに世間の身勝手さやジャーナリズムや加害者家族や被害遺族の問題などなど山ほど詰めたせいで積み上げた問題が総崩れ。

肝心の犯人が追い詰められる流れはしょぼい。
神という名の作者の寵愛を失った瞬間、失態失態失態続きの無能無策のフルコースには苦笑い。
まあ本が続く限りは逃げてもらうけど、最後は捕まらないとだもんね。でもあのラストは無いでしょ〜。
作品的にも肩透かし。なんだったんだこの五巻。

▽以下全巻ネタバレ▽
まず登場人物が多すぎる。
ジャーナリスト気取りの滋子とエヴァの主人公みたいなシンちゃんはいらんかった。
好きにもなれんし言い訳がましい。
刑事も次々でてくる割に個性もなく、ぽっと出の高校生や刑事の娘が出張ったりもう何が何やら。
登場人物が増えた割に面白くも深くもなく終始社会問題の上部だけをなぞってる。
話の構成がパンケーキのごとくふわっふわ。

二巻と三巻中盤まで、あれ丸ごと全部いらないのでは?
犯人視点で結末のわかった事件をなぞるんですがまーこれがつまらない。そもそも犯人に同情も感情移入もできないのですでに知ってる情報をだらだら語られても「いいからさっさと話進めろよ」としか思わない。

高井兄が都合良すぎる。
何でも言うこと聞いてくれて婦女暴行連続殺人犯でも見捨てないでホイホイ現場まで来てくれて捕まってくれてしかも事件にアリバイがない幼馴染みが急に登場するとかいくらなんでも都合が良すぎる。
なろうヒロインにもいないぞこんな人。
他にも次々運よくことが運ぶ。
殺されるためだけに登場した木村さん…気の毒。
栗橋が自首しようとした瞬間事故死したり、滅茶苦茶記憶力のいいピースの正体を見破る被害者(未遂)がでてきたり。しらける。

義男お爺ちゃんは良かった。泣けた。つらい。柿の木のくだりで泣かない者はいないでしょう。つらい。
ただ5巻。あれ?おじいちゃん…キャラ変わってない?
孫の事件はひと段落したとはいえ傷は深いし、娘は発狂したままなのに加害者かもしれないやつの妹と呑気に茶ぁしばいてるのはなんか…解釈違いです!
網川に説教するところは良いシーンのはずなのに当の作品内で書かれたメインキャラ以外の若者が如何にも中高年の好きそうなバカで世間知らずで無知で高飛車な大衆ばっかなのは皮肉。そのせいでイマイチ入り込めない。

全体的になんか浅い。
親子関係の傷が子供を深く傷つけるのは間違い無いけど、ソシオパスと違ってサイコパスは先天的なものでは?網川はたぶんサイコパスとして書かれてたと思うけど違うのかな?

登場するメインどころの女がみんな誰かの妻か彼女なのは時代を感じる。お一人様とかなかったんだろうなぁ。しみじみ。

肝心の監禁シーンも「その女アレックス」の方が百倍きつかった。あれはキツすぎてオススメできないけど。
でも面白いよ!話が二転三転したうえ共感相手も二転三転、驚きの結末にやられたと唸る。いややっぱりお勧めしたい!ここに書くことじゃないけど!

ピースとか今なら即Twitterで人生漁られてそう。
そもそも犯罪じゃなくてメンタリストとかコンサルしてそう。それでVtuberより炎上してそう。
劇場型も今ならネットが主体でしょうなぁ〜テレビが強かった時代を感じた作品。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.369:
(5pt)

とても長大な話です!

途中から結末が予想できてしまったのですが、それでも大変楽しませてもらいました。
最後に犯人がゲロってしまうところは、少しあっけなく感じました。多分みなさん、そう感じたと思いますが、犯人の性癖を考えると、あのゲロも理解できなくはありません。
それにしても、宮部さんのストーリーは、どれも面白くて、感心する話ばかりです。
また次の作品も聞いてみたいと思います。
模倣犯〈5〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈5〉 (新潮文庫)より
4101369283
No.368:
(5pt)

超すごい!これこそ宮部!

最終巻まで辿りつけなかった方もいるようですが、これこそ宮部みゆきです。3回読みなおしました!展開が素晴らしくどんどん引き込まれていきます。これは満点です。しかし、この期待の勢いで「ソロモン」に行くと大けがをしますよ。模倣犯は話の展開が早いですが、ソロモンは停滞する時間が長い!登場人物が子供!厳しい戦いになります。
私は耐えられませんでした。見切りをつけて今は「柚月裕子」にはまっています。
模倣犯1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.367:
(3pt)

犯人が有利なほうへ事が運びすぎ

由美子が滋子を待っている場面、
あまりにも犯人に有利にことが進みすぎて、現実味がだんだん薄れていってしまいました。
模倣犯〈4〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:模倣犯〈4〉 (新潮文庫)より
4101369275
No.366:
(5pt)

映画にもなったものの原作です。

宮部みゆきさんの小説が好きでよく読んでいます。模倣犯は特にミステリーの中でボリュームも奥の深さも相当な小説で圧倒されます。面白いです。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X

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