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(短編集)
御手洗潔と進々堂珈琲
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御手洗潔と進々堂珈琲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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島田荘司さんの「御手洗潔シリーズ」という推理小説の中の 前。探偵になる前の学生時代の物語り。 | ||||
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「ミステリー」と書いてあればミステリーだと思うでしょ。 御手洗物だからミステリーだと思うでしょ。 久しぶりに島田先生の御手洗ものでも読もう!と思えば、ネタバレが嫌だから、背表紙の編集担当者の簡単な解説のみ頼りに本を買うでしょ! 4つの短編~中編はミステリーではありませんし、「ミステリー(物語)」なんて宣伝してる担当者には「金返せ」と言いたい位です。 | ||||
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面白かったです。 島田荘司先生の作品の中で……比較的穏やかな時間の流れの作品だと思いました。 若い頃の御手洗さんに会える、そんな淡い期待を込めて購入しました。 まだ読み途中ですが、期待通りです。 是非……読んでください。 | ||||
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おなじみ「御手洗シリーズ」の1冊で、御手洗潔が京大医学部で学んでいたという設定に合わせ、個性のはっきりしない浪人生と御手洗が京大北門前のレストラン進々堂で出会い、語り合うという体裁の中短編が4本。他のレビュアーも書いておられるとおり、ミステリーとしての仕掛けやなぞ解きはほとんどなく、往年のシリーズからすると拍子抜け。とはいえ、それぞれ京都が語りの舞台になっていて興趣がなくはなかった。 各編に登場するのは、進々堂のほか、堀川一条の戻り橋、京福電車と嵐山など。ミステリーではないので、ほかのことを示すと、例えば、第二次大戦中のインパール作戦には、京都出身者からなる第15師団(祇園祭にちなんで「祭兵団」と呼ばれた由)が加わり、その多くが過酷な行軍・退却の過程で戦病死した。あるいは、ソメイヨシノは江戸の篤農家が品種改良で開発した「大量の花を爆発的に咲かせる異常なサクラ」であり、しかもこの新品種にはサクランボが成らないので、接ぎ木などで移植された「クローン」ばかり、とか。本筋から離れたそんなエピソードが印象に残る程度、ということで、大甘ながらも☆は三つ。 | ||||
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御手洗を語り部にした異国情緒あふれる短編集。 注意すへきはミステリーではないことで、そこを勘違いして読むと、がっくりくると思います。 ただ、そのことを理解して読めば、大学時代の少し素直な御手洗潔だったり、島田荘司の世界観、歴史観にはっとさせられるはずです。 これはこれで、楽しめました。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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京大そばの珈琲店「進々堂」で、京大目指して浪人中のサトルが若き日の御手洗から聞く、外国の物語。 って設定に、珈琲好きの自分としては、期待膨らませて買った1冊。 なんだけど・・ 冒頭の掌編「進々堂ブレンド1974」(冬。サトルが語る思い出話。日本海沿い:S市舞台の淡い恋)からして、小粒で中途半端でパッとせず。。 2編目短編「シェフィールドの奇跡」(初秋。学習障害の重量挙げ選手の話)は、偶然が出来過ぎ観で、もやっと。 3編目中編「戻り橋と悲願花」(秋。戦中〜戦後、風船爆弾と彼岸花の話)は、重たく・湿ったい。 巻末中編「追憶のカシュガル」(春爛漫。大戦直前のカシュガルの様と、踊り子と桜と京都… 二つの「千年の都」を重ね合わせる) 戦争の話のバリューが大きすぎる。。このタイトルで、そんなヘヴィーな話のダンゴとは予測つかなかったし、「そうと分かってたらまず買ってない」ので・・ 「タイトル詐欺」な気が。。 収録作の中では、単行本表題作だった「追憶のカシュガル」が一番読める。 読めるんだけど・・ 終始【カギカッコで括られ・何頁にも渡って延々と続く御手洗の台詞】で進行していて、気になった。 ( “物語時点現在の京都で交わしてる台詞” が所々挟まるから、余計に…) その長大な台詞の中身が、「カシュガルの老人が明かした昔語り」で、 かつ、物語全体の語り手(綴り手)は、御手洗ではなく「それを聞いていたサトルの回想」・・という形式を取る〜。 回想の伝聞のそのまた又聞き。。(ややこしくも、まだるっこしい構造…) 魅惑的な踊り子。彼女に恋した青年。突然現れ、彼女の心を捉えてしまったハンサムな日本人。嫉妬心から青年がしてしまった事と、その代償。題材はまあいいと思うんだけど、「本題の前後」が冗長にすぎ、結末もどうも切れ味鈍く・物足りない。 戦争も美貌の踊り子も、熱くぎらぎらと凝縮し・幻惑的に織り込んで・切れ味鋭い、中島らものアジアな短編集『エキゾチカ』を懐かしんでしまったとともに、 「それで……結局サトルは京大合格したの??(何浪?)」 読後感のよくない話が続いた末、放置エピとともに中途半端に放り出される。 | ||||
