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死のドレスを花婿に
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死のドレスを花婿にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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この本を読んでいるとき、何かほかの作品が頭によぎりました。 それはS・キングの「ミザリー」です。 そのミザリー的なものが、この本を読んでいるとふつふつと精神に湧き上がってきました。 この残虐さ、なんでしょう!?他のレビューアーが指摘する通り、すこし非現実なところはありますが、しかしながら、犯人の緻密な犯罪性に満ちた行為はミザリーばりですね。 先の展開が気になって、病的に読み進めてしまいました。 | ||||
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その女アレックスを読んで読みたくなって購入しました。 入り込んで読みました。 | ||||
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「その女、アレックス」の作者の著書で、小柄な刑事が登場しない始めの作品です。 とにかく面白いので一気に読めます。 | ||||
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いわゆるどんでん返しモノといっていい。ベン・アフレックの映画『ゴーンガール』を楽しんで見た方なら、きっと面白いのではないかと思う。ただ私は、どんでん返しそのものよりも、主人公のソフィーに起こる大小の「おかしなこと」の積み重ねが、最後には立派な狂気を生むその過程を描く上手さに魅せられた。「絶対ここにしまったはずのものがない」「間違いなく予約したレストランの予約日時がズレている」「仕事で犯すはずのないミスが起きる」そしてとうとう「記憶がないのに、起きたら目の前に死体がある」じわじわとこみあげる「自分は狂ったのだろうか」という不安。 人の執念や悪意が、もはや悪気がないように見えるほど「当たり前のこと」にまで肥大化してターゲットをむしばむ様子は、胸が悪くなるほどリアル。個人的には『その女アレックス』のほうが小説として華やか(という表現が適切かはともかく)で好きだったが、こちらも3日で読むくらい面白かった。最後にこれはじゃっかんネタバレにつながりうるコメントだが・・・・・ソフィーのお父さん、ナイスです。このオチは好きでした。 | ||||
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最初の「ソフィー」の章を読んでいるときは、錯乱していく女性の話かと思いつつ、ちょっと退屈とか思っていたけれど、次の「フランク」の章に入って、「ええっ、そうだったの」という感じで、物語がまったく別のものになった。 この点は『その女アレックス』に似ているけれど、章が変わるたびに逆転が起きるのは本作の方が上。 最期まで読者に予想させないのはお見事です。 | ||||
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の文庫化。 アレックスの二転、三転する物語に翻弄されたものには、外せない一冊、さらにアレックスで大活躍の史上最低身長警部の続編もやってくる。 それまでにかたずけねばならない。 | ||||
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ずば抜けて頭のいい2人の真剣な頭脳戦、神経戦が楽しめる小説です。 物語は「その女、アレックス」と同様にいきなり始まります。 記憶の混乱する主人公とシンクロできる作りになっているのが非常に面白いです。 2章になるとうって変わってサイコキラーの異常な思考と行動がひたすら展開されます。 ストーリーやキャラクターに新味はありませんが、文章や展開には物語に引き込まれる力を強く感じました。 サイコキラーの異常性を散々強調したわりにはラストはあっさり気味でしたが、一方で人間の強さと弱さをうまく表現したとも言えます。 | ||||
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好き嫌いが別れるイヤミスと言われる「その女アレックス」。 インパクトの強い作品でした。 その前に書かれた本作。 まあ、これでもかというくらいに、次から次えと出てくる嫌がらせ。 よくここまで出せたものだと感心することしきり。 こちらはサイコというより、心理的要素の強い作品。 母に取り憑かれた男性が起こす、腹いせの復讐劇。 前半は特に重く、暗く、読む手がとまりそうでししたが、 止められないストーリーテラー。 アレックスも好きですが、こちらもインパクトある作品。 タイトルの意味が最後になって理解出来ました。 デビュー作が10月に刊行されるようなので、そちらも楽しみ。 | ||||
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買ってみました。 さくさく読めて、楽しい本でしたよ。 途中で、筋が読めてしまったのが 残念でしたが。 娯楽本としては、よいと思いました。 所々、変な日本語の翻訳がちょいと 鬱陶しかったですかね。 | ||||
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その女アレックスの原点というのがわかっているので ある意味ネタバレなのが残念ですが それでもやはりぐいぐいと引きこまれて一気読みでした。 なんか場面が目に浮かぶというか まさしくサスペンス映画の世界とというか でも、荒唐無稽ではなく あ、やろうとおもえばできるかも?ってのが 怖いですよ しかしストーカーというにはあまりにもすごいです 人を操るというかその女アレックスの原点というのがわかっているので ある意味ネタバレなのが残念ですが それでもやはりぐいぐいと引きこまれて一気読みでした。 なんか場面が目に浮かぶというか まさしくサスペンス映画の世界とというか でも、荒唐無稽ではなく あ、やろうとおもえばできるかも?ってのが 怖いですよ しかしストーカーというにはあまりにもすごいです 人を操るというか人の心を操るというのは 案外簡単なのかもな?と思ってもみたり とにかく面白かったですよというのは 案外簡単なのかもな?と思ってもみたり とにかく面白かったですよ 2015.99 | ||||
