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幻夜
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幻夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全335件 101~120 6/17ページ
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『白夜行』も読んでいたので、楽しめましたが、この続きがあるとすれば、主人公は一体何歳?と思うと、難しいのかな | ||||
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格安で買えたので、よかった。文庫本は持っていたけれど、やはり単行本が欲しかった。 | ||||
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引きつけられて一気に読んだのだが、やはり読後感が悪い。 ラストでは、雅也が美冬を殺しに行くのだと、私は思い込み、さてどんなシーンになるのかと ハラハラとして読んだ。しかし、結果はそうではなかった。美冬は、そんなことさえ見通して いたかのようだ。究極の、強かな悪女である。 読んで面白かったのだが、結局は「悪者」がのさばる、という結末なのだから気持ちが良い ものではない。これは、著者にしてやられたという感じ。 この本を人におすすめできるだろうか。いや、私はできない。 | ||||
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白夜行の続編とは、考えないで読み切りましたが、正直つまらない。終わり方も唐突すぎ。ダメです。 | ||||
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≪白夜行と幻夜のネタバレあり≫ 白夜行を読み返し、その流れで幻夜を読みました。 幻夜ははじめて読みました。 白夜行の続編と取るか、独立した作品と取るか。 本屋のポップに書かれており、どういうことだろうと思って読みましたが、私は続編としてとらえたいと思います。そうすると、美冬の行動の動機がよくわかるから。 そうでないと、少し消化不良かな… 様々な伏線から、私は美冬=雪穂だと思いました。 白夜行でのとても印象的なセリフに、雪穂の「私には太陽があって、そのために生きている」といったものがあったと思います。それが彼女のすべてなのだと思いました。 幼いころ、心を失いかけた彼女に、唯一射した光が亮司であり、彼の存在が彼女の原動力となっていたけれど、彼女は彼を失ってしまった。 太陽を失った彼女の心は、もはや壊れてしまったのではないか… だから、あんなに残忍な行動が取れる。 そう思いながら読むと、美冬へは怒りではなく、哀しさが目立ってしまって、彼女を「悪女」として見られませんでした。 あと彼女の美への追及については、幼いころにその美しい外見ゆえに犯されてしまった彼女は、逆に「美」というものを武器に世を渡っていったのかな…なんて。 雅也もとても哀しい存在だけど、美冬も哀しい、と思う。 前作、今作と読んで、「愛」というものはどんな行動を起こす原動力にもなりうるのだな、と思いました。 愛がなければ、人として生きられないのだ、と。 先が気になり、早く読みたいと思う気持ちと、読み終えるのが勿体ない、と思う気持ち、両方を持ちながら読みました。 | ||||
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ドラマ化も観ましたが、面白かった。 最後は、焦れったさが残るが、幸運な人生をおくる人とそうでない人の人生が表れているそんな感じがしました。 | ||||
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東野圭吾さんによる長編小説。白夜行と似た感じのつくりになっているのは 本作と関係があることを示している。 新海美冬という女が目的の達成のためには手段を選ばないことに後半分かると それまで読んでいた部分を思わず読み返してしまう。 美冬を追っていた雅也、加藤刑事は阪神大震災を機に本物の新海美冬と何者かが入れ替わったと 推理しています。それを否定する美冬。しかし本書全体の白夜行との繋がりなどを 考えると美冬=雪穂ではないのかと素直に思いました。 もちろん最後まで断定できる描写はないのですが・・・。 東野圭吾さんもあえて曖昧な点を残したように思えました。 最後には美冬の危険性を知っていた雅也、加藤刑事が共に死亡・・ おいおいこんな終わり方でいいのかよー!と言いたくなる点も白夜行と同じ。 いや刑事が死んでしまった分、それ以上かもしれません。 新海美冬の内的描写は一切無く、余計に怪物じみた感じが出ていて怖いです。 | ||||
