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恩讐の鎮魂曲
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恩讐の鎮魂曲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 21~40 2/4ページ
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涙が自然に出た。陶器の話が出てくるが法も人間も皆それなんだろう | ||||
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届いた書籍は、希望したもので問題ないが、届いた書籍が痛んでいた。帯が折れ曲がり切れている部分もあり残念だった。商品を発送する際は、汚れや痛みがない物を出荷して欲しい。 | ||||
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シナリオ構築が秀逸。人間の本質と洞察力、覚悟に生きる登場人物に納得した。この作者の作品を初めて読んだが、しばらく付き合うことにした。 | ||||
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あいかわらず設定が雑で偶然の連発に閉口。作者都合が多すぎる。まず本当にあり得ない奇跡的な偶然ばかり。「15年前にテレビで見た20歳の女性の目元と、15年後に出会った80代のおばあちゃんの目元が似てるなんて、どれだけ記憶力があるねん」と突っ込みどころ満載。 | ||||
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冷静沈着に今まで仕事をしてきた彼が、初めて自分を失いかけながら熱く情に動かされながら翻弄される。贖罪とは何か、自分が生きていく上で課せられるものは何か、それは自分と他人とで違う。その葛藤が暖かく、そして、寂しく描かれている。 | ||||
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どんどん読めます。御子柴シリーズ、いいですね。 | ||||
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読んでしまいました すっかり御子柴ファンです こんなにのめり込むのは久々 | ||||
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読み終わった後の泣きそう、悲しい、逆にほっこりする、優しい、嬉しい…とか色々な感情が炸裂してぐるぐる回って〜余韻がこんなに残る作品は御子柴シリーズが初めてです。中山先生お願いです。御子柴シリーズ書き続け下さい!もうなくてはならないモノになってしまいました。 | ||||
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こんな福祉介護老人施設があったら大変(笑) 私が知ってる介護士はいい人ばかりですよ。 | ||||
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御子柴礼司シリーズの3作目。ストーリーは1、2作目の内容と深くつながっているので、いきなり3作目から読み始めてもわけがわからないでしょう。どうぞご注意ください。 このシリーズのキモはもちろん、読む者をあっと言わせる謎解きと二転三転するストーリー展開の楽しさだと思うのですが、3作目にして、猟奇的な犯罪を犯した凶悪少年犯だったという暗い過去を持つ弁護士、御子柴のキャラクターがくっきりと浮かび上がってきたような気がします。御子柴と彼に立ち直りのきっかけを与えた稲見との相克を通じて、これまで(意図的に?)あまり描かれてこなかった御子柴の人間らしい熱い側面を感じることができるのも本作の大きな魅力です。 私はこの著者の作品はまだ御子柴シリーズしか読んでいませんが、日本のミステリー、サスペンス物の作家としてはトップクラスの一人だと思います。ぜひ多くの人にこの面白さを味わっていただきたいです。 | ||||
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このシリーズ、読み始める前に、覚悟が必要です。仕事が手につかなくなります。あるいは睡眠不足。 | ||||
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贖罪のソナタ、追憶のノクターン、そしてレクイエムへと読み進めて初めてざっくりと内容の面白さに、涙がこぼれました。 | ||||
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ストーリー的には少し無理を感じたが、全体としては面白かったです。 | ||||
