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幻肢
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幻肢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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島田荘司の『幻肢』を読了した。かなり今までの島田荘司の作品とは違った作品だった。 2014年8月30日リリースで初出は、『オール読物』の2014年5~8月号。島田荘司の作品で初めて映画化された作品である。映画では、小説の登場人物の立場が男女逆転していることでも話題になった。 この作品の中で中心になっているのが、TSM(経頭蓋磁気刺激法)という技術だ。この技術を元に、島田荘司は様々な投げかけを小説の中でしてくる。 幻肢という現象からスタートさせ、TSM(経頭蓋磁気刺激法)を、左側頭葉と前頭葉のあいだにあるシルヴィウス溝という場所にあて、刺激することによって、幻肢が拡張し、記憶に基づく幽霊を見させる、というのが島田荘司の投げかけだ。それに基づき、ストーリーは進行していく。 ラストに行くほど、島田荘司らしさが発揮されてくる。『底辺に流れる心の優しさ』こそが島田荘司の最大の魅力だと思うのだが、ラストはそれに満ちている。とても深い一冊だった。 | ||||
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注文から発送まで素早い対応ありがとうございました。コストパフォーマンスに満足です。ありがとうございました。 | ||||
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脳科学とミステリが融合するラブストーリー! 島田作品では初?の映画化。 ぼくはドッペルゲンガーを見たことはないが、ぼくのドッペルゲンガーを見た人はいるらしい。 | ||||
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これを機に、ほかの作品も映画化をしてほしいが、あまり、今風の出演者でも困る。市川昆クラスの監督ならいいが。 | ||||
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先頃「脳のなかの幽霊」「脳のなかの幽霊ふたたび」を読んだばかりだったので、グッドタイミングの本書となった。 若い女性同士の会話の箇所には読むのに努力を要したが、まあ概ね読み進めるのに支障はないと言えようか。勿体ぶった筋運びに少しイライラしたことも確かなので、星は4個とした。映画化作品ということで、若い人(特に女性)を意識して書かれたように思う。うーむ、最後に2020年の頃には「幻肢」の全容が解明するだろうとの予言は大胆だが説得力充分。作者の自信が窺えた。ミステリ仕立てだが学術書としての側面も持つ。 と、ここまで書いて、単行本ではなく電子書籍版を求めたのでレビュー欄を間違えたことに気付いた。しかし内容は同じなので、改めて訂正することもないかな。電子書籍は「闇に香る嘘」に続き2冊目だが、スマホでもiPad miniでも、読みかけ途中継続が可能で超便利。ページ移行がi文庫Sのように、紙の捲り模様にならないのが不満だけど、慣れたらそれもどうってこともない。仕様よりも中身が重要。今後ライブラリーも増えていきそうだ。 | ||||
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