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月は無慈悲な夜の女王
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【この小説が収録されている参考書籍】
月は無慈悲な夜の女王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 21~40 2/7ページ
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スペースXをイーロン・マスクが何故作ろうと考えたのか。彼が若い時に読み影響を受けたという本書を読み、目指す方向性や夢が理解できる様に思います。現在議論になっている生成AIが人知を超えた存在になっている姿も織り込まれていて、イーロン・マスクがAIの将来を危惧しているのも分かるように思います。 上記のような視点からでなくても、第一級のSF小説だと思います。原著が1966年に出版されていることに、本当に驚かされます。 | ||||
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ストーリーはダイナミックで、登場人物も魅力的。SFの巨匠の傑作の1つでしょうが、多くの方がコメントしている通り、翻訳が酷い、というか、単純に拙い感じで、非常に残念です。 訳者は、経歴を見ると、ベテランの方のようですが、やはりこれだけの長編を翻訳するのは厳しいのでしょうか。明らかに機械翻訳的で稚拙な文章が続き、分かったような、分かっていないような感じで、せっかくのストーリーが頭に入ってきません。非常にもどかしいです。 このもどかしさは、とても読み応えのある本を、とても拙い翻訳で読んだことがある読書好きの方々にはよく分かって頂けるかと。 例として、本書545ページにある訳文を2文だけ、記載します。1ページに以下のような文が2文もあるなんて、訳者・出版社が推敲をしているとはとても思えないですよね。 「わたしはこの議会を二院制にしようという提案に気づきました。」 「しかしあなたがたが憲法を書かれるについてわたしにひとつ、否定のすばらしい美徳に注意を喚起させてください!」 どちらも句読点の位置なども含めて、原文のまま、です。特に2つ目の文章は全く意味が分かりません。 まず、1つ目の文の「提案に気づきました」という動詞が、センスのかけらも無い感じで、読んでいて、ガッカリしてしまいました。その同じページの少し後ろで、2つ目の文章が出てきて、もう呆れてしまいました。 探せば、もっと拙い翻訳がたくさん見つかると思います。 もっと迫力と臨場感のある、読み応えのある新訳での出版を期待したいです。 | ||||
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YOUTUBEで、ぜひ読むべきだと言っていたので、読んでいるところですが、日本語訳があまりにもやっつけ仕事で、1行理解するにも時間がかかる。長い話なので、翻訳者の苦労も分かるが、英語が多少分かる身にとっては、オススメ出来ない。AIを予測した画期的な本だけに、今一度、新訳を出すべきだと思う。 | ||||
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良かったです | ||||
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最高 | ||||
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ストーリーは悪くないけど、あまりにも翻訳がひどすぎて読む気が失せる。 機械翻訳よりもひどい。 『馬鹿でなし』ってなんだ?こんな日本語は存在しない。 | ||||
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物語の構想は面白いのに、回りくどい翻訳が難しくなり途中で断念 再翻訳お願いします | ||||
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人工知能と人間との理想的な関係が描かれています。 本書に登場する人工知能「マイク」は、いわゆるフランケンシュタイン・コンプレックスに侵されていない、極めて健全な仲間です。 | ||||
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翻訳が固いというか回りくどい、結局何が言いたいのかわからない台詞が多い。 150ページまで読んで断念 | ||||
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第1章をしっかり書くことで、それ以後のマイクとマヌエルたちの関係を印象付けたかったのかもしれないが、それにしても「この下りいる?」ってところが多過ぎたり、唐突に話題が変わっていたりするところがあり、理解に苦しむところがあった。 それに輪をかけて日本語訳も何言ってるのか分からない日本語が散見され、第1章を読んでる時に挫けそうになった。 第1章がそんな感じなので、全然没入できず、はっきり言って面白さはなかった。 SFが好きなら一度は読んでおこうと思い読んだが、二度とこの作者の本は手に取らないと思う。 これから読もうと思うのであれば、かなり覚悟して読み始めた方がよい。 | ||||
