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幻夜
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幻夜の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全341件 41~60 3/18ページ
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| 続編ではないでしょう。 白夜行をまず先に見ましょう。 白夜行の続きのようには見えるし、実際に作者も続編の位置づけという言い回しはしている。しかし、続編ではないだろう。それは読んでいれば予想できると思う。 白夜行の雪穂のその後(続編)の様な設定で描いた別の物語であると言える。 なので、キャラクターの設定としては白夜行の雪穂で、性格的なものとかは完全に雪穂と一緒であるし、繋がりに見えるような点もいくつか散らばっているが、あくまでも、「続きの様な設定で作った別の作品」であると思う。 であるならば、今回の作品の意図は何か、何のために「続きの様な設定で作った」のかと言うと、白夜行の裏のやり取りを「見せる」為だと思う。 白夜行では、主人公の二人の心情は決して描写されなかったし、二人がどうやって会っていたか、どうやって愛を交わしていたか、普段どうゆう言葉づかいでどうやってやって会話をしていたのか等は、全く描かれていなかった。 しかし、幻夜では、美冬と雅也がいかに会い、美冬が普段はどういった口調で喋るのかというのを「盗み見る」事ができるわけだ。 つまり、美冬の姿を通して、雪穂の人間らしい部分を垣間見れる。白夜行では絶対に描かれなかった、雪穂の普段の姿が見れるのだ。 別の作品だが、性格や設定は一緒のため、白夜行の裏側を再現している作品とも言える。 ただ、相変わらず雪穂の心理描写は一回も出てこなかった。そこは一貫している。 雅也の心理描写は出てくるが、それは雅也と白夜行の主人公との性格の違いを表現しているし、愛され具合も違う、白夜行では主人公二人は愛によって繋がっていた。が、幻夜では、主人公の二人は愛によっては繋がっていない。そのため、雅也の心理描写は載せられている。 つまり、白夜行の主人公の男の普段の様子は結局垣間見れない事にはなる。 評価としては、設定が同じのため、白夜行を読んでいるので、飽きてきて白夜行ほどは面白くないというのが本音だ。 | ||||
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| あえて参考にならないレビューを書く。SM愛好家的には、本作は見事なFEMDOM(女性優位)SMの表現だと思う。 序盤から細かく書き込まれているが、ヒロインのスペックの高さは尋常でなく、この女性のためなら死ねる、と男に思い込ませるのに十分だ。パートナー男性に体は許しても射精は厳禁するのも素晴らしい女王様表現。そして何と言っても2人の男を自爆に葬ったラストが文句なし。私はそうでもないが、M男気質の男性なら撃沈間違いなしと思った。 「白夜行」よりヒロインに焦点が当たっており、破壊力は上。読み手を選ぶ傑作だ。 | ||||
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| 作者は、本作の幻夜と白夜行の関連を明示的に表明していないが、数々の関連要素を臭わす描写が含まれている。 これらの衝撃を体験するためにも、事前に白夜行を読んでから購入した方が、読書体験の興奮も一入高くなると思う。 約800ページの長編だが、相変わらずどの章、節にも無駄な脱線などなく、直前までのプロットの関連を臭わす巧みな構成のため、続きが気になってページを捲る手が止まらなくなる。お勧めです。 | ||||
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| とにかく、面白い、15年ぶりぐらいに、再読したが、面白さは、記憶では、初めて、読んだときと、変わらなく、ページをめくる手が止まらない。完全に、68の爺が、美冬に感情移入しししまっている。 | ||||
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| 白夜行が面白かったので購入しましたが、 ラストが御都合主義に感じましたし、 主人公?の女性が白夜行とは似ても似つかない下品な感じで終始イライラしました。 正直読んで損しました。 | ||||
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| なんか、悲しいな。 色々な人間がいて、まじめに働いて 生きている人間が 不幸になり、死んでいく。 そういう、生きていく気をなくす小説だと思いました。 | ||||
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| 小説の内容ではなく 大変恐縮ですが 今回 この厚い文庫本と もう一冊の文庫本 そして だしパックやポップコーンと 一緒に梱包され 届きました。 雑誌とかで よくあるAmazonさんの梱包の仕方で 全部の商品をラップできつくまとめて包まれていました。 本と大きさの違う食品類と 一緒にラップで梱包されていたのも 今回初めてで驚きましたが 文庫本が 歪んでラップで止められており まるで中古本のようでした。 読めるし面倒なので 返品しませんが 大変ガッカリしました。 本と形が違う食品類と まとめて ラップするのは やめてほしいです。 | ||||
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| 今更ながら、東野さんの小説を読むようになりました。 遅っ!って突っ込まれそうですが、遅ればせながらって感じです。 こちらの「幻夜」は白夜行を読んでから、続編らしいと聞き興味がわきました。 まして、この本の暑さ。最高です。飽きることなく東野さんの世界にどっぷり つかることができました。 満足。 確かに続編として読んで面白いし、別物として読んでも全く問題がないのは、 ありがたい話です。 後はドラマを押さえておきたいって思いです。 | ||||
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| みなさん『白夜行』を思いながら読んだと思います。ストーリーは裏表で非常に似た人生を描いてるから。勿論自分もそうでした。今回は二人の関係が具体的に描かれていて、それはそれですごく面白かった。ふたりの過去の衝撃やその後の関係が謎のままで描かれなかった前作のほうがミステリーとしてはポイントは高かった。東野圭吾を読むなら両方読んでください。 | ||||
