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怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関
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怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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シュレディンガーは多分猫が好きで、だから猫を出したのだろうけど、あの有名なたとえの中で、猫が猫である必然性はぜろである。にもかかわらず、最後のあの装置で、猫をわざわざ使ったのはなぜか? 全編冗談みたいな本内容に真面目にクレームしてもしょうがないかもしれないけど、これほどいろいろ様々な注意をはらってある本作品で、「なぜ猫なの?」という、根本的理由が説明がなかったのが残念。 正直、犬でもネズミでもいいよね。 | ||||
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法月の怪盗グリフィンシリーズ第2弾である。 本作単体で読んでも大丈夫だろうが、多少の予備知識があるとより楽しめるだろうから、前作「怪盗グリフィン 危機一髪」を先に読むといいかもしれない。 今回グリフィン氏が依頼される仕事は、とある奇矯なSF作家が残したとされる未発表原稿の入手。予備調査を始めると、同じものをなぜかCIAも狙っているらしい。SFの原稿にスパイ組織が興味を示すのは何故か・・・というところをちゃくちゃくと深堀りしていく、というストーリー展開である。 ちょっと気になるのは、中盤以降もおもしろがって読み進められるかどうかが、「量子計算機」にかかわる技術を多少なりとも耳にしたことがあるかどうか、にかかっている気がする点。個人的には、ちょこちょこ現れる固有名詞やら概念やらにクスクス笑いながら楽しんだのだが(「キャビット」には吹き出した)、これって一般的なのかどうなのか。 まぁそうはいっても前作同様、巧みな会話のやりとり(それは怪盗がその場しのぎ?でぽんぽんしゃべっている内容も含む)をはたで見て楽しむ、というのが本作の正しい楽しみ方な気もする。終盤まで読んだところで著者が仕掛けた全体像がわかるわけだが・・・、さてどうなんでしょうねこれ。 | ||||
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