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悲嘆の門
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悲嘆の門の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全138件 61~80 4/7ページ
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| 現実も、異世界も、大事なのは「舞台」よりも描かれている「人」で、その点で宮部みゆき作品の凄み、迫力は圧巻です。面白かった。 | ||||
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| 文庫本の帯を見て、3巻まとめ買い。上巻は緊張感を持ちつつ、この後どうなっていくのか…。と楽しみに中巻に突入。その1ページ目で、あえてレビューなど見ずに買った自分はすごく後悔しました。出版社は売るために帯をうまく書いたものだな、と思いました。自分が悪いと言えばそれまでですが、これからこの作家には気をつけようと思いました。本を買ってこんな気分になったのは初めてです。 | ||||
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| 上巻はおもしろかったが、中、下巻はつまらないところは飛ばし飛ばしで読みました。 | ||||
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| 上中下と3巻あるのですが、なんの前知識もなく宮部みゆきだー。読んでみるか、って感じで手に取りました。上巻は3巻もあるので、人間関係や謎などを深く追って行く感じでどんどん読み進みました。 中巻へ続くの時もへ! まさか宮部みゆきはそんなはずないと思って中巻へ まさか宮部みゆきがこんな物語書くの?! って感じでした。他の方も言ってるとうりファンタジー要素が入ってきます。 でもわたしはその中でも言葉の使い方にとても感動しました。とても哲学的で目を白黒させながら読みすすみました。 宮部みゆきの言葉のチョイスに感動しながら中巻下巻後半まで読み進みました。 最後の方はなんだかな。でしたけど、 読まなければよかったとは思いません。 時間がある方は言葉のチョイス、響など面白いと思います | ||||
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| 通勤や帰宅後の少ない時間で、あっという間にページが進んでいく。 書き手の技術というより、内容がかなり薄いせいだ。 この著者の本で、こんなにページをめくる手が速かったことは無い。 あっという間に3冊を読み終えた。 実際のある会社で調査されたようだが、そういった重みは加わってはいなかった。 勘違いのアルバイト君が、会社の業務や仕組みをうまく理解出来ていない 感じしかしなかった。 中巻のレビューで触れた「英雄の書」は、本作よりも前に出ていたらしい。 最後の解説の中で、武田徹氏が選考する書として記載していた。 第一の事件についての起債や、森永の犯した事件については 流石に慣れていてうまく描けているのに、全体としては、 全然味がまとまらない料理のように後味が悪い。 大御所になりすぎて、誰もアドバイス出来なかったのか・・・?? レビューを記載する毎に☆が減る、残念としか言いようのない作品だ。 | ||||
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| 「言葉」という日常何気なく使っているものが、こんなにも深く心に影響され、蓄積され、良くも悪くもなっていくのだということを納得させられたように思います。 | ||||
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| 本書の最後で、不可思議な物体の正体が分かるのが中編だと引っ張られて終わる。 身近で起きた誹謗中傷は収まったに見えたが、本当のところはどうなのか?? クマーと三島と少女と都築で描こうとしているものは?? 本屋では、結構な勢いで平積みされている。 確かに、数が安定してさばけるとか、そこそこ納得してもらえる 等の要素もあるのだろうなと眺めていたdが、割とレビューはシビアなようだ。 本書で、もやっとしていたものが、中編では決定的になる。 キャラクタの多様性があるようで実は画一的な面があることだ。 読むスピードが速くない人で、特に著者の本を読みたいという事で 無ければ、あえてチョイスする必要はないかもしれない。 3冊も読んで時間がもったいなかった、という事になって欲しくない。 ただ、独自の世界観を見せてくれる著者の感性は、 本作でも感じられると思う。 レビューしている私自身がまだ、全体のようやく真ん中に到達した段階。 今後、どうなります事か・・・。 | ||||