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前作が5だったので、5を付けるのは憚られました。 ですが中山先生の本の中で、一番好きなシリーズです。 今最新作、「悪徳の輪舞曲」を読書中 実は先にドラマを見てしまっていたので 内容は分かっているのですが、それでも面白いです。 前作の追憶の夜想曲が、ドラマ、小説ともに最高評価です。 | ||||
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ある意味に置いてこの作品には驚かされる。何故なら御子柴に負けはないからだ。冒頭の海の事故、殺人事件を途中すっかり忘れてしまい、途中で慌てるように巧妙に仕掛けがあるので面白い。ただ、ヤクザの最初の台詞はサラッと書かれている一言だが、これがこの作品の面白さだ。常に損得だけの御子柴、感情論は彼には通用しないはずが、彼自身の医療少年院での更生、つまり御子柴の父親のような存在が殺人を犯す。御子柴自身がその感情に揺れ動くので精神的に大きい。また題材が介護老人施設での介護士による虐待は胸糞が悪い。恐怖で支配しようとする者は更なる大きな恐怖には弱い。これは事実だ。弱者を虐待する人間の心理はずば抜けて上手い。ただ、何よりの驚きは無罪判決をどこで勝ち取るのかと残り頁が少なくなってくると焦りに変わる。事実上の敗北感はまるで自分が御子柴になったようで心が折れそうになるがラスト僅か数行で救われる。この作品は前作、追憶の夜想曲を読んでいないと絶対にわからないのでぜひ、前作を読んで頂きたい。御子柴も負ける、こんな終わり方をされれば次作、悪徳の輪舞曲のラストがどうなるのかもはやわからない。違った楽しみができた事は言うまでもない。 | ||||
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弁護士御子柴礼司シリーズの第3弾。鎮魂曲とはモーツァルトのレクイエムのことだが、何故題名がそうかは大きな意味を持つ。 少年院時代の恩師稲見が殺人容疑で逮捕され、弁護をもぎ取るためにヤクザの山崎の手まで借りる。(あのヒートアップと逃亡刑事の山崎だよね)今回の御子柴の大きな壁は、実は被疑者の稲見自身だったのだ。何とか無罪を勝ち取るために、御子柴は足を使い、頭を使い、あらゆる手段を使い奮闘する。今回は冷静ではいられないのだ。最後は、どんでん返しのどんでん返しが続く。罰、贖罪ということをいろいろ考えさせられる。 介護施設の職員の入所者への虐待が取り上げられているが、世の介護施設の実態はどうなのだろうか。作者は非難するだけで行動することのない安易な思いを打ち砕く。 最後の津田倫子の手紙には驚いた。これこそ素晴らしい不意打ちだ。前作を読んでこそそう思えるのだが。 | ||||
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正義とは、なんぞや? 罪を犯した者が、正当なる裁きを受ける権利を得ない。 救われる機会を与えられない。 どんな悪党でも、償う権利がある。 「悪」とは、環境により発芽するものであり、遺伝的にどうとか言うのは違うかもしれない。 犯罪そのものが露呈しない、罪を償う機会を与えられない、被害者が謂われなく、下手をしたら加害者以上に世間のバッシングを受ける不条理さ。 興味本意の同情からの妬み嫉み、やっかみ。 どっちがクソか解らん? およそこの世に、人が口にする「正義」ほど胡散臭いものはない。 なぜなら、皆、自分だけは正義だと心底信じている。 だから、正義である自分が裁かれるはずがないと甘く思考する。 自己の利益ではなく、たとい他者の利益のためであっても、己が犯した罪と正面から向き合うことを是とし、ただ、ただ、逃げることを善しとしない。 そんな漢(おとこ)に幸あれ。 | ||||
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法廷劇は言葉の戦いだ。AをBにするのも、Aのままにするのも言葉の使い方次第だ。御子柴は証拠を出すタイミング、証人追及のテクニックどれも惚れ惚れする。なのに、依頼人によって負けてしまう。どんでん返しの繰り返しで一気読みだった。 | ||||
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『追憶の夜想曲』はハメットを思わせるハードボイルド、本書はE・S・ガードナーばりの法廷もの。著者の本はこれで3冊目だけど、日本の現代ミステリ界を代表する作家と思う。 緊急避難をめぐる法廷でのやりとり、驚くべき真相と、この作品も面白かった。ただ、御子柴がちょっと善人になってしまって、ピカレスク・ロマン的要素はちょっと薄い。主人公には、単なる善人になって欲しくないなぁ。 | ||||
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期待通りの作品でした。次回作が楽しみです。 次からはなんとなくカラーが変わるかも… | ||||
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