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イノセント・デイズ
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イノセント・デイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 101~120 6/7ページ
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フライト中、ひと目を忍んで泣きました。 彼女が宣告を受けてからの6年間、その時を待ち続けて気持ちが変わらなかったという事実。 彼氏からDVを受けても耐えられないフェイントなのに、それに一度だけ耐えるあのシーン。 何度読んでも涙が止まりません。 傑作です。 | ||||
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ほかはどうか知りませんけど、私は凄く泣きました。 佐々木慎一くんの目線で続編を書いて貰いたいくらいです!本当に二日間、雪乃ちゃんの周りにいて彼女見守っていた気がします。何も出来ませんでしたけど。周りの人達が雪乃を通して慰められたり癒されたりしたにも関わらず雪乃ちゃんみたく強くなかったですね。だから余計悔しいです! | ||||
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読みやすい文体と展開の早さに一気によめてしまいます。 中学生時代の話がリアルで読んでてしんどかった。 わかりやすいいじめ描写ではなく、必死にスクールカースト上位についていこうと頑張る理子が読んでてつらかった。 逆に敬介の人物描写が腑に落ちなかった。DV彼氏とそれを許す彼女のテンプレな話に思えた。美香の急な変貌もなんか不自然だった。 一番読んでてむかついたのは、翔。すごすぎる能力と親族の援助と愛情を一身に受けて軽々人生成功する翔がひとりだけ進研ゼミの漫画のようで話の中で浮いてた。なんでこいつだけ人生苦労してないん。 あと、八田が成長して家庭をもってもうこの事件には関わらないっていう所の、善良な人間の身勝手さの描写がとてもよかった。 | ||||
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とても面白かった。 ただ、シーンで『私』が変わるので、集中して読まないと、今、誰が語っているのかがわからなくなることがあった。 しかし、それも読み終えてみるとこの物語の構成上の仕掛けであることもわかる。 読み終えて、もう一度最初から読み直すととても良く練られた構成になっていると思う。 この物語とテーマとは違うかもしれないが、如何に見方によって事実が違うか。昨今のマスコミの偏向報道もこの物語にあるような事実の誤認にかなり影響しているのではないか?と、そういう視点で考えさせられる内容だった。 最後は、確かに、悲しいが、読者はみんな応援していたと思う。 | ||||
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悲しい。死を待ち焦がれる彼女。誰かに必要とされたかった彼女。徐々に人生に諦めて、絶望して、もう死にすがるしかなかった。彼女が死刑囚になってから、生きて!と周りが懇願しても、もう遅かった。彼女は周囲から、少しずつ、殺されていっていた。もっと早くに彼女を見てあげて欲しかった。もっと伝えてあげて欲しかった。 | ||||
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死刑囚の主人公の周りの人達の物語が1章ずつ進み、 謎が解かれていくハラハラ感がよかった。 | ||||
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帯の広告、本屋での宣伝、辻村さんの解説。 迷うことなく手に取りました。 魅力的な文を書く人だな、と思いました。 熱のこもったヒューマンドラマにめくる手がとまりませんでした。 自分も読後、寝込みました。 風邪でした。 一番嘘をついているのは帯広告という、破天荒なミステリーでしょうか。一体どこの誰が3日ほど寝込んだのか、が最大の謎です。 本を売るのは大変ですね。 推理作家協会も大変ですね。 | ||||
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放火殺人で死刑判決を受けた女性。 冒頭、死刑執行日から物語が始まり、第1章からは、彼女が産まれてからの人生が語られる。 各章のサブタイトルに、判決文の一部がセンセーショナルに付いている。 第1章は何気なく進み、第2章まで読むと、読み手は違和感を感じるようになります。あれ? 判決の内容と、彼女の人生に食い違いがあるのでは? そして第3章からは、その違和感が形になって現れてきて、この時点で読者は結末を予想するようになります。 救いのある結末か?それとも最悪の結末か? 読み手としては、どちらの結末が来てもいいように心構えは出来ているのですが、物語中盤までにピークを迎えたストーリーは、後半からラストまで、ひねりや驚きもなく、ただ直行するだけです。 ラストにも、もうひとつ物語展開のピークが欲しかったように思います。 しかし、読者をグイグイ引き込む文章で、登場人物たちの心理を魅せる書き方は素晴らしいと思いました。 | ||||
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無駄のない読みやすい研ぎすまさせた言葉に途中飽きさせない展開。主人公に感情移入してしまう。よかった。 | ||||
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幸乃はあれで本当に救われたのでしょうか。 少なくとも、私は納得出来ない。 それは私の独りよがりかもしれないけれど。 ただ、こんな事は許されないと思ってしまうのです。 幸乃の人生は、こんな風になるはずではなかったのですから。 真相は結局どこに行ってしまうのでしょう? その後が気になります。 | ||||
