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(短編集)
ヴィク・ストーリーズ
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ヴィク・ストーリーズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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どうしてもヴィクの魅力がこっちに伝わらないんだよなぁ。面白くないわけじゃないんですが、こころの起伏を全然作ってくれない。へぇーと思ったのが、ヴィクが歯ブラシを借りて歯を磨く場面。ものすごく不思議な気がしました。 | ||||
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ヴィクのシリーズの短編8編を集めた短編集。 普段、長編小説を書いている人が短編小説を書くにあたっては様々な理由や経緯があると思いますが、パレッキーの場合はどうかというと、多分ですが、ミステリの雑誌から短編を書いてくれとの依頼があったからという単純な理由ではないかと思いました。というのも、収録作品全てがシリーズの長編とあまり変わらない高水準の出来だからです。一篇一篇書き込むスペースはありませんが、どの作品も短編だからというだけで手を抜かずに集中して書いた事が判る、出来のいい短編集でした。 訳者あとがきを読むまで気づかなかったのですが、一編だけ、ヴィクの一人称ではなく三人称で書かれた作品があり、ちょっと驚きました。普段は一人称でヴィクの精神世界だけが描かれてきたシリーズに客観性を導入して、ヴィクの人物像を客観的に表現したかったのかなと思いました。訳者の方は違和感を抱いているそうですが、個人的には興味深かったです。 短篇の才能があるのが判る好短篇集。機会があったら是非。 | ||||
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昔、とある若者向けの書籍情報誌にこの<V.I.ウォーショースキー>シリーズのヒロイン・ヴィクを指して「無理しすぎていて読んでいてつらい」というような感想を述べた書評家がいた。私はそれを読んで「この書評家は、家庭できっちり大事に守られている人なんだろうなぁ」と感じた事を覚えている。 自分を守ってくれる存在がなければ、自分自身で強くなって己が身を守らねばならないのが自明の理と言うものだろう。あの書評家は、真実に気づかず今も同じ意見を持っているのだろうか。 本書はシリーズ初の短編集である。が、それぞれの話の中でヴィクの奮闘ぶりは健在。自分のボスは自分である。だから、自分自身の責任を全うし、きっちりと仕事の片を付けねばならない――たとえボロボロにな!っても…。言葉にするほどそれは生易しい事ではない。大事に守られている人間なんかにこのシリーズを貫くヴィクの本質がわかってたまるものか。 守ってくれる者がいない人間に、いつだってヴィクは勇気をくれる。 | ||||
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ご存知、ヴィクことV.I.ウオーショースキーというシカゴの女探偵の短編集、プロフェッショナルでありながら、魅力的な人間味あふれる彼女のお話です。 | ||||
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