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| 謎の物体だったものの正体が明らかになるとともに、 新しくストーリーに影響を与えるキャラクターが登場した。 社長とガラと呼ばれる存在、双方が同じく美形であることは 最後の方で、それが言いたかったからだったのかとわかるものの でも必然ではないのでは??と疑問に思った。 何故なら女性陣は美形ばかりが登場するように思えるから・・。 不思議な世界が関係する話なので(ここまで不思議と知っていたら 買わなかったかも・・)話しがすぐにストンと入ってこないが、 詳細に描いている周辺状況でアラが目立つ。 とりあえず良しとして下巻を購入した帯には、 アナザーストーリーの英雄の書(上・下)の案内が・・・。 それはちょっとやり過ぎというか、酷いなぁとげんなりした。 そこまでの作品ではないでしょう・・・と。 全体のレビューの点数が全て物語っていると思う。 | ||||
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| 宮部みゆきさんの長編に大きな期待をもって読み始めたのですが・・・。『悲嘆の門』上は三島幸太郎がネット会社のアルバイトのhなしがだらだら。やっと下巻になってガラとかいうバケモノが登場。連続殺人事件と思われたものがそうでなかったこと、アルバイト先の社長が男がらみで彼女の友人に殺されたこと。まあ、ここまでは良いとして、柄の力を借りて「狩りをする」ところになると現実離れしていて・・・。現実離れしていても、いいのだけど、無理やりに辻褄をあわせようとしているところが物語に浸れなかった。柄が血胸はぞ便の子どもを救出するために品減の欲望の力をあつめていたんだというおちはおそまつすぎる。これほど長々と紙面を無駄に使って読んだ後、貴重な時間を返せと言いたかった。時間が大切な人にはお勧めでいない1冊です。人気作家といえども、ネタ枯れなのかなぁ。 | ||||
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| プライベートで色々あり、気晴らしにたまたま読んだ本。 とてもいいタイミングで読む事が出来て感謝です。 口から出た言葉は全て人の残滓となって残っている。いい事も悪い事も口から出た言葉は、元に戻すことは出来ない。自分が言った全ての言葉が私をつくっている。 私は鬼かもしれない。 人は業を背負って生きている。 これからも鬼として、生きていくのか、人に戻ろうとして生きていくのかは自分次第。自分の放った言葉次第。 | ||||
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| ミステリ小説だと思って読み始めたらびっくり。 ファンタジーで現実離れしすぎていて、ちょっとついていけなかった。 あっちの世界がなんかわかりずらい。 魔法使いとかよりもありえないゲームの世界観でした。 最後まで読んだら普通におもしろかったです。 好みは分かれそうです。 ファンタジー好きじゃないとだめかも。 | ||||
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| インターネット監視会社クマー、平凡なアルバイト学生、連続殺人事件、年老いた元刑事…インターネット社会に巣食う悪意を宮部みゆきが描いたらどんな現代サスペンスになるのだろう!?と、ワクワクして(期待して)読み始めると、完全な肩透かしを喰いますので注意が必要かも。 上中下巻ラストまで読みましたが、ここまでファンタジーとは思っていなかったので少々戸惑いました。 下巻辺りから「英雄の書」にあるような世界観の中にどっぷり浸ってしまうので、理解し易かった現代的な物語がいきなり難解で複雑になり、読み難くなっていきました。「?無名の地とか無名僧って、確か前に読んだような?」と、英雄の書と世界観が続いているとは知らず読み初めてしまったので(読み返してから読むべきだったかもと)ちょっと後悔しています。 感想としては、面白かったし泣ける箇所もあり良かったのですが…現代的なサスペンスとファンタジーを交錯していく過程に少々違和感があり、それが途中読みづらくなってしまった原因かなと。宮部作品の大ファンなので、今回はちょっと残念でした。 | ||||
