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消滅世界
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消滅世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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なんとか最後まで読みましたが嫌悪感で苦痛でした 性行為はなくとも夫婦である以上それなりの嫉妬、独占欲はあってもよさそうだと思う 私自身は村田先生と同年代だがこのような作品を生み出した村田先生には敬意を表したい もし私が20代の若者なら受け入れできていたのかなぁ | ||||
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レビューを見て面白そうと奮発して読んだものの… 世界観に驚かされたがあまり意外性、広がりはなかった。 以下、ツッコミ(ネタバレ込み、私個人の願望込み): ・序盤中盤のキャラクターとの恋愛に関する話が冗長だった。 ・人口受精等の先進的な生命科学技術と、CDやキーホルダーという古い時代の産物が同時期に存在しており、ちぐはぐ。時代設定は現代で、おそらく我々の住む世界のパラレルワールドという設定のようだが、2023年現在より明らかに科学技術が発展している世界なので、キーホルダーではなくせめてスマホやVRの中のキャラクターに恋愛する、とかにしてほしかった。 ・SFとして来たる近未来の形として描いてもらえると、より現実感や緊張感が生まれただろう。 ・男性の性欲の性質が無視されている。男女の性欲の感じ方はもっと違う。性欲を排泄する対象としたのは面白かった。 独創的な世界観に惹かれ本書を読んだ。期待が大きすぎたのか、それを超えてくるものは感じられなかった。 我々はこの世界に洗脳されて正常さの尺度を持っているのだろう。ならば、新しい正常の形を自分たちの手で作ってしまえば、最初は奇妙に見えても案外人類は受け入れてしまうのかもしれない。 多様性、ジェンダー平等の先に待つのは没個性、均一性か。 人類は潔癖な生き方しかできなくなるのか。 そのうち全ての人間同士の交流はリスクを孕むとされて無くなっていくような気がする。 | ||||
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セックスが無くなると想像しただけで、今の世界で良かったと思います。夫婦で近親相姦になると思うと、理解に苦しむが、おもしろい設定だと思った。 | ||||
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実験都市はこの先の未来に来ると言われている社会を描いていて、個人的には驚きはありません。 セックスの考え方は人それぞれなので家族と性が別の人は現代社会でもいますよね、かなり誇張された世界ではありますが。。 それより、盛り込みすぎてて伝えたいことの焦点がわかりません。 母親との関係、夫の家族としての関係、商業主義であるアニメや俳優について、夫と別の存在である恋人との距離感、独占欲や執着がないと思いきや自身の遺伝子を受け継いだ子に対しては執着が残る人間性…などなど、この主人公の育てられ方なのか、それとも人間の持っている本質なのか、はっきりしない書かれ方が不満です。 最後がどこかの作品と似てると思ったら、「羅生門」的な終わり方、結局、母からの呪縛霊は逃れられなかったんですね、と。 この作品の後に出た「コンビニ人間」のが絞られていて伝えたいことがわかりやすかったです。 | ||||
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愛、恋愛、家族、性欲こららの必要性が問われる。愛、恋愛は人が作り上げて洗脳(人を統制するために)しているので必要性がなくなる。性欲は繁殖の必要性から、家族も繁殖して種を守るためり存続の必要性から必要で、この物語ではaiに管理された人口受精での繁殖と種の存続が保護されている世界が作られている。で最後には快楽としての性欲が必要か否か?と問われる物語。愛、恋愛、性欲、家族が煩わしいと思う人々の物語 | ||||
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同じ作者さんの「コンビニ人間」はとても面白かったが、今回は微妙・・・。 あらすじが面白そうだったので購入してみたが、設定の無理やり感が否めない。 男女ともに性欲はあるのに、ほとんどの人が性行為をしない、しても快楽がない(これは、避妊処理による影響かな?)、でもマスターベーションにより定期的に性欲を処理する必要がある。異性にドキドキしたり欲情することはあっても、そこにHなことをしたい等の感情はない。 あれ、性欲ってなんだっけ?ってなりました。 これも人類の進化の過程で調整された、で片付けてるのかな? あと、男女ともに2次元に恋するのが当たり前の世界観もちょっと理解できませんでした。 ただ、文章力があって全体的に面白かったので、星3で。 | ||||
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村田さんの本との事で即決。 性が無機質な感じがしてとても読みづらかった。 NWOの世界か? | ||||