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ストーリー自体は面白くて、すごく引き込まれました。 ただラストに納得ができません。 三部作という話しを耳にしたので、三部作だとしたら次に期待します。 話の内容は阪神淡路大震災が起きて物語が進みます。 その震災で両親を亡くした新海美冬、震災の混乱の中衝動的に殺人を犯してしまった水原雅也。 二人が必然的に出会い、そして美冬という魅力的な女性に雅也が虜になります。 雅也はお互いの幸せを信じて、彼女の指示のまま悪事に手を染めていきます。 これが本当に2人の幸せのためなのか?本当にこのままでいいのか? 雅也は迷いながらも美冬を愛しているがため、美冬を守ることを誓います。 たとえ彼女との夜が幻であっても。 幻夜は長編小説ですが、ストーリー、登場人物、すべてが魅力的でどんどん小説に引き込まれます。 個人的にはラストに納得はしていませんが、それでも是非お勧めしたい1冊です。 | ||||
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百夜行では亮司と雪穂の直接的な接点が描かれていなかったと記憶しているが、幻夜では美冬と雅也がたびたび出会う。そこに違和感があったが、衝撃のラストには絶句した。一蓮托生的な亮司雪穂の関係はどこへやら、すんなり終わらせてしまうあたり、さすがという気がする。 読んでいる途中では気付かなかったが、百夜行とのつながりを発見したときにはさらに感動した。第三段が気になる。 | ||||
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長編で分厚いのに、それを感じさせないというか。 悪女っぷりが出てて面白かったです。 しかし最後は、そんなぁ!なんで?(人によりますが、いい意味の裏切り)があります。終わり方がまだ続きそうな終わり方だったので、「白夜行」「幻夜」に続く3作品目を待ってます。早く、彼女の謎を知りたいです。 | ||||
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彼女は月だ 太陽を失った月が見ることが出来る世界は? すべては幻でしかない この物語は彼へ捧げたい だがもし続く物語が書かれるならば… 彼女を見守る彼の心に 今度こそ平穏がもたらされる物語になることを願う | ||||
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早期ご対応、本もきれいで大満足です。ありがとうございました またお世話になりたいと思いますのでよろしくお願いします | ||||
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『白夜行』に似ている話だなぁと思って、読み終わってから レビューを読んで続編と知りました。 相変わらず面白いし、読ませる。 ただ、『白夜行』の後に読むと話しが似ていて、 少し興がそがれる。 そして、主人公の女性は結局なにを手に入れたかったのか? 富や名声だったのか。 睡眠を削って読むほど面白いのだけど。 東野さんの作品はどれも皮相。 タイプ的には宮部みゆきさんとよく似ている。 後世に残るような類のものではないと思う。 ちなみに東野さんの作品に強姦やクロロフォルムが頻出 するのは著者の嗜好でしょうか。。 | ||||
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本書単体では、主人公である女性の心情や動機があまり表現されていないため、やや不満の残る内容です。そのため、本書を読む前に白夜行を読んでおかなければなりません。基本的な設定は百夜行とほぼ同じですが、新たな展開が加わり、白夜行が面白いと思った方は本書を読まずにいられないと思います。 | ||||
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東野さんの作品はほとんど全て読んでいるのですが、 やむ負えず悪になってしまった的な作品が多い中で、 ミフユさんの悪は悔いのない邪悪さであって、その悪女ぶりには賛成かどうかは別としても、 作品としてのひとつの可能性を感じます。 3部作ということで、続編がでると聞きとても不安です。 「いろいろあったけれども、最後には悪人は逮捕されました。」 的な小説は無数にあり、もしもそういった展開だとしたら、 何のための作品だったのか、と強く思ってしまいます。 私にとっては、ミフユさんこそが東野作品への最初の扉でした。 そして、いろいろな作品を読んだ今でも、その中心にはミフユを置いて読んでいます。 なので、3部作には・・・・ どうか彼女が、「最後まで真に悪でいるように、悔いのない悪女であるように」 、と強く思います。TV版とかでは諸事情で「逮捕オチ」にするしかないのかもしれませんが、 小説では「できれば悪のまま逃げ切る、あるいはせめて自害」という余韻で描いてほしいです。 繰り返しになってしまうのですが、最終的に勧善懲悪な〆では、 そもそもなんのための冷酷さだったのかが、まるっきり空中分解してしまう気がします。 それはつまり、この3部作自体の存在意義にも関わる、あまりにも重要なことだと思います。 | ||||