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| レビューを見ていると白夜行の方が面白いといっている人が多いですが、こっちの方が美冬の発言や行動を人間らしく描いていて読みやすかったです。 なかなか面白かったです。白夜行の続編らしいですが、美冬と雪穂のキャラが少し違うような。 | ||||
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| 実質的に「白夜行」の続編である本作は、それに負けない長篇大作ですが、前作を読んだ人には間違いなく面白く読める作品です。「白夜行」を読んだ者だからこそ、深い含意のわかる描写が、作品のそこかしこに、散りばめられています。 本作での女性主人公は、前作に増して、驚くほど才気に溢れ、かつ、妖艶かつ怪しげな魅力たっぷりに描かれているので、作中の登場人物たる男性だけでなく、読者も自然と、その魔力に引き込まれて行きます。 ミステリーとしての謎解きの面白さも健在です。 ただ、辛い体験を共有した男女二人の主人公の哀しいサガに対する余韻が読後に深く残る「白夜行」と比べると、本作での女性主人公は、結局は虜になった男を自己の利益のために利用するだけの真の悪女のように描かれているため、やや拍子抜けする感があるのは否めません。女性主人公がもはや真の心の同志を失ってしまったのだとすると、仕方ない面があるのかもしれませんが。。 もし作者が3部作によってこのシリーズを完結されるのであれば、次作では、幾ばくかでも、女性主人公の人間的な心の再生の模様も描いてみて欲しいと希望いたします。 | ||||
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| 東野圭吾50冊目でした。 だれることなく一気に読み切りました。面白かった! 最後は宮部みゆき「火車」のラスト、新城喬子についに追手が迫る興奮を彷彿させるほどでした。 2000年からは随分経ちましたが、このシリーズ(?)もう1本読みたいです。 | ||||
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| 東野圭吾の文庫本をここまで12冊読んだのを機会にレビューを書いてみることにした。 東野圭吾の本を読み始めるきっかけは中野信子の「サイコパス」に紹介された「プラチナデータ」だった。ストーリ展開が複雑でありながら、読むことを途中で止められなかった。シナリオが良く練られているのと、文章表現のリズム感(村上春樹がよく使う表現)が私に合っていたからである。 今まで読んだ文庫は「プラチナデータ」「秘密」「容疑者Xの献身」「夢幻花」「虚ろな十字架」「使命と魂のリミット」「流星の絆」「麒麟の翼」「祈りの幕が下りる時」「ナミヤ雑貨店の奇跡」ときて、かなり長編の「白夜行」そして今回の「幻夜」であるが、どの作品も感動と戦慄、衝撃、刺激が新鮮で素晴らしかった。 「幻夜」の解説を直木賞作家の黒川博行が書いているが、彼の直木賞作品「破門」には、私は1ページ目でシナリオと文章のリズム感に違和感を感じ、10ページ弱で放棄した。読む方の個人差であるが、作者によってこれほど違うのである。 | ||||
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| まだ読んでないのでレビューとしての役割は皆無ですが白夜行を読んで東野圭吾にとても好印象をもち、続編である本作を購入した次第です。読み終えたらまた追記します。 | ||||
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| アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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| 終わり100ページ辺りから手を抜いたのか急に話が早くなって(加藤の一人調査に頼ってたり雅也の一人歩きだったり美冬の変わり様だったり全て急に始まる。)そうなるまではのめり込んでたのに。がっかりしました。せっかくの長編なのだから尻切れトンボになるような展開は辞めて欲しかったですね。 余談ですが怒りっぽい人間多いですよね。警察がタメってのは個人的にありえないな、と思いました。 | ||||
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| 最低の女にバカな男たちが振り回される話。白夜行の続編的扱いなので期待して読むと微妙。 | ||||
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| ヒロインが他人になりすましたのかどうか、100%疑問の余地なしとは言えない。しかし、そうでない場合はストーリー自体が意味不明になってしまう。たとえば、もしなりすましでなかったとしたら、ヒロインに曽我の存在を恐れる必要などないわけだし――。 そうなると、他人になりすましたことの理由が問題になるが、どうしても他人にならなければならない理由は「年齢詐称」くらいしかないと思う。これは、殺人まで必然とするような、そんなに重大な問題とは私には思えない。 また、「ホワイトナイト」の経営者だった段階でたいへんな美人であったことになっており、物語が始まったときと容貌にメチャクチャ大きな違いはないはず。 で、「ホワイトナイト」経営者として接した人達と「BLUE SNOW」経営者・「華屋」社長夫人として接する人達とは、どう考えても集合としてある程度かさならざるを得ないと思う。そういう人達の前に、新海美冬として顔をさらすことが可能かどうか。なんのメリットもなく、危険きわまる行為になるだろう。 作者の小説によくあることだが、物語の設定自体が無理スジだと私には思われる。 ただ、ストーリーをぐいぐいと進めていく(あるいみで強引な)筆力が、たいしたものであるのも事実だ。 | ||||
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| 魔性の女、君の名は・・・? 例え、マッチポンプの女であっても、命懸けで尽くす。 それが、愛の証。 一番困難な道を選び、そこから逃げずに全力を尽くせ。 成り上がるには、手段は問うな! 他人に構うな! 知恵を出せ! 過去は捨てろ! 邪魔者は消せ! 勝負に勝ちたいなら。 嫌なことを避けていては、道は拓けない。 刺激のない平々凡々な毎日が、決して幸せとは言えない。 平々凡々な日々なんてくそ食らえ。 波乱万丈、ど~んと来い! | ||||
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| 前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。 | ||||
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