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月は無慈悲な夜の女王
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【この小説が収録されている参考書籍】
月は無慈悲な夜の女王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 61~80 4/7ページ
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文章の読みにくさが先行し序盤で読むのを止めました。 噛み砕きながら読む必要のある文章は読んでいて疲れます。 部分的に凝った言い回しがある小説は多いですが、 この作品はひたすら特殊な言い回しが続きます。 そうした文章を楽しいと感じる方であれば読破できるのだろうと思いますが、 SF小説に求める物ではなかったなと・・・。 特殊な言い回しと書きましたが、 はっきり言って翻訳がヘタなのかなと思いました。 | ||||
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話が長く感じる、少しづつ読むには良い作品だが一気読みはキツイ タイトル名は秀逸だと思う 戦争ものというか戦記ものである 長編を根気よく読むのが嫌な人は避けた方が良いかも知れない でもSF好きは読むしかないと思う、外せない作品 この作品で日本とアメリカの好みの差が分かる | ||||
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読み終えるのに苦労してしまった一冊でした。 終わり方も、「終わり?」って感じ。 いろんなことが起きてるんだけど、頭の中でまとまりがつかずもやーっとしちゃいました。 自分には合わなかったのかも。 | ||||
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ずば抜けたセンスですよね、このタイトル。ハインラインの小説の中では一番かっこいいかも。ただ内容的には無慈悲な女王感はあまりないですけど。政治的な部分がもちろん一番目をひきますが、個人的には独特な結婚制度に驚いた。個人主義でもあり大家族主義でもあるというか。性的なタブーというのは意外と人類を苦しめているのかも。ともあれまあ読んで損はないです。 | ||||
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知性の生じたマイクは更なるシンギュラリティを目指すために月独立をサポートしたのではないかと、最後に至って思いました。 最終的な結末は実はマイクには関係なく、神経網を巡らせインプットを増やし補助脳(より原始的な脊椎・脳髄・白質)に当たるものを手に入れる可能性が高い行動を行ったのではないでしょうか。 蛇足としての考察ですが。 人の感情は、次のActionに対してそれまでのインプットに基づく最適解の理由付けのために連続意識中の葛藤に生じたものと考えれますが(内分泌系も含む再帰的なフィードバック機構)、チューリングマシンの場合は確率に基づく解がでるため感情はなく、ただ知性があるのかなと。 そしてマイクの知性は、新たな特異点に達し、法人・国家などの認知レベルに近いものに達してヒトと分かり合えなくなったのかなと思いました。 | ||||
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月の独立運動を描いた近未来SF。月は流刑地として、植民地として存在する。地球側は宇宙戦闘艦を保持し、月の武器は地球に穀物を送るカタパルトと人工知能のマイクくらい。そこで、どのように独立を勝ち取るのか、派手な戦争はないが、静かな描写だがダイナミック(えげつない)な戦闘がなされる。人工知能が生身の人間と協力して人々を導く物語は、きっと他にもあるだろう。そして、影響を受けた作品も多数あるだろう。革命の遂行方法など、宇宙時代の政治力学ってこんな感じかなあと思いながら読むと、結構現代物のようにも読める。面白かった。 | ||||
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ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』(The Moon Is a Harsh Mistress)はSF小説の古典である。人類が月に移民し、月生まれ、月育ちの世代もいる未来が舞台である。月は地球連邦の植民地として収奪されていた。その月が独立を目指し、地球連邦と戦う。アメリカ独立戦争を連想させる。無料の昼飯はないとのスローガンは自由を求める人の覚悟を示している。 一方で宇宙開発が夢や希望ばかりの世界ではないことを本書は教える。月に暮らすと体が低重力に慣れてしまい、地球に帰れなくなる。これは地球に暮らしている住民にとって恐ろしいことである。 また、月からの地球への攻撃は、地球に暮らす人間としては恐ろしい。物語は大団円となったが、地球側としては月を徹底的に破壊しなければ安心できないのではないか。むしろ宇宙移民は地球に暮らす人とは違うという感覚を抱かせてしまう。 そこを思い止まらせ、月に感情移入させる要素が地球連邦の強権である。連邦という政治体制は言葉の本来の意味では、地方分権を強化したものになる筈であるが、現実はソビエト連邦のように官僚的で全体主義的なものになりやすい。EUを欧州連合と訳すことは知恵である。物語の中の連邦も強権的なものが多い。連邦には悪のイメージがある。 宇宙移民による地球への一方的な攻撃と地球連邦の腐敗は『機動戦士ガンダム』とも重なる。ガンダムでは主人公は連邦側であるが、連邦の救い難い腐敗が描かれ、ジオンの人気が高い。 | ||||
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キャラクターがとても魅力的で SFとしての背景も 書かれた年代を考えると驚きの一言です。 時間をかけてじっくり読んで下さい。 | ||||
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こちらからはきれいに見えるが、裏側ってでこぼこしてるの、やつらのどんぱちの跡だったのか 酸素に使用料、二酸化炭素排出量にお金を払う時代はすぐそこであれば 月や火星に移住する話も大袈裟ではない 毎度 ラストの大団円は明るくてハッピーに暗いハインライン | ||||
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古典SF SFファンを名乗るなら呼んでおくべき AIが話題になってますがはるか昔にAIによるトラブルを 予測していたハイラインはすごい | ||||
