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ライオンハート



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【この小説が収録されている参考書籍】
ライオンハート
ライオンハート (新潮文庫)

ライオンハートの評価: 3.79/5点 レビュー 61件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.79pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全61件 41~60 3/4ページ
No.21:
(3pt)

まどろっこしい

17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。 時と空間を越え、二人の男女は何度も出会いそして別れが・・・。  私だけ、まどろっこしいと思うのは。 1章1章は、面白いのですが、どうにも、イライラする。 恩田さんの、良さと言われれば、それまででしょうが・・・。 恋愛小説読む資格ないのかな
ライオンハート (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ライオンハート (新潮文庫)より
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No.20:
(5pt)

読まなきゃ恩田陸は語れない☆

この本を読み終わった時、なんて美しい内容なんだろうと思いました。 一文一文がきれいで読みやすく、こんなにスラスラと内容が飲み込めるラブストーリーは今まで読んだことありません。 女性らしい繊細な書き方で読む人を物語に引き込みます。 人間の魂の根本にある感慨深さを読みながらひしひしと感じ、共感出来る一冊だと思います。 読む人すべてに読み終わった後、なんとも言えない充実感が味わえ、まさしく恩田陸さんの最高傑作と言えます!!
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No.19:
(4pt)

素敵な話♪

生まれ変わっても、人は同じ人を愛するという。 それはまさに、魂と魂の触れ合いと言うべきものだ。 時の流れも、年令も、お互いの立場も、何もかもを超越してしまう。 不思議な話だけれど、あり得ない話ではない。 実際にこうした話が、世界のあちこちにあるらしい。 いつか二人が結ばれる日が来るのなら、こんな素敵なことはないのだが・・。
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No.18:
(1pt)

わかんない

月に4~5冊は本を読むのですが、恩田陸さんの本はこれがはじめてでした。 読み終わって、全然すっきりしない・・・ 私だけ?と思って会社の同僚二人に貸して読んでもらったのですが、二人とも???? だから結局何?って感じでした。もう一度読めば理解できるのかなあと、思うのですがもう一度読む気はしませんでした。前評判がよかっただけに残念です。
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No.17:
(5pt)

運命

この作品を読んで体が震えました。 自分の前にとてつもなく大きな何かを押し当てられているようでした。 その私が感じた何かは《感動》そして《恐怖》でした。 本を閉じた後も、私の心はしばらくその2つの感情に支配されました。 そして理由が分からないのに、泣きたくなるのです。
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No.16:
(2pt)

不完全燃焼・・・

時代設定があちこちに飛んで、きつかった。 最後まで読んでも「??」という感じで、話にのめり込めず終わってしまった。 主人公たちの言葉もきれいな言葉の羅列で、心にしみる感じはなかった。 私にとっては不完全燃焼の1冊でした・・・
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No.15:
(2pt)

うぅん…

初めて恩田さんの本を読んだのですが、期待外れでした。 『二人の男女が時空を超えて何度も何度も出会う…』という設定は面白いと思いました。 が、話が途切れ途切れのように感じられ最後まで読むのがキツかったです。 私はあまり好きじゃないですが、「運命の二人」という話が好きな人にはオススメかもしれません。
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No.14:
(2pt)

あちこちで似たような物語を

構成に工夫があり、ロマンチックでややミステリアスな短編集として、かつ壮大なラブストーリーとして楽しめるようになっているんですが、どうもあちこちで似た話(漫画とか)を読んだことがあって、いまいち乗り切れませんでした。
時空を越えて何度も出会う恋人というのは、北村薫の「リセット」もそうだし、そのうえで、ただし決して結ばれず出合った瞬間に必ず別れてしまう・・・というのは萩尾望都に似た話があった。そもそもどうしてこういうことが起きたのか?という設定の部分も萩尾望都の「マリーン」と似てた・・・。星野架名の「一月の輪舞」もよく似た話で、しかも「展覧会の絵」を狂言回しに使用してるところまで同じ。
どれも偶然だと思いますが、これだけ似た話を先に読んでしまってると、ちょっと興ざめ・・・。
多分「時空を越えて出会い、結ばれることのない永遠の恋人」ってモチーフはよくあるんでしょう。よほどの独創性が欲しかったところです。
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No.13:
(5pt)

