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後妻業
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後妻業の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全140件 121~140 7/7ページ
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黒川博行デビュー時からのファンなのだが、この本はどうにものめり込めず、途中で放棄。やはり主人公の女がババアじゃなあ。いくらフィクションとはいえ、そんな萎びたババアを後妻にもらうかね。さっさと殺されろよクソババア、と思っていたら、やはり最後は殺されたみたいだね。それでこそハッピィエンドだ。 | ||||
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テンポよく進む話。 関西弁での会話。 出てくる地名がリアル。 面白かった。 | ||||
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すでに売れてる実力作家です。 犯罪小説なのに、テンポが軽快なんだよな... つい徹夜してしまた。 感想、おもろい。(つい関西弁になる) また直木賞受賞作は「疫病神シリーズ」の最新作です。 「半沢直樹」が演者の顔芸でヒットする時代、「疫病神シリーズ」をドラマ化すべし。 演者は、滝藤賢一と竹内力のコンビがいいなあ。 オカメインコ飼いたい。 | ||||
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ドラマや映画にもなりそうな展開で、ハラハラとかではない何かじわじわ締め付けてくるような苦しさをも感じる展開で楽しめましたが最後にもう一つ見せ場が欲しいなと思いました。 | ||||
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この人の本では、国境が図抜けて面白いけど、その他の本もハズレが少ない。「関西を舞台にした詐欺」というジャンル自体は目新しくもないけれど、後妻業というなかなかトレンディーな犯罪をとりあげている。 流石に70近くの老人がここまで金や性に執着するかしらんとは思うけど、この手の事件をテレビで見ると、「よくもまぁこんなおばはんが。。。」と思ったりするのだから、妙なリアリティがある。 暴排条例の流れをうけて、この人の作品もヤクザから詐欺へのウエイトが大きくなっていくのかしらん。。。と大きなお世話を焼きながら読み終わった。 | ||||
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直木賞受賞第一作 嫌が応にも 期待が高まるところですが・・ 見事な出来栄えです 流石は 黒川行博 資産家の後添えとなり、次々と相手を殺して 遺産をせしめる 後妻業 小夜子 という強烈な 悪女 一昔前なら 岩下志摩 か 小川真由美 辺りがやりそうな役どころでしょうか 一つ一つのシーンが目に浮かんでくるようです。 是非とも早いうちに映画化を期待します 大お奨め | ||||
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久し振りに睡眠不足になる本に出会いました。自信持ってお勧めします。 | ||||
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乱作をさけじっくりと書き込まれた作品を読むときの幸福感は何ものにもかえがたい。黒川作品の楽しみの一つは大阪弁(関西弁?)での会話である。今回も十分に楽しむことができた。構成のできといい文句なしである。「高齢世代の星」黒川博行に期待するところは大きい。早く次の「疫病神」にあいたいものである。 | ||||
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黒川さんの大ファンで、全作品そろえてます。 新刊を定価で買っておしくない数少ない作家の一人です(笑) どの作品も本当にテンポがよくて、緻密に練られていて、 登場人物が魅力的で言うことないです。 今回の後家業も非常にリアリティに溢れてます。 ていうか・・・ 地元で有名な後家業女いたんですよ。 被害者家族とも私知り合いで、まじ、作り事ではない世界なんです。 はい、老人が病死したってよほどのことがない限り 警察が動かないってのは本当のことですし。 保険金詐欺と一緒で何度も繰り返すからばれますが、 一回か二回でがっつりつかんで引退している後家業女はリアルでたくさんいます。 これからの高齢化社会、ますます増えていくんだろうな・・・ 男性女性限らず、読んでおいた方がいいとおもいますよ(笑) | ||||
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小説でなくても、実際有る話だと聞くことがある。 タイムリーな本かもね。 | ||||
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財産のある高齢男性の後妻になる。相手の男性が亡くなると、また別の相手を探し、結婚する。 しかも、後妻業を稼業とする女性自身、若くない。 騙す者も騙される者も、高齢であるところに時勢が反映されている。 「後妻業」は弁護士の業界用語だという。以前からあった稼業なのだろうか? 次々と登場する悪い奴ら、人を騙し出し抜く連中の冷酷さには、恐ろしささえ感じる。 ただ、こうした悪い奴らには「胡散臭さ」がある。ふつうの生活をしている「まっとうな」誰かがそれを感じ、 悪い奴らは見抜かれ、追いつめられていく。 ふだんの生活の中に仕組まれた罠の巧妙さ、次々つながる悪い奴らの人間関係、追いつめられていくスピードに 乗せられ一気に読み終えた。 舞台は大阪を中心とした京阪神。小説に登場する地域を知っていれば、面白さがさらに増すと思います。 | ||||
