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ディスコ探偵水曜日
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【この小説が収録されている参考書籍】
ディスコ探偵水曜日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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本の概要の下にある著者が大暮 維人という方になっているのはどうしてですか?「著者について」から一覧で作品を見たいのに、舞城王太郎の一覧には載っていなくて少し不便です。できたら修正して欲しいです。阿修羅ガールもこの方が著者ってことになってます。 ディスコ探偵水曜日は言うまでもなく名作中の名作ですので、未読の方はぜひ読んでほしいと思います! | ||||
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面白かった | ||||
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全部合わせてのレビューです。 ふええ、やっと読み終わった。難行苦行の終了だ。何度も投げ出しかけたけど、コロナ引きこもりの時期に読んでおかないと次は何年後になるかわからないので無理して読んだ。 なぜこんな我慢大会みたいな読書をしたかというと、KEIさんの表紙が可愛すぎて何も考えず買ってしまったから。持っている以上は読まざるをえない。愛書家はつらい。 幼女と同居している探偵が主人公で、幼女に未来の少女が憑依する。 で、名探偵が変な屋敷に集められて、殺されていく。 六次元だのタイムスリップだのが出てきて、読者置いてきぼりの自己満足ワールドが暴走する。 あまりにも何でもありなので、まじめに読むのが阿呆らしくなった。途中からページあたり数秒で読み飛ばした。文体をあえて壊す小説は、以前からある。野坂昭如や筒井康隆が優れた作品をものしている。 でもな、この大御所たちは文章を熟知した上で、あえて実験しているのだ。しかもそういう作品は短い。 まともな日本語が書けるかどうか怪しい奴の乱文を1500ページも読まされるのは、拷問に等しい。 ドンデンを繰り返すミステリは山田風太郎が書いているし、原因と結果が逆転するSFはハインラインでお馴染みだ。だから斬新というわけでもない。単なる悪趣味な散らかった駄作だ。 悪名高い清涼院流水のお仲間らしい。二度と手は出さない。 今はただ、読み終わったのが嬉しい。これでちゃんとした別の作品に取りかかれる。 縁を切るのが嬉しい小説って、何なんだろう。 | ||||
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「アンチミステリ」であり空前絶後の「探偵小説」であり、後期クイーン問題のループ現象を扱い、身近だけれど哲学的領域に踏み込む舞城節のテーマをグレッグ・イーガンクラスの弩級のSF設定でブン回し、舞城作品のここまでの集大成となる傑作。 特に「探偵小説」好きには血便レベルの素晴らしいメタアイデアが登場しそのネタだけでも読む価値がある。 優れた風呂敷ならでかければでかいほど良い、うまく折り畳めなくてもまぁ仕方ないか、と思うタイプだが、流水を圧倒するほどの超巨大風呂敷を広げ、しかも舞城のウリの一つである疾走感は維持し続けるというはなれわざを炸裂させている。 誰にでもすすめられないのは、アンチミステリがどういうものかの素地が若干あった方がいいことと、そこまでの舞城作品をできれば読んでいる方がかなり望ましいという理由から。 | ||||
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黒死館殺人事件を読んだ時以来の衝撃でした。目まぐるしい展開と圧倒的な構成力に振り回されている間に宇宙の外側に吹っ飛ばされていたような感覚を味わえます。 | ||||
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久し振りに読み返したいと思いKindleで購入しましたが、固定レイアウトでとても読みづらいです。そこだけが注意点です。 | ||||
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まい子専門の探偵ディスコ・ウェンズデイが主役の奇妙奇天烈な物語(上巻)。 鼻歌でふんふん奏でたくなるようなタイトルにぐぐっときていたが、あまりの物量に読み始めるのを躊躇われた。結論から言ってしまうと、マイジョー初心者にはハードルが高過ぎる作品だね。 不条理小説だろうか。いやいや、奇書と言っても良いのではないかと思う。 ディスコと暮らす6歳の少女梢。ある日、梢の体に17歳の梢が侵入し大きくなってしまう。元カノのサポートを得て梢の謎を探るディスコ。たたみ込むような饒舌文で物語は始まる。 | ||||
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まい子専門の探偵ディスコ・ウェンズデイが主役の奇妙奇天烈な物語(中巻)。 魂となった6歳の梢。ディスコは梢の行方を追ううちに、ミステリー作家の不可思議な殺人事件に巻き込まれてしまう。 相棒(?)水星Cを従え(?)、事件現場となった館で名探偵たちと推理合戦を繰り広げる。失敗して次々に自死していく探偵に、読み進めながら混乱の極みに達する。梢の体内に残された指、魂を盗むパンダラバー、悪の象徴黒い鳥の男等々、謎解きを放棄したかのように物語は広がり続けるのだ。 ルンババまで登場させ、さぁ、どう風呂敷を畳むのだろうか。 | ||||
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まい子専門の探偵ディスコ・ウェンズデイが主役の奇妙奇天烈な物語(下巻)。 不可思議な殺人事件を解決(?)したディスコ。これが終わりかと思いきや、ここから空前絶後の展開をみせてくれる。 3億人の児童誘拐という大風呂敷!推理の過程でディスコが会得した能力は、時空を超えてさらに物語を複雑化させてしまう。中盤で多くの読者が脱落するように思うが、ここまできたら乗り切るしかない。考えるのではなく、感じるのだ!の精神である。 大団円を迎えた後は、達成感たっぷりだが理解できたかは疑問。ただ、マイジョー スゲー! | ||||