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「白夜行」に比べての難点は、こちらでは私には女主人公の美冬の動機がいまいちわかりませんでした。雪穂は、「二度と昔のような無力な存在にならない。他人は皆敵だ。そのためには手段を選ばない。」の気迫がよくわかるのですが、美冬が怪物化する動機はよくわかりませんでした。 三部作ということなので、次回作に期待致します。「白夜行」を読んだ方ならば、こちらも読んで一つの作品として楽しむのもいいし、また集大成になるとみられる第三部への架け橋として読むのもいいと思います。文庫化で1000円で読めるようになりましたし、また飽きさせない東野氏の筆力は健在ですので、一読してみる価値ありです。 | ||||
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白夜行を読んでおらず、いきなり本作を読んでしまいましたので、美冬の過去等がわかりませんが、解説を読んでみて、白夜行→本作と読み進めるのが基本であるということがわかりました。少し残念でしたが、単独の話として本作を読んでも全く問題なく読むことができます。 読んでいる途中から何となく悲劇的結末が想像され、細かいところはともかくある程度その想像通りの結末で、やや後味の悪さを感じました。 しかし、さすが東野圭吾、これだけの長編ですが、テンポの良さ、つい次が読みたくなるような引き込まれる展開により、寝不足・一気読み必至だと思います。 | ||||
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本作品は白夜行と併せて読んで頂きたい。 雪穂は美冬という別人へ成り代わるきっかけを見つけ、それを実行したわけですがなぜ彼女は別人になったことで過去を捨て、普通の人生を歩まなかったのか… 私はやはり亮司を愛しつづけ、幼少期の自分達の悲しき殺人があったからこそ、普通でいてはいけないという考えが消えなかったのではないかと思いました。 そこで本作の雅也に、少なからず亮司を重ねていたとも感じました。唯一の太陽だった亮司に…しかし実際は美冬がみたのは雅也という幻の太陽だったのでしょう。 やはり美冬(=雪穂)は亮司以外愛していなかった?愛せなかった?のかなぁなんて勝手に想像してつらい気持ちでいっぱいです。 なので彼女をただの悪女で終わらせてほしくないです。 補足。。。 まだ白夜行、幻夜どちらとも未読の方は、幻夜→白夜行の順で読んで見ても違った面白さや驚き?を発見出来るのかもしれない、と私の勝手な意見ですが(笑) | ||||
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東野圭吾さんの本は約40冊読んでいますが、 なぜかこの幻夜は避けてきました。 白夜行がとてもおもしろかったのですが後味が悪かったからです。 満を持して読み始めましたが、 結論から言うと白夜行同様、いやそれ以上におもしかったですし、 読後感も白夜行より良かったです。 白夜行を読んでいなければ、 なぜ美冬がそこまで過去にこだわったのか理解できず、 後味は悪かったと思います。 ストーリーはテンポがよく、 1つ1つのエピソードがどれも楽しめます。 特に曽我孝道が美冬に接触しようとし、 阻止された真相が最後の方で明らかになるのですが、 事件発覚から真相究明までの展開が絶妙です。 約800ページの大作ですが、 最初の阪神大震災の時に雅也が叔父を殺すエピソードから グイグイ引き込まれ、落ち着く間もなくラストまで持っていかれます。 やっぱり東野圭吾は外れません。 本当に読み易いです。安心して読めます。 | ||||
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本を読む前に解説を読むことがあります。 幻夜は,あまりに分厚いので,読んだら面白そうかどうか, 解説を読みました。 解説を読むと,「白夜行」との関連があるが,単独で読めるものであることが分かりました。 次に、最後の章を読んでしまいました。 まだ東野圭吾の本は10冊程度しか読んでいないので, どういう手を繰り出す人かがよくわからっていないので, これだけの分厚い本を読んで、残念な結果だとがっくり来そうだったためかもしれません。 恐怖小説で、すごく読んだ後、落ち込むときがあるためです。 幸い、読んでも、落ち込むことがなさそうだったので, 安心して読み始めました。 どれだけ尽くしても、報われない人の話だということは分かりました。落ち込まない防御策をたててから,読み進んでいます。 | ||||
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