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琥珀のまたたき
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琥珀のまたたきの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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小川さんの独特の雰囲気は味わうことができます。 ただ、これまで読んだ作品と比べると感情移入が弱いというか、物語の世界観に素直に浸れなかったです。理由はわかりませんが、、、 ママの嘘を知っていた姉、まだ分別のつなかい弟、その中間でママに従順な主人公、監禁された時の年齢の違いから、それぞれバラバラの人生に歩むことになるところが切ないです。幸せな生活って一体どういうものだろう、そんな印象が残りました。 | ||||
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楽園の思い出に始まり、そして終わる小説だ。 母親の庇護下にある三姉弟の物語は、単調な繰り返しの中に自分の居場所を見つけることに終始している。 自分の場所を見つけるのに一番熱心なのは母親で、休日の観劇に関する行動や、子どもたちを縛り付ける創作逸話など、かなり徹底している。 母親が管理し演出する世界で精一杯演じながら生きる姉弟。しかしその均衡は結局、外部との接触により崩れてしまい分解する。最後まで自分を追い込みすぎた母親は破綻してしまう。 「私たちは図鑑の中でしか生きられません」と述べる子どもたち、作者の目を借りてその異世界を覗いていたが、同時にいつか訪れるこの楽園の破綻を期待している自分に気づいていた。冷酷で背徳的な印象を持たせる静かな作品だ。そこに楽しさはない。 | ||||
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外界と遮断された生活を送る3人子供。結末は外界に出るのだが、その生活の原因である母親が・・・・なぜそうなったのか?もっと深く描いてほしかった感があります。サラサラと読みやすさは、さすがです。 | ||||
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