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幻夜



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【この小説が収録されている参考書籍】
幻夜
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

幻夜の評価: 3.84/5点 レビュー 341件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全341件 1~20 1/18ページ
No.341:
(4pt)

いいです

いいです
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))Amazon書評・レビュー:幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
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No.340:
(5pt)

悪女のサクセスストーリー美冬のキャラが際立っている

『白夜行』につづく悪女のサクセスストーリー。ピカレスクロマンである。続編であるようでないような、ただしテーマはあまりにも似通っている。
大阪・兵庫といえば、阪神淡路大震災を避けては通れないが、それを見事に織り込んでいる。『白夜行』の雪穂と同じく本作の新海美冬のキャラも立っている。結末は美冬はだれかという謎が解明されないままであるが、黒川博行の解説では雪穂=美冬が暗示されている。
また「アーモンド形の目」という表現が何度も出て来るが、それが魅力的な目ということになるのだろうか。その点にやや疑問を感じた。
なお『白夜行』p543(文庫本以下同じ)。『幻夜』p103と同じ描写があり、雪穂=美冬を推定できる。ただし両作を詳細に読むと、雪穂と美冬には約5~6歳の差があるので、雪穂≠美雪ということになる。しかしこれは作者があえてぼかしているとも考えられる。
東野圭吾お得意の読者への挑戦であろう。以下年齢問題について若干考察を加えてみたい。「昭和四十九年の五月に小学校六年生」『白夜行』p228だった雪穂は、その前年の10月に起きた桐原洋介殺害事件の時には10歳か11歳となる。そして桐原亮司が自殺した年に、笹垣が「あの事件から十九年たった」『白夜行』p833と述べているので『白夜行』のラストで雪穂は29歳か30歳くらいとなる。また、昭和48年から19年経っているので『白夜行』のラストは1992年(平成4年)であることが分かる。『幻夜』の最初に阪神淡路大震災が起こっているので1995年1月。そうなると、この時の雪穂の年齢は32~33歳である。しかし『幻夜』では「女の年齢は二十代半ばに見えた」『幻夜』p22「髪を後ろで束ねた、二十代半ばぐらいの女だ『幻夜』p54とあり、雪穂の年齢と合わない。もちろんこれは、見た目からの推定である。その後、美冬の口から「ふうん、水原さんも二十八か」『幻夜』p69とあるので彼女はこの時点で28歳だと分かる。こうなると2人の年齢は合わないので、雪穂=美冬説は否定される。しかしこれも「ここでの年齢はあくまで自称であり、本当の年齢を隠している可能性がある」とも言える。また美冬は”本物の新海美冬”の年齢を言った可能性もある。このため、雪穂=美冬説の完全な否定にはならない。
なお「新海」という名字は長野県佐久地方がルーツと思われるので、それを踏まえているのだろうか。名字の設定は作家の自由なので、特定の意味のある名字でないほうがいいように思える。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))Amazon書評・レビュー:幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
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No.339:
(5pt)

綺麗な状態でした。

無事に届きました、有り難うございます!
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No.338:
(3pt)

白夜行に劣るが、読後は白夜行がより引き立つ

白夜行が10点満点の10点だとしたら、
幻夜は5点くらいでした。
白夜行を先に読んでおいて良かったです。
物語としてはそれぞれ独立してますが、幻夜だけを読んでいたら私だったら美冬にも感情移入出来ず、ただただ恐ろしい女の物語で☆1〜2にしたと思います。
幻夜は、なんちゃって白夜行だというワードを時々見ますが、白夜行を引き立たせる為の作品と思えば納得出来ます。
雪穂の太陽は亮司しかなれないし、雪穂と亮司の絆がどれほど強いものだったのか、幻夜を読んで再認識した気がします。
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No.337:
(5pt)

おもしろい

この作品は、次々に展開していって本当に面白い。読み応え十分です。
1年程前に『白夜行』を読んだばかりなのでその余韻が残ってるために余計に楽しめたのかもしれませんが
もし白夜行を読んでいなかったとしても評価は変わらないと思います。
是非、第3部を早く読みたい。
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No.336:
(4pt)

