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(短編集)
ジャイロスコープ
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ジャイロスコープの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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感想なので個人の物差しや期待ですけど、私の求める伊坂さんはこれではない。 ちょっと面白いものが読みたいから、伊坂さんなら間違いないだろうと思って手にしましたが、一話目はまあまあ読めるとして、そこから先ページが進まなかったです。こんっな訳分からないだけのつまらない話書く人だったっけなという印象が。 一人では・・・は、やり口は伊坂さんらしいですがそこまでのつまらなさが引きずって、爆発力に欠けるし、設定もなんか無理矢理感が気になっちゃいました。 最後の読み切りも、伊坂さんてこんな風に違和感ありまくりで無理矢理繋ぐような方だったかしら。と言う気に。終わって良かったという気になってしまいました。 他の作品に期待します。 | ||||
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以下の七つの短篇を収録しています。 ★ 浜田青年ホントスカ (『晴れた日は謎を追って がまくら市事件』創元推理文庫。2014年12月) ★ ギア (「エソラ」vol. 3。2006年4月) ★ 二月下旬から三月上旬 (「新潮」2014年6月号) ★ if (「小説トリッパー」2015年夏号) ★ 一人では無理がある (「小説新潮」2014年12月号) ★ 彗星(すいせい)さんたち (『エール! 3 』実業之日本社文庫。2013年10月) ★ 後ろの声がうるさい (書き下ろし。2015年7月) 異形の生物〝セミンゴ〟の風変わりな生態が気にかかる「ギア」。新幹線の車内清掃の仕事が不思議なファンタジーへと行き着く「彗星さんたち」。この二篇が魅力的で、印象に残りました。 ひとつ選ぶとすれば、「彗星さんたち」かな。ファンタスティックな伊坂マジックがいいなあ、素敵やなあ思いました。 | ||||
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伊坂氏の作品が好きで、この一年、過去作から振り返るかのように、既読未読ともにいちから読んできました。 本作は短編集ですが、伊坂色がありつつもこれまでと趣を異にする作品でありました。 ・・・ その中でもSF色が強くこれまでと趣向が異なるのが「ギア」であったと思います。 近未来のディストピア的世界では「セミンゴ」に地表という地表が食い荒らされているのです。バスに乗り込んだ数名の老若男女と運転手との会話から徐々に様子が浮かび上がる。 ・・・ ちなみに私のお気に入りは、「一人では無理がある」と「彗星さんたち」。 「一人では無理がある」は、言わば「本当の」サンタクロースを営むNGOの話。 それぞれの家庭の事情からプレゼントなど望むべくもない子供にプレゼントを届ける団体の話。ここの人事がこれまた適材適所としか言えない個性的な人物をリクルーティングし、多少のトラブルがあっても、適切なプレゼントが子どもたちに配られるというもの。思いこの団体側の内情・視点から物語が描かれます。 「彗星さんたち」は、新幹線の清掃係の方々の話。 これまた当該業務に就く方々が個性的で、かつ遭遇するお客様が非常にユニーク。やや業界よりな所が気にかかるものの、倒れて意識の戻らないリーダー「鶴田さん」を思うそれぞれの視点がやがて新幹線で出会うお客様の様子と重なる様は秀逸。 そのほか、「浜田青年ホントスカ」「二月下旬から三月上旬」「if」「後ろの声がうるさい」を収録。どれも伊坂色が大なり小なり混じっているものの、どこか新たなエッセンスが感じられました。 ・・・ ということで伊坂氏の短編集でした。 そうそう、あとがきとして対談が掲載されていました。 15年を振り返ってと銘打って、デビューから15年間の作品を振り返るものです。そこに、作風の変化への意欲等も書かれていました。 まあ確かに、おんなじやり方を一定年限続けていると、少しやり方を変えてみようと思うものですよね。私も今の業務、10年続いてしまいました。そして少し飽きがあります笑。 当初はいつもの伊坂氏とちょっと違う、と少し違和感(不満?)がありました。とはいえ、ここから更に進化するのかもと思えば、この試みもまた将来の傑作への布石となるはず。今後の作品についてもまた期待しております。 | ||||