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しかも食べるために作っているのではなく、人類を存続させるために作っていると言う気持ち悪さ。 家族、恋愛感情、母性、その他もろもろ人間の根底の大切なものを無くすとこう言う世界になるのだろうかと怖くなる。しかも、生産されてくる子供が全て画一で同じ無個性なもの。それがさらに怖い。 無個性な同じ人間を大量生産して、その後の世界はどうなるのだろう、と不安になった。 その世界の中で雨音も最初は抵抗するけれど、最終的には受け入れ、狂った世界で狂っていく様が本当に怖いと感じた。 読後感はわたしには合わなかったのか半端なく悪い。 | ||||
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中沢けい「海を感じるとき」、松浦理英子「セバスチャン」 すべての作品を読んでいるわけでは無いが、自分が読んできた中で「女性」を意識せざるを得ない作品として思い浮かぶ作品だ。本作品もそこに並んだ気がする。 男性作家が「性」を書く時は、「相手が誰か」「どういう風にやるか」「どう歓ばせるか」というような視点が基本に思える。 女性作家が書く時は「なぜセックスするのか」というところに重心があると思う。 本作品では、その地点を遥かに通り越して「生殖とは何か」というと命題に挑戦している。すごく意欲的な作品だ。 | ||||
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作者が芥川賞作家になる前の作品。 冒頭は、比較的ホンワカとした文章で始まるが、後半に及び、なんとも気持ちの悪い世界へと突入する。 女性特有のカラダ感覚や心性は、男の私には理解しにくいが、こんなもんなのかなあ。 ラストは、伊藤計劃の名作「ハーモニー」の結末のような虚無感が漂うが、後味はかなり悪い。 妊娠している方、これから予定の方にはお勧めしません。 とはいえ、最近「除菌」や「無臭」を売りにする商品が多いが、世の中、「清潔社会・無痛社会」へと確実に移行していることは間違いない。 | ||||
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コンビニ人間が芥川賞に選ばれたのがきっかけで、著者の作品の中から一番気になってたものを読んでみた。 性に対する露骨な表現の一方で、描かれているのは人間の野生的な部分を排除しようとする世界。 現在の恋愛、家族、子孫といった言葉の表面に隠された人間的・動物的な行動の価値観に、正面からぶつかったような作品。 衛生的にも心理的にも人間の汚い部分が存在する今の世界が美しくすら思えた。 光があれば影があるように、汚い部分があるから美しさも存在する。 対照が消えた世界に喜びだけが存在する? | ||||
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勧められて読み始めたが、最初は少し退屈でした。自分なりの解釈や仮設無しには楽しめないかもしれません。 | ||||
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消滅世界と表紙を見た時いったい、どんな世界なんだろうと、表紙の白い衣装に包まれている、あなたは、だれ?読み終えた感想は、何を残してゆきたいのか?人工的に増やされ続けた、子ども、その先のこと私は知りたいと思いました。そこには、どんな理想郷があるのか、そこに待ち受けているものとは、住む世界が違うと色まで違うのかもしれません、今この世界は、どんな色に、うつっているのでしょう、未来は、どんな色に、なろうとしているのでしょう?私の希望したい色はブルーでは、ありません | ||||
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子どもを持つことが、人工的な方法で、一般化された近未来を描く。 設定自体はまずは想像通り。 展開は一市民である,雨音という少女が語り手として進む。 どんなに大きな事件であろうと、一市民の目からであると、狭い視野、少ない経験で綴られることになるのはやむを得ない。 小説の有り様として、こういう形で描くのも方法としてあると思う。 語り手を一人にしてしまうことで、彼女一人を中心にしか物語は進んでいかないのが物足りなかった。 特に雨音さん、考えが浅い女性に思われるので、より、あっさりしているというか、さっぱりしているというか。 この語り手をもう一人くらいいたら、たとえば夫であるとか、友人の一人であってもよかったかも。 実験都市「千葉」の描き方が安易で、国家プロジェクトであるのであるから、もっと緻密に構成して書いてほしかった。 せっかくの設定である。 ぜひ、もう少し書きこんでほしかった。 表紙と、中身はかなりかい離してる感あり。 | ||||
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朝日新聞の書評を読んで、ハクスリーの「すばらしい新世界」と似たストーリーだと興味を持って読んでみた。 確かに現代日本の結婚、恋愛、セックスと家族のあり方の矛盾した点、その揺らいでる価値基準を気持ちいいぐらいにひっくり返してくれていて面白かったが、「すばらしい新世界」に描かれるような人間存在の切実さや深みに欠けていて心に残る作品となるには足りないものを感じた。 | ||||
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