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死びとの座
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死びとの座の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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鮎川氏の鬼貫警部ものの後期の作品。これは80年代に鮎川作品が収まるのは珍しい新潮文庫から出ていた版である。 ソックリさんのモノマネタレントを被害者にしているところが目新しい趣向となっている。 プロローグの伏字による描写がなかなか凝った趣向になっている。 ソックリさんネタということで、ある程度はトリックは限定されてしまうのは否めないが、二転三転する展開で最後まで飽きさせないのは見事である。 | ||||
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1983年に新潮社から出た単行本の文庫化。 芸能界の「そっくりさん」ショーを題材とした作品。特異な世界であり、それだけでも面白かった。こういう題材だけにネタが割れるのは早い。もう少し構成を工夫できなかったものか。ただ、メイントリックは素晴らしい。著者の大胆さにびっくりさせられた。 鮎川作品のなかでも傑作と言っていい一冊だろう。 | ||||
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著者の作品としては不思議なオープニングかもしれませんが、さすが鮎川哲也。すごくさりげないテクニックに唸りました。もちろん必死に犯人当てを試みる読者なら気にならないのかもしれませんけど。素人の頓珍漢な読後感を書かせてもらうなら、僕は法月綸太郎の「雪密室」を思い出しました。「死びとの座」ってイメージもいいし、読後にこのタイトルを眺めているだけでもいろいろと著者の企みや底知れない実力が伝わってくるようで、印象的な作品です。この光文社のシリーズ、いいですよね。 | ||||
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