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夏と冬の奏鳴曲
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夏と冬の奏鳴曲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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孤島に20年ぶりの同窓会で集まった人々、その取材で同行した記者コンビ… 孤島、曰くありげな人々…当然前作並の殺人事件が起きる、と思いきや…起きない。 いつまでも起きない…ダラダラとした比喩と暗喩、形容詞に彩られた長ったるい一人称の文章にはウンザリさせられる。 同じような思考がどこまでも続く上に、本筋に関係ない哲学や科学、美術理論が延々と繰り広げられる。 作者の知識が広範なのは確かだが、詳細に語れば語るほどミステリーという本道から逸れていくたけ。 相棒の女子高生アシスタントに至っては無駄な会話のオンパレード。 犯人の意外性などはあるが、半分以上は編集でカット出来る冗長な内容で、ラストにいくまでが退屈すぎる。 | ||||
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真面目に読んで損した。 | ||||
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商品が綺麗とは言い難かった。 もう利用しないとおもいますかな。 | ||||
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最後に登場するメルカトル鮎の一言をもとに、 もう一度読み返す気力が起こってくるようなら この作品は少なくとも★★★はついたと思う。 推理小説の優れた作品は、2回目の読書体験が素晴らしいものがほとんどである。 「もう一度読み返して、ああ、あの部分はこうだったのか、ああだったのか」 という楽しみをもたらしてくれるが、この作品は、そんな読み返す気力が起きないのが残念である。 さらに、そこでメルカトル鮎の一言をもとに2回目の読みを進めていき、 快刀乱麻を斬るがごとくあれよあれよと謎がほどけてくるようなら これはもう★★★★★だろう。実際、そういう作品は傑作として存在する。 だが、麻耶先生のこの作品は、残念ながら2回目の読みにおいて、そのような展開にはならない。 真相はこういうことだったんだろうな、と読者が予想する段階でとどまってしまう。 そしてその予想が正しいか間違っているかという答え合わせができないという時点で、 消化不良以外のなにものでもない。それがよさだと言えばそれまでだが、 それは推理小説とは呼ばないのではないか。 最後の部分で探偵がすべてを解決していく物語ではなく、 せっかく「読者が2回目の読みを通して探偵役をさせる」形式をとるのならば、 謎がするすると解けていくような、探偵役を思う存分楽しませるものにしてほしかった。 そうすれば真の傑作として、絶版にならずに、長年語り継がれたであろう。 麻耶先生の先輩格、綾辻行人先生の「館シリーズ」や 我孫子武丸先生の「殺戮にいたる病」などは、その点で大変すぐれた作品であったと思う。 この作品のターニングポイントにあたるメルカトル鮎の一言を参考に、 読み返してもまだわからない謎が残るというのでは、 「代表作」「問題作」「話題作」となっても、決して「名作」「傑作」とまではいかないだろう。 賛否両論あるのもわかるし、推理小説好きにはたまらない設定も数多くあるので、 非常に惜しい作品だったと思う。成功していれば間違いなく★★★★★となっていた。 | ||||
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推理小説は謎解きだと考えている方。 推理小説に探偵の鮮やかな回答、解決を望んでいる方。 この作品はオススメできません。 約700ページもの長編作品。 とは言うものの、内容的には薄っぺらい。 体脂肪率90パーセント。 なんだか・・・ラストを書くために作品を書いたような、 コナ〇君が好きな小学生が書いたような作品。 コナ〇君のような名探偵は出てきませんが。 私は、メルカトル鮎がどのような一言を言ったのか。 その一言で全てを解決しているのか。 それを知りたくて、それだけのために本作を読み進めました。 苦行でした。 時間とお金を無駄にしてしまった本。 そう思いながら読んでいました。 私がこの作品を面白いと感じたのは677ページの 後ろから5行目。 ある人物の一言からです。 やっと面白くなってきたー!と思いました。 もう終わっちゃうけど。 そして待ちに待ったメルカトル鮎の一言!! ぶっちゃけあり得ない。 メルカトル鮎の一言ではありません。 その一言によって判明する事がです。 そして主人公、烏有の馬鹿さがあり得ないのです。 最低です。 この作品のラストを書くために烏有のキャラクターがあるのです。 そして、その他のあまりにも多すぎる無駄な文章。 推理小説であるならば、 結末や真相に向けて布石とそうではない部分が書いてあるもの。 なのに本作には無駄しかない。そんな感じです。 この作者は短編作品では面白いのに、長編作品を書くと無駄な部分が多くなり さらには結末としても微妙なものがある。 謎解きを楽しみたい方は短編を読むことをオススメします。 メルカトル鮎の一言が全くの無駄ではなかったこと。 私なりにある程度納得のいく回答を考えることができたので★1つ | ||||
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私には難解過ぎたようです。 さっぱりわかりませんでした。 謎解き・探偵なしなんて・・・(犯人自白かよ!) 「キュビスム」という言葉が理解できない、もしくは苦手な人は 読まない方がいいと思います。読んでもめんどくさいだけです。 わかる人にしかわからない、って感じの内容だと思います。 分厚いですが、うんちくばかりでなかなかすすまず、 最後に駆け込みでいろいろ判明(謎解きではない)して「んなアホな・・・」と。 登場人物たちが話すのは思想論ばかりで事件のアリバイやなんかはほとんど語られず 隔絶された島なのにハラハラ感も感じませんでした。 歪んだ館のデザイン全くトリックに使われないなんて〜 結局モーゼのしわざですか、そうですか。 | ||||