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帯に騙されることが多いですが、 この本の帯に偽りなしです。 読み進めるのに心が痛いと感じることが多かったですが、なんとか最後まで読めました。 楽しいとか面白いとかそういう部類の本ではありませんが、 期待を裏切らない、最後まで幸乃のこれからを祈るように読みました。 読んで損なしです | ||||
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それと間違って行くことができない! 店は長い間、良い売り手のためのコレクションを持って、確かに期待どおり、最初のレートは、非常に売り手のためになります。 うれしい私はこれで私の前に置き換え 私はいくつかの友人に推薦して、彼らは製品を受け取った後満足していると私に言った。 売り手は非常にいいです。 私が助けを求めるときはいつでも、私はすぐに答えました。 私が今までに買った完璧なアイテム。 | ||||
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付き合っていた男性のアパートに放火した罪で死刑判決となった女性(幸乃)。 その罪の背景には一体何があったのか、女性の関係者の証言が綴られている。 終盤は衝撃的事実が明らかになるものの、個人的には想定の範囲内の衝撃度であった・・・。 また、終盤の描き方がモヤモヤ感が残る感じがするなど、より丁寧に詳細が解かるとさらに良かったかもしれない。 ただ、一気読みする面白みを持っていたのは確かであるし全体として「幸せとは何か」を考えさせられる面白い作品であった。 | ||||
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先に読んだのが2016年刊行の「赤毛のアンナ」だった。驚くほど似ている構成にびっくり。が、黙秘の理由も結末も全く違う。 「人に必要とされる人間になれ」という教えが如何に罪深いか。 幸乃にとって絞首刑は、二度と人に裏切られない完璧なシェルターだっだ。 星マイナス1なのは、判決後に幸乃の言った「生まれてきてすみませんでした」が、反省を口にしない服役態度と矛盾していること。 | ||||
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読み応えがあります。 幸乃に対して何度も、 希望を見出してくれ!と願うばかりでしたが、 読み終わった後は重く、色々と考え、何とも言えない気持ちにさせられました。 短期間で読めると思います。 | ||||
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読み終わって、それぞれのスピンオフを読んだ。という気持ちになりました。どこまで行っても人と埋る事の無い感情が延々と続いていきます。最後まで救われません。 救われないからこそ、神も仏も無く人として私達はどう生きるのかと問われている、そんな気がしました。 巻末に記載されている参考書籍も面白いです。 | ||||
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田中幸乃のことがどんどん気になって、真相が早く知りたくて一気に読破。読み終わったあとのなんとも言えない感覚。色んな感情が湧いてきてしばらく呆然としてしまった。 どんな事件も、どんな報道も、真相は私たちには本当の意味では語られない。罪を犯した人間のことを理解することもできないし、理解する必要もほとんどの場合ないのかもしれない。 ただ、判決の主文の、たった一文には収まらない人生が、誰にだってあるんだということは分かった。作品としての完成度の良し悪しというよりかは、記憶に残る作品という意味で星5です。 | ||||
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ネタバレ有りです。 結論的に言えば、救いのない話。だと思うけど。 いじめ 虐待 DV 受けている人は、本当はたくさんいると思う。 子供の頃、幸せな愛情いっぱいの家庭で育った人には、解らない話 かもしれないけれど、 そういう育成環境で無く育った人達には、少し理解できるかもしれない。 それでも、自から死を望むのは 出来れば避けてほしいと願うような お話でした。 | ||||
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感想を正直に表現するなら「うおおおぉ、うわーん、うわーん、あぎゅううぅ、うおーん、ばぁーん、ぶだぁー、うっうっうっ、うー」って感じです。本書を読めば、なぜこんな表現をしたか分かってもらえるはず。言葉にできない感情が読者を襲うからだ。そしてこの物語が完全なフィクションであることを願うが、きっとノンフィクションな事例はあるのだろうと思ってしまう。これも偏見かもしれない。偏見が人の人生を狂わし、死ぬことを願うまでに追い詰める。死刑囚の田中幸乃の周りにいた人は彼女に小さな影響を与えた。影響を与えた当人は“大したことない”と思っているだろう。いや、影響を与えたことさえ認識していないかもしれない。幸乃にとっては、積もった塵が山となるように生きるための壁が大きくなった。そして脇道に目をやると“死”という楽園があることに気づく。死刑制度とは、警察とは、検察とは、弁護とは、たくさんのことが頭の中を回る。決して読後感は良くない。生きることについて強制的に考えさせられるような脅迫まで感じる。巻末の参考文献一覧を見ると、たくさんの文献が並ぶ。丁寧に取材した結果の作品であり、物語にリアリティーを添えている。だから分からなくなるのだ。死ぬこと、生きること、生き続けること、死なされること、生かされること。とても重い小説である。 | ||||
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かつての恋人を殺しに行って、恋人はおらず、そこに居た妻と2人の子供を殺したとされ、死刑判決を受けた女の話です。 主人公が謎めいていて、その力で話が進んでいきます。 最後の方になると、殺害の理由(正確には殺害ではないのですが...)が、気になってきて、話を引っ張って行ってくれます。 全ての伏線が上手く使われていないのがもったいないなーと思いますが、十分に楽しめると思います。 | ||||
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