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リバース



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【この小説が収録されている参考書籍】
リバース
リバース (講談社文庫)

リバースの評価: 3.85/5点 レビュー 233件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全233件 201~220 11/12ページ
No.33:
(4pt)

ミステリーならばしょうがないか…

なんとも悲しい結末だった
・・・
ゼミ仲間との卒業旅行中
仲間の一人が事故死するという過去を持つ主人公
親友でもあった彼の死を悲しみながらも
不幸な「事故」として想いだすこともまれになったある日
いきなり主人公は「人殺し」告発を受ける
その告発文は事故の際一緒にいた自分以外の仲間3人にも届いていた
人生の負け組である自分とは違い
勝ち組みである仲間たち
もう会うこともないと思っていたが
この一件から久しぶりに4人が集まることになる
昔話を始める仲間たちから
初めて聞く親友のエピソードが次々と語られ
自分は本当に彼の「親友」だったのか?
というより彼は一体何者だったのか?
「自分に犯人を捜させてほしい」と仲間に承諾を求めながらも
友人の実態を探す旅を始める主人公
・・・
主人公は責任回避の強い内省的な性格のため
読者が共感し応援できるタイプではない
それでも友人を「探す」旅の中で
少しずつだが 今までにはなかった自分
足りない自分をつくりだし
かけがえのなかった人を大切に見つめ直すことを始められるようになった
これから主人公は思ったことややりたいことを行動に移すことを
始められるはずだった
・・・
ショットガン的なお話として読めば
この結末は面白いのかもしれないけれど
人間が生きていく話と読んでいた身としては
何ともやるせないラストだった
・・・
しかしラストの一文は本当にそうなのか
善意の無過失は「無過失」でしょう?
しかし旅を終えた主人公が
すでにそうは思わないということまで
わからせてのラストなのだろう
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.32:
(4pt)

どんでん返しで衝撃です

簡単に読め、最後まで一気に読み切れました 面白かったです でも、湊さんらしく心をえぐるような醜い感情も垣間見て いつも通り読後感はあまりよくなかったです でも、一気読み確実の面白かった1冊です
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.31:
(3pt)

表紙はオシャレでしたが・・・

告白から湊さんの本は全部、読んでます。 読みやすかったですが主人公が卑屈になり過ぎでイラつきました。 最後は久々のイヤミスでしたね
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.30:
(4pt)

湊かなえさん、待ちに待った待望のミステリ!

ここしばらくノンミステリの作品が続いていた湊かなえさん。今、もっとも直木賞に近い作家であり、近い将来、確実に受賞するだろう湊さんの、最新作品です。
もちろん、人間のドラマとしてもよい仕上がりです。
飲酒運転死亡事故の真相解明と、脅迫文の差出人の2つの謎解きが、ストーリーのカギとなっているミステリ小説です。
友情や優しさといった、生きる上で大切なことを、読者の心にそっと残してくれる心温まる内容です。
人との絆が作品のテーマとなっています。
大切な人を突然失った時に、読むとすごく共感ができると思います。また、誰しもいつ亡くなるのか分からないので、普段の接し方を大事にしようと思わせてくれたすばらしい作品です。
個人的には、最後の一行で、この作品の価値が台無しになってしまったので、評価が4になっています。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.29:
(5pt)

ブラックかなえ蜂蜜割り

ほんと、秀逸な作品。 ここ何作は穏やかだったけど、今作はブラックかなえ蜂蜜割り。 ふぁぁぁ…っと、思わず奇声をあげてしまったラスト。 最終章は声が出てもいいところでどうぞ。
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4062194864
No.28:
(1pt)

浅い表現力の作品

以前から湊かなえさんを読んでみたいと思っておりながら、本作が初めての作品でした。正直な感想は…全体的に浅い印象、たくさんの作品を出されているとは思えない作品というのが本作の感想です。(他の作品も読んだらこの方の良さが分かるかもと思い数冊読みましたが、このリバースは購入するにあたらないと私は感じました。)
とても浅い表現、あと、くとくど表現しなくてもいい描写部分が何度も表現されていたり… 最後は驚く結末かもと期待を持って読み進めましたが、残念としか思えませんでした。
マイナスなレビューで申し訳なく思いますが、自身の率直な感想です。

