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後妻業
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後妻業の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全140件 81~100 5/7ページ
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表紙の顔が老女なら小夜子でしょうが、男なので柏木にしては年寄り過ぎるし誰ですか?。色ボケした被害者側の老人を暗示してるのでしょうか。でも横に氏名があるから作者の黒川さんだと勘違いしやすいですけどね・・・。 今日的テーマの犯罪小説で面白い。話の展開も短い会話で小気味よい。関西弁がリアル感あっていい。小夜子と柏木の生い立ちや人物像をもっと深く描けば小説としての完成度がずんと高まったと思う。その点で星4つですが、ラストは良かったです。 | ||||
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また最近になって類似事件がニュースになっていますが 結婚を考えておられる方 その前に一読なされた方がいいかもしれませんね(笑) | ||||
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事実は小説よりキなりと言った作品。 少し雑な面もあるが、最後まで面白く読めた。 | ||||
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早く読みたくて読み始めるとその場の情景がすぐに浮かびさらっと読んでしまいました。 自分の住んでいる町にも裏の世界があるのかと不安に思いました。 | ||||
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フィクションとは思えないリアルさ。関西の事件もこんな構図なんだろうか? | ||||
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私は海外在住でして、実際に同じような事件が起こったとは 知りませんでした。なので、世間の空気とは無関係に読みました。 まず、不思議に思ってしまったのが、この後妻業という犯罪は、 女性一人でできることなのに、なぜ柏木という男が分け前をはねようとするのか という点。 結婚相談所の所長でもなんでもいいですが、 仕事をしているのは小夜子でしょう。小夜子が柏木になぜ 半分も金を渡すのかが不明。ハードボイルドにするためには 男が主役でないといけなかったからだろうと私は思います。 柏木と小夜子は接点が全くなさそうな二人組で、まだ、柏木が小夜子の弟 とかなら話はわかります。小夜子がさっさと柏木を切らないのが 真面目に不思議でした。 話のテンポはよいのですが、会話ばかりでなんだかなあと言う感じ。 私は関西人ですので、こういう会話を大阪人がするだろうなという ところは、リアリティがある気がしました。 ですが、私には、尚子や朋美など、さまざまにでてくる人物たちがほとんど同じに思えました。 あまり際立った個性がないというか・・・・・・。 この素材は非常に興味深かったのですが これを小夜子を主役に、尚子や朋美が「おかしい、おかしい」と言いながら 推理小説ばりに徐々に真相がわかっていくのなら、面白かったのではないかと思います。 (はじめから後妻業のことがネタばらしされているのがつまりませんでした) また、アンダーグラウンドな人達ばかりが登場して その人達の心理描写などは、あまり興味も惹かれなかったです。 もし小夜子が主役で、小夜子の心理描写なしで朋美と弁護士、警察が 小夜子を追うような話だったら社会派小説として秀逸だったのではないかと 思ってしまいます。 | ||||
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この本を読んで街行く小綺麗なご婦人をみるとそういう目で見てしまいます・・・ | ||||
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とても、きれいな状態で送っていただきました。 読んでいて、筧某女の映像が頭から離れませんでした。 あたかも、ドキュメンタリーを読んでいるかのような 錯覚を覚えました。 | ||||
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現代の高齢化社会において、いかにもありそうな後妻業ビジネス。その実態をリアルに描いた作品。 後妻業で稼ぐ結婚相談所の柏木と悪女の小夜子、その小夜子に公正証書を理由に遺産をとられた中瀬の姉妹、そして探偵業の本多と登場人物の個性が際立っていた。 中瀬が弁護士に調査を依頼するあたりから、どんどんおもしろくなってきた。調査をすればするほど、次から次へと被害者が出てきて、いったいどれだけの罪を犯してきたのか数え切れない。関西弁の軽快な掛け合いもよかった。 柏木と小夜子も決して仲が良いわけではなく、お金のことになるとお互い譲らず、ドケチな本性が出てくる。最後は意外とあっけなく終わってしまったが、柏木、小夜子、本多、中瀬とそれぞれの思惑や駆け引きがどう終結するのか楽しめた。 | ||||
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中盤までは布団に入っても読んだほど物語性に惹きつけられた 惜しいのは後半は誰が主役か疑うほど、物語はいつの間にか本多が主役 脇役・小池栄子が主役に映るNHK朝ドラ「マッサン」の如し 最後までストリー主役は朋実、尚子であって欲しかった その心理の妙を丁寧に書いて欲しかった つまり後半の展開が平凡 | ||||
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同様の事件がクローズアップされたが、 知ってたんじゃないの?と思った。 著者の取材力に感嘆。 | ||||
