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黒い樹海



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黒い樹海の評価: 3.71/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

イマイチ

今迄に読んだ松本清張作品と比べると期待ハズレ。矢張り一流作家での著名作品でも合う合わないがありますねぇ
黒い樹海 (講談社文庫 ま 1-3)Amazon書評・レビュー:黒い樹海 (講談社文庫 ま 1-3)より
406131176X
No.4:
(2pt)

The Drowining Girl

2012年度ブラム・ストーカー賞で長編賞を受賞したケイトリン・R. キアナンの「The Drowining Girl」 に本書のことが言及されており、アメリカのダークファンタジー、ホラー小説のニュー・ウェーブ第一人者の小説中に、よもや日本を代表する社会派ミステリー作家の話がでてくるなんて・・・驚きとギャップが気になって読んでみました。
「The Drowining Girl」では本書によって富士樹海が自殺の名所になったと紹介されていましたが、最後まで読んでもそんなところ全然なし・・・ありゃりゃ???とあとで調べたら件の小説は同じ松本清張でも「波の塔」だったようです。
もっとも「The Drowining Girl」では"Japan Times"の記事として紹介されていたので、間違いの元凶は"Japan Time"なのでしょうが、本書はこれまで読んだ松本清張の小説のなかでも、凡作な部類だったので、清張の代表作のひとつである「波の塔」をきちんと言及してほしかったです。
今後、もし「The Drowining Girl」が邦訳される際には、ぼくのような妙な読者のためにもここのところは直して出してほしいものです・・・もっとも、彼女の作品は本国では評価が高くて面白いのに、日本では映画「ベオウルフ」のノベライゼーションしか翻訳が未だないようだし、洋物ホラー小説はほとんど邦訳が出ない現状だといつになるのか、出るのかさえわからないですが・・・。
黒い樹海 (講談社文庫 ま 1-3)Amazon書評・レビュー:黒い樹海 (講談社文庫 ま 1-3)より
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No.3:
(1pt)

リアリティの薄い駄作

身近に起きた事件に義憤を覚え、同僚を巻き込んで仕事そっちのけで素人探偵が動き回る、という著者の幾つかある「推理物」のパターンの一つ。

偶然の事故で死んだ主人公の姉を、彼女との密会事実を暴露されることを恐れて事故現場から立ち去り見捨てた犯人。その事情を断片的に知った無関係の市井の民間人を、口封じのために3人も殺す犯人。その程度の理由で殺人のリスクを冒すか?

「我々には警察と違って捜査権がない」と何度も言いながら、犯人候補の外出時刻とか行き先とかの私生活上の行動をいとも簡単に調べてくる同僚。主人公が待ち合わせる犯人候補の一人は、銀座に自分で車を運転して主人公を街頭で拾い、そのままキャバレーで飲酒してから「酒臭い息を吐きながら」主人公を車で送って行く。その翌日に会った別の犯人候補は、横浜のバーの横に駐車して朝4時まで酒を飲んでから自分で運転して帰ったという。いくら1960年代とは言え、そんなことができるのか?

いったい、松本清張の「推理小説」は内容が荒唐無稽で現実味がほとんどないものが多い。この作品にも出てくる、男女の密会場面を見られたぐらいの理由で殺人を犯し、それが元になって恐喝され殺人の連鎖を犯すという途方もない価値観はその典型。世間では松本清張と言えば推理小説が評判だが、はっきり言って、我が家にある60冊ほどの清張の文庫本を読む限り、多くの推理物作品における彼の価値はストーリーではなく、表現・文体にしかないと思う。

本書の結末は、二人の犯人候補のどちらかが、と思わせて、実は二人が恐喝により結託していたというオチなのだが、あまりにもくだらない。犯人暴露の後の、相棒の素人探偵による20ページ近い犯行の一部始終の解説は読む気にもならず、そのまま本棚に返した。

タイトルの「黒い樹海」は、内容とは無関係の著者特有のワケノワカラン言葉。
黒い樹海 (講談社文庫 ま 1-3)Amazon書評・レビュー:黒い樹海 (講談社文庫 ま 1-3)より
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No.2:
(2pt)

読みごたえ感不足

事故死した女性の行動の謎を調べて行くうちに、連続殺人に発展というストーリーは悪くはないが、結末も含め全般的にあっさりとしすぎてるような気がしますね。駄作とは思いませんが、特別に素晴らしいとも言えないと思います。もうひと捻りふた捻りある展開を期待していただけに、読みごたえの点で物足りなさが残りました。
黒い樹海 (講談社文庫 ま 1-3)Amazon書評・レビュー:黒い樹海 (講談社文庫 ま 1-3)より
406131176X
No.1:
(2pt)

読みごたえ感不足

事故死した女性の行動の謎を調べて行くうちに、連続殺人に発展というストーリーは悪くはないが、結末も含め全般的にあっさりとしすぎてるような気がしますね。
駄作とは思いませんが、特別に素晴らしいとも言えないと思います。
もうひと捻りふた捻りある展開を期待していただけに、読みごたえの点で物足りなさが残りました。
黒い樹海 (1962年) (ロマン・ブックス)Amazon書評・レビュー:黒い樹海 (1962年) (ロマン・ブックス)より
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