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これだけの内容で巻末に記された参考文献はたった二冊. 黒川さんのエッセーで読んだけど、過去には結構怖いところなどにも取材に言ってるらしい。 ま、だからこそこれまでの著作でも楽しませてもらえたわけだが。 登場人物数名に「疫病神シリーズ」の桑原や二宮のキャラが少しずつ入ってて読みやすかった。シノぎシノがれ騙し騙され。 作者のこれまでの蓄積がブレンドされて十分に発酵熟成化した作品だと感じた。 あえてひとつ加えたら、あの二人のもっともっと追い込まれる姿が観たかったなー。 追い込もうとした男の寂しき姿は良かったけど。 | ||||
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後妻業という世界があることにびっくり。 探偵が悪事の巧妙さを調べていくのにどきどき。 最後に、悪質な後妻業の犯人がなかなか捕まらないのにいらいら。 怖い、だけどありうる話でした。 | ||||
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直木賞受賞作「破門」の後によみました。後妻業?どんな商売だ?と思いつつ読み始めました。 結婚相談所と会員と司法書士が結託し、超裕福な独身老人を騙す・・といった内容でした。 そこに元刑事が絡み、とても面白く読ませてもらいました。 「竿師」初めて聞きました・・黒川さんの作品、タメになるなー。 | ||||
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後妻業 ー いかにも高齢化社会にありそうな犯罪だ。 子どもたちのことはまったく顧みず、余生の楽しみを女に託す頑固老人の後妻となり、遺言状を書かせてその家の財産をむしりとってしまう。 主人公の小夜子は、そういう女だ。 69歳の彼女は結構紹介業者の柏木と組んで、91歳の耕造を罠にかけ、耕造の死後、遺言状を盾に、家族の財産の強奪に着手する。 しかし、耕造の娘の知り合いの弁護士が調査員に調査を依頼することで、小夜子と柏木のとんどもない犯罪歴が明るみに出てくる。 小夜子という猛烈な悪女、小夜子と柏木を追いつめる元マル暴刑事の本田など、人物の強烈なキャラが際立っており、面白い。 こともあろうに小夜子を騙しにかかる「竿師」の老人まで出てきて、まさに悪人たちのオンパレードだが、その猥雑さがけっこう楽しい。 これといったどんでん返しはないが、大阪を舞台とした風俗小説として楽しめる。 | ||||
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己自身が 被害者になる年齢 対象となる世代でもあり 戸籍法で 再婚で 姓が 変更して 以前の犯行との チェックが 疎かになる 危険性を 顕わに 表現しており、 文体にも 抵抗なく 読了。 危険を認識していつつ このような 事態が あまり報道されていないだけ この 小説の読者への 訴えを 十二分に 理解した。 関西弁も うまく 取り入れてあり 2日間で 読了。 直木賞受賞の 資格を 再認識させられた。 | ||||
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現在私が新刊本を定価で買う、数少ない作者の一人です。 「後妻業」という初めて耳にする生業?を題材にした、作者お得意の 犯罪小説です。 ベテラン後妻業の女性、怪しい結婚紹介所経営者、元刑事、 元ヤクザ、それらを取り巻く胡散臭い人物たち、等々黒川氏お得意の登場人物。 今回の作品も大阪を舞台に、濃いキャラクターが漫才のように 掛け合う関西弁の会話も楽しみの一つです。 氏の他の作品と同様、一気に読んでしまいました。 結末の尻すぼみ感でマイナス星1にしましたが、 黒川氏の新作を楽しみにしているファンの方は、読んで間違いなしです。 「破門」で黒川氏にはまった!という方も、是非読んでみて下さい。 | ||||
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まだ序盤しか読んでませんが、相変わらず面白いです。 表紙のお爺さんは写真かと思ったら、絵だったのでびっくりしました。 毎回黒川雅子さんの表紙は楽しみにしてましたが、なんで今回は写真やねん…と思ってたので余計にびっくりしました! | ||||
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大阪気質のテンポの良さか、一気読みしてしまう。が、まだ女とくゆうの狡さををわかっていない 水商売の女ばかりであきてしまう | ||||
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余命いくばくもない資産家の老人とくっついて入籍、死亡時に相続財産を丸取りする「後妻業」。そんな禍々しい「仕事」の名人の女性・小夜子に父親を籠絡され、遺産を横取りされた姉妹(きわめてまっとう)が最初主人公かと思って読んでいくと、妹の同級生の弁護士事務所が使っているもとマル暴刑事の調査員が金の匂いを嗅ぎ取って暴走をはじめ、いっぽうでは小夜子の背後には怪しい結婚相談所経営者がいて……と、魑魅魍魎が跋扈する物語に徐々に変容。そして調査員の執拗な追跡によって暴かれて行く小夜子の前歴。 これが小夜子の一生を内面まで食い込む内容であれば☆☆☆☆☆☆(六つ星)なのだが、著者黒川はもともと女性を描くのは苦手である。それでもページをめくる手を止めることが難しく、ごく短期間で読み終えてしまった。大阪を舞台にしていて、登場人物がみな関西弁で話しているせいもあるのかもしれないが、怪談じみたおどろおどろしい話にもかかわらず、滑稽味もたっぷり。文句無しの、濃厚な味わいの傑作と思う。 | ||||
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