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振り切るのが伊坂さんの味だと思っていたけれど 今作はそれが鼻についてイライラしました。 3話まで頑張って読んだが、ここのレビューを見ると この先も同じようなので読むのをやめます。 | ||||
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“後ろの声がうるさい”の最後の手紙を読んだ後、再度、後ろの2人のやりとりを読み返すとクリスマスプレゼントのくだりで泣けました。 ただの伏線回収と思わせて、実はそうじゃない。 子を持つ親の涙腺を緩める話です。 | ||||
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伊坂幸太郎初. 短編集なので,集中を切らすことなく読了できた. セミンゴが何故か頭から離れない... | ||||
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伊坂幸太郎作品の中では古い方になるのかもしれないが「ギア」が、気に入った。2006年「エソラ」掲載とあるが2008年生まれの息子から勧められた。この年齢でも自分の生まれる前の作品に興味持つんだね、と妙に感心。だって、この作品の中で最大のインパクトとも言える「精子をもらいたいというスパムメール」、私達20世紀の人は「あ~あ~、懐かしいね」って思い出すけど、今の中学生がEメールなんかそもそも使わないし、わけのわからんスパムメールなんかは弾く仕組みができてるからこんなん来ないし。そんなのも「過去の歴史的な事柄」として若い世代が楽しんでるんだろな。しかし化け物不気味だった!伊坂氏自身が巻末のインタビューで、その化け物を描きたいだけでこの作品を作り始めたというから、文句なしリアル感である。毎日化け物と共に暮らせる気分に浸れました。 | ||||
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2度読みました。何度読んでも引き込まれます。 | ||||
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自分が読んだのはあるなんとか以来久々の伊坂作品で、期待値低かった分面白かったです。アハ体験みたいな伊坂さんの仕掛けに事前に気づける話の展開、バランスが好きです。当たりのおはなしとハズレのおはなしもあってそれもまた伊坂幸太郎なんだと再認識した作品。 | ||||
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15周年記念作品らしいが、実態は寄せ集め短編集に過ぎない。冒頭作は面白かったが、以降あまり感心する作はなく、書き下ろしのラスト作も本来無関係な作品群を無理矢理関連付けてみたもの。 良く言えばバラエティに富んでいる、実際は寄せ集めの短編集で、作者にしてはイマイチだった。 | ||||
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短編集にどハマったきっかけが このジャイロスコープです。 伊坂幸太郎さんの七変化ともとれる お話の数々がバラエティ豊かに 詰め込まれているのに1個1個の話が短いのでサクッと読んでいけます。 そして最後には… それは、お楽しみ(* 'ω')ノ | ||||
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一人では難しい、は完全にブラックナイトパレードのパクリ。あちらの発表は2016でこれが2017。やはりオールドメディアが推す作家は胡散臭い | ||||
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浜田青年ホントスカ、でいきなり映画的などんでん返しの妙を味わえ、一人では無理がある、ではユーモアとささやかだけど幸せな心持ちにさせられる。 自分が才能ある映画監督だったら、どの作品も映画化したいと思えるようなウイットと暖かさに満たされる中身の濃い短編集です。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの短編作品を集めた本。 うーん、いつも伊坂作品にはお世話になってるけど、今回は合わなかったかな。 面白い話もいくつかあったけど、基本一話完結だったし、最後の話も収束するというより、無理やり切り貼りしたような印象だったなぁ…。 | ||||