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有名な作品ということで読んでみました。当方は軽めのSF好きで、2001年シリーズ、電気羊、エンダーのゲーム、テッド・チャン、三体、このへんを読む程度です。夏への扉も読みました。 結論から言うと読みづらい。話が頭に入ってきません。 「個人に居するものは個人に、公共が必要なものは公共に、そして状況によって事情が変わることを認めます。(p.144)」 「議会を支配することは彼女にとって生まれついた性質のようであり、それに彼女をそうしたのはまずい選択ではなかった。(p.524)」 「やつらが慣れてきたものに比べると六分の一というおれたちの重力が、やつらの生まれてこのかた持っている反射神経のすべてをその敵としたのだ。(p.564)」 どれもいま現物をパッとめくって探した文章です。 こんな感じで、文意は汲めるけれどもいちいち変なところでつまずくような文章、はっきり言わせてもらえば現代の日本においては間違いなく悪文と言っていいであろう文章が延々と続きます。この文体(?)で組織論とかを長々と書かれるので、もう、無理です。読み物として、とても人には勧められません。 この作品、SFの世界では神格化されているようで、その空気の一端が解説から伝わってきました。日本のSFオタクも、こういう何か難しいことを書いているような翻訳本を一生懸命に読んで、自らに箔を付けてきたのでしょう。しかし日本での評価が低い理由も、読めばすぐにわかると思います。解説ではアメリカと日本の国民性の違いが理由であるかのように書かれていますが、それは当たらないと思います。もっと単純に、文章の問題ではないでしょうか。この翻訳本が、「作品の中身を評価してもらう段階」に達していないのです。 小難しい言い回しを直訳的に書く人は他にもいて、例えばヘッセの訳を多くされている高橋健二さんなどがいい例だと思います。しかし彼の文章は、小難しさを残していながらもちゃんと「読める日本語」なのです。原文の堅さや難しさのせいにはできないと、個人的には思っています。 藤本和子や金原瑞人レベルの文章を持ってこいとは言いません。光文社古典新訳文庫になれとも言いません。しかし早川書房さん、ぜひ新訳を出してください。ちゃんとした文章で読みたいです。 | ||||
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翻訳がひどいというコメが多いですが、原作自体が古いので、英語力がある人が原語で読んでも、すでに読みづらいかもですよ。 大正に書かれた日本文学は、現代日本人から見ても読みづらいのと一緒で。 翻訳が不満だと言ってる人は、現代日本人にわかりやすく翻訳したものを出版してほしいということでは? 私はオールドファンなので、こういう訳はムードがあって好きですけれど、新しいファンを獲得するには新訳がいるんじゃないかと思います。 ただ、その新訳も遠からず古びてしまいますが。 | ||||
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岡田斗司夫氏がYouTube で推薦していたSF小説です。どれどれと思い、読んでみました。 なるほど。革命、独立そして独立戦争とは如何なるものかを示そうとした「寓話」として読むと、じわじわと面白さがこみ上げてきます。 Wikipedia を読んでいたら著者のハインライン氏は、作家になる前、軍隊にいたり、州議会議員に立候補したり、この小説の骨格の部分は経験済みなんですね。 「タダの昼飯はない」 代償をどこまで払う気があるのか? という著者のメッセージは、ロシアがウクライナに侵攻し、また、中国が台湾を武力で脅かす今日も不変であると思います。主人公であるマニュエル氏も代償を払うことになりますが、それがまたなんとも切ない読後感となります。 今ひとつ読みづらい翻訳でしたので、星4個としました。 他の方のレビューでも日本語訳に関して触れられていましたので、今度は英文のほうもサンプルをダウンロードしてみました。うーむ。これは確かに難物です。さぞかしたいへんな仕事であったかと思います。日本語訳を読んでから原文を読み直してみるという楽しみもありそうです。 | ||||
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計算機のマイクがすごくかわいい。月という特異な立地を利用した設定、革命の戦い方も面白い。結婚形態とか、法律のない社会という思考実験まさにSF的。もりだくさん。 | ||||
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岡田斗司夫が絶賛してたので読んでみた。 おそろしく退屈な作品だった。 1960年代に書かれたSFで、今でいうAIの存在がでてきたりと、当時は沸いたのかもしれない。それでも、相変わらず新聞社が影響力の強いメディアとして残っているのを前提としていたり、人々は公衆電話に頼る生活をしており、携帯電話が普及するだろうという予測は立てられなかったようだ。そんな感じで当時の社会をそのまま引き伸ばしたような古臭さが残っていてとても残念だった。現実は小説より奇なり、なのだな。 翻訳がどうのと援護している人が多いが、そこを省いてストーリーラインだけ追ったとしても、現在あふれるSF映画には遠く及ばないだろう。 | ||||