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本格推理小説ファンの自分にとってはストーリーにちょっと無理があると思う。とくに雪密室のトリックは反則と思う。 | ||||
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と言ってもこの時代は棲み分けが出来ていなかった。 ライトノベルというのは最近聞く言葉で、また美少女アニメと いうのも当時はそれほど流行っていなかっただろう。そう考えると ずいぶん時代を先取りしているような気もしてくる。 題材的にはそれらで扱ったほうがよい出来になっただろう。 まず主人公の2人に感情移入が出来ない。 怪しげなアニメに出てきそうな17歳の女子高生と21歳の医学部を 中退した青年。この青年のあり得ない設定は苦笑するしかなかった。 女子高生の方は最近のアニメにしか出てこないようなタイプだった。 他にもどうして推理作家というのはクラシック音楽と絵画に興味を 持つのかと不思議に思う時があったり、東京大学への執着に 気持ちが悪くなった。高校生向けということであれば理解もできるが・・・。 京極堂が妖怪について長々と話すシーンと同じくらいの退屈 を感じた。 読後に何人かの解説を読んでみたが、どれも納得のいくものではなく 大抵がこじつけがましいもので、詰まり物を落とすことはできない。 そしてラストはちょっとアレなドクターのいる島を舞台にした 映画のラストのようでもあった。 いろいろな媒体で見たものをつぎはぎにされたような気分がして、 新鮮な驚きはほとんどない。 なんとか結論付けるとしたなら、この小説は学生が退屈な授業中に 妄想するようなことを紙に写した「哲学」のようなものだ。 これは大抵授業が終わると後日思い出そうとしても思い出せない。 しかし、この小説を熱烈に支持している人も多いようであるから 所詮感性の問題なのかもしれない。 それから表紙の絵がまるでアレのようなので、もっとファンシーな 絵に変えた方がいいと思う。 | ||||
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驚愕の名作!?これがミステリー?謎解きやトリックはどこに? ページに蔓延しているのは、作者の知識を自慢しているらしい小難しい芸術論や宗教論であり、読み物としての面白さは微塵もなく、疲れだけが残った。 読んでいても残りのページを見ただけで憂鬱になり、楽しむどころか、途中からはノルマのような気がしてならなかった。 孤島にある怪しげな館。雰囲気に期待して買ったものの、綾辻行人氏の「館シリーズ」や霧越邸殺人事件の方が圧倒的に楽しめる。久しぶりに買って損をした気分が味わえた。 700ページで900円。それだけの価値があったのだろうか? 登場人物の名前をとっても現実味がなく、まったく感情移入もできなかった。 | ||||
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驚愕の名作!?これがミステリー?謎解きやトリックはどこに? ページに蔓延しているのは、作者の知識を自慢しているらしい小難しい芸術論や宗教論であり、読み物としての面白さは微塵もなく、疲れだけが残った。 読んでいても残りのページを見ただけで憂鬱になり、楽しむどころか、途中からはノルマのような気がしてならなかった。 孤島にある怪しげな館。雰囲気に期待して買ったものの、綾辻行人氏の「館シリーズ」や霧越邸殺人事件の方が圧倒的に楽しめる。久しぶりに買って損をした気分が味わえた。 700ページで900円。それだけの価値があったのだろうか? 登場人物の名前をとっても現実味がなく、まったく感情移入もできなかった。 | ||||
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はい、普通につまりませんでした。時間返して欲しいです。発表された当時はそれなりに問題作だったのかも知れませんが、時間の篩には耐えられませんね。世の中にはもっと面白い本が沢山ありますし、人生は有限です。90年代に本格ミステリが陥った袋小路を知りたい人が、資料的に読むくらいしか価値がないでしょう。 | ||||
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はい、普通につまりませんでした。時間返して欲しいです。発表された当時はそれなりに問題作だったのかも知れませんが、時間の篩には耐えられませんね。世の中にはもっと面白い本が沢山ありますし、人生は有限です。90年代に本格ミステリが陥った袋小路を知りたい人が、資料的に読むくらいしか価値がないでしょう。 | ||||
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1993年に講談社ノベルズとして出たものの文庫化。 著者の長編第二作。すごい厚さで、読んでいて手が疲れた。 物語としてはそこそこ面白い。しかし、ミステリとしては納得がいかない。色々と説明不足なところが残っている。1000枚以上も書いておいて、この手抜き・隙間は何なんだと不思議に思うくらい。アンチ・ミステリ的な結末にもっていくにしても、もう少し構成をしっかりつくっておいてくれないと。 うっかり次作の『痾』を先に読んでしまったのも痛かった。麻耶雄嵩の作品は、きちんと発表順に読むことをお勧めする。 | ||||
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1993年に講談社ノベルズとして出たものの文庫化。 著者の長編第二作。すごい厚さで、読んでいて手が疲れた。 物語としてはそこそこ面白い。しかし、ミステリとしては納得がいかない。色々と説明不足なところが残っている。1000枚以上も書いておいて、この手抜き・隙間は何なんだと不思議に思うくらい。アンチ・ミステリ的な結末にもっていくにしても、もう少し構成をしっかりつくっておいてくれないと。 うっかり次作の『痾』を先に読んでしまったのも痛かった。麻耶雄嵩の作品は、きちんと発表順に読むことをお勧めする。 | ||||
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かなりのどんでん返しを喰らう作品ではありますが、これは完全に賛否両論な作品でしょう。 少なくとも、私には全くあわない小説でした。話が余りにも無茶苦茶すぎます。 | ||||
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