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| 上中下巻まとめての感想です。 宮部作品にはハズレが少ないと思っていましたが、本作はかなり読者を選ぶ内容となっています。 サイバーパトロールや連続殺人といった題材からミステリーやサスペンスを期待しましたが、実はファンタジー色がかなり強いです。 主人公の大学生が、ガラ(翼を持った女戦士)の力を借りて連続殺人犯を突き止めようとする展開は 漫画の「デスノート」や「寄生獣」あたりの影響も感じさせ、ファンタジーが苦手な自分でも意外と面白く読むことが出来ました。 実写映画化する時はハリウッドでないと手に負えないかも知れません。 | ||||
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| 3巻まとめての感想です。 上巻はいつもの宮部さんらしいミステリーっぽく始まりましたが、中巻に入り従来の彼女の作品で登場するようなフィクションを大きく超えた荒唐無稽すぎるファンタジー(?)あたりからもうついていけなくなり、読み進むのがとっても苦痛でした。 下巻はファンタジーというよりまるでアニメかゲームの阿呆らしい世界です。 若い読者に迎合する戦略か、それとも初めからCGを多用した映像化を狙ったものでしょうか? いずれにしてもいい年をした大人の読み物ではありません。 宮部作品は昔からたくさん読みましたが、この人はもう終わったなーというのが正直な感想です。 | ||||
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| 3巻まとめての感想です。 上巻はいつもの宮部さんらしいミステリーっぽく始まりましたが、中巻に入り従来の彼女の作品で登場するようなフィクションを大きく超えた荒唐無稽すぎるファンタジー(?)あたりからもうついていけなくなり、読み進むのがとっても苦痛でした。 下巻はファンタジーというよりまるでアニメかゲームの阿呆らしい世界です。 若い読者に迎合する戦略か、それとも初めからCGを多用した映像化を狙ったものでしょうか? いずれにしてもいい年をした大人の読み物ではありません。 宮部作品は昔からたくさん読みましたが、この人はもう終わったなーというのが正直な感想です。 | ||||
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| 3巻まとめての感想です。 上巻はいつもの宮部みゆきらしいミステリーっぽく始まりましたが、中巻に入り従来の彼女の作品で登場するようなフィクションを大きく超えた荒唐無稽すぎるファンタジー(?)あたりからもうついていけなくなり、読み進むのがとっても苦痛でした。 下巻はファンタジーというよりまるでアニメかゲームの阿呆らしい世界です。 若い読者に迎合する戦略か、それとも初めからCGを多用した映像化を狙ったものでしょうか? いずれにしてもいい年をした大人の読み物ではありません。 人生、読める本の数は限られています。もう宮部みゆきでその時間を潰したくない。 | ||||
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| 上中下巻読み終わっての評価です。 ※下巻は一部ネタバレがあります。 上巻はいつもの宮部みゆきさんらしく、つかみは最高で次の展開が気になりすぐに中巻に行きました。(星4) 中間はいつもの宮部みゆきさんらしくなく中ダレすること無く(笑)、次の展開が気になりまたすぐに下巻に行きました。(星4) さて、下巻ですが、いつもの宮部みゆきさんらしく急展開&怒涛の後半戦できれいに終わったのですが、自分の中では話が飛び過ぎてついていなかった事と、悪い事(独善的)をして帰って来られなくなったと思ったら、最後は救われて帰って来られた所が、悪い事をした人間には必ず報いを受けさせる(切り捨てる)のが宮部みゆきさんだと自分は思っていたので、すっきりしませんでした。 ただ、この結末にしたのは、本当に切り捨てるだけでいいのだろうかと色々と考えてもらいたいとの思いだと自分は感じました。(星3) | ||||