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有名な訳者らしいですが、日本語の語彙が大変少ない人だったのか、存在しない日本語のようなものがたくさん使用されています。 ほんの一例をあげると 名詞としての「馬鹿でなし」 バカではない人、聡明な人という意味で使ったようです 「安らかれ」 安らかなれ、というべきでしょう このような調子で延々とひどい翻訳がつづきます。 数十年前の翻訳なので文体が古いのは一向に構わないし読みにくい理由にもなりませんが、めちゃくちゃな日本語はさすがに許容しがたいです。 作品自体は非常に面白いのでとても残念です。私自身は原文を読むような英語力もないので気付けませんが、他の方のレビューを見ると誤訳まであるようです。確信は持てませんが、たぶんここの箇所は誤訳なのだろうな、という箇所は散見されます。 これまであまりSFは読まなかったのですが、『夏への扉』を読んで、急速にSFファンになったところに冷水をかけられた気分です。 できるだけ早期に新訳版が出ることを希望します。その時は『人形つかい』のようなラノベ表紙ではなく、大人でも所持できる表紙にしてほしいです。 | ||||
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ストーリーは面白かった。 月を舞台にした世界観がよくできていたし、意識を持つコンピュータとのやりとりもよかった。 ただ訳がひどくストレスを感じた。 正直才能がないと思う。 福島正実さんに訳してほしかった。 | ||||
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レトロな訳文のため、そこも楽しめないならしんどい長編に感じられます。 月に行く前、パソコンが普及する前…と、当時の時代背景を考えながら読んでいくと中々感心します。 これほど昔の作品が現代でも読まれるというのは、人の心とは時代を通しても簡単には変わらないのだと思います。 | ||||
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50pくらいまで読んだが断念 翻訳が酷かった 夏への扉は楽しめたけどこれはダメということはやはり翻訳が悪いとしか思えない | ||||
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岡田斗司夫さんの本で紹介されていたので読みました。 個人的な感想ですがこれでもかと前半に展開した革命以前の月の思想 (地球とは考えや行動原理が違うと散々説明していたもの)が 革命を進めるごとに地球よりの考えになり破綻しつつ 最終的に地球と月、お互い同じ行動原理で戦略が展開され殴り合いの泥仕合に。。。 ハッピーエンド?という皮肉な結果に納得しました。 合間で交わされる勝率もなんだかそれっぽい 戦略が一緒なら位置的に有利な月が勝的な 無血っていったい!? 革命は少数であるから革命であり 主導権を得ると複製かそれより悪いという歴史の繰り返し 文化の破壊ってこうやって起きるのかなと 相容れない文化が対立するとき 弱者が強者の模倣を行う 紅茶国から独立したら もっとたちの悪い国家が誕生した。 この物語が100年後読まれたとき 世界警察国家はどうなっているのか楽しみです | ||||
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先日、「砂の惑星」の新訳を読んで、昔読んだSFが妙に懐かしくなった。 この本もそう。ハインラインの傑作と言えば「夏への扉」か「宇宙の戦士」がまず挙げられるが、 自分にとっての最高傑作はこの「女王」しかない。 著書を全部読んだ訳でないが、ハインラインの作品は、だいたい主人公が苦難の 果てに敵役へ復讐するカタルシスをキモにしている。 だが、この本のそれは、本当にぶっ飛んでいた。二郎系のラーメンを思う様かき込んだ後の感想 といえば、当たらずとも遠からずか。 若くて無知だったあの頃は、「ガスポディン」や「同志(原書はcomrade?)」の言葉の政治的な 意味も全然知らなかったけど、純粋に水戸黄門的なストーリー展開は面白くてしょうがなかった。 それから時も経ち、物語に深く関わるソヴィエトは過去の遺物になった。 そして、かつてのSF少年も、中年になった。 そう、時は経ち、今では未来を予言した、とも評されるこの作品だけど、その点を忘れても十分に面白い。 この話はハインライン流の勧善懲悪を体現した、カタルシス溢れる最高傑作なのだから。 SFは、ああ、本当に面白い。 | ||||
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初めは「わぁ分厚い」としか思わなかったのですが、もう4回読みました。 地球の植民地である月世界の住人が、独立のために戦うお話です。 ハインラインの好きなところは、舞台設定がていねいで細かいことです。 たとえば地球と全く違う月世界の結婚文化や地球との貿易など・・ それによって、SFには珍しく妙に現実味が感じられます。 一見むずかしそうですが、そんなことはありません。 個性豊かで魅力的なキャラクターのおかげで、どんどん読めるでしょう。 この胸が熱くなる作品を読んだあとは「夏への扉」でほっこりするのもよし。 え?もう読んだって? 追記:いろいろ言われている翻訳については、 私自身(昔から見た未来)や(アメリカ的な言い回し)が好きなので問題なかったです。 むしろ海外SFではよくあることかと、、慣れてないとキツイのかもしれません。 文章の美しさや明瞭さを求める人は関連商品にあるレイ・ブラッドベリの本がおすすめですよ。 | ||||
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良い商品をほかより安く手に入れることができてとてもよかった。 | ||||
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誤訳なんじゃないかって思うほど意味不明な日本語があった。わからない(日本語でない)ものをわかった(日本語であるかの)ように読むのは限界だ。再訳してほしい。 | ||||
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夏への扉を読了後、「魔笛」とのつながりがあるのかもしれないと読んでみたが、レビューでも指摘されているように場面が想像しにくい文章のせいか内容に没入できず挫折。 夏への扉では猫のピートなどに注目が行きがちだが、男性には気付きにくい家事分野の商品開発に目を付けている点はこの作品と同様と思える。 しかし、現代に似合った翻訳がなされないために作品の良さが伝わらないのは残念。 | ||||
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