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表紙やタイトルがまるでライトノベルのように改変されているが 「進々堂世界一周 追憶のカシュガル」の改題。 括弧までつけて「ミステリー」を謳っているがミステリー要素は薄く、 島田もすっかり衰えたなと思う他無かった。 | ||||
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小学生の時に手に取った「占星術殺人事件」を読み、御手洗潔シリーズを読んできました。シリーズで最後に読んだのは「異邦の騎士改訂完全版」講談社文庫だと思います。調べたところ1998年の出版だそうですから、もう17年前なんですね。最近、WEBの書店で本を購入する機会が増え、サジェスト機能でおすすめされる本を買うこともちらほら。先日、某ネット書店で買い物をしていた際、おすすめされたのがこの「御手洗潔と進々堂珈琲」でした。 「御手洗潔」の文字を見て、猛烈に懐かしくなり、思わずポチり。久々に御手洗さんに、石岡くんに会える!と思ってドキドキしながらページをめくりました。 小学生の時は、御手洗さんや石岡くんははるか年上でしたが、いつの間にか同じくらいの年に?いや、もう年上かもしれない、そんなことを思いながらページをめくりました。 この本は短編集で、4つの話が収録されています。残念ながら石岡君は出てきませんでした。 最初の2話は30P、50Pと短めなのですが、3話目の「戻り橋と彼岸花」と4話めの「追憶のカシュガル」が120ページ超と長めの話です。学生時代の御手洗が、旅行先で会った人の話などを回想する形式で、ミステリーでもなんでもありません。驚いたのが3話目の「戻り橋と彼岸花」で、いわゆる「在日韓国人」の老人が御手洗に語ったことを御手洗がそのまま語るのですが、これがもう、いわゆる「捏造従軍慰安婦話」のような内容で、朝鮮半島から女子挺身隊として動員された姉にくっついてやってきた男の子が、いかに日本人に酷い目にあったのかということを語るのですが、これがもう、笑い話でしかありません。朝鮮人が挺身隊で動員されたのは、日本軍が劣勢にたたされた後になるのですが、日本人は白米を思う存分食べ、朝鮮人(当時は日本人でしたけど)は殆ど食べ物がないとか、奈良県のナラは「ウリナラのナラ」で、もともと朝鮮人の~とか、いわゆる「ウリナラ起源説」のようなトンデモ話を御手洗が滔々と語るのです。え?御手洗ってこんな人だったの?と呆れると言うか……。御手洗潔って、こんな人だったっけ?と。昔、好きで読んでいた私は何も知らないから御手洗のトンデモなところを見逃していたのかなんなのか。 正直なところ「戻り橋と彼岸花」を読んで、憤る方も多いのではないかと思います。しかし、一つ、秀逸だと思ったのは、話の中に登場するビョンホンというその話の主人公が、彼岸花は朝鮮半島由来の花で彼岸花が咲いているところは朝鮮のものだと主張します。アメリカにも彼岸花が咲いているところがあり、そこも朝鮮なんだ、と言うのですが、現在、対馬にやってくる韓国人が、勝手にムクゲの花(韓国の国花らしいです)を植えて、「ムクゲが咲いているからここは韓国の土地だ」などと主張していると聞き、植物を勝手に植えてそこを自分のものだと主張する韓国人の習性を御手洗が面白おかしく語っているのかとうがった見方をしてしまいました。 4話目の「追憶のカシュガル」は、「彼岸花~」ほどあからさまな日本批判は出てきませんが、「ソメイヨシノは済州島起源」だとかまたしても「ウリナラファンタジー」炸裂な箇所がありました。P291で、4話目の主人公の老人が御手洗に「君は日本人ではないのか?」と聞き、御手洗は「ぼくは驚き、そうだと言ってうなずいた。『やはりな』と老人は言った」というくだりがあるのですが、御手洗さんって、日本人じゃなかったんですか? 知らなかった……。思想の違いはともかくとして、ミステリーだと思って手に取ったら、ミステリー要素は0で拍子抜けしたことを差し引いても、話として面白いとは思いませんでした。 昔は本当に好きだったのにな。今回、失望しすぎたので、もう手に取ることはないでしょう。 | ||||
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御手洗の新作!?と入荷待ちまでして読んだのですが大学時代の御手洗という事でひねくれた喋り方もしないし 完全にただの大学生です。 世界一周帰りの御手洗が話す4つの話ですが殺人等が起きて御手洗が解明するような話は0です。 世界で出会った人々の〇〇話とでも言えばいいのか正直御手洗じゃなかったら手を伸ばしてないです。 2話目までは普通に読めましたがあとはパラパラ読みでした・・ | ||||
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