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幻肢
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幻肢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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島田さんの作品にしては、なんだかすっかすかな感じがして、ちょっと物足りない感じがしました。 島田さんだから・・・という先入観がなければ普通に面白かったのかもしれませんが。 いつもの作品が小説なら、これは絵本といった感じ。 映画やドラマにするにはちょうどいいのかもしれませんね。 あらすじは面白いです。 | ||||
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島田 荘司さんの本は初めて読みました。 先日、新聞の書評にも出ていたので期待して読み進めましたが。。。 途中、話を理解するのに脳の解剖図が必要だったところもあるかと。 最後のちょっとしたどんでん返しがあって、星3つですが、さもなければ・・・・、でしょうか。 ちゃんとハッピーエンドで終わりますので、読み終わってから、それなりの俳優を起用して映画か2時間ドラマにすれば面白いかも感じました。 と思ってレビューを書こうとしたら、既に映画化が決まっているようですね。 本では途中だれるところもあるので、映像でいかに最後まで引っ張っていけるか、そこは脚本家の腕の見せ所かと思います。 | ||||
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前略 島田先生 サイン会、お疲れ様でした。相変わらずお元気そうで何よりです。アジアに、また世界に向けて作品を発表しつつ、世界各地での新たな才能発掘に尽力される前向きな姿勢には敬服するばかりです。益々のご活躍を祈念しています。 さて、本作「幻肢」について、です。 主人公は交通事故で大きな怪我をし、一時的に記憶を失います。治療と共に徐々に記憶を取り戻すものの、事故当時の状況はどうしても思い出せません。主治医と主人公は、磁気刺激治療(TMS)という新たな治療法を使い、発症したうつ病の治癒に努めるのですが、治療と共に恋人の幻を視るようになり、少しずつ封印された記憶が呼び起されていきます……。 いつもながらの、時に強引ながら、「やられた!」という爽快なサプライズを期待しつつ読んだのですが、良心的なヒントが各所に提示されているだけに、正直に言えば最後まで大きな驚きはありませんでした。「幻肢」や「心霊現象」が起きる心理的な作用機序についての仮説や、ペンフィールドのホムンクルス、TMSを使って主人公が踏み込んでいく、危うい幻の世界、日本の医療・投薬システムに対する批判など、島田先生らしく楽しめる読める部分は随所にあったものの、同じく交通事故にかかわるミステリーで、結末や読後感で読者の意見が分かれている「秘密」(東野圭吾先生)に比較すると、やや予定調和的な印象です。映画のための書下ろしとのことですので、やむを得ないのかもしれませんが、「初の映画化作品」=「映画の精巧なノベライズ作品」になっている印象です。リアリティを追求するミステリーとして読む立場からすると、「警察の現場検証はどうなったんだろう?」などと余計な心配までしてしまいます。 とは言え、サプライズを追求した「ラブ・ミステリー」としてではなく、ミステリアスな愛の行方を見守る「ミステリアス・ラブストーリー」として手に取る方なら、主人公の心理に同調し、十分に楽しめると思います。また、映画館で映像として観ると、より楽しめるようにも思えます。個人的には、本作品のBGM・映像は、どちらかと言えば平井堅さんの「瞳をとじて」の音楽・プロモーションビデオのイメージですが。 次作はまた、サプライズを追求したミステリーを期待しています。どうぞ、お体に気をつけて。今冬の成城大学での講演も楽しみに待っています。 草々 平成二十六年九月七日 一人のファンより | ||||
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