誰のための綾織
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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蛭(ヒル)女というなんとも陰鬱な雰囲気を感じさせる作中作のタイトル。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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かつてひと騒動あり、回収・絶版となっている。 読んでみるとあまり面白いストーリーとも言えず、トリックが多用されているのはわかるが、読みずらく、興をそぐ感じであった。 そのうえこんなに高額になっているなら、超絶ミステリマニアだけが読んでおけばよいのであって、普通のマニアは読む必要はないだろう。 私が買ったのは、コンディション「可」3000円台のものだったと記憶している。 どうしても読みたいなら「可」で十分であり、価格は3000円台が限度であろう。 それ以上はお金の無駄である。 | ||||
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盗作疑惑で絶版になった本作ですが、プロットそのものの流用ではなくセリフなどの直接引用が原因のようです。リサーチ時の資料の管理方法に手違いがあったのでしょうか。現在プレミア価格でしか本書を購入できませんが、本書を絶版のまま埋もれさせるのは非常にもったいないです。三原先生側とうまく折り合いをつけてもう一度再販されることを期待します。 | ||||
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8人中4人が評価1を付けるためのアカウントとは凄まじい……。 氏も厄介なファン層を敵に回しましたね。 なんて言うと僕も怒られそうですが。 あくまでニュートラル(?)な立場から言わせてもらえば内容自体は問題なく楽しめました。 惹句や粗筋ほど陰惨なものでなく、実際には誘拐グループと女子高生のハートウォーミングなお話です。 ただ、堕天使拷問刑が大好きで他の飛鳥部作品に手を出した身としては、同じネタにまたやられました。 あー、くやしい。 | ||||
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盗作が一部あるということで現在廃刊の飛鳥部氏の長編ミステリーである。 作者と同じ名前の作家が登場し、劇中作が挟まれる入れ子形式の叙述トリック系の凝った設定の作品となっている。 いわゆる意外な犯人のパターンを追求した作品であり、最後の一行ですべてが判明する構成。 現在は廃刊となっているのが惜しまれる力作である。 | ||||
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この作品には、踏まえられている作品が4つある。 一つ目がアガサ・クリスティーの「アクロイド殺し」、これは、禁じ手の方法として。 二つ目は同じくアガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」、 孤島の舞台設定で繰り広げられる、罪の償いを強いられた殺人として。 三つ目は横溝正史「本陣殺人事件」、日本間の密室殺人として。 そして四つ目が、話題となった三原順「はみだしっ子」、主に主人公の心情として、である。 なぜか文脈横断のために四つ目だけが大きくとりあげられ話題となり、 上三つは全く気づかれずに無視され、挙句、絶版の憂き目を見た。 そして今、この作者は、出版界から葬り去られようとしている。 いうなれば、「読めない人」によって、「見える部分」だけがあげつらねられ、 不幸にも「罪」をかぶせられた作品である。 しかし稚拙ではあるにせよ、綿密に計画をねられ、整理され、 いくつかの作品を組み入れて作り上げられた作品であることは間違いない。 つまりあれは「作品技法」による「結果」の一つなのだ。 読者諸氏には今一度ネット上にあげられた考察を参考にして、作品を振り返っていだたきたい。 | ||||
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