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一見、荒唐無稽とも思えるめちゃくちゃなストーリーなのですが、全く陳腐になっておらず、非常にスリリングかつ、文学的な作品だと思います。 個人的には、『虚無への供物』や『夏と冬の奏鳴曲』に並ぶ、大好きなミステリ小説です。 | ||||
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日本五大奇書を決めようという企画ではよく名前が挙がる本作。 ミステリーオタクを自称するなら「いやーこれは○○だよ」と語れる方がいいとかなんとか。 内容はバカミス×SF×舞城世界といったようなところ。 深く考察するとアンチテーゼやらメタファーやら色々盛り込まれているらしい。 前編は「舞城すげーwww」とその独自さに感動するが、前編のラスト位から「いやそれは…」となる。 よくも悪くも舞城王太郎という文学を体現したような作品なので、最悪死蔵するくらいの覚悟で読んでください | ||||
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鬼才による作品の集大成の様な小説です。 舞城王太郎という覆面作家の、誰にも似て いない言語感覚、センス爆発の上巻でした。 | ||||
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終わり方だけ気に入らない さいしょからずっと疾走し続けられるけど最後の最後話をたたむ段階でそうなるのねって読者が追い付いてしまうのが 最後もわけわからんまま突っ走ってほしかったけどそれまではずっと読み手の先を行くので読んでる間すごく楽しいです | ||||
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「舞城王太郎」が炸裂。人によって評価が大きく変わりそうな作品。 | ||||
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突き止めると逃げていく真相。 時系列さえ超える推理。 作品を通じて頭に新たな次元が生まれるかのようでした。 好みは分かれるでしょうが私は新鮮な衝撃を受けました。 | ||||
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ものすごいものを読んでしまった。舞城氏の頭の中は一体どうなっているんだろう。 何度読み返してみても100%理解できたと決して断言できない点がこの小説の肝だと思う。 そして、理解できないとわかってるのにまた読みたくなってしまう不思議な魅力がこの小説にはある。 と、そうこう書いてたら、また読みたくなってきましたとさ。 | ||||
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舞城作品はこれが初めてですが、、、読みながら連想したのが「果てしなき流れの果に」、ハインラインの某短編、ビリヤード、「モモ」、「ダビンチコード」、「占星術殺人事件」、違うといえば違うけど「わたしを離さないで」。 時間SFの中にミステリー的な骨格のあるような、でも舞城ワールドとしかいいようのない特異な世界というか。 最初のグルーブ感ある文章で、あの分量で主人公の素性、梢との関わり、ある日梢に起きた異変、をちゃっと語ってしまうあたりで引き込まれましたが、途中の殺人事件で、名探偵たちが集合して意味があるようなないような推理が続くあたりで、息切れし出し(これもあとにつながる伏線ではあるのかもしれないけど)、そこから第四部へのつながりが悪い気がし、複雑な時間論や存在論がモノローグでずっと続くあたりでちょっとついていけなくなりました。図解つきのSFってのも珍しいけど、、、ラストはどこか感動的に書かれてますけど、主人公がしようとしていることの意味を考えると、、、ほかのレビューワーの方がハードボイルド的な、とおっしゃるのも少しわかるような、そんな後味です。 比べる対象ではないかもしれませんが、「果てしなき流れの果てに」は作中広げていった大風呂敷が最後にきれいにたたまれ、日本的情緒に包まれ、ああ、果てしなかったね、と感動しますが、この作品は大風呂敷がたたみきれずに終わってしまった印象を受けます。なぜだろう。 しかしとにかく強烈で個性的。読書的体力のある方は一度読んでみても損はないかも。 いままで舞城作品はどこかチャラい題名や本の装丁が若い方向きで敬遠してましたが、この本を読んでいままで読まなかったのを後悔。ほかの作品を読んでみようかと思ってます。 | ||||
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ドストエフスキーを読むようにこの本を読みました。 世界とは何か、人は何のために生きるのかという 古今東西不変の小説のテーマに真正面から 自分のやり方で挑んだ小説。 この過剰な饒舌さ、 破綻も構わずすさまじい勢いで読者を巻き込んでいく展開、 そのへんもドストエフスキーを思わせる。 現代日本で舞城を超える作家はいないとさえ言い切りたくなる傑作。 | ||||
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舞城は好きなんだけど、この本を絶賛する気には 到底なれないかな。 ユヤタン現象みたいな感じで、作者ありきのファンじゃないと 楽しめないのかなぁ。難しい。 --ネタバレっつーか内容に触れてます-- 名探偵が誘われた誤解答、そのために死ぬ。 って必然性が全然わかんない。 探偵たちが死ぬことによってディスコが得るものって無い。 恐怖して進むことも無い。 んじゃーこの騒ぎってなんなんだ?と思っちゃう。 「だって舞城だもん!こういう世界観なんだー!!」 なんて手放しで賞讃するほど心酔できないです。 九十九十九よりは全然読めますが、 人には勧められないです。 「舞城が大大好き!こういうの待ってた」って前提が無いと。 でも「こういうの」ってのが言葉で伝えるのが難しいので 誰にも勧められない。そんな難しい本です。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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