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孤島パズル
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孤島パズルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 61~72 4/4ページ
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本書、「孤島パズル」は、 「月光ゲーム」「双頭の悪魔」の3部作の2作目です。著者と同じ名前の 有栖川有栖(学生)と、先輩の江神二郎氏が 活躍するシリーズです。「月光ゲーム」の登場人物+新しい人物がでてきます。 謎解きは私は、だいたい分かってしまいました。でも、謎解きよりも、美しい描写・殺人の動機・その人達の過去 なんていうか、人それぞれが持っている影の部分を 上手に描いています。読んで損なしです。 ただ、「月光ゲーム」から順番ですから! | ||||
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本書、「孤島パズル」は、「月光ゲーム」「双頭の悪魔」の3部作の2作目です。著者と同じ名前の 有栖川有栖(学生)と、先輩の江神二郎氏が活躍するシリーズです。「月光ゲーム」の登場人物+新しい人物がでてきます。謎解きは私は、だいたい分かってしまいました。でも、謎解きよりも、美しい描写・殺人の動機・その人達の過去なんていうか、人それぞれが持っている影の部分を上手に描いています。読んで損なしです。ただ、「月光ゲーム」から順番ですから! | ||||
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小説の出来は素晴らしいです。 読んでおいて損はありません。出来れば、学生のうちに読んで欲しいものです。そしてこの本にはもうひとつ、注目すべき点があります。 それは光原百合さんの解説です。 かつてミステリの解説においてこんなものがあったでしょうか! ご本人も書かれていますが、まさしく「江神さんへのラブレター」なのです。 光原さんの最大の魅力であろうあの優しい文章で、 江神さんについて徹底的に語り尽くされています。 他の作品で江神さんを気に入った方、単行本で読んでいる方は是非読んでみて下さい。 多いに共感できるでしょう。私もそうです。 | ||||
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小説の出来は素晴らしいです。読んでおいて損はありません。出来れば、学生のうちに読んで欲しいものです。そしてこの本にはもうひとつ、注目すべき点があります。それは光原百合さんの解説です。かつてミステリの解説においてこんなものがあったでしょうか!ご本人も書かれていますが、まさしく「江神さんへのラブレター」なのです。光原さんの最大の魅力であろうあの優しい文章で、江神さんについて徹底的に語り尽くされています。他の作品で江神さんを気に入った方、単行本で読んでいる方は是非読んでみて下さい。多いに共感できるでしょう。私もそうです。 | ||||
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月光ゲーム」に続く作品。勿論各々読めます。 今回は英都大学推理研は新たにマリアを向かえ、少々雰囲気が変わって登場。なんか空気が入れ替わった感じ...? 失礼、部長(笑)。 今回はモチさんと信長さんのかけあいが見れなくて寂しいっス。 孤島をおそう台風、島中にちりばめられた謎、まるで全てがパズルのピース。 犯人の手の中でもてあそばれてるかのような錯覚さえ覚える、やはりここでも感じるのは、浮かぶのは「戦慄」という言葉。 語彙貧困というよりは、そうとしか言いようないんでせう。自称物書きとしてはそこんとこ強調(爆)★ 最初はマリアを受け入れづらいんですが、気づくと大切。 凶器がライフルというあたりも素晴らしく怖いし、絵描き殿も切ない。マリアは、かわいそうだ...。 でもなにより苦しいのは、痛いのはやはり犯人。 どうしてアリス先生の作品はこうなんだろうなぁ...なかなか哀しくなるミステリってなかろうに。 そしてこのシリーズはどこまでも本格ですね。 私は江神氏がアリスに向かって推理を語ってゆくところが好き。 「俺をとめられなかったな...」 江神氏の言葉が好き。 アリスはいっつも苦しいね...あなたみたいな人がいたら、そばにいたいと思うよ。 江神さんは憧れですもの。狙うはマリアの地位なようだ。 | ||||