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| 宮部みゆきファンです! 購入し、一気に読了しました。 ただ、領域のあたりがいまいち掴めず、頭の中には「???」がいっぱい。 「英雄の書」が前提だったのかーーーーー! これは読まねば。と思っている私です。 もちろん読まなくてもストーリーに問題はありません。だけど、より深く入り込みたいので今度読みます。ただ、前のクロスファイアのときもそうでしたが、前提本があるのなら帯にでもいいから記入していてほしい。。。 内容については、上巻の途中までは普通のミステリーモノかと思っていたのですが違っていましたね。 連続切断魔が誰なのかも気になりますが、まさかの裏切り。。 そして主人公の選択も意外性がありましたが、なんだか腑に落ちないような部分も少々。 とりあえず、あちらの領域についてなどもっと知りたいので、「英雄の書」を読んで読みを深めます! | ||||
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| 多くの人と同様に、社会派ミステリーと思って購入。 ガーゴイル象が、なんらかのトリックではなく、本当に動くモノだったと知った時はあんぐりでしたが 着地点の気になり度と、リーダビリティの良さで、ぐいぐい読み進んだのは確か。 ”物語”としては、”連続殺人”と捉えられた事件が、そうではないと次々解体されていく過程が興味深く読めた。 これは新しいのではないか? サイバーポリスの描写も、ちゃんと取材を通して描かれていて、「勉強されたなー」と安心して読めたし。 一方のファンタジー要素ですが・・・あっちの”領域”が荒唐無稽過ぎて、ちょっと入り込めないですね。 「英雄の書」を読んでいれば違ったのかもですが、読後では逆に、そっちを手にしたいとも思わないし。 終盤のあちらの領域において、本丸に辿り着くまでのエリアは、 なんとなく「ブレイブストーリー」の終盤に出てきた世界に近いような気がしました。 うーん・・・まぁ映像化したら面白いんじゃないでしょうか。 ”スタンド”チックな自分の背負う影の具現化とか・・・。 | ||||
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| 「英雄の書」より遥かに面白かった。 ―というような〈言葉〉を、作者は欲していたのかもしれない。いや、ホントに面白かった。前回が物語と言葉をめぐる概念の「思想書」だとしたら、今回はその思想に影響を受けた人々の「実践の書」であり、人々に普及するための「物語」でもあるだろう。 ―前回は少し難解だったかもしれない。今回はエンタメに振り切ろう。 ―そう作者が考えて、それを実践したようにも思えた。 たいへん面白い物語を紡いだ作者に言いたい。やはり貴女(あなた)が一番物語を〈渇望〉している。その証拠に、こんな物語世界を実現させても、まだ満足していないでしょ?この30年間で紡いだ貴女の〈物語〉を、ガラの眼で見ればどんな形をしているんだろ。貴女が心配だ。この巨大な〈物語〉に、貴女は潰されることはないのだろうか。 「あれからいろいろ考えたよ。それで ―思うんだ。ガラが君に教え、君がいろいろ経験してきて思う、その〈言葉〉と〈言葉の残滓〉のことをね、昔から人は、こう呼んできたんじゃないかねえ」 業、と。 「人の業だよ。生きていく上で、人がどうしようもなく積んで残してゆくものだ。それ自体に善悪はない。ただ、その働きが悪事を引き起こすこともある」(376p) 作者とは全く関係ないけれども、年末年始にかけて、今年も様々な事件が起きた。言葉を操って自殺願望者を引き寄せ連続殺人をした男に影響を受けたのか、その模倣犯が未遂で捕まった。自殺願望者たちが道行の結果1人だけ生き残った。またこの小説の中にもあるように、親族同士の諍いの末に幾つもの殺人が起きた。 第三者の私たちにとり、小説世界の殺人も、ニュースとして見聞きする殺人も、「情報としては等価だ。ーこれって、〈物語〉じゃないか。」(195p)と、孝太郎同様、私も思う。 だから、貴女は最後に〈メッセージ〉を残したのだろう。物語の行き着く先は、そうでないとならないのだと。 「ここが〈輪〉だ。物語が続き、命が巡り、祈りが届き、嘆きが響く。ー〈輪〉の小さき子よ、生きなさい。」(386p) | ||||
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