コーヒーとはちみつの描写は素敵で、コーヒーを飲みながら作品を読み、読了後はパンと合わせるはちみつを買いに行きました。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.27:
(2pt)

微妙

まず、主人公の性格がパッとしないにもほどがあって鬱陶しい。

登場人物全員が全員なんとなく浅い。

そこへ持ってきて絶望のラスト。

なんとも得るものがない。
一気に読めるので、暇つぶしには良いかも。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.26:
(5pt)

湊かなえさんの才能を再認識させられる一冊

主人公「深瀬和久」があるきっかけから、過去に体験した事件を遡っていくという内容。

登場人物の背景の作り込み方や、それぞれの感情の動きの表現などは、さすが湊かなえさんだなと思いました。

物語を読み進めていくなかで事件の結末が予想できてしまい、傲慢ながらも「ミステリーの女王湊かなえ、こんなもんなのか」と思ってしまいました。それでも物語を最後までのんびりと読めたのは、キーとなっているコーヒーの描写が豊かで、コーヒー好きとしては惹かれるものがあったからです。

最後の1ページを読み終えて、鳥肌と共に思わず「さすがだわ」と呟いてしまいました。
途中で侮ってしまったことを心から詫びたいです。そして、最高の娯楽をありがとうございます。
今後も湊かなえファンとして、楽しく本を読んでいきたいです。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.25:
(1pt)

スリルもサスペンスもなかった

「深瀬和久(主人公)が交際している女性に『深瀬和久は人殺しだ』という告発文が入った手紙が送りつけられた」
ところからこの物語が始まる。
主人公は、告発文を送った人物が誰か調べるため、事故?で死んだ友人の家族や幼馴染などの関係者を尋ね歩く。
そして、その友人の人物像については明らかになっていき、告発状を送った人物も特定できたのだが・・・。
最後まで読んでも、スリルもサスペンス性も感じなかった。
登場する人物の人物像や人間関係を扱った小説としても、事故(事件?)の謎解きをする小説としても中途半端だった。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.24:
(4pt)

この表紙は、もしかして?

タイトルや作者よりも、コーヒーの装丁に惹かれて購入しました。ジャケ買いですね。
主人公・深瀬和久は、コーヒーが趣味の会社員。平凡な日々を送っていますが、恋人のもとに届いた、彼を人殺しと糾弾する手紙をきっかけに、過去の事実が明らかになっていきます。
過去の記憶を辿るくだりは個人的にはやや冗長かなと思ってしまいましたが、それより何より、最後のどんでん返しは圧巻です。でも、振り返ってみるとちゃんと伏線は何重にも張られているんですよね。鳥肌が立ちました。
で、読み終わって表紙を改めて見てみると…別のものに見えてくる、というのは、さすがにこじつけすぎでしょうか…?
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.23:
(4pt)

コーヒー片手に読みたい!

「告白」をみて、他の作品にも興味がでたので買いました。
読書苦手でも、イッキにみました。
仲間なら言いにくいことも話し合うべきなんだと思いました。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.22:
(5pt)

さすがです

最初に結末を想像して、でも、読み始めると、あっ、違うんだな、と思い、さまざまな人を疑い、
最後に、めでたしめでたし!!と思ってページをめくると
あれ?まだ最終章が!!となり、最終章を読んで「...ひえーーー!!」となりました。
さすが湊先生、裏切りません。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.21:
(3pt)

ええええぇぇぇぇえ!!!!!