ただ、逢いたい、と、思うこと

~逢いたいという気持ちがつのる。 逢いたくて逢いたくて。 ようやく逢える。 そして、別れ。 別れたあとはとてもつらい。 けれどそれを耐えられるのは、次に逢う約束があるから。 別れの寂しさが、次に逢う日を待ちわびる喜びにかわるから。 でも、その「次」が、自分の一生のうちにかなわないとしたら、、、 それでもエリザベスとエドワードは、逢いに行く。 残りの~~自分の人生を、望みないままに生きていかなければならないことを知っていながら、逢わずにいられない。 相手から何も望まないもの、それが「愛」の本質なんだと思わされた。 ~
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No.12:
(5pt)

すばらしい!!!

恩田陸さん。 最高ー!!ライオンハート最高ー!! この恋愛はどの恋愛よりもはるかに切なく感動させられる作品です。 自分がまるで、主人公になった気分になり、自然と涙がでてきました。 何度読んでも泣けます。
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No.11:
(4pt)

素敵なラブストーリー

これはSFメロドラマと解釈してよいのだろうか。
時をこえ時空をこえてほんの一瞬だけの出会いを何度も繰り返す男女。
で、どうしてこうなったのかという点においては多少納得のいかない部分あり。納得のいかないというよりもよくわかんないということなんだけど(笑)。
疑問点が残る形なのは私の理解力不足のためか、はたまたこういう読者の想像の余地に判断を任せる作家の意図するところなのか。
メロドラマとしては、とてもいいと思った。
いわゆるすれ違いの愛だけど、その一瞬の出会いを夢見て出会う前から恋する気持ちの強さやその刹那が、もの凄くひしひしと伝わってくる。とにかく会いたい、会いたい、ただそれだけなのに、どうしてこうも切なさと幸福感とで満たされていくのだろうか。
とくに「エアハート嬢の到着」と「春」は、このためだけに生きてきてそれを至福と感じる彼・彼女に、思わず自分も恋をしているような気持ちになって胸がキュンとなった。
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No.10:
(5pt)

切ないね。

えー、うそ、そんなことあるわけないよ、ドラマチック過ぎ・・・ と思いながらも、 でもほんとにあったらいいなぁ・・・ と、ほのかに胸があったかくなる、とびきりの恋愛小説です。 最近恋愛疲れたな、と感じてる人におすすめ。
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No.9:
(3pt)

構成は面白いけど

エドワードとエリザベス。 二人が時間と空間を越えて 再び出逢いを待つストーリーは、読者自身も引き込まれて 二人の再会に胸おどらせ、別れには痛みすら覚えるお話です。 けれど、何故二人は人生の一瞬でしか再会を果たせないのかという 謎ときの部分で少々説得力に欠け、もう一ひねり欲しかったと思います。
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No.8:
(5pt)

ファンタスティックなラブストーリーです

恩田陸好きにはたまらない一冊です。 時を越えて何度もめぐり合うエドワードとエリザベス。 ストーリーだけでなく、チャプターごとに挿入されている絵も素敵です。
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No.7:
(5pt)

いままでにない素敵なラブストーリー

恩田陸に手をつけたなら必ず読まなくてはいけないなと感じます。
メロドラマをSFでという軸で作られています。
それがどこから始まったのかわからないけれど、時空を超えてふたりは必ず出会う。
結ばれることはない。
でも、離れた瞬間から、会う瞬間を待ち続けている。
覚えていてね、わたしのライオンハート。
エリザベスとエドワード、ふたりの愛の物語です。
常にミステリー性を帯びていて、それぞれ時空の違う5つの物語でいつふたりが出会うのかが楽しみになってきます。
「どこから始まったか」の答えも物語りの中に!
ハードカバーは装丁が素敵でしたが、文庫化しても変わらずよいです。
みんなに勧めたい作品。
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No.6:
(5pt)

迷わず 買いっ!