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高校の時に一度読み、40年ぶりに読み返し、やっぱりハインラインはよいなあと思いアマゾンのレビューを見にここへ来たら、「翻訳が酷い」の書き込みの連射に息が止まりました・・ 他の方のレビューで『DUNE』を読み比べてみてくださいとあったので、①英語版ペーパーバッグのkindle試し読み、②手持ちの矢野訳文庫本、③酒井訳のKindle試し読み、の3つを最初の1ページだけ読み比べて以下に比較例を記載しました ①英語版・・the ancient pile of stone(中略)bore that cooled-sweat feeling ②矢野訳・・古い石のかたまりは、冷えた汗のような感じを漂わせていた ③酒井訳・・古い歴史を持つ石造建築の内壁には、びっしりと結露が生じていた 「古い石のかたまり」→「古い歴史を持つ石造建築」、「冷えた汗のような感じ」→「びっしりと結露」などと、1ページ目ですでに大きな違いがありました。 よく言えば矢野さんは原文に忠実(補足的な日本語は追加しない)、悪く言えばそのまま直訳(たぶん「結露」のことだとは気づいてなかった)。 一方酒井訳は、日本語に適した言葉に自由に変換し、足りない日本語を補足する(「内壁」「びっしりと」に相当する英単語はどこにも無し)、かつ異なるセンテンスに出てくる単語も含め順番を入れ替えているようです。新訳とはそういうことなのですね。勉強になったように思います (他の方のレビューで「馬鹿でなし」という日本語はないとありましたが、あれは「a not stupid」と本来英語でも一つのまとまりとしては使わない変なマイクの表現を、「ろくでなし」に似せた変な言い方にした矢野さんの工夫だと思います) ああ、でも・・ 40年前は「また、矢野さんが新訳本を出してくれた」と喜んだあの日々を思うと、今昔の感を禁じえないです。 戦後の日本にSFの楽しさを紹介しよう、情報が足りないからアメリカのファンに手紙を出してみようとアッカーマン氏へわずかな糸をたぐり、やがて日本人として一人初めて世界SF大会に招待された矢野さん。ハインラインが亡くなった時は日本人代表としてアメリカの追悼式で弔辞を読み、でも途中で涙声となってしまい途中で読むことをあきらめ、壇上から降りる矢野氏の背中に大きな拍手が送られたエピソード、などなど。 素晴らしい偉業を残した人だからといって、改善の必要がある不十分な翻訳本を購入者に届けてよいと言えないことは、当然そのとおりです。 ただ・・「海外SFを日本にこれからどんどん紹介するぞ!」と意気込んだSF黎明期の先人たちが当時、精一杯頑張った成果の一つであり、そのおかげで今われわれは多くの海外SFを読めているはずで、そのような事情も踏まえていただければ・・との想いを伝えたくコメントしました 故・矢野さん。私が高校の時に参加したSFイベントでの合宿部屋で、明け方の4時ごろ、8畳ぐらいの畳部屋で10人くらいの若者たち男女の前で矢野さんがあぐらを組み、初めて世界SF大会へ一人で行った時のことを懐かしそうに、嬉しそうに語ってくれたことを今も思い出します。 (そのあとにお願いしたサインには、「矢野徹」の脇に「SF、わが心」との言葉も添えられて、日本SF開拓者としての矜持と、SFの素晴らしさを次世代へ伝えたいSFおじさんのお人柄の良さを、当時高校生だった私は感じました・・) | ||||
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かなり昔に読んだSFです。ストーリーが面白いので、Kindle版を購入し読み返してみました。 やっぱり面白い、と言いたいところですが、翻訳に問題があり没頭出来ませんでした。 スラスラと頭に入ってこない箇所があり、そんなところは何度読み返してみても文章に違和感 を覚えます。哲学書や経済学書では無いので、飛ばしてしまってもストーリーの理解には影響 しませんが、残念。 最近はSFも新訳版が出版されていて、とても自然な翻訳に生まれ変わった作品も多い中、是非 とも新しい翻訳を期待したい。例えばデューン砂の惑星の新訳版をお読みになって下さい。 その違いに驚かれること請け合います。 | ||||
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ハインラインの「夏への扉」がたいへん良かったのでこちらを購入しましたが、翻訳が悪いです。せっかくの名著が台無しです。残念。 | ||||
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680ページくらいあって読み応えありました。 レビューに多かった翻訳についてですが 確かに読みづらいとこが所々あります。 何回読み返してみても、ここは絶対おかしいって所もありますw ですがストーリーがいいです。 次の展開が気になって パラパラと読めました。 SFのいろんな要素が入ってると思うおもしろい作品です。 ラストも好きな終わり方でした。 夏への扉もいいですが 「月は無慈悲な夜の女王」も好きな作品になりました。 | ||||
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他のレビュアーも指摘されているとおり、翻訳が酷いです。内容がぜんぜん入ってきません。 原作はハインラインの著作の中でも金字塔的な作品であり、舞台設定や大まかなストーリーから言っても傑作であることは間違いないと思います。が、この翻訳版は完全な駄作です。 まず、描写が下手すぎてまったくイメージできません。セリフも、誰がしゃべっているのかときどき分からなくなります。主人公の視点で語られる物語なので、人物の呼び名や地名などの固有名詞が地の文の中で変化するのはある意味原作に忠実なのかもしれませんが、直訳すぎてついていけません。 全体的に、読み手に対する配慮に欠け、「これを読みにくいと感じるのは読み手の知能が低いせいだ」と言わんばかりの傲慢さと自惚れを感じます。そのくせ読みにくい以前に日本語として破綻している箇所もチラホラあり、内容を読んだ後だとタイトルの意訳っぷりが非常に鼻につきます。 有名な作品だけに、最初にこれに当たったせいでSF小説が嫌いになってしまう人もいるのでは?これを何十年も放置している出版社の罪は重いです。 『宇宙の戦士』の新訳版はこれと比較すると普通に楽しめました。こちらも同様に、新訳版を出してほしいと思います。 | ||||
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