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キャプテンサンダーボルト
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キャプテンサンダーボルトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 41~57 3/3ページ
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伊坂さんの小説は好きで沢山読んでいますが、この本を読み終わってみると、ゴールデンスランバーを彷彿とさせる冒険活劇でした。 でも、結末、伏線や人物描写から受ける印象が少し違います。 阿部さんの小説にも興味がわいてきます。 あと、最大の謎はどのようにこれだけの小説を合作で書かれたのでしょうね? | ||||
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伊坂幸太郎のファンならず、誰でも楽しめる最高傑作です!!、! | ||||
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伊坂幸太郎さんの小説以外はほとんど読みませんが、本書は最も好きな本です。 合作だからどうなったとか、ここは阿部さんっぽい、とかは気になりませんでした。 というか私にはよくわかりませんでした。 ただ単純に、一つの小説として、最初から最後まで、とても面白かったのです。 伊坂さんの作品が好きなら必読ですし、面白い小説が読みたいなら超薦めます。 あと、せっかくなので阿部さんの小説もどれか読んでみようと思います。 | ||||
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合作ということですが、阿部和重さんを読んだことがなく、伊坂さんの本のように読んでしまいました。 阿部さんの本を何冊か読んでみて、合作ならではの部分を見つけられるといいなと思いました。 | ||||
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おそらくは阿部さんのクセである「現在形の連続」の文体だけ少し気になりましたが、 完全にエンタメに徹しており、実に読みやすかったです。 村上病の謎はちょっと突飛で漠然としたオチでしたが、全体をとおして 相葉&井ノ原のコンビがホント、すばらしいです。 2人の会話がとても愛らしく、すべてのシーンの映像がありありと目に浮かびました。 『ゴールデンスランバー』よりは劇画調なものの、 深刻にならず気楽に楽しめる作品です。 中村義洋監督&斎藤和義さんコンビでぜひ映画化を!! | ||||
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キャラは伊坂氏で、脂肪や爆弾は阿部氏? 絡み合う糸がほどける感じは伊坂っぽいけど、テロっぽいとこは阿部っぽく・・・ まあ、あまりそこは考えないほうが良いと思います。 (概ね)悪いことしてないのに、殺し屋から追われ、逃亡しながら、謎がとけている、なだれ込むような終わり ラストが上手く行き過ぎる感があるけど、楽しかったです。 ただ1+1=2ってとこで、3以上ではない | ||||
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正直ここまで面白いとは思ってもみなかった。伊坂幸太郎に関してはご都合主義で筆力がないと3作読んで以降読まないようにしていたし、阿部和重に関してはデビュー作からほぼ全作を読んでいるが近年は必要以上な軽佻浮薄さとやり過ぎが目立っていた。案の定、この2人が合作した今作ではその2つが全開、ところがこれが合体すると問答無用という感じになる。言い様によっては徹頭徹尾ご都合主義であり荒唐無稽なのだが、そこを許容すればブレーキの壊れた車のように物語は疾走する。読めばすぐ分かるが、この作品はいろんな映画のオマージュになっている。合作することで、隙のない、ダレることのないノンストップ・エンターテインメントになっており、それは黒澤映画の脚本が常に4人ぐらいの共同脚本であったことを想起させる。この作品はいわばハリウッド映画のカタルシスの構造を文章によって具現化したようなものになっている。したがってディテイルのリアリティは突っ込みどころ満載なのだが、ハリウッドのアクション映画にいちいち「んなわけないだろ」と突っ込まないように、そういったリアリティの必然性を度外視したところで物語は突き進む。面白さという点では星5つなんだけど、最後はちょっとやり過ぎの感が否めず、カタルシスというものは偶然の集積ではなく必然の集積によって得られるべきだし、少なくともそう思わせるぐらいの巧妙さ、周到さは欲しかったなという点で星4つ。 | ||||
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「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎、「シンセミア」阿部和重の共作。 パンチのあるダブルネームだ。 二人の小説からちょっと離れたおり、買おうかどうか迷ったが「買って正解」と序盤で思った。 舞台は東北。 ここら辺は、阿部和重っぽいなぁとか、伊坂節だとか感じたが、 読み進めていくとそういったことも意識せず、物語にのめり込んでいけた。 つまり、面白いのだ。 企画倒れになっていない。 両者のおもしろみがきちんとかけ算になっている作品だと思う。 | ||||
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興味本位で暇潰しにしようかと思い購入したが思いのほか一気に読み進めてしまった。 今年読んだ小説の中でも飛び抜けて面白かった。 合作な故にぎこちない部分もあるかと思ったがそんなこともなく最後まで楽しむ事が出来た。 | ||||
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『ゴールデンスランバー』のような長編エンターテイメント!魅力的なキャラクターとテンポの良さで気持ちよく読めました。 映画のようなスケールだけれど、なるべくなら読者の想像の世界で留めておきたいかな。 | ||||