これは恐らく恩田陸の生涯最高のラブ・ストーリーだと思いますね! サブタイトルの”名画”も単行本と同じくカラーで載っていますよ!  最終章の「記憶-1855年-オックスフォード」で迎えるクライマックスは 本当に感動的です! 文庫本化されたこの機会に是非!読んで下さい!!  多分、読み終える頃にはお気に入りの一冊になっている筈ですから!
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No.5:
(5pt)

とてもせつない物語

恩田陸に手をつけたなら必ず読まなくてはいけないなと感じます。 メロドラマをSFでという軸で作られています。 それがどこから始まったのかわからないけれど、時空を超えてふたりは必ず出会う。 結ばれることはない。 でも、離れた瞬間から、会う瞬間を待ち続けている。 覚えていてね、わたしのライオンハート。 エリザベスとエドワード、ふたりの愛の物語です。 常にミステリー性を帯びていて、それぞれ時空の違う5つの物語でいつふたりが出会うのかが楽しみになってきます。 「どこから始まったか」の答えも物語りの中に!
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No.4:
(4pt)

いつかどこかで

洋画のオムニバスを観る、そして現在周りに愛しい人々がいてくれる不思議を見つめ直したくなる。 二つの視点で読める。 各ストーリー(全ての話はリンクしつつ終盤に向かう)の最初に置かれる名画の中で登場人物は呼吸しているようで、大切なのはその時を生き続けることより、瞬間でも相手に出会うことであったりするように思える。 しかし、最後には普通の出会いから重ねる歴史こそ、お互いを唯一の存在にしてくれるという現実への肯定も漂う。 ひたむきさや直感だけでも語れるものが恋だとすると、それ以外のもので綴られる愛を手に入れたとき、人は本当の喜びを感じるのだろう。
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No.3:
(3pt)

幸福と悲しみ、その最後に待つものは…

輪廻転生を繰り返して、一瞬の逢瀬の為に一生を犠牲にするエドワードとエリザベス。  そんな恋人よりも深い愛情で結びつけられた2人が出会った時、人生最大の幸福が訪れ、その直後に最大の悲しみ~別れ~が襲来する。  なんともファンタジーな恋愛物語だが、胸の奥には切なさが残る。  最愛の人とは結ばれない運命なのか、と。  しかしそこは恩田陸。 最後にはとてつもない、鳥肌が立つような「からくり」で、読者をクライマックスに連れて行ってくれる。
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No.2:
(5pt)

何度も出会いながら決して結ばれない

けれど、いつも出会う時には『あなたに会えてよかったと思う。』
その喜びが爆発的であればあるほど、
短い逢瀬のその次の瞬間の別離によって、二人は大きな絶望のふちに叩き落される。
それなのに、彼女はいつもささやく。無情にも。
『覚えていて。エドワード』読み進むうち、同じようなテーマの作品で、北村薫の『リセット』を思い出した。時を越えて、何度も出会う、恋人たち。
どちらも、『メロドラマ』を描きたい、といっているところまで同じだ。
けれど、舞台設定と時間軸が違う。
北村薫は、日本の中で比較的短い時間の流れの中で、
何度も出会う恋人たちの姿を時間軸に順に沿って描いていった。
そして最後はともに老いていく恋人たちの姿を描いていた。恩田陸の方は、舞台をイギリスにしている。
もちろん、いくつかほかの国に舞台を移してはいるけれども、
どの物語も最終的にはイギリスに終焉していく。
これは、やはり彼女にインスピレーションを与えたケイト・ブッシュのセカンドアルバム『ライオンハート』のことを思えば当然だとは思う。そして、彼女の扱う時間軸ははるかに長いほぼ4倍の年月にわたり、
しかも、いくつか物語りの中に挿入される小道具とともに、
『球形』をしている。
天球のかたちなのだろうか。そして、運命はその天球を叩き割る斧の形をしている。
そのドラマチックな解釈には、彼女にインスピレーションを与えた数枚の絵画がそのモティーフを与えているのだろうけれども、
読んでいてうっとりさせられてしまった。
どこまでも豊穣な物語であった。
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