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消滅世界
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消滅世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 21~40 2/4ページ
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この作家は一歩間違えば、サカキバラセイトになったのではないか。 青少年に読ますのは規制すべきだ。 | ||||
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私は男性です。 射精はとても気持ちが良いものです。 それを手放すでしょうか。 ありえないでしょう。 | ||||
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同じ作者さんの「コンビニ人間」はとても面白かったが、今回は微妙・・・。 あらすじが面白そうだったので購入してみたが、設定の無理やり感が否めない。 男女ともに性欲はあるのに、ほとんどの人が性行為をしない、しても快楽がない(これは、避妊処理による影響かな?)、でもマスターベーションにより定期的に性欲を処理する必要がある。異性にドキドキしたり欲情することはあっても、そこにHなことをしたい等の感情はない。 あれ、性欲ってなんだっけ?ってなりました。 これも人類の進化の過程で調整された、で片付けてるのかな? あと、男女ともに2次元に恋するのが当たり前の世界観もちょっと理解できませんでした。 ただ、文章力があって全体的に面白かったので、星3で。 | ||||
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村田さんの作品では、 生命式を初めて読みそちらがとても面白かったので今回こちらの消滅世界を、読ませていただきました。 現代社会から考えられる内容で、とても他人事とは思えない予言を聞いている感覚になりました。 なんだか切なく儚い恋愛描写にロマンを感じながらも村田さんならではの感性、世界観いつの間にか包み込まれている作品です。 個人的に、この小説の世界には嫉妬心が存在していないことに雰囲気を感じました。 | ||||
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「子供を作る」とは、どういうことなのか。それは人間、いや動物にとって、根源的な本能に違いなく、だから子供を作るということは、歓迎される。だが、その子供が、自分の精子・卵子である必要があるのか?この本は、世界でまったくもって正しくて当たり前だと言われていることを、あえて問いかけた作品だと思います。 「家族」間の恋愛や性行為は「近親相姦」とされるとか、恋人同士でも性行為をしないのが普通であるとか、こういった設定にはなかなか慣れませんでした。この作品を読むには、作者の奇想天外な設定を、柔軟に受け入れることが大切だと思います。 本作のユートピアのような世界観は、私達が今後の世界をどうしていきたいのか、という問いかけになっているように思います。「エデン」のような世界になったら、私達はどうなってしまうのか。考えると、空恐ろしいと同時に、救われるような気持ちになります。 とても人を選ぶ作品であると思います。どこか漫画チックで、純文学を求めている人には、合わないかもしれません。私は、村田さんの世界観はどちらかというと好きなので、興味深く読むことができました。人間の「性」「家族」「子供」といったことに関心のある人は、一読してみるのも良いかもしれません。 | ||||
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自分には合いませんでした。 性に関するワードがバンバン出くるので、耐性がないとしんどいです。 もう少し歳を重ねてたり、タイミングが合っていたりしたら読めてたのかな。 設定は面白いなと思いましたが、残念ながら最後までは読み切れなかったです…。 | ||||
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生まれたときからずっとヒトは世の中の価値観や偏見 に洗脳され続けながら生きている。気付いたとしてもそれはどうにもできないもので、偏見を考えるその考え方もどこかの世界から吸収したもので自分のものではない。 「洗脳されてない脳なんて、この世の中に存在するの? どうせなら、その世界に一番適した狂い方で、発狂するのがいちばん楽なのに」 作中に何度も出てくる“正常”という言葉が、自分がどっぷりと浸かっている世界の常識に疑問を投げかける、そんな作品。 | ||||
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何言ってるの?どういう発想?気持ち悪くて途中でやめました。 | ||||
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読み始めたら一気に読み終えてしまいました。そんな世の中にはなってほしくない思いながらも、どこかでそんな日も遠くないのかもしれないと思わせるような不思議な感覚になりました。 | ||||
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人口受精で妊娠し、産まれた子供は 実験都市に預けて育てる。大人は全員お母さんと呼ばれて男性も人口子宮で子供を産む。今、私たちは家族、親、夫婦、子供において それぞれの役割に疑問を持ちながら 役割を演じて生活している人に読んでもらいたい本。不思議な世界にひきこまれます。しかしどんな世界が来たとしても流されてしまわず、順応し過ぎずに過ごすのはむづかしいのかな? | ||||
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村田さんの本との事で即決。 性が無機質な感じがしてとても読みづらかった。 NWOの世界か? | ||||