品質と納期

品質は良い物でした。
納期は注文時通りに届きました。
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No.335:
(3pt)

ラストがイマイチ

スラスラ読めたが、主人公2人に感情移入できなかった。あとラストがイマイチ。
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No.334:
(5pt)

非常に面白いです❕

今、読んでいる最中です。
ストーリーが面白くて、読書タイムが
待ち遠しくて、待ち遠しくて幸せ
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No.333:
(4pt)

浮かばれない

話としてはとても面白かったのですが、最後があれではあまりにも彼の魂は救われない。
第3部目を期待しますが、彼女には裁きの鉄槌を是非とも!
もうこれ以上ないという程悲惨な人生の後半を彼女におくらせて欲しい。
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No.332:
(5pt)

白夜行、三巻目を書かないのは、殺生だ

東野圭吾先生、3部作目を待っています。
これで終わったらどうにも気がすまない。

大体、大金を手に入れ大企業の社長夫人になった雪穂が亮司の自己犠牲で致命的な状況から脱していたはずなのに・・・

なぜ美冬にならなければならなかったのか、
それを明らかにしないのは、殺生だ。

白夜行からの読書は、みんなフラストレーションに違いない。

東野圭吾先生、三部作目では、きっちりとこの辺りを…
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No.331:
(5pt)

やっと買いました。

この分厚い?本を無料で届けてくれて助かります。すぐに届けてくれて有難うございます。
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No.330:
(1pt)

良い加減なショップ

中古本屋のネットオフリネットジャパンという社名(キチンと表記されてないから分からない)から購入した。良品とあったので購入したがポロポロ。折れてるし。ノリは剥がれてるし。ペラペラで読む気もしない。正直に粗悪品と明記しなさいよ。非常に気分が悪い。
が、東野先生は好きだからここでデトックスして心切り替えて読もう。
ショップも当たり外れあるから気をつけなきゃな。
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No.329:
(3pt)

うーむ

白夜行を先に読まないと、コレだけ読むと
只々恐ろしい女性の話になるかな
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))Amazon書評・レビュー:幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
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No.328:
(3pt)

ラストは物足りない

白夜で描かれていなかった主人公と実行役のやりとりがここでは詳細に表現されている。ラストは次作を睨んだ構想なのかもしれないが、私にはもう少し頑張って欲しかった。しかし、女は魔物、金取られないよう気をつけよう。
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No.327:
(4pt)

「白夜行」との関係は、カバーなどで最初から明らかにした方が良いのかも

この作品「幻夜」はネタバレにならないように紹介することが難しいのですが、おそらく他にも書いている方がいるように、この作品は小説「白夜行」を読んだ後で、予備知識はあまり仕入れないで読むのが良いのかもしれません。
ただしドラマ版の白夜行は、唐沢雪穂のキャラがプロデューサーの「雪穂をモンスターにしたくない」という意図によってキャラ変しているので、幻夜とはつながりにくいと思います。
以下ネタバレがあります。

この作品の主人公のひとり新海美冬として生きている女性(以下“美冬”と記載)が白夜行の雪穂と同一人物であるかどうかは別にして、この作品を読み始めてすぐに“美冬”が雪穂とうり二つのキャラクターを持つ悪女だと感じました。
一方でもう一人の主人公の水原雅也は白夜行の桐原亮司に比べると、亮司ほどスレてないというか、そこまでワルになりきれない男だと感じました。

白夜行では雪穂や亮司の心情や、雪穂と亮司が二人で会っている様子を基本的にまったく描かないので、そのあたりは読者が想像で補うしかなかったのに対して、幻夜では“美冬”はともかく雅也の細かい心情や、“美冬”が雅也を操縦して自分のために利用する様子が事細かく描写されます。

