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悲しみのイレーヌ
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悲しみのイレーヌの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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うーん(+o+) まず大前提として、これからルメートル作品を読む人は話題になっている『その女アレックス』から読まず、この『悲しみのイレーヌ』から読んで下さい。 これ最重要事項です! アレックスから読むと、イレーヌを読み始める前から私のように面白さ半減という目に合います。 かなり後半で『えっ?そういうこと?!』と思わせられる場面に出くわしますが、それ以外は淡々と進み、少しダレた感があります。 というか、邦題のつけかた…もうチョット何とかして欲しいですね。 私はアレックスからの流れとこの邦題のおかげで、もう読み進めるのがアホらしいという気持ちさえ抱きました。 | ||||
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400ページちょっとはそれほど長くありませんが 文庫本は字が非常に小さく、早く読む方の私でも 12時間くらいかかった、 またしんどく感じたのは、中盤で猟奇小説ばっかりに集中して、 話が停滞します。 また犯人はこの人しかいないというのに、 一旦容疑がかかるものの放置されます。 アレックスの奇想天外なところがなく、単調です。 | ||||
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面白いかそうではないかと聞かれたら、面白いかもしれないが、個人的には好みではなかった。 描写がエグく、なんていうか、そのドッキリ性だけで読者を引っ張ってる気もした。 犯人はかなり早めの段階で気づいた。 それは、読み進めるうちに、ある映画と似ているなと感じたから。 ミステリーの面白さは、奇抜な死体や異常な殺し方ではないと思う。 ミステリーの醍醐味は、推理だと思うのですよ。 そういった個人的な見解でいえば、本作は推理ものとしては三流以下。 奇抜さだけで良質なミステリーは書けないだろうと私は思う。 | ||||
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一通りの登場人物の名前が分かったところで題名が気になってしょうがなかったです。 | ||||
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イレーヌの消息不明以降の一気の展開は、どうなるんだろ~!とハラハラしながら読んだ のですが,,,,,,,,,,..。 抜群の後味の悪さで、好きなれる展開ではありませんでした。 結局、殺人鬼の後手、後手に回り、ある意味、犯人の勝利的なラストでは、悲し過ぎます。 読後感が、スッキリせず、ムシャクシャしますね!(最近流行ではありますが) ミステリーの出来としても、完成度の高さは、「その女アレックス」の方が上だと感じました。 | ||||
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この本は文芸春秋2016年1月号に、中村文則氏(「掏摸」等の作品が著名)とこの本の著者が対談している記事があり、それに触発されて買った。対談で二人はお互いの作品に敬意を表していたが、確かに、読後に感じるのは似通ったような内容を描く人達だ、ということである。中村氏は芥川賞作家だけあってしっかりした文章を書くが、この本は原文がフランス語なのでそこまでは分からないものの、骨太さを感じる文章なので、原文も確かなものなのだろう、もちろん、翻訳者が優秀なことは想像できる。 内容は、辟易ものである。猟奇小説の筋書きと同じ殺し方で連続殺人が発生する。そういう小説を元にしているので殺人の様子は凄まじい表現で描かれており、気分が悪くなる。 この筋書きに比べると、先に読んだ中村文則氏の「教団X」はまだ穏当な内容だ。とはいえ、このような本、読んで不快感を覚えるような小説を好む人も居るのだということに、なんとも複雑な思いでいる。ちなみに私は七十歳に近い年齢だが、そう言う年代による感覚の違いでもないようだ。 但し、私は全くこの小説を否定するものでもない。それは構成が巧みで文章がしっかりしているからだ。 犯人以外の登場人物は皆好感の持てる人達だ。特に主人公の、カミーユ・ヴェルーヴェン警部は、身長が145cmしかない体型として設定しており、著者の大胆な発想によるものだ。そのカミーユを好きになって結婚したイレーヌも、美人で人柄のよい奥さんとして描かれており、その辺の描写は読んでいて気持ちのいいものだった。 | ||||
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普通、ミステリーっていうのは、犯人が捕まって、それまで何人殺されていようが、事件解決でメデタシメデタシとなることが多いのだけれど、これはかなり趣が違う。 犯人はつかまることはつかまるのだけれど、とても解決したとはいえない。 そのため、すっきりしないです。 まぁ、おもしろいことはおもしろいのだけど。 | ||||
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