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月は無慈悲な夜の女王
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【この小説が収録されている参考書籍】
月は無慈悲な夜の女王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 101~120 6/7ページ
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この作品は海外ではハインラインの作品で ベスト3にあげられるほど人気の作品です。 ですが、日本では「銀河市民」や「夏への扉」のほうが 人気のようです。 だけれども読めばなぜあちらで人気があるかが 分かるように思えてきました。 まず、地球へと反旗を翻す人たちが 3+αのため。 +αの部分はこの作品の重要な鍵を握っている 意識を持つ摩訶不思議なコンピュータ、マイクです。 そんな優秀なマイクを中心に 地球へと抵抗して、自由を勝ち得る計画は 着々と進行していくのです。 ただし、時には 主人公のマヌエルがちょいと感情的になって 失敗することもあります。 基本的にハインラインの作品は とても長くなっています。 なので読むには必要ないであろう箇所は ササっと読んでいく等のテクニックが必要になります。 それとユーモアが強い作品で それらは日本ナイズはされていないので 違和感は覚えることでしょう。 読む前に、それだけは留意してください。 | ||||
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子どもの頃SF小説全集を買ってもらい、むさぼる様に読んでいた記憶がある。 懐かしくてつい購入。 まだ前半を読んでいるけど、内容はすっかり忘れてしまっている。 翻訳が。。。との意見が多いけども、古い翻訳SF作品はみんなこんな感じじゃない? 個人的には、この翻訳は好き。子どもの頃に戻って読み進めます。 | ||||
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一気に読み終えました。たいへん面白い作品です。是非お勧めします。 | ||||
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が、この訳はかなり人を選ぶでしょう。 僕の友人も半分くらい挫折したので。 出来れば買う前に、可能ならば書店で立ち読みして、30P耐えられるかどうか試してみてください。 | ||||
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のび太の相棒である未来のネコ型ロボットではないが、この物語は 月の世界にある頼もしい機会(感情はない)が革命を起こそうとしている 同志の前に現れ、彼が色々な提案をしながら助太刀をしていく。その 道を進む中で友情めいたもの、お互いの信頼感を高めていきながら、 大きな相手(地球軍)を征伐していく話である。月と地球の間には 交流があるがそれは友好的な同盟ではなく、主従関係のもと支配関係 が成立している世界で物語は進んでいく。 主人公である技術屋は自分の信念を持ち、組織というものを作りあげていく。 人を使うことや指示を下す難しさも学べる。政治的な問題を沢山取り上げられるが、 この世界は決して実現しえない世界ではないので非常に親近感を覚えた。 | ||||
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主要キャラがみんな魅力的、設定は緻密、展開も熱い。 内容的には傑作なんですが、翻訳が駄目でした。 逐語訳的というか、日本語としてのリズムも何もない、とても読みづらい文章が延々と続くため、途中でだれてしまいます。 | ||||
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この素晴らしい一冊を「翻訳が悪くて」楽しめない方が少なくないとのこと。 いやあ、正直申し上げて驚きでしかないですね… 矢野徹氏といえば、ご自身も幾つもの名作を著しておられる一級の日本語使いにして、 日本SF界に並び立つもの無き巨人であり、海外SFに対する理解において、この人をおいて他はいないという方。 その方の翻訳が……酷い?? 個人的には全くそう思わず、この偉大な一冊を堪能した過去がありまして、 改めて本棚から取り出してみましたよ。 旧早川文庫版ですね。 「字細か!」感覚的にラノベの2分の1ですね。フォントが。 行数も倍ですよ。一面活字だらけ。 なるほど、こりゃ手こずるかもしれません。 しかし、当の翻訳ですが… 至って普通の翻訳SF文体です。 淡々と抑揚を押さえながらもはっきり「事実」を明確に伝えようとする地の文、 そして何ともアメリカ的なセリフ回し、 どれをとっても、何の問題もありません。 