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人形(ひとがた)



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【この小説が収録されている参考書籍】
人形(ひとがた)

人形(ひとがた)の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

結末は平凡。

「にんぎょう」ではなく「ひとがた」と邦題が読ませるのは、原題が「pappet」ではなくて「poppet」だからだろう。そしてなぜ「poppet」であるのかは本書166ページに示されている。内容だが、「昔の職員の亡霊が出没する」というのがはっきりしないし、そもそもどんな事件であるのかということもまた決して明確ではない。最終的にすべての「原因」が辿り着く先もまた、いわゆるサイコスリラーではよくあるパターンで目新しいものではない。ただこの「キャフェリー警部」シリーズにはある種の「やるせなさ」が漂っているのも確かであって、それこそがこのシリーズの味わいであり、出来事自体はその「やるせなさ」を味わうための触媒でしかないのかもしれない。
人形(ひとがた)Amazon書評・レビュー:人形(ひとがた)より
4150019045

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