この辺りは白夜行でよくわからなかった点、たとえば亮司がなぜ雪穂にあんなに従順に従うのかとか、亮司が女性とSEXする際に決して精液を出さないことなど、疑問だったことの謎がなんとなく解けました。

一方で幻夜では“美冬”の悪女ぶりがこれでもかと細かく描写されるので、正直読んでいてウンザリして嫌な気分にもなりました。

この作品では“美冬”が描かれるような人格になった背景、少女時代・学生時代の様子などが一切描かれないのですが、私は最後にはそういったことが描かれると思って読んだので、意外に感じるとともに、内容的に記述が不十分なのではと感じました。

解説で書かれているようにこの作品は「白夜行」の第2部なのかもしれませんが、少なくとも作品中ではそのことを匂わせる記述はあってもはっきりとは書いてはいないと思います。
まさか解説も含めて作品が完成するというわけでもないでしょうし、また幻夜だけを単独で読む読者だっているはずです。

白夜行では雪穂は確か、小6で母親に金で売られて、複数の大人の男の性的な相手をさせられていたと記憶しますが、そういった背景が描かれたからこそかろうじて、大人になった雪穂の悪女ぶりにも最小限の共感あるいは理解が生まれたと思うのです。

対して幻夜では“美冬”が雅也と出会う以前の様子が一切描かれないので、このままでは“美冬”はそれこそただのモンスターになってしまい、シンパシーを感じることは困難でした。
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No.326:
(5pt)

白夜行の後に読んで欲しい

白夜行の主人公の一人を匂わせるストーリー展開と、読んだ人の書評。
作者自身は真偽に言及せず、そこがまた読者の想像力を掻き立てる事になって深みにハマる。
個人的には白夜行よりこちらの方が面白くて一気読みしてしまいました。
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No.325:
(5pt)

第三部も読みたい!

白夜行を読んだ後、幻夜も読んだ。
魔性の女を中心に様々な事件が発生、伏線が多すぎるくらいに落とされ、それを映画のようなラストスパートの中で一気に回収――。すごい、すごいです。
白夜行と同様に、美冬と雅也の心情に関する直接的なコトバは書かれないが、行動の記述によって、2人の心情が変化していくのが見どころ。

本書は白夜行の2部的な作品である。ラストはイイ意味でスッキリしなかった!
3部で続きを読みたい。
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No.324:
(4pt)

松本清張への挑戦?

不遇な生い立ちから、全てを手にしていく様子は、まるで松本清張の得意な演出で全てを失っていく物語の真逆をいくものである
そう思うまでは、結末にいら立ちを覚えたが
そう思ったら、結末も辻褄があうし、納得した自分がいる
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4087461343
No.323:
(5pt)

『白夜行』雪穂・亮司のリプレイ。面白い。

美冬に叔父を殺すところをを見られてしまった雅也。
その後何年も続く2人の関係性は、『白夜行』の雪穂・亮司を見ているようでした。

美冬が絡むいくつかの事件後には、美冬の邪魔者は追い払われ、美冬がそばに置いておきたい者はうまく懐柔されます。雪穂と同じように、人の操り方にかけては天下一品です。

『白夜行』を読んでから『幻夜』を読むと、途中で「あ、この事件は雅也の仕業だな」とか「美冬が絡んでて、この人は美冬から離れられなくなるんだろうな」ということは、予想できるようになります。
でも、物語の面白さは全く損なわれていません。読んでいるこちらも、美冬の美貌に翻弄されながら進んでいくような気もしました。

刑事・加藤の紆余曲折も見どころ。美冬が怪しいと思いながらも、なかなか事件の真相にたどり着けません。
しかも、上司が重要視していないので、加藤だけで非番の日も捜査します。

やっとたどり着いた800ページ弱の長い物語の結末。度肝を抜かれました。
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No.322:
(2pt)

最後がなぁ

最後の展開がもう少し突っ込んでほしい。謎の女が悪女でいいのだが。男を操る魔女、その魅力の書き方がいいだけに。
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4087461343

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