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月光ゲーム」に続く作品。勿論各々読めます。今回は英都大学推理研は新たにマリアを向かえ、少々雰囲気が変わって登場。なんか空気が入れ替わった感じ...? 失礼、部長(笑)。今回はモチさんと信長さんのかけあいが見れなくて寂しいっス。孤島をおそう台風、島中にちりばめられた謎、まるで全てがパズルのピース。犯人の手の中でもてあそばれてるかのような錯覚さえ覚える、やはりここでも感じるのは、浮かぶのは「戦慄」という言葉。語彙貧困というよりは、そうとしか言いようないんでせう。自称物書きとしてはそこんとこ強調(爆)★最初はマリアを受け入れづらいんですが、気づくと大切。凶器がライフルというあたりも素晴らしく怖いし、絵描き殿も切ない。マリアは、かわいそうだ...。でもなにより苦しいのは、痛いのはやはり犯人。どうしてアリス先生の作品はこうなんだろうなぁ...なかなか哀しくなるミステリってなかろうに。そしてこのシリーズはどこまでも本格ですね。私は江神氏がアリスに向かって推理を語ってゆくところが好き。「俺をとめられなかったな...」江神氏の言葉が好き。アリスはいっつも苦しいね...あなたみたいな人がいたら、そばにいたいと思うよ。江神さんは憧れですもの。狙うはマリアの地位なようだ。 | ||||
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私も一緒に南の島でサイクリングをしているような気分になりました。有栖川氏の作品は、推理はもちろん面白いんですが、一つの小説としても楽しめるところが好きなのです。登場人物の面白さ、アリスの一人ボケ一人ツッコミ。アリスの推理はなかなか当たらないんですけど、この小説を面白くしてるのはやはり彼の存在。これからもどんどん面白いシリーズを書き続けてほしい。 | ||||
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私も一緒に南の島でサイクリングをしているような気分になりました。有栖川氏の作品は、推理はもちろん面白いんですが、一つの小説としても楽しめるところが好きなのです。登場人物の面白さ、アリスの一人ボケ一人ツッコミ。アリスの推理はなかなか当たらないんですけど、この小説を面白くしてるのはやはり彼の存在。これからもどんどん面白いシリーズを書き続けてほしい。 | ||||
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はっきりいって、地味です。でも面白いです。 でも地味だってことはリアリティがあり感情移入もできるって事です。 南の島に行ってみたい、ちょっとそんな事を思った作品でした。 | ||||
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はっきりいって、地味です。でも面白いです。でも地味だってことはリアリティがあり感情移入もできるって事です。南の島に行ってみたい、ちょっとそんな事を思った作品でした。 | ||||
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推理小説に何を求めるのか?人によってこの答えは様々だと思うが、私の場合、いかに日常を忘れて「その世界」にのめり込めるか、という点に最も重点を置く。その条件を満たす推理小説とは、「無理がない」「主人公に感情移入できる」「文章がうまい」「独特の世界を構築している」という4つの条件を満たすものである。有栖川有栖の推理小説はその4つを満たしている場合が多く、特にこの「孤島パズル」をはじめとする、いわゆる青春三部作といわれる作品群は「主人公への感情移入」という点で出色の出来だと思う。この作品では、題名の通り、主人公の学生・アリスがおなじみのマリアや江神部長らと孤島にて謎解きに挑む、というややベタなシチュエーションではあるが、若きアリスの心情が物語の横糸と!なり、同世代の人間にとっては共感を、上の世代の人間にはノスタルジーをかき立ててくれる。もちろん謎解きも本格的ではあるが、やや詰めが甘く、途中で先が読めてしまうのが★一つ減らした理由。ともあれ、読み返すごとに初恋の人とこの島へ行きたくなってくるような、力強い秀作だと思う。 | ||||
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推理小説に何を求めるのか?人によってこの答えは様々だと思うが、私の場合、いかに日常を忘れて「その世界」にのめり込めるか、という点に最も重点を置く。その条件を満たす推理小説とは、「無理がない」「主人公に感情移入できる」「文章がうまい」「独特の世界を構築している」という4つの条件を満たすものである。有栖川有栖の推理小説はその4つを満たしている場合が多く、特にこの「孤島パズル」をはじめとする、いわゆる青春三部作といわれる作品群は「主人公への感情移入」という点で出色の出来だと思う。この作品では、題名の通り、主人公の学生・アリスがおなじみのマリアや江神部長らと孤島にて謎解きに挑む、というややベタなシチュエーションではあるが、若きアリスの心情が物語の横糸と!なり、同世代の人間にとっては共感を、上の世代の人間にはノスタルジーをかき立ててくれる。もちろん謎解きも本格的ではあるが、やや詰めが甘く、途中で先が読めてしまうのが★一つ減らした理由。ともあれ、読み返すごとに初恋の人とこの島へ行きたくなってくるような、力強い秀作だと思う。 | ||||
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