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朝が来る



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【この小説が収録されている参考書籍】
朝が来る
朝が来る (文春文庫 つ 18-4)

朝が来るの評価: 3.88/5点 レビュー 163件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 101~110 6/6ページ
No.10:
(4pt)

ひさしぶりの深月さんの作品

直木賞作家の渾身の一作である。 女子中学生の望まれぬ出産と中年夫婦の 叶わぬ妊娠の事実から始まる女子中学生の 自らの意思により巻き起こる様々なバットラック な出来事。 そして彼女は最後に大人の事情により裂かれた 自分の産んだ子供と再会し、朝がやってくるのか。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.9:
(5pt)

身近にある深刻な話題作と思います

私の息子夫婦は子どもが出来ず現在不妊治療をしています。彼女は高齢出産者にもなりますので早く!にと我がことのように切羽詰まった気になります。関西に住んでいますのでいつも容易に会うことはできません。

不妊治療をしていることを知ったのはこの春に息子が出張で我が家に寄った時に家人に話しをしていた時です。この本の内容とは逆に息子の方には問題ないとのこと。でもその嫁の治療(どのような方法かは聞かず仕舞い)には一回につき多額を要するとのことでした。

収入の少ない夫婦には大変なことと思い、私はその後に彼らの地を尋ねた時に私にとっては大金(へそくり)を渡しました。治療代にとすると嫁曰く「プレッャーをかけないで下さい」と叫ばれ驚きました。手に取ろうともしませんでした。決して「早くしろ・急げ・絶対に産め」という気持ちではなく、生活を助けるためにと思った行為でした。結局受け取って手許に納めてくれましたがどの程度役にたっているのかは分かりません。

でもこの本の様に結果的にダメだったら養子をとは彼ら本人も私らも考えてはいません。神の授かりものとはいえ何とか授かって欲しいという気持ちは強くあります。しかしそれ以後は口にしていません。私は二人で努力して子どもを作ってくれれば嬉しいなと思っています。この書のような子どもの持ち方もあるのかと考えさせられました。

最後に馬鹿げた冗談になりますが、このレビューが「公開される投稿者名は【海猫】」だそうです。どこからこの名前が付いたか分かりません。どうせなら【産みね子】としてくれた方が嬉しいなと。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.8:
(5pt)

大河小説のような波乱万丈さ

単純な「感動する小説」と行ってしまいたくない深みがあります。 2章の養子縁組の話もいいのですが、圧倒的なのは3章です。 それほど長い小説ではないにも関わらず、色んな人に出会い色んな経験をして浮き沈みを何度も味わい翻弄される描写はまるで大河小説のようです。 この小説ではたまたまこのような結末になりましたが世の中には同じような境遇の人がいて様々な結末を迎えるんだろうな、と想像させられる力のある小説でした。
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No.7:
(5pt)

現代女性版のああ無情(レ・ミゼラブル)って感じの小説です!\(◎o◎)/!

直木賞受賞後、しばらくノンミステリの感動する小説を執筆してきた深月さんの最新作です。
母親を名乗る、謎の女の正体を暴くという、ちょっぴりミステリの要素もある作品です。
港かなえさんのミステリに近い作風です☆
子供を欲しくても産めなかった女性と、子供を育てたくても手放さざろう得なかった少女の二人の女性の心の葛藤が、作品のテーマとなっています。
ヒロインの女性を、これでもかというくらいの不幸が襲うストーリーは、涙があふれてきます。
ドラマ化、映画化が確実にされるだろう作品です。人間のドラマとして読んでも、深く共感させられ、考えさせられます。
最後の終わり方のシーンが、とても印象に残っています。
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No.6:
(5pt)

泣きながら読んだ。

泣きながら読んだ。 子供を持つ身としては、最初の不妊治療だとか、養子縁組の部分にすごく共感して泣いてしまった。 後半のひかりの人生の転落ぶりはつらくて飛ばし読みをしてしまった。 でも、もう一度読み返したい作品。 朝が来て本当によかった。
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No.5:
(5pt)

絆とは?家族とは?

子を持つ人も、そうでない人も家族や絆を深く考えさせられるお話です。 一気に読み終えてしまいましたが、今読み直しております。
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No.4:
(5pt)

久しぶりに魂を揺さぶられる小説

久しぶりに魂を揺さぶられる小説。途中あまりに読むのが辛くて何度もページを閉じた。男の私でこうなのだから、女性が読んだらもっと思うところがあるだろう。縁の薄い世の中では、少し思いと違う方向に進み始めただけで気がつけば全く思いがけない場所に辿り着いてしまい、自分の良心の欠片でさらに自分を傷つけてしまう。夜明け前の闇が一番暗くて、朝が来て本当に良かったと思った。
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No.3:
(4pt)

確かに読ませるが。。

日経夕刊の絶賛書評を読み、即ダウンロード、一日で読了。
確かに面白く、読ませる筆力。

さはさりながら、ネタばらしになるので詳しくは書かないが、
1.「産まない方」「産む方」の内、キーになる「産む方」の人物像・バックグラウンドが
 ややステレオタイプで行動パターンが分かりやすい
2. 特に後半のプロットで雑・違和感・興ざめる箇所あり(個人的には2カ所)

・・・の2点があり、★マイナス1。とは言えミステリーぽく楽しめて読んで損無しとは思う。

忘却の彼方だったが読了してから、以前同じ作者の「ツナグ」も読んでいたことを思い出した(印象には残っていないが)。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
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No.2:
(5pt)

リアルあの連ドラ

あの連ドラはハッピーエンドだった。
でも親はそんなに出来た人間ばかりではないとずっと違和感がありました。
昨今の少子化、高齢出産、不妊。その一方でそれほど社会的には取り上げられない優生保護法の問題があります。
産めない女性と、産めない女性。
作者はこの差違を巧みに掬い取っています。
「朝が来る」というタイトルはこれ以外になかっただろうと思えた。
自分ではどうしようもなかった痛みが、要らなかった子供によって救われることもある。夢物語であれ、こっちの方がまだリアリティがありました>14歳の母
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
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No.1:
(5pt)

辻村深月今年最初の本レビュー1番乗り〜!!

去年はデビュー10周年の3部作を楽しめました!

今年最初の新刊は号泣必至の感動長編です!

出産経験を踏まえた新境地の母子愛の物語です!

読むべし!
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