うーーーん、 そりゃあ、今や日本語の粋をこらした一読で絵が浮かぶラノベ同様の感覚でこれに取り組まれても3ページと持たないかもしれません。 でもさあ、こういうものなんですよ… 翻訳SFの世界、っていうのは… 特にこの作品のように,我々の通常の常識とは違う世界を描き出している文章は,敢えて予定調和が働かないように書いてありますので, 「一読で」そんなにすんなりイメージが頭に自ずと浮かぶ,ということはそりゃ難しい。 一読「え」「なになに」「わかんね」「何この世界??」と思いながら,書いてあることを読み下し腑に落としていく,そういう「手間」が要るんですよ。 それが敢えて「当たり前」の世界を離れ,「SF」を読むセンスオブワンダーなんですがねえ… また,三島由紀夫の「流麗な」文体と比べられてもねえ… まあ、確かに、もう一度ラノベの最高峰文体を持ってどなたかが「超訳」してくださっても面白そうですがね。 きっとこれも10巻物くらいになるんでしょうね。 読んでみたいような、みたくないような… | ||||
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他の方も指摘しているように、せっかくの壮大な物語が稚拙な訳文で台無しにされている。 原文を強引に直訳したような日本語訳は途方もなく読みづらく、何度読み返しても理解不能な箇所があったほど。 これは原文にも問題があるのかも知れないが、例えば「かれ」や「そいつら」といった代名詞がいったい誰を指すのか曖昧になったり、隣接する文章同士の脈絡が途切れていきなり話が飛んだりと、とにかく読了するまでに要らぬ労力を強いられてしまった。 読みづらい文章とは、難解か悪文かそれらの両方であることが多いが、本作のばあい特別難解な内容でもないので、やはり日本語訳がかなりの悪文であると思われる。 もう少し日本語のニュアンスに即した意訳に出来なかったのか? これではネットの自動翻訳の訳文と大差ないよ。 | ||||
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この訳者の文章になれないと、何が何だかわからないような日本語がずらずらのっていて、 読み砕くのに非常に時間がかかってしょうがない。 概念とか展開とかが古いのは仕方がないとしても、 まるで中国人が訳しているようなこの文章では、物語に入りこむことすら難しい。 どなたか、このひどい日本語訳を、さらにまともな日本語に訳してくれることを望む。 古い時代の本の上、この訳で1200円は高すぎる。 読者は我慢の奴隷ではない。 | ||||
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友人にジョークを聞いて欲しかったコンピュータ(「冗談には二つの種類がある」)が、地球から自立したい月世界(「無料の昼飯はない!」)で、コンピュータ技師の主人公や魅力的な職業的ホストマザーたちと革命を起こす話です。革命思想のバックボーンを担う老教授がまたかっこよく、色々な警句が出て来ますが、それがいちいちクールです。 少々長いですが、展開もスリリングで冗舌になりすぎずドライブ感があるので最後まで飽きずに読むことができます。 | ||||
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開拓時代の暑苦しさ、古臭いSF的アイデアなど、多少は時代にそぐわなくはなってしまいましたが、 その分を補って余りあるほど人口知能のマイク君が魅力的です。 | ||||
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本書の発表後、タカ派色の強い「宇宙の戦士」に対してあまりに左翼的だと評価されたらしい。 確かにアメリカの独立戦争とシンクロする内容であるが、同時に社会主義革命の様相を帯びている。と言うか読み方によっては、本書はある意味、革命礼賛のテキストではないかと思えてくる。特にデ・ラ・パス教授の台詞の多くは革命思想に満ちている。 もちろん他にも魅力的な登場人物たちが多数活躍する。皆、クラシックなSF映画に出演したハリウッドの俳優のようだ。 とにかく分厚いので、読了するまで時間がかかるかもしれないが、SFというジャンルを超えて楽しめる、いかにもハインラインらしい傑作である。 | ||||
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かなり長編ですが、読み終えた後の感動はすさまじい つき世界とは恐ろしいところ ルールはなく女性が決定権を持つ、だがどこかユニークな世界である 三人の主役+機械のマイクの物語の軸のバランスがとてもよく面白い なんでもござれの万能謙虚主人公、熱き老人、ツンデレワイオミング嬢 マイクよ永遠に かれは人間に呆れてしまったのでしょうか? | ||||
