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弥勒の掌
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弥勒の掌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 1~20 1/3ページ
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浮気が原因で冷戦状態にある男性教師の妻が失踪、新興宗教が関係しているらしい。他方、ある刑事の妻が殺害され、彼は犯人を暴こうと、教師を巻き込んで、非正規捜査を始める。確かに、新興宗教は実在し、どうやらそれが刑事の妻を殺したようだ。更に男性教師の妻も殺された。しかも二人ともラブホテルで屍体が発見されている。 という筋のミステリで途中まではわくわくしたが、「このことは積極的に嘘は書いていません」的な記述トリックがメインで、食傷気味だ。そして最後のオチは「わざわざいらないかな」というものだった。 | ||||
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殺戮にいたる病を読んで好きになりました この作者の作品は大変読みやすいですね 本作も凄く怖かったです | ||||
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事件解決役が、そうなるのかと ニヤニヤしてしまった オチにいたる、話しの構成がズルいけど、 勝手に、そう言うルールでしょ?って思っている自分が悪いのです だいたい、 殺人事件があったら最後は悪と戦うに決まっている そんな決めつけも悪いのです 決めつけは良くない そんな話しです | ||||
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我孫子武丸さんの文章が読みやすくて大好きです。 現実にありそうな恐さが良かったです。 | ||||
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どうだ!このオチすごいだろ!と言いたいんだろうけど、終始ぬる〜いミステリー小説だった。 こんな施設使い邦題なら教団の会員になってもよさそうだなぁ、と。そこだけがやけに面白かった。 | ||||
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オチ以外は本当によく出来ています。 急速に勢力を拡大する教団の謎に迫る、ところまでは本当に面白かったのですが、終盤が急ぎ足というか雑に風呂敷畳んだ印象です。 必然性の感じられないご都合主義なオチでした。 我孫子先生はこれだけ面白い文章が書けるなら変則的なオチにこだわる必要無いんじゃないかな?と感じてしまいました。 | ||||
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新興宗教を題材にしたミステリーには、他に「慟哭」がありますが、ミステリーとしてもストーリーとしても、こちらの方が数段上だと感じた。描写に過不足がなく、展開にも不自然さや無理が感じられない。ただし読後感はいいとは言えないかも、、、、。 | ||||
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予想してた展開を見事に裏切られました!あらすじなどは見ないで読み始めるのが好きなので、奇妙な目次も先が読みたくなり一気読みにつながりました。 | ||||
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読み終われば、救いの無い物語だった。 妻の突然の失踪に途方に暮れる高校教師の辻と、妻を殺害された汚職刑事の蛯原は事件に謎の宗教団体が関与していることを知るが… なかなか事件の核心に迫らぬ、イライラするようなストーリー展開に、気付けばページも残り僅か。もっと違う、驚愕の展開を予想したのだが… | ||||
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クズな2人の主人公の不快な話でしたが結末をどうつけるのかという点では強引でしたし、後日譚でもあれば主人公側にとって末路は良くないだろうなとは思いますが別の意味で新興宗教と現代技術の結びつきの怖さみたいなものは描かれているなと思いました。そういう意味で興味深かったので後味は悪いながらも評価は4としました。今はまともな宗教と認知されているものの中にも多かれ少なかれこういう騙しみたいなことは行われてきたんだろうなと思います。そこには信者のためを思っての独善的な醜悪な方便もあったかもしれませんね。それでなくてもどんなに教祖が善人でもどんな宗教にも悪い信者も幹部も入ってくるのは避けられませんからね。 | ||||
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我孫子さんの本は好きでよく読みます。 こちらも楽しく読めました。 | ||||
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裏表紙で驚愕の結末が待ちうけますと銘打ってあるので、我孫子氏としては名作「殺戮にいたる病」以来の衝撃オチのある作品だと思い読んだが、最初に思ったような叙述系ではなかったのがやや意外だったが、要するに本作は叙述系でのオチではなく、ちゃんと話の展開で驚愕のオチを志向した意欲作だと言える。 正直オチは煽り過ぎの感があり、最初からオチが凄いのだろうと思って読むとやや肩透かしである。ミステリー的なオチというよりバッドエンディング系の皮肉の効いたブラック系オチ。このオチありきの話の構成なので、小説としての重厚さには欠けるきらいがあるが、最後まで結末めがけてストレートに盛り上げていく手腕はさすが。トリックのネタ的には初期の「0の殺人」を発展させたような感じだ。 殺戮にいたる病ほどの衝撃はないが、最後まで楽しめる秀作である。 | ||||
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最後のまとまり感は納得です。情報化の波をうまくつかみ、それを小説に仕上げた点はみごとです。 が、殺人の動機が弱い。といいますか、ことの弾みのような理由で殺してしまうのか、と腑に落ちない。 ラストに結びつけるため無理矢理殺人を犯させたのだろうと邪推してしまう。現実感が薄い。 ただし、登場人物間の皮肉なすれ違いや、宗教団体の裏側など、ニヤリとさせられる結末であったので、 ☆三つ。 | ||||
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本格の雄、我孫子武丸が放つ本格捜査小説、というふれこみだ。 同じ時期に起きた2つの事件にかかわる捜査の過程が、それぞれの関係者の主観視点を行き来しながら、すこしずつ平行しながらこまごまと書き込まれていく話は、確かに捜査小説といってよさそうである。過去の事件を引きずり続けている一教師にからむ事件と、なにやら怪しい行動が目立つはみ出し刑事にからむ事件とが、読み進むにつれ交錯してゆき、さらにうさんくさい宗教法人が徐々に前面に出てきて、、、と、まぁ、近年のミステリの王道ともいえる進め方だ。 しかし、このストーリ展開で進んでいるものが最終的にこのような結末に落ち込むとは、これは絶対に予想不能だ。(我孫子氏おそるべし。) 読者がひっかかるポイントというか伏線は大きく2つあると思うが、あまりにさりげないのだ。最後まで来てから、まいったな、という感じ。信じていたものがガラガラ崩れ落ちる、と。 ・・・なのですが、だまされかたが余りにもストレートなので、逆に爽快ですらある。説明に矛盾もなく、最後の最後に話はチャンチャンと収まる。 面白い作品です。 | ||||
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なかなかイラッとさせられる結末です。 どうしてそうなる?どうしてそうする?というような納得いかないところがチラホラあります。 気の弱い主人公に辟易させられました。 | ||||
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なかなかイラッとさせられる結末です。 どうしてそうなる?どうしてそうする?というような納得いかないところがチラホラあります。 気の弱い主人公に辟易させられました。 | ||||
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文庫版のカバーの紹介文に驚天動地の結末がなんたらかんたらと書かれていたので「殺戮・・」並みのエンディングを期待してガッカリさせられました。 あの文さえなければもうちょっと驚いたかも知れません。笑 | ||||
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文庫版のカバーの紹介文に驚天動地の結末がなんたらかんたらと書かれていたので「殺戮・・」並みのエンディングを期待してガッカリさせられました。あの文さえなければもうちょっと驚いたかも知れません。笑 | ||||
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「殺戮にいたる病」のトリックが、あまりにも、華麗で読後感の衝撃が強烈だったので、期待して読みました。文庫の帯の台詞を鵜呑みし、「殺戮〜」を超える鮮烈なトリックを予想していました。しかし、トリックは微妙。衝撃は無いですね。題材は良いだけに、残念です。 | ||||
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