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最近起きた実在の事件と内容がそっくりでびっくりしました。内容も充実しています | ||||
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「 このようなこともあるんだろうなー」、それだけが感想の本。 筋書きが極端。最後の部分は読む気がしなかった。 | ||||
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疫病神シリーズや堀内・伊達シリーズといった独特のハードボイルドと同様、世の中の裏側を描いていく点と関西ローカル路線がシチュエーションという点がユニークな傑作品となっています。 本書は”後妻業”という最近のトレンディな事件を取り上げ、社会問題として広く世に知らしめる一石を投じた作品に仕上がっています。 ときどき疫病神シリーズや堀内・伊達シリーズにある大阪界隈のシチュエーションや人物エッセンスが入っており、味わいを楽しめます。 主人公は探偵という警察とは一線を画しつつも、元刑事という設定で、執拗でクセのある人物設定となっています。 今までの作品とは違って、主人公の探偵サイド、被害者サイド、被疑者サイドといった三つの舞台が進行していき、それぞれが接点を持っていきます。 これは疫病神シリーズや堀内・伊達シリーズにはない構成です。 つねにがさがさと動いている状態、機動力とその臨場感を持ち味にし、軽快なテンポでシーンが移り変わっていき、ついページをめくるスピードが速くなってしまいます。 単なるハードボイルドな描写だけではなく、巧妙に知恵を働かせているところに小説の緻密さが感じられます。 | ||||
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「後妻業」なる存在が実存し、社会の中で暗躍していることは、ニュースを観るにつけ、真実であることは納得させられた。 人間の「業」について考えさせられる作品だった!。 | ||||
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独身、資産家の老人男性をターゲットとして、結婚相談所を利用し、籍を入れる、または公正証書を作成させ、そのあげく殺害して遺産を分捕る。こんな人小説の中の存在だろうと普通は思うわけだが、刊行後、これとまったく同じ事件が起きている。 結婚相談所、公正証書まで一致している。まるで、現実の事件の容疑者と知り合いだったんじゃないか、というくらいである。その意味ではすごい。 また物語もミステリー性を帯びて読ませる内容で、ピカレスク的な探偵、本多が真相を暴いていくあたりも面白く読めた。 登場人物の多彩さ、最後本多が、足を洗えずに残ったあたりはシリーズ化の予定だろうか。いずれにしても手錬れのエンターテインメントだなあと思った。 | ||||
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結婚相談所にいってるような人は読まなきゃダメですね 色ボケの老人たちは、金づるとしか見なされないということを しっかりと描写しています 以下ネタバレあり 終わり方は、個人的には納得いきません ゆすりをかけた本多は金をせしめてしかるべきだと思うし、 小夜子の弟を小金で追い払えると判断した柏木の判断はあり得ないと思うし・・・・・ なんというか、悪は最後に報いを受けるとでもいいたかったんでしょうか? 旧い考え方です、悪は笑い続けるとしたほうがよっぽど現実に即していると思います 60にも70にもなって結婚とかいってる愚かな人間は騙されてもしょうがないんじゃないですかね その年で性欲がおさまらないなら、日本は世界最高の風俗天国なんですから いくらでもやりようがあるじゃないですか また、結婚相談所で老後を一緒に過ごしてくれる伴侶を探すなんてことを本気で思っているのなら そんなアホはそれこそ騙されてしかるべきだと思います 誰が、じじい、ばばあと一緒に残りの人生を相手のために過ごそうなんて考えますか? そんな人間はいませんよ あたりまえじゃないですか そう考えられないんですかねえ、そう考えられないから騙されるんでしょうねえ 笑っちゃいます | ||||
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「後妻業」なんて言葉が実際に有るとすれば、発覚していない事件は、もっと有るんだろうな? | ||||
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いやあ、面白かった。「王様のブランチ」のミステリー作家対談で作者がお話しなさっていて面白そうだなあと。 おまけに、最近起こった事件とあまりにもよく似ているので、やはり読むのは「今でしょ!」と。 前半は後妻業の(?)小夜子と、だまされた男の娘2人の、両側からの思いが描かれていて 後半は、更に、物語が複雑に絡み合っていきます。 今、言ってしまうとネタバレなので、読み終わってから、考えてください。 「あなたは1万円払いますか?」「何をしたら勝ちか?」「家族とは何か?」 そうかあ、シニアが求めるのは「心の安らぎ」だけではないんだなあ・・・と、もうすぐシニアに入る私も深く考えさせられなした。 他人事ではなく、自分だったらって・・。そして、何より、小説として展開も早く「面白い」です。 | ||||
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小説はフィクションであると思いながらも読んでたらタイムリーに容疑者逮捕。そして芸能界へも疑惑の波紋が広がって行く。 後妻業とは闇社会に潜みながらも実在している弁護士用語だそうで恐ろしいと感じながらも呑みこまれるように読んでしまいました。 強欲な者らの末路として当然の結末でしたが今後も期待しています。 | ||||
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