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未来を舞台とした革命物で、未来社会の考察に特徴があります。 ハインラインが繰り返し使ったモチーフの代表作となる長編です。 長さが気になるところです。 | ||||
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巨匠ハインラインの手による、あまりにも《アメリカ的》な革命物語です。この作品の元ネタは、やっぱりアメリカ合衆国の大英帝国に対する《独立》にあるのでしょう。月植民地が、地球政府に対して反乱を起こすなんて、あまりにも《アメリカ的》な設定です。この《アメリカ的》な世界観が好きか嫌いかで、この作品に対する評価は変わって来るのでしょう。個人的には、好きですね。 | ||||
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ラノベなど、さまざまな形態で著作活動がある現代日本の中では、本書の基本プロットは単純であるといってもいい。 なのに、引き込まれる! わくわくする! 次の展開を予想させない! ふしぎ! | ||||
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ハインラインの極めつけ、剛速球直球ど真ん中...ってことは正統派SFの最高峰?話の盛り上げ方が上手いよなあ。SFガジェットも揃えてるし。ハインライン節ってのか、熱い信念を持ち、知恵をよく絞り(ここが重要)、優れたリーダーシップを発揮する登場人物が感動的。当時ずば抜けて分厚いSFだったけど一気に読んだ。 | ||||
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ハインラインの小説は「夏への扉」しか読んだことがなく、「夏への扉」がとても面白かったので、それでは本格的なSFをということで、本作品を購入したのだが、僕にとって、この作品はとても最後まで読むだけの忍耐力がなかった。 小説の語り口は、「夏への扉」同様に、軽い口調で、「時計仕掛けのオレンジ」のような未来の(?)スラングみたいなものがよくでてくる(これをよく訳したものだと訳者を尊敬)。それはそれでよいのだが、とにかく...話が全然前に進まない!!! わき道の話が多すぎて、話に惹きつけられないのだ。この作品に5つ星を捧げている多くのSFファンの方は、このわき道の話にも未来のファンタジックな要素がちりばめられているということで、そういう人には本当に面白いのだろうけれど、僕はとにかくストーリーを楽しみたいのでこれがつらい。 2点目として、この作品、SFであってSFでない。「夏への扉」のように最初からSFが主体ではないとわかっているのはよいのだが、この作品の場合、一応、月世界の地球政府への反乱を描いた小説なので、「サイエンス」な設定と「驚きだがあり得る」展開を期待しているのだが、ベーカー街の少年探偵団が地球政府のスパイを監視するなんてふにゃけた展開になってきた時点で、私はさじをなげました。 | ||||
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非常に素直な設定で素直なストーリー。万能コンピュータの助けを借りて同じ遺伝子を持つ異星種族間戦争を起こす話なのだけど、万能コンピュータを登場させることで、絶対不可侵的な存在による啓示を与え、最後にソフトランディングさせる結末で、ハインラインの典型的な作風の小説だと思いました。 異なる遺伝子同士の戦争の「宇宙の戦士」のどきつさが、ここではなりを潜めているのもハインラインらしい。 小生的には、そこをもっとえぐってほしかった。ハインラインは根っから人類に敬意を持っている作家ですね。 | ||||
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月に住む人類の、地球からの独立戦争を描いたSFです。 新大陸アメリカが、自由を求めてイギリスと戦った独立戦争の未来版のよう ではありますが、コンピュータと人間の望ましい関係というテーマを内包し ています。 30年前に執筆された本ですが、少しも古さを感じさせません。今現在の科学 知識を基にこの本を書き直したとしても、ほとんど同じ内容になるように思 います。 コンピュータの能力が向上し、コンピュータが単なる計算機でなくなった今 こそ、万能コンピューターが人間にとってどういう存在であるべきかという 作者の問いかけを、真剣に考えなければいけないように感じます。 今書かれた本としてもトップクラスの名作です。古典的名作だという先入観 を捨てて読んでみてください。 | ||||
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