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しかも食べるために作っているのではなく、人類を存続させるために作っていると言う気持ち悪さ。 家族、恋愛感情、母性、その他もろもろ人間の根底の大切なものを無くすとこう言う世界になるのだろうかと怖くなる。しかも、生産されてくる子供が全て画一で同じ無個性なもの。それがさらに怖い。 無個性な同じ人間を大量生産して、その後の世界はどうなるのだろう、と不安になった。 その世界の中で雨音も最初は抵抗するけれど、最終的には受け入れ、狂った世界で狂っていく様が本当に怖いと感じた。 読後感はわたしには合わなかったのか半端なく悪い。 | ||||
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誰もが発想できない事を、村田沙耶香先生はやってのけた、素晴らしい作品だと思う。愛人を作るのが当たり前。それを夫婦で共有して話し合うのが当たり前という、別次元の前提の下で動く世界を傍観できる、村田先生の最高傑作。 | ||||
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※削除申請(1件)
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内容としては、中学生向けののライトノベル、というかたちで読みやすかったが、大人の読み物としてはかなり物足りない。 表紙のデザインをもっと中学生向けだとわかるようにしておいていただけると、私なぞが間違って読むようなことは無かったに違いない。 Amazonのレビューをみると高い評価をつけてる人が多いが、ほとんどの人はきっと中学生か、ソレに準ずる感性の持ち主なのだろう。 | ||||
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序盤、設定が突飛で、若干説明的で、読むのに少々エネルギーを使いましたが、終盤に近づくにつれて、一気に読めました。 しかし、読了したからと言って、なんらかの感動・・とか、そういうものは一切ありません。 実生活において、「正しい生き方」、「正しい基準」というものを信じて疑わない人にとっては面白くもなんともない小説だと思います。 そういう意味で、ディストピアとか、そういうのとはちょっと違うかな?と個人的に思いました。 | ||||
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SFと純文学が織り成す圧倒的に奇妙な世界観が素晴らしすぎる。 心なしか世にも奇妙な物語のファナモと7歳になったらに似てる気もする。 とにかく面白い。 | ||||
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中沢けい「海を感じるとき」、松浦理英子「セバスチャン」 すべての作品を読んでいるわけでは無いが、自分が読んできた中で「女性」を意識せざるを得ない作品として思い浮かぶ作品だ。本作品もそこに並んだ気がする。 男性作家が「性」を書く時は、「相手が誰か」「どういう風にやるか」「どう歓ばせるか」というような視点が基本に思える。 女性作家が書く時は「なぜセックスするのか」というところに重心があると思う。 本作品では、その地点を遥かに通り越して「生殖とは何か」というと命題に挑戦している。すごく意欲的な作品だ。 | ||||
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コンビニ人間、殺人出産に続いて、村田沙耶香さん独特の世界観に魅かれました。 読んでみて、自分の想像の世界が広がった気がします。 | ||||
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世界大戦をきっかけに、人工授精が飛躍的に発達した、もう一つの日本(パラレルワールド)。 人は皆、人工授精で子供を産むようになり、生殖と快楽が分離した世界では、夫婦間のセックスは〈近親相姦〉とタブー視され、恋や快楽の対象は、恋人やキャラになる。 そんな世界では珍しい、父と母の〈生の交尾〉で生まれたヒロインは、とある男性と結婚し母親とは違うセックスのない清潔で無菌な家族をつくったはずだった。 だがあることをきっかけに、旦那と共に、千葉の実験都市・楽園(エデン)に移住する。 そこでは男性も人工子宮によって妊娠ができる、住民全体が〈一つの家族〉という新たな繁殖システムが試みられていた……。 日本の未来を予言する衝撃の作品。 独特の感性は面白く感じていた『コンビニ人間』の村田さんの、完全オリジナルな世界の話。 僕としては凄く面白かったし、独特な世界観の作品なのでカミングアウトすると、 うちは性行為も子供もない夫婦で、でも僕は性欲がなくなったわけではないけど他の女性とも性行為をしたいとは思わなくて、そんな家庭でもとても幸せな毎日を築いています。 故に、作品の『夫婦間のセックスは〈近親相姦〉』という感覚は凄く分かるなあと思いました。愛情表現はキスとハグだけで充分だと感じてるので。 ただ、作品の夫婦たちは、夫婦で性行為をしない代わりに『誰もが愛人を作って他の異性と性行為する事が当たり前』な ので、それは理解出来ませんでした。 後は実験都市・楽園(エデン)のシステムは受け付けないし怖いだけですが、凄く斬新なアイデアで、このアイデアだけで本格的なSF作品も作れそうで素晴らしかったです! そんな感じで、僕は稀有な体験を経たからこそ一般的ではない夫婦の在り方でも幸せですが、 でも、どちらかが強制したりどちらかが我慢したりする事がなければ、どんな在り方であってもどんな生き方でも『幸せは人それぞれ』で、それで良いんだよと読者に伝えてるような気もした作品で、個人的には良かったです(^^) 同じ作者の『殺人出産』も読みましたが、こちらにも同じように独特の世界観が展開されまして、『常識や一般的だなんてものは、強制や我慢がなければ崩壊して良いよね』となる、今はそんな時代になりつつあるなと思った次第です。 | ||||
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この作家さんの思いの中心には、常識ってなんなの、社会に適応して生きていくってどうすればいいのという思いがあるのだろうと思います。コンビニ人間にしても、本作にしても主人公はもがき苦しみ、最終的には自分の生き方に回答をみつけたのかもと思わせる内容でした。 SMAPの「世界に一つだけの花」には共感するのに、現実には個性なんてものは排除し、シカトし、隣と同じであれば安心する日本社会への作家さんの叫びを感じられる作品です。 私この作家さん好きです。 | ||||
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