読んでいくうちに、
なるほどそういう意味でこういうタイトルなんだな、
というのはだんだん分かってきた。

「人」にはいろんな顔があって、
誰と、いつ、どんなこと、
から見えてくるのかは分からない。
人となりを分かったつもりになっているだけであって、
1人を理解しきることはできない。

最後の最後の方は、人間関係が乱れていて、
「???」ってことが多々あったので、
もっと分かりやすい文章がボクは好きだなー
って思って読み終わろうとしていた時に、
(;'Д`)へぇぁっ!!!
という驚きが残されていた。

こんな筋書きがあったとは、、、

鳥肌ものでした。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.20:
(4pt)

ドロドロしていない

妬み、嫉み、僻み、辛みなど人のドロドロした部分を、上手く書いていくのが特徴の作家さんだと思っているのですが、この作品は、そのドロドロ感があまりなく、あっさりしていると思います。

しかし、そういうのがなくても、結構面白く書いていると思います。
ドロドロ感がない分、ちょっと浅く感じられますが、軽い気持ちで読むには良いのではないでしょうか。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.19:
(5pt)

すごく面白い!

本当に面白い!
久しぶりに本を読んでビリっときました
最後のページ…ぜひ!
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.18:
(5pt)

さすがの内容でした。

とても奥の深い作品。
最後に予想もしなかった展開でとても良い作品だと思います。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.17:
(4pt)

いい人でも思ったことははっきり言わないとね。

イニシエーションラブみたいなどんでん返しものが好きなので、ここでの評価を見て購入しました。

告発文を送ったのは誰か
事故の要因は何なのか

表面としてこの二つの謎が打ち出され、
読み進めていく内に、何となく片方の謎が予想出来、
ある人物が主人公以上にクローズアップされるにつれ、
案外感動モノなんだな、とかやっぱりそこに落ち着くよな、とどんでん返しものが好きな自分としては少し物足りなさを感じていた頃に

ラスト1ページで急転直下が来ます。笑
タイトルのリバースっていろんな意味があるけどなるほど、タイトルに相応しいです。どんでん返しとは別の意味で。
久しぶりにイヤミスの湊かなえさんでした。私は結構好きな作品です。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.16:
(3pt)

いつもと違うスタイルだったので期待していたのですが……

一気に読み進めてしまいました。作者のいつものスタイルとは違うと思っていたのですが、やはり結末はこう来ましたか……という感じでした。

まず、友達のことを調べ始める動機が弱いような気がします。「手紙」が発端かもしれませんが、それを送った人もちょっと精神的にちょっと違和感がある気がします。

また、ある友達が、「あいつは優しいから自分の側に来てくれるけど、それだからって、自分が上に上がっているわけでもなくて、あいつを自分の側に引きずりおろしてる」なんて発想がちょっと気に入らない。何から何までぴったり合う友達なんていなくて、この点ではこの人と合って、この点ではこの人と合う。だからいろいろな世界で親しい友達が存在すると思う。また、立ち位置なんてその人との関係で変わると思うから、こんなふうに考えながら友達とつきあっているとしたら、すごいつらいと思う。友達なんて、自分が変なこと言ったら「何ばか言ってんの?」とか「そうかも」とかそういう関係で、この人に自分は釣り合うのかな?とか考えながらの関係は、友達としてはつらいと思う。「友達」は対等だから、広沢君はこのタイプだったんだと思うけれども、ちょっと人が快適に過ごせるように気を使い過ぎの人。このことが結果的に…となると…ここには書けないけれど、私にはちょっと違和感のある展開でした。最後まで気が抜けませんけど。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.15:
(5pt)

凄っ!!

なんと!こう来ましたか‥と
たった今読み終わった感想です。
読んでいるうちに、どんどん
引き込まれました。
そして、最後静かに落ち着くかと
思いながら読んで行くと‥
やられました。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864
No.14:
(4pt)

湊さんらしさ

湊かなえさんの本は結構、読んで来ましたが、
過去の出来事について、こう思っていたことが実は違っていた。
人の話を聞いたら、全然別の事実が浮かび上がって来た。
という事実誤認や認識違いがベースにあって、
徐々に明かされてきて、そこが小説の読み応えにもなっている。

人は人の心の中をのぞく事はできない。
そのため、様々な誤解や生まれ、悲劇が生まれる。
最後の一行は衝撃だが、登場人物それぞれの性格を考えると、
避けて通れない運命のようなものなのだろう。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4062194864

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