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堕天使拷問刑
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堕天使拷問刑の評価:
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評･レビュー一覧です
※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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| ネット口コミでたどり着き、当レビューも絶賛の嵐で異様な高騰をしており、期待して読んだが出来が良いとは思えなかった。特にバラバラ密室殺人の真相はマジで本を叩きつけるところだった。ちゃんとミステリーをやるつもりじゃないのなら先に言っておいてほしかった。意味有り気なキャラクターのセリフの数々はなんだったんだろう。バカなハチャメチャ展開にカタルシスが生まれるとすれば、細部を丁寧に描ききらなきゃならないって事がよくわかった。ただムチャに世界観壊しただけだと思ってしまった。 いくらでも削れるような助長な展開とポエムと登場人物の真意のわからぬ行動が続き、ここいる？、本当におもしろくなるんだろうか？、ちゃんと納得のいくオチを付けてくれるだろうか？と心配になったが見事に完成度の低い結末になる。 途中で統合性とれてねえぞとか、行動が一貫してなくて人間書くのヘタだなって印象を持ったらラストまでそれは拭えないと思う。 ガマンして読了するだけのオチはない。普通にヘタだこの著者。 残忍性、狂気、性的な倒錯も大したことない。ちゃんとキャラクターが掘り下げられて描けてないので効果的に伝わってこない。犯行の推理もだから何やねんで終わってしまった。あの行動にはこんな意味が的な説明も、最初からそんな風にしかとれないだろって描写多数で細かく描くところはそこじゃねえだろって感じ。 ボーイミーツガールの側面も魅力の一つのようだが、唯一これは悪くはなかった点の一つかもしれない。なんかキャラ付けしてあって恋愛ゲームの一幕を見てるようなこそばゆさはあった。ラストの独白はキレイと言えばキレイでした。 ああ時間損した。まあこんなのにもたまにはあたりますよね。 | ||||
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