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イノセント・デイズ
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イノセント・デイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 121~130 7/7ページ
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まどろっこしいとこもあるけど、世の矛盾をこれでもかと感じるミステリー。別世界。 | ||||
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放火殺人事件の確定死刑囚の話 各章の題名からノンフィクション?と構えてしまいましたがフィクションです 各章さまざまな時系列で、かかわりのある人たちの話ですがどの章も引き込まれます こういう悲惨な恵まれない話はないこともないんだろうなぁと思いながら、読み進めましたが 最後まで救いがなく、読後感は良くなかったです とても面白くはあったのですが、☆4つの理由は ここまで救いのない考え方の主人公はどうなんだろう、物語のために追い込みすぎでは?と思ったからです 引き込まれて、あっという間に読んでしまう1冊です | ||||
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ページをめくるごとに徐々に明かされる女性死刑囚の全人生。胸に迫ってくる痛痒。衝撃の展開が待っています。読むのを止められません。なんの先入観も無しに読んでほしい作品です。これだけは確かです。一年に一度級の傑作です。 『お願いだから静かに逝かせて……。』 | ||||
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悲劇の主人公だった…。 嫌われ松子の一生とか、ダンサーインザダークとか、最近だと紙の月みたいなお話しでした。 | ||||
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死刑囚田中幸乃の人生を、彼女(その親族)と接した人々が各章毎に時系列に語っていくストーリー。扱ってるテーマが重いため、全体的に暗いトーンです。 ラストの衝撃に繋がる話もしっかりと書かれておりミステリーとしての面白さもありますが、その事よりも田中幸乃の人生を浮き彫りにしていく過程の方が読み応えがあります。壮絶な人生ですが、どちらか言うと田中幸乃が静かに壊れていく様が、尚哀しく遣る瀬無い気持ちになります。 構成上、殆ど過去の話となりますが、女性刑務官の目線の話は現在の田中幸乃を語っており、女性刑務官の苦悩と田中幸乃の死に対する境地がヒシヒシと伝わってくる気がします。 | ||||
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死刑囚となった田中幸乃の人生を、裁判長の判決理由ごとに振り返りながら、田中幸乃と関わった人物たちの視点で展開されていくミステリ小説。 誰かに必要とされたいが、嫌われるのが恐い。田中幸乃の悲痛な叫びが伝わってくるリアルな展開で最後まで一気に読んだ。田中幸乃と関わった人物たちは、もう少し彼女に何か伝えてあげることはできなかったのかと考えてしまい、悲しくてどこかやりきれなかった。 ただ、幸乃の人生が「生まれてきてすみませんでした」というほど、すべてを諦めて何も抗わず死刑判決を受け入れるほどのものだったのか、幸乃がそこまでの思いに達するまでの描写がもう少しほしかった。 | ||||
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最近あまり面白い本に遭遇することが無かったが、久しぶりに考えさせられる本に出会った感があった。死=生 願ってやまない物 生きている人間には他人がはかり知れない感情で一杯であり、みんな解ったような気持ちになっているだけだと思う。一人一人の登場人物は、今生きている人間を縮小しているだけだ。小説としてより以上に人間それぞれに感情移入してしまった。単に小説としても面白いし、哲学的にも考えることが出来て良かったと思う。人生は難しすぎる。ハッピーエンドだけが人生でも無い。一度読んで見る価値あり、人生に疲れている方癒されるかも | ||||
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面白い本ではあった、久しぶりに半日で読み切った。 けど、途中で結末がだいたいわかった。 目の付け所は面白いし、構成も描写も素晴らしい、稀有な作品であるとは思う。 けど、無垢で薄幸な美少女が自殺願望を死刑で果たしただけだった。(実はモテモテでそれほど薄幸ではないし) この本の中のユキノは、「生まれてきて、すみませんでした」、そう言わねばならない人間ではなかった。 ストーカーや自殺をしてしまう人間の内面を描ききれていなかったと思う。 けっきょく、彼女は綺麗なままで、死を望まねばならなかった理由・苦悩の部分が希薄だった。 いい作品であるだけに、そこが残念。 | ||||
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映画化もされた「ひゃくはち」や「僕たちの家族」の早見和真さんの新作です 放火によって昔の恋人の妻とその子どもたちの命を奪った確定死刑囚が主人公 鬼女と呼ばれた凶悪犯罪者の一生を、その時々に近くにいた者たちが解き明かしていきます 各章のタイトルは裁判の判決文から引用されています 「一章 覚悟のない17歳の母のもと」「二章 養父からの激しい暴力にさらされて」・・・・ そこで輪郭をなぞられるのはよく見聞きする犯罪者の姿です 読んでいる最中は常に何かを問われているような感覚でした 本当か?本当か?と問われ続けているうちに、自分も実在する誰かにとっての登場人物のように思えてきました 一回目の時は一気に読みたくなる気持ちを抑えて読みました 二回目は赴くままに読み進めました 最初の時に気づかなかった発見も多く、二回目は一日で読み切りました 一気読みできるのに、体力を必要とする読書でした 傑作です。この小説によって救われる人はいると思います その人はこの小説の読者ではなく、読者の近くにいる誰かなのだという気がしました | ||||
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難しいテーマを過剰な演出なしに最後まで一気に読ませるってすごいことだなと思いました。 | ||||
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