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伊坂作品はほぼ全て、阿部作品は初期2作品のみ読んでいる者の感想です。 1回読んだだけですが、面白く、十分堪能しました。 いつもの伊坂作品と同様の面白さ、例えば会話の楽しさとか種々の伏線とか過去の人間関係(信頼)のつながりとかがつまっていて、少々ご都合主義的なところも含めて伊坂テイストは合作によっても損なわれていなかったと思います。文字数が揃っている会話文が続く箇所もあったし。 阿部氏の色はよくわからないが、普段の伊坂作品と比べて、バイオレンス描写が濃厚だったり、悪役の所属する団体や陰謀(作戦)の現実感が強かったり、野球選手・チーム名が現存するものだったりすることから、現実社会との結びつきは強まっていてフワフワした感覚が薄い。 ストーリーとしては、まきこまれ型アクション映画風。読んでいる最中には色んな映画が思い起こされた。幾つかをあげれば「ターミネーター」「キルビル」「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレル」。 | ||||
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お二人の共作というものの、どこを誰が書いたかわからないくらい統一されていて、全くテンポ感をそぎません。 ストーリーも秀逸だし、登場人物がとても愛せる人たちばかり。 最後まで謎に引っ張られ、ぐいぐいひきこまれます。 問答無用のエンタメ好きにはぜったいおすすめ。 しかも電子版は安い(笑) | ||||
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阿部和重さんの小説は全部読んでいます。 伊坂幸太郎さんも読んでないのは2,3冊しかないと思う。 要するにお二人とも私の大好きな作家。 この二人が合作を発表すると知った時は嬉しすぎて、ブワーッと鳥肌が立ちました。 私は山形在住だし、仙台にもよく遊びに行くので、お二人の作品はどれも土地勘があります。 そういう意味でも私を楽しませてくれるお二人です。 1章ごとに執筆をバトンタッチしていき、 相手の書いた部分もどんどん手を入れるという形で書いていったらしいけど、 正直、どこをどっちが書いてるかは二人の作品を読みこんでいる私でも全然わかりませんでした。 でも、「ああ、このアイディアは絶対に阿部さんだ」「これは伊坂さんっぽい」っていうのは なんとなくわかります。そういう箇所を見つけるのもファンにはたまりません。 文体は阿部さんが伊坂さんに合わせてる気がします。 そして、阿部さんが得意な「壮大な嘘っぱち」にノッてくれてる伊坂さんw お互いがお互いの持ち味を活かし、譲り合いながら、いいところでまとめてる感じ? そのバランスが絶妙です! この二人がこんなに相性よかったなんて・・・これ読むまで気がつきませんでした。 戦隊ヒーロー・少年野球・車・・・オトコ心をくすぐる要素がたっぷりなのも男性には嬉しいのではないでしょうか? 女性はかわいくて賢いワンちゃんに癒されてください☆ 疾走感と爽快感!最高のエンターテインメント作品でした。 最後の銀行の場面のハラハラ・ワクワク感といったらないっ! 今年のナンバー1をあげてもいいくらい面白かったです('→'←') 映像化、ありそうな気がします。 | ||||
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伊坂幸太郎氏、阿部和重氏共作。 2人の得意なところが、足し算というより、掛け算で楽しめる。 登場者の名前も何となく、おもしろい。 相葉くんとか、井ノ原くんとか。 東京大空襲の日、蔵王に落ちたB29の話。 怪しい外人たちに追われる話。 お蔵入りした映画にまつわる話。 ロリコン疑惑で干され、俳優をやめた、戦隊モノのリーダー役男優の話。 幾重にも絡んだストーリーのすっかり虜になった。 | ||||
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意味深な始まりから,気持ちのいいハッピエンドまで,500ページを超える大作ですが, 先の見えない人や物語を次々に繰り出す展開に,あっという間に引きこまれていきます. また,サスペンスの雰囲気も織り交ぜ,徐々にその『答え』が見え始める中盤あたりから, 長い時間を超えて帰結する『真実』には,何とも言いがたい高揚と気持ちの良さを覚えます. 中心となる二人の男たちも,その正反対のキャラクタであったり,程よい距離感が良く, やり取りだけでなく,後悔や苛立ち,緊張などがまるで映像を見ているかのように浮かび, 何度も思い起こされる幼い日々と,歳を重ね置かれた現実にもがく姿は強く印象に残ります. このほか,彼らに付き添う犬がいい味を出しており,たびたび二人と一匹の三人組にも映り, 地の文で差し込まれる,彼のツッコミや冷静な眼差し(?)には,思わずクスリとなることも. そして迎える終盤,シリアスもユーモアも,大小あれこれが見事に拾い上げられた物語は, ややもすれば出来過ぎの後日談で締められますが,その最後の場面まで楽しめるのは確実で, 『彼』の姿がないことだけが残念でしたが,珍しい合作での本作は大成功ではないでしょうか. (参考情報) 阿部和重 伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』|特設サイト|本の話WEB http://hon.bunshun.jp/sp/ctb | ||||
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これが星5つでなかったら、何が星5つを取れるんだという作品でした。ただ、星5つでした。と言いますのも、期待値としては星6つだったからです。 比較対象として、「ゴールデンスランバー」や「シンセミア」を超えているかと言われれば超えてはいないだろうと思います。 つまり、この作品は、ふたりのファンのための作品だと思うわけです。伊坂作品を未読の方は「ゴールデンスランバー」とかを読めばいいでしょうし、阿部作品を未読の方は「シンセミア」を読めばいいのではないかと。 両方、あるいはどちらか片方の作者を好きという方は買いでしょう。 読んだイメージとしては、ストーリー、キャラクターの面では7:3で伊坂幸太郎のテイストが強く、全体の文章では7:3で阿部和重のテイストが強いように感じました。お互いの強みを活かしあえば、こういう形になるかと。 伊坂幸太郎単体、阿部和重単体では書けなかった作品であり、傑作であることは間違いないです。 何はともあれ、伊坂先生、阿部先生、共作お疲れ様でしたm(_ _)m | ||||
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この本はAmazonのレビューで星5にして評価をあげたいな、と思った。 このCMのキャッチコピーじゃないけど、そこに面白い小説があるだけだった。 面白さに特化している作品ではないかなと思う。 映画化ありそうだなーこれ。 とにかくよかったです! | ||||
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