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もう終わったか、もう終わったかと読み進めていくのに最後の最後までどうなるかわからない展開。どんどんおもしろくなっていくので途中で本を置くのがとても難しかったです。フランスに関して全く興味がないのですが、初めてフランス語を理解したくなりました。 | ||||
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奇想天外とまではいかないけれど、常人では考え付かない視点で話が進む。 | ||||
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読み進むうちに回りを警戒したり誰かが追ってきていないか振り返ったりしてしまうくらい怖い。自分のパソコンに誰か知らない人がログインしてたら…メールや仕事のデータを勝手に改ざんされてたら…。後半は眠るのを忘れて一気に読みました。恐ろしかったので。 | ||||
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引き込まれてしまいました。その女アレックスより好きかもしれません。ちょっと表現はグロいかな…とも思ったけれど。 | ||||
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アマゾンからレビューを書いたらと提案されたので、初めてとのことだが、この小説に惚れ込んだので書いてみる。 いつもの癖で「あとがき」から読んだ。ちょっとした創作ノートがあって、ヒチコックの映画手法を使ってみたとある。どうやってそんなテクニックを小説に活かせるのか興味が湧いた。結論から言うと、見事な著者の腕前に唸らされた。確かに「その女アレックス」のプロトタイプであり、もっとシンプルだが(2009年)、私にはこっちの方の刺激がちょうどよかったと思っている。鳥肌が立つような文章力と優れた訳文、これは戦慄ものです。フランス最高のゴンクール文学大賞に輝いたピエール・ルメートルの未来をすでに感じさせています。「シャポー、ムッシュー・ルメートル(大先生)!」と言うんでしたね。 | ||||
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『その女アレックス』に勝るとも劣らない面白さの傑作サスペンス。そして、またしても驚愕の展開にど肝を抜かれた。 主人公のソフィーは幸せな結婚生活から一転、奈落の底に突き落とされ、不本意な生活を送っていたが、さらなる不幸な事件に巻き込まれていく。これが第1章の『ソフィー』で、第2章の『フランツ』ではあり得ない展開が待ち受ける。そして、第3章の『フランツとソフィー』、第4章の『ソフィーとフランツ』と章が進むにつれ、次第に真相が見えて来る。 第3章と第4章のタイトルが物語の展開の伏線になっているのだが、これ以上は読んでのお楽しみ。少し、ヒントを出すとしたら、『その女アレックス』の逆パターンといったところだろうか。 | ||||
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止まらなかった!!どうなるのよ、ソフィー!!と夢中になって読み進めてしまった。視点を変えて語られる構成が絶妙で、してやられた。同じ著者の『その女アレックス』が物凄く面白かったので読んだのだが、当たりだった。この著者の本をもっともっと読みたいのだが!! | ||||
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50代で遅咲きの作家デビューを果したフランス・ミステリー界期待の新鋭ルメートルの本邦初紹介となる今話題の長編第二作です。本書には著者がヒッチコックの世界を意識して書いたと言うだけあって、冒頭からノスタルジーを呼び起こす懐かしい異常心理サスペンスの香りが濃厚に漂っています。 二十代後半でベビーシッターとして働くヒロインのソフィーは何やら訳ありの雰囲気で自分の過去を封印して生きている。自分は長い間ずっと頭がおかしいのだと自覚している彼女は、暫らくは幼い男の子レオの子守りをして順調に暮らしていたが、最近になって徐々に不安な気持ちが忍び寄る気配を感じ出す。そして、ある朝遂に戦慄と狂気の事件が幕を開け、彼女は一転して慌しい逃亡生活へと突入するのだった。 第1部ソフィーの章で一番印象的なのは、きっと誰もが古典的な恐怖映画で見た記憶がありそうなお馴染みの名場面、深い眠りから目覚めるとおぞましい死体が転がっていて、自分も血まみれだったりするという相当にショッキングな状況です。しかし第2部フランツの章に入るとすぐに謎は解明されてしまい早くも事件の全貌が見えて来ます。ここまで来ると著者の狙いが複雑な謎解きパズルにはなく、人間の暗く偏執狂的な異常心理をこれでもかと徹底的に描く事にあるのだと解って来て、読者は執拗な細部の描写にぞっと震えるような戦慄を覚えながら、結末は一体どうなるのかという興味に引き摺られて最後まで一気読みしてしまうでしょう。本作は著者が「異常ではあっても、非合理ではないように」とリアリティーを重視する姿勢を貫いた為に、意外性の面では不十分に思いましたのでもう少し捻りがあれば更に良かったなと惜しまれます。解説に書かれた情報によりますとデビュー作も本書に負けない位に面白そうですので一刻も早い紹介を望むと共に、まだまだこれから先が楽しみな著者の活躍に大いに期待したいと思います。 | ||||
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