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「if」の「挽回のチャンスをくれて、本当にありがとう」が好みど真ん中 伊坂氏のキャラは、どんな突拍子ないキャラでも↑の善良性が根本にあるトコロが、ツボ 飛ぶトナカイの「うんちく」が楽しい 「飛ぶのは1割」 「赤鼻2%」 そこはかとなく漂う間抜けな感じと、「へえ~そうなんだあ~」と、その瞬間、それを、トリビアとして「真に受ける」自分がいたりする 楽しく読ませて頂きました | ||||
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他の人が書いてますが本当に読むのがつらい。 最後に全ての話が繋がると思っていましたが、こちらのレビューを見て、完全な短編集だとわかり、読むのをやめることにしました。 伊坂作品は無条件で買っていましたが、これからは内容精査して買います。 | ||||
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時間を無駄にした感でいっぱいです。 全てが尻すぼみでした。 勿体ない事をしました。 | ||||
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題名にもあるように7つの個性豊かな短編小説です。 方向性がありません。さまざまな伊坂ワールドが待っています。 「浜田青年ホントスカ」 スーパーの駐車場の片隅にあるプレハブが舞台。「助言あり〼」。 「浜田青年」はひょんなことからそこで働くことになったのだが...。 伊坂幸太郎らしい短編。 「ギア」 SF的要素を持つ意欲的な作品。まったく見知らぬ者同士が乗りあうバス。 シュールな状況でシュールな会話が交わされ、謎の生物が後を追う。 「二月下旬から三月上旬」 読み始めは純文学かと思いきや、主人公『私』が体験するのは、 現世か幻か。分類不能な作品。 「if」 『もし、あの時、ああしていれば』、誰もが考える問だ。主人公山本も 例外ではない。井坂幸太郎的なパラレルワールドと思いきや。 「一人では無理がある」 ファンタジックでありながら、とことんリアリスティックな作品。 伏線の敷き方が絶妙。 「彗星さんたち」 新幹線の清掃係り達が主人公。昨今はテレビ等で取り上げられ、 メジャーな仕事になってきている。そこで交わされる会話が面白い。 最後はほんわかする物語。 「後ろの声がうるさい」 描き下ろし。すべてのパズルのピースがカチッとはまる、この作品 があるからこその伊坂ワールドの完成。 | ||||
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本作は、以下の7つの短編+伊坂氏のインタビューから成ります。 浜田青年ホントスカ ギア 二月下旬から三月下旬 if 一人では無理がある 彗星さんたち 後ろの声がうるさい 冒頭の二編あたりは、読み慣れた東野作品との、句点や言い回しの違いがやたらとなじめない感じでした。 が、「二月下旬から...」のあたりから、なんだか真っ暗ななかでのジェットコースターみたいに、ドキドキワクワクしながら次の展開を楽しみにしている自分がいました。 伊坂アトラクションにすっかりはめられた感じ。 伊坂氏もインタビュー部分で、『短編は、長編に比べると確実に、読者のことを考えて、「面白い仕掛け」「驚きのある展開」を用意しようと思うんです。』と語っていらっしゃいますが、まさにこの「仕掛け」や「展開」に魅了されました。 また、最後の「後ろの声がうるさい」で、粋な計らいをされているのがにくいですね。 いろんな作家さんの、いろいろな文体やいろいろな作風、物語に触れるのも、読書の楽しみのひとつ! と、改めて気付かされた一冊でした。 | ||||
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伊坂幸太郎氏による7つの短編が収録された一冊です。 ミステリーからSF、そしてヒューマンストーリーまで、多岐にわたるジャンルを楽しめる内容でした。 「浜田青年ホントスカ」は、相談屋の仕事の手伝いを引き受けた浜田青年の物語。あっと驚く結末が待っていました。 「ギア」は、謎の生物が現れるSF物語。多くのSFにテーマがあるように、この作品にも『社会の仕組み』というテーマが隠れていたのかもしれません。 「if」は、バスジャックを背景に『もしあの時こうしていれば』という状況を描いた作品。あの時のチャンスがもう一度訪れたら、あなたならどうしますか? その他にも、最後に全てが繋がる伊坂ワールドを楽しめる「一人では無理がある」など、一つ一つの作品を濃厚に楽しむことができました。 | ||||
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