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月は無慈悲な夜の女王
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【この小説が収録されている参考書籍】
月は無慈悲な夜の女王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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太田光氏が本の帯にコメントされていました。 読んでて疲れる本です。 未だ200ページですが、私には難しい本でした。 | ||||
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著者の意図するものなのか、稚拙な翻訳によるものなのか、読者(自分)の知的レベルが低すぎるのか、意味(著者の意図?)を理解するのが非常に難しい(又は出来ない)文章が数多く出てくる。 そのような部分は読み飛ばしても、ストーリーを追うことはできますが、読者としては消化不良な状態が続く。本書を最後まで読むのには、ある程度の覚悟が必要と感じた。 | ||||
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ストーリーはダイナミックで、登場人物も魅力的。SFの巨匠の傑作の1つでしょうが、多くの方がコメントしている通り、翻訳が酷い、というか、単純に拙い感じで、非常に残念です。 訳者は、経歴を見ると、ベテランの方のようですが、やはりこれだけの長編を翻訳するのは厳しいのでしょうか。明らかに機械翻訳的で稚拙な文章が続き、分かったような、分かっていないような感じで、せっかくのストーリーが頭に入ってきません。非常にもどかしいです。 このもどかしさは、とても読み応えのある本を、とても拙い翻訳で読んだことがある読書好きの方々にはよく分かって頂けるかと。 例として、本書545ページにある訳文を2文だけ、記載します。1ページに以下のような文が2文もあるなんて、訳者・出版社が推敲をしているとはとても思えないですよね。 「わたしはこの議会を二院制にしようという提案に気づきました。」 「しかしあなたがたが憲法を書かれるについてわたしにひとつ、否定のすばらしい美徳に注意を喚起させてください!」 どちらも句読点の位置なども含めて、原文のまま、です。特に2つ目の文章は全く意味が分かりません。 まず、1つ目の文の「提案に気づきました」という動詞が、センスのかけらも無い感じで、読んでいて、ガッカリしてしまいました。その同じページの少し後ろで、2つ目の文章が出てきて、もう呆れてしまいました。 探せば、もっと拙い翻訳がたくさん見つかると思います。 もっと迫力と臨場感のある、読み応えのある新訳での出版を期待したいです。 | ||||
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YOUTUBEで、ぜひ読むべきだと言っていたので、読んでいるところですが、日本語訳があまりにもやっつけ仕事で、1行理解するにも時間がかかる。長い話なので、翻訳者の苦労も分かるが、英語が多少分かる身にとっては、オススメ出来ない。AIを予測した画期的な本だけに、今一度、新訳を出すべきだと思う。 | ||||
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訳が…読みにくい… | ||||
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岡田斗司夫曰く、富野さんが『ガンダム』の元ネタにした本の一冊(もう一冊は同じハインラインの『宇宙の戦士』)。たしかに内容は面白い。なるほど、『ガンダム』に通じる「世界観」。が、翻訳がところどころグーグル翻訳レベルで凄まじい。日本語なのに意味が分からなかったりする。原文を読む必要がある。 で、思った。早川書房は、出版から50年ほど経ってもなぜ、こんなガラクタ翻訳の本を売り続けているのか? 可能性のある理由をいくつか考えてみた。 1)翻訳の酷さは理解しているが、なんらかの契約上の縛りで、新しい翻訳本を出せない。 2)実は、英語の原書も、このくらい「よくわからない英語」で書かれている。この場合、更に二つの理由が考えられる。 a)原作者のハインラインが、実は英語が母語ではなく、だから「自然な英語」が得意ではない(まさか!)。 b)語り手の「マン」が月世界人なので、意図的に、つまりキャラの設定として、普通の英語とは違う「わかりにくい英語」で書かれている(『ガンダム』の[ジオン訛り」みたいに)。 3)そもそも、この矢野徹翻訳に早川書房自身は何の問題も感じていない。 一番致命的なのは(3)。 | ||||
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ハインラインです。有名です。 この作品もヒューゴー賞とってるし、おそらくは傑作・・ と思いながら購入したのが高校性のころで、結局未読のまま紛失してしまった。 あれから40年以上、とうとう読んでしまいました! で、自分が読んだ数少ないハインライン作品で一等最高は「悪徳なんかこわくない」次が「異星の客」です。 前者は高校のテスト期間にもかかわらず、勉強する準備だけして夢中になって読んだ!オモシロカッタ! 自分の記憶では「宇宙の戦士」があって「異星の客」それから「悪徳なんか・・」という順序だったので、ハインラインは右から左(というのかな)そしてカウンターカルチャー的?思想とテーマも作風も移っていったと思ってた。 なのでこの「月は無慈悲な・・」はどちらかというと(「宇宙の戦士」寄り)右側思想・志向のときの作品だと思ってたら、「異星の客」のあと「悪徳なんか・・」の前に発表されていたんですね! 読後真っ先に驚いたのは、その作品の系譜から、単純にある側面や思想や主張だけの作家ではないエンタテインメント作家としての思考の柔軟性と幅広さでした。なので自分の近視眼的な固定観念をかなり反省。 さて本作ですが、ま、この物語の分厚さ同様”アメリカンステーキ”なSFという感じですかね。 大きなテーマの本流に魅力的な人物造形と細かなエピソード、ストーリーテラーとしてのうまさを存分に感じさせつつ、このままハリウッド映画になってもおかしくないような地球と月世界との可視化が図られています。 ただ、やはり「革命」にありがちな信条とか熱狂とか、そういった思想的・情緒的なものがあえて主張していない(と思われる)せいか、SF的な環境だけが前面に押し出されるので、どうしても古臭く感じてしまいました。 加えて矢野轍御大の訳もクラシカルな表現(特に口語)になっているように感じたので、それもこの印象を強めていたかもしれません。なので自分が読んだハインライン作品的にはフツーの部類になりました。 でもまあ、本作を含めてハインラインの作家としての才能とその遥かなフィールドを改めて認識させられたということでは、読む価値アリでした。 | ||||
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話が長く感じる、少しづつ読むには良い作品だが一気読みはキツイ タイトル名は秀逸だと思う 戦争ものというか戦記ものである 長編を根気よく読むのが嫌な人は避けた方が良いかも知れない でもSF好きは読むしかないと思う、外せない作品 この作品で日本とアメリカの好みの差が分かる | ||||
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読み終えるのに苦労してしまった一冊でした。 終わり方も、「終わり?」って感じ。 いろんなことが起きてるんだけど、頭の中でまとまりがつかずもやーっとしちゃいました。 自分には合わなかったのかも。 | ||||
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知性の生じたマイクは更なるシンギュラリティを目指すために月独立をサポートしたのではないかと、最後に至って思いました。 最終的な結末は実はマイクには関係なく、神経網を巡らせインプットを増やし補助脳(より原始的な脊椎・脳髄・白質)に当たるものを手に入れる可能性が高い行動を行ったのではないでしょうか。 蛇足としての考察ですが。 人の感情は、次のActionに対してそれまでのインプットに基づく最適解の理由付けのために連続意識中の葛藤に生じたものと考えれますが(内分泌系も含む再帰的なフィードバック機構)、チューリングマシンの場合は確率に基づく解がでるため感情はなく、ただ知性があるのかなと。 そしてマイクの知性は、新たな特異点に達し、法人・国家などの認知レベルに近いものに達してヒトと分かり合えなくなったのかなと思いました。 | ||||
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こちらからはきれいに見えるが、裏側ってでこぼこしてるの、やつらのどんぱちの跡だったのか 酸素に使用料、二酸化炭素排出量にお金を払う時代はすぐそこであれば 月や火星に移住する話も大袈裟ではない 毎度 ラストの大団円は明るくてハッピーに暗いハインライン | ||||
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ストーリーは面白かった。 月を舞台にした世界観がよくできていたし、意識を持つコンピュータとのやりとりもよかった。 ただ訳がひどくストレスを感じた。 正直才能がないと思う。 福島正実さんに訳してほしかった。 | ||||
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夏への扉を読了後、「魔笛」とのつながりがあるのかもしれないと読んでみたが、レビューでも指摘されているように場面が想像しにくい文章のせいか内容に没入できず挫折。 夏への扉では猫のピートなどに注目が行きがちだが、男性には気付きにくい家事分野の商品開発に目を付けている点はこの作品と同様と思える。 しかし、現代に似合った翻訳がなされないために作品の良さが伝わらないのは残念。 | ||||
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近未来、月で地球から搾取される人々が人工知能とともに反乱を起こし独立運動を戦う!原書は、しらないが翻訳された文体は、荒い。ガンダムとかにも大きな影響を与えた政治SF! | ||||
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他のレビュアーと同様、翻訳の関係か、意味がわからない部分がたまにありました。 英語原文を参照して解決しつつ読みました。 一例として、 本書の日本語「箒押しパイロット」 原文の英語 「push-broom pilot」 「(push-broom)モップの操縦士」とは「清掃スタッフ・用務員」を表す口語表現です。 「清掃係」の公務員への給与に、天文学的な金額を払っちゃった、 という、「人工知能」のやらかしたギャグの場面。 「箒押しパイロット」だと、なにか特殊な技能パイロットで、もともと高給取りなのかと思ってしまう。 英語版ではコミカルな掛け合いだが、日本語読者は「意味よくわからんけど、先を読もう」で終わってしまう。 そういうもったいない部分がときどきあります。 英語原作の発行は半世紀まえ。 いまとなっては、カタカナの和製英語のほうがしっくりくる言葉も多い。 computer コンピュータ (本書では「計算機」) lift リフト、エレベータ (本書では「昇降機」) maintenace man 整備士、サービスマン(本書では「修理維持技師」) ruck up in a scalp lock モヒカンヘア風に固める(本書では「北米土人髪型にする」) tag (データに)タグをつける (本書では「札をつける」) などなど。 | ||||
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一気に読み終えました。たいへん面白い作品です。是非お勧めします。 | ||||
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が、この訳はかなり人を選ぶでしょう。 僕の友人も半分くらい挫折したので。 出来れば買う前に、可能ならば書店で立ち読みして、30P耐えられるかどうか試してみてください。 | ||||
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主要キャラがみんな魅力的、設定は緻密、展開も熱い。 内容的には傑作なんですが、翻訳が駄目でした。 逐語訳的というか、日本語としてのリズムも何もない、とても読みづらい文章が延々と続くため、途中でだれてしまいます。 | ||||
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他の方も指摘しているように、せっかくの壮大な物語が稚拙な訳文で台無しにされている。 原文を強引に直訳したような日本語訳は途方もなく読みづらく、何度読み返しても理解不能な箇所があったほど。 これは原文にも問題があるのかも知れないが、例えば「かれ」や「そいつら」といった代名詞がいったい誰を指すのか曖昧になったり、隣接する文章同士の脈絡が途切れていきなり話が飛んだりと、とにかく読了するまでに要らぬ労力を強いられてしまった。 読みづらい文章とは、難解か悪文かそれらの両方であることが多いが、本作のばあい特別難解な内容でもないので、やはり日本語訳がかなりの悪文であると思われる。 もう少し日本語のニュアンスに即した意訳に出来なかったのか? これではネットの自動翻訳の訳文と大差ないよ。 | ||||
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ストーリーはテクノロジー,政治からヒューマンドラマまでがバランスよくちりばめられており,SFという分野に限らずとも傑作である。読ませる小説の多いハインラインの作品中でも3指に入るだろう。 しかし・・・である。ひさびさに読み返してみたが,途中で食傷気味に「だれて」しまい時間も忘れて読みふけるというわけにはいかない。最後まで読み終わって振り返ってみても,キャラクター,ストーリー展開ともほぼ完璧に構築されており,これ以上は望みようがない小説なのだが,なぜだろうか。内容としては文句なしに星5つなのだが,日本語版はある理由でマイナス星2つ・・・結果として星3つくらいが妥当と感じてしまう。 その理由は,すべて拙い訳文にあると思う。もちろん好みの問題もあり,人によっては雰囲気のある訳文と感じるかもしれないが,三人称の場面描写段落で突然現れる主語が省略された一人称の文章や,舌足らずの中国人のような助詞の使い方など,明らかに日本語がおかしい文章が多すぎる。訳者は文章の躍動感を伝えようとしているのだろうが,格調ある文章で韻律を構築することと,崩れた正しくない日本語を使うことを取り違えているのではないか。あえて苦言を呈しましたが,名作だけにまっとうな日本